鈴虫寺(華厳寺)の御朱印~鈴虫の音色をBGMにおもしろ説法~(京都府京都市西京区)

住 所京都府京都市西京区松室地家町31
宗 派臨済宗
由 緒1723年、鳳潭上人が華厳宗の再興のために創建したお寺です。1868年、臨済宗に改宗。1950年頃、8代目住職が命を燃やして精一杯鳴いている鈴虫の音色に禅の悟りの境地を感じ、鈴虫の飼育を始めました。当時はエアコンがなく、温度管理に相当な苦労をしたそうです。そんなこんなで、1年中鈴虫の鳴き声が聞けるようになるまで約28年かかったといいます。試行錯誤の結果、現在では卵から孵化させ繁殖できるまでに技術が向上し、常に約10000匹が成虫の状態らしいです。そんなこんなで、1年中、鈴虫の鳴き声が聞けることから鈴虫寺と呼ばれてます。
HP京都嵐山観光の寺 鈴虫寺
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境内入口

●境内入口

鈴虫と説法で人気の鈴虫寺に到着。

1年中鈴虫の音色が鳴り響くお寺として有名です。また、おもしろ説法が聞けるお寺として人気のお寺です。


通称・鈴虫寺として有名ですが、正式な寺号は華厳寺といいます。


石標のの漢字が虫3つになってました。

このお寺にはめちゃくちゃたくさん鈴虫がいますよ~ということを表現してるのでしょうか?


境内入口にはもう1つ鳳潭でらと書かれた石標が立ってました。

ちなみに鳳潭とは、開山・鳳潭上人のことです。
鈴虫寺という通称が世に広まるまでは、鳳潭でらと呼ばれていたのかなぁ。

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参道と山門

●参道

そんなこんなで、参拝開始。

『今日は普通の週末だし、朝一だから開門30分前の到着で大丈夫だろう』とノンキに構えてたらすでに山門前は長蛇の列!
こんなにも人気のお寺だったとは・・・完全にナメてました!

これを漢字で表すと人3つ


ならぬ


そんなことより、今こうして写真を撮ってる間にも続々と列が伸びている(汗)
早く並ばなきゃっ!


●山門

そんなこんなで列に並び、良い子して待つこと数十分。
開門時間となりいざ境内へ。


●本堂と客殿

手前 → 本堂
奥 → 客殿

ちょちょちょ、本堂で参拝させて~!
という心の叫びも虚しくオートマチックに客殿に吸い込まれていきました。


●客殿

そして客殿内へ。
長机がズラ~と並べられた客殿内。
早い者勝ちで、SS席(いい席)から埋まっていきます。
なかには慣れた足取りで進んでいくベテランさんもチラホラ。どうやらリピーターが多いお寺のようです。
ちなみに堂内は撮影禁止です。

そんなこんなで念写を試みましたが、どうも無理そうだったので、ここからはイラストでお伝えします。


客殿内では、約3000匹の鈴虫が大合唱してました。

1年中、鈴虫の音色を聞くことができるので通称・鈴虫寺と呼ばれています。

1950年頃、8代目住職が命を燃やして精一杯鳴いている鈴虫の音色に禅の悟りの境地を感じ、鈴虫の飼育を始めました。当時はエアコンがなく、温度管理に相当な苦労をしたそうです。そんなこんなで、1年中鈴虫の鳴き声が聞けるようになるまで約28年かかったといいます。

試行錯誤の結果、現在では卵から孵化させ繁殖できるまでに技術が向上し、常に約10000匹が成虫の状態らしいです。


そんなこんなで、説法開始。
鈴虫の音色をBGMに寿々むしというウマウマなお菓子とお茶を飲みながら面白説法を堪能してきました。

ネタバレしちゃいかんので説法の内容は書きませんが、プロの作家さんを付けてるのかと思うくらい確実に笑いをとっていくお坊さん!勝手ながら失礼ながら笑福亭鈴虫と命名。まるで落語を聴いてるようでした。

気が付けば鈴虫が鳴いてることを忘れてしまうくらい説法に引き込まれてました。

最後のオチを聞いた時は、おぉぉぉ~と関心しちゃいました。


ちなみにこちらが寿々むしというウマウマなお菓子です。

客殿内は250人くらい入れそうです。
1公演約30分ですので、思っていたより回転率はいいです。

あと隣の席の人が近いので、自分のスペースが異常に狭いです。
私は最初正座をしていたので、途中足を崩すときに両サイドの人にガンガンぶつかっちゃって変な汗が出ました。
ということで、席に着いたら正座などせずに楽な姿勢でいることをオススメします!(余計なお世話ってか)



そんなこんなで、約30分の面白説法の後はミニ庭園をグルリとします。 もちろんこの時間も、オートマチックに人が流れていきます。


基本的に、山門前 → 客殿 → 説法 → 庭園 → 本堂まではオートマチックです。立ち止まることはできません。

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本堂

●本堂

そんなこんなで、ミニ庭園をグルリとして本堂前に到着。
ほぼ9割の方がスルーしてましたが、ちゃんと本堂があります!

そんなこんなで、やっとこさ本堂で参拝することができました。


●本堂
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
・本尊は大日如来像
・宗派は臨済宗

額には、正式な寺号であります華厳寺の文字。
火灯窓付きの小ぶりなお堂でした。


●本堂と客殿

ちなみに、とっても小さなお寺です。

1匹くらい逃げ出した鈴虫いないかなぁ。
とか思いつつ。

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幸福地蔵菩薩

●幸福地蔵菩薩

そんなこんなで、お寺を後にしようすると、山門前が大フィーバー!

お地蔵さんの前には幸福御守を持った参拝者でごった返してました。



なんと、この幸福地蔵菩薩さんは、日本で唯一のわらじを履いたお地蔵さん
説法終了後、客殿内で幸福御守を購入し、幸福地蔵菩薩さんの前で願うとお家にお地蔵さんが歩いて会いに来てくれるんですって!

だからわらじを履いてるのかぁ!

幸福御守を持って、幸福地蔵菩薩さんにお願いする時は、ちょっとしたルールがあります。

幸福御守のの字だけが出るようにして、合唱した手に幸福御守をはさみ

自分の住所と名前を幸福地蔵様に伝える
家族や友人や入院中の人のためにお願いする時は、その人の住所や病院の住所や部屋番号などを伝える

今どうしても叶えたい願いを1つ

自分だけの幸せじゃなく、皆が幸せになる願いを伝えます

するとお地蔵さんが歩いて会いに来てくれるそうです!

そして願いが叶ったら必ずお礼参りをする。

以上が、幸福御守の参拝ルールです。

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境内の風景

●境内の風景

そうこうしてると、次の説法待ちの列が動き出してきました!

山門前はさらにカーニバル状態。

説法も面白いですし、人気が出るのも納得です!
そりゃ鈴虫くんも張り切って音出しますわっ!


ちなみにミニ庭園からは開放的な景色が望めました。

参拝後、オバ様とお話しをする機会がありました。
オバ様は今回で3回目の参拝なんですって。
こんな感じでリピーターもたくさんいるんだろうなぁ。
私も機会があったら再訪したいです。

御朱印

●御朱印
御朱印は客殿内で頂きました。
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鈴虫寺(華厳寺)の地図

 

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