亀山八幡宮の御朱印|亀ずくしの関の氏神|ミラクルボールの鳥居|日本を目覚めさせた亀山砲台|金子みすゞゆかりの地|床屋の発祥地|(山口県下関市)

所在地山口県下関市中之町1−1
祭 神応神天皇・神功皇后・仲哀天皇・仁徳天皇
由 緒創建当時、この地は島だったという。859年、奈良・大安寺の行教が大分・宇佐神宮から京都・石清水八幡宮に八幡神の分霊を勧請する途中、 勅使がこの島に停泊したそうです。その夜『この山は清浄な地なので、しばらく祀ってから先へ進んでほしい』と神託があったという。そんなこんなで、勅使が国主に命じ仮殿を造営させてお祀りしたのがこの神社の始まりといいます。以来、関門海峡鎮護の神社として歴代領主の大内氏・毛利氏などから崇敬を受け、下関の総鎮守・長門国三宮となったそうです。1874年に郷社。1901年に県社。1968年に別表神社に列し、下関60ヶ町の氏神様として現在に至ります。
HP関の氏神 亀山八幡宮公式ホームページ
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大鳥居と手水舎と玉紫の玉垣


下関の人気観光スポット・唐戸市場、海響館、カモンワーフから徒歩すぐのところに鎮座する亀山八幡宮に到着。

亀山八幡宮は、下関60ヶ町の氏神様として尊崇されているらしく、通称・関の氏神と呼ばれてるんだって。

その他、地元の方から亀山さま亀山さんと呼ばれ、親しまれているそうです。


創建当時、この地はだったそうです。

その島はの形に見え、さらに日照りが続くと亀甲模様の亀裂が現れていたことから、亀山島と呼ばれていたんだって。

そのことが亀山八幡宮という社名の由来といわれています。

その他、八幡神社の総本宮・宇佐神宮(大分)の上宮が亀山に鎮座していることから、亀山八幡宮という社名になったともいわれています。


●大鳥居

●大鳥居
・1933年再建
・高さ 12.7m
・幅 15.15m
・柱直径 1.2m
・総重量 50t
・御影石製
・明神鳥居

まず最初に登場するのは大きな鳥居

なんとこちら、御影石製の鳥居としては日本最大の鳥居だという!

どうやらこれは山口県の徳山湾に浮かぶ黒髪島で産出された白御影石で造られた鳥居らしいです。

黒髪島は最高品質の御影石(徳島石)が採堀されることで有名です。
ちなみに国会議事堂の石材の多くは黒髪島産の徳島石が使われています。

柱には継ぎ目はなく、現在この大きさの白御影石はなかなか見つからないんだって。


●扁額
・縦 約3m
・横 約1.5m

扁額には亀山宮と書かれておりました。

鳥居も大きけりゃ、扁額もデカい。
なんとこの扁額は畳三畳分の大きさがあるという!

って、なんか違和感・・・

字に何か挟まってる!

ということで、カメラをズーム。


じゃじゃ~んっ!

なんと、山の部分にボールがハマってるという!(笑)

ミラクルボール!

噂によると、昭和30年代に神社の近くで野球の練習をしていた人がいたそうです。

そしてその人が打った球が扁額に直撃!
その球が偶然にも山の文字にハマってしまったんだって(笑)

半世紀以上経っても落ちてこない・・・雨風にさらされても朽ちないボールって凄いと思いました。

もしかしたら、落ちない = 合格祈願の御利益があるかも知れませんよ。


面白いのは、下関商業高校野球部員が必勝祈願にきたところ、昭和38年の春に甲子園初優勝!
さらに夏の甲子園では準優勝!

さらにさらに、翌年には早鞆高校が夏の甲子園に初出場!
そして準優勝したという!

これは偶然とは思えない御利益ですね〜。


●手水舎

●手水舎
・建立年不明
・銅板葺 切妻造

そんなこんなで、大鳥居をくぐって境内へ。

亀山八幡宮という社名だからか、亀の口から手水が出ていました。

帰宅後に知ったのですが、手水舎の近くには大坂屋の売れっこ遊女・玉紫さんが寄進した玉垣があるという。

見事に見逃して帰りましたねぇ・・・。

ということで、どこかに偶然写ってないかなぁ~・・・

と思って写真を探してみたら、あった!

それがこちら、はいドン!

●玉紫の玉垣

●玉紫の玉垣
・1812年寄進

ギリギリ写ってた!


ちなみに下関の遊廓は、壇の浦の戦いで滅亡した平家の女官が生活のために遊女となって身を売ったのが始まりといわれ、遊廓があった稲荷町(現・赤間町)は日本遊廓の発祥地といわれています(諸説あり)


稲荷町には9軒の遊廓があったそうですが、その中でも大坂屋は最も大きかったそうです。

玉紫さんはその大坂屋で売れっ娘だったというのだから下関遊廓でトップクラスの遊女だったのでしょう(想像)

下関の遊廓は、平家の女官がルーツだからか、他国の遊廓とは違い特別の格式を持っていたといわれています。

女郎は客よりも上座に座り、他の遊廓では許されなかった足袋をはくことも認められていたんだって。

下関は源平、巌流島、激動の幕末などの歴史が有名ですが、遊女の歴史もなかなか興味深いですねぇ。
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拝殿

●拝殿

●拝殿
・建立年不明
・銅板葺 妻入り入母屋造

御祭神は八幡神社でお馴染みの応神天皇神功皇后仲哀天皇仁徳天皇

859年に奈良・大安寺の行教上人宇佐神宮から石清水八幡宮に八幡神の分霊を勧請する途中、勅使がこのに停泊したそうです。

その夜『この山は清浄な地なので、しばらく祀ってから先へ進んでほしい』と神託があったことにより仮殿を造営。

それがこの神社の始まりといいます。

以来、関門海峡鎮護の神社として歴代領主などから崇敬を受けて栄えたそうです。

戦国時代には守護大名・大内義隆さんが550石を寄進。

さらに、大内氏のあと長門国を治めることになった毛利氏が300石を寄進。
幕末の1867年には毛利氏によって剣馬が寄進されたそうです。


古くから関門海峡は外国船の航路になっていたため、下関は外国との交流がありました。

室町時代には遣明船が立ち寄り、太刀を奉納して航海安全を祈願したと伝えられています。

そして戦国時代には守護大名・大内義興さんが朝鮮国の国主に亀山八幡宮の修復を要請したともいわれています。

外国に社殿の修復を要請するとは・・・やるなぁ大内さん!

ちなみに行教上人は宇佐神宮から石清水八幡宮に御分霊を勧請する途中、北九州市門司の甲宗八幡宮や愛媛県今治市の栄福寺にも立ち寄っています。

甲宗八幡宮の御朱印~源平ゆかりの神社~(福岡県北九州市門司区)
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栄福寺の御朱印|四国霊場 第57番|まさかの犬寺!箱車伝説は実話だった!?ボクは坊さんのロケ地|四国八十八ヶ所 車遍路の旅(愛媛県今治市)
所在地愛媛県今治市玉川町八幡甲200宗 派高野山真言宗札 所四国八十八ヶ所 第57番前後札所・前 → 第56番札所・泰山寺・後 → 第58番札所・仙遊寺本 尊阿弥陀如来真 言...
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お亀明神社とお亀イチョウと金子みすヾ

●お亀明神社

●お亀明神社
・御祭神 お亀明神

もともとこの地は島でしたが、江戸時代の始め頃に長州藩主・毛利氏が埋め立て工事をして陸続きにしたそうです。

関門海峡は潮の流れが急なため、埋め立て工事は困難を極めたんだって。

そこで長州藩は人柱を募集!

そして人柱募集の立札を見たお亀という遊女が立候補して人柱となりました。

お亀は白衣に身を包み、月夜の海に身を投じて埋立の礎石となりました。

それ以来、急潮に悩まされることなく難工事が終了したという。

そんなこんなで、この社には人柱となったお亀さんが祀られています。


●お亀イチョウ

お亀明神社の背後にはお亀イチョウと呼ばれる立派な銀杏が立っていました。

このイチョウは人柱となったお亀さんの功績を讃えるために植えたものといわれています。

お亀さんは疱瘡を患っていたらしく、顔にアバタがあったといわれています。

お亀イチョウのにはたくさんの斑点があるらしく、これはお亀さんのアバタが残ったものといわれてるんだって。

ちなみに、明治時代に天然痘が流行した際、お亀イチョウの実は疫病除けのお守りとして知れ渡り、たくさんの人が求めにきたといわれています。


●亀の池

お亀明神社の前には亀の池がありました。

山八幡宮という社名からか、はたまたお亀さんにちなんでか、池にはたくさんの亀ちゃんがおられました。

戦前にはもいたそうですよ。

亀は水中でも陸上でも生きることができることから、あの世この世を行き来できる神聖な生き物とされています。


そんなこんなで、亀観賞。

たくさんいますねぇ。


亀の上を亀が歩くほど、たくさん亀がいます。


そうこうしてると亀の上に鳩が着地!

亀の上を鳩が歩くほど、たくさん亀がいます。


●金子みすゞと亀山八幡宮

ちなみに童謡詩人・金子みすヾさんは、この池を題材にして噴水の亀の詩を作っています。

●噴水の亀
お宮の池の噴水は
水を噴かなくなりました

水を噴かない亀の子は
空をみあげてさびしさう

濁った池の水の上 落葉がそつと散りました


●鶴
お宮の池の丹頂の鶴よ

おまへが見れば、世界ぢゆのものは
何もかも、網の目がついてゐよう

あんなに晴れたお空にも
ちひさな私のお顔にも

お宮の池の丹頂の鶴が 網のなかで靜かに羽をうつときに

一山むかうをお汽車が行つた


その他、金子みすヾさんは亀山八幡宮を題材にして2つの詩を作っています。

●夏越まつり
ぽつかりとふうせん
瓦斯の灯が映るよ

影燈籠の人どほり
氷屋の聲が泌みるよ

しらじらと天の川
夏越祭の夜更けよ

辻を曲ればふうせん
星ぞらに暗いよ


●雨の五穀まつり
ざんざの雨に流された
五穀まつりの夜更けて
いまはちらほら星が出た

誰もとほらぬ、ぬかるみに
消えた提灯映つてる

遠い通りを自動車で
わつと囃して通るのが
空ゆくやうに、きィこえた

ひとつ、ふたつ、みィつ
お空に星がふゥえた

どこかの軒の提灯が
またひとつ、消えた


金子みすゞさんは、1903年に山口県長門市の仙崎で生まれました。

1923年、20歳のとき、母の再婚先である下関上山文英堂本店に移り住み、を書き始めたといわれています。

みすゞさんはわずか5年の間に512編の作品を作り、若き童謡詩人の巨星として注目されましたが自殺。。

26歳の若さでお亡くなりになりました。


ちなみに亀山八幡宮の近くには金子みすゞ詩の小径金子みすゞ顕彰碑(寿公園)がありました。



ついでに、こちらは以前訪れた金子みすゞさんの故郷・山口県長門市仙崎の写真です。

みすゞさんのお墓参りをしてきました。

八阪神社の御朱印|金子みすゞゆかりの祇園社|(山口県長門市仙崎)
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遍照寺の御朱印情報|金子みすゞの墓所|(山口県長門市仙崎)
所在地山口県長門市仙崎今浦町1776宗 派浄土真宗本願寺派由 緒1492〜1500年に正因法師が開基したお寺だそうです。江戸時代前期と昭和時代に焼失しますが、その都度再建され現在に至るそうです。童謡詩人・...
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亀山砲台跡

●亀山砲台跡

境内には亀山砲台跡がありました。

近代日本の幕開けを告げる一撃を放った砲台です!

●亀山砲台とは?

1853年、鎖国を行っていた日本に黒船が来航。
1854年、黒船の威圧に抵抗できず開国

1858年、天皇の許可を得ず、幕府が無許可日米修好通商条約に調印。

日米修好通商条約は日本に不利な条約だったため、日本国民は幕府外国不満を持ちました。

そこで外国を追っ払えという主張が広がりました。
この主張を攘夷といいます。

さらに不平等条約に調印した幕府に怒りを感じた人々は天皇中心の政治を行うべきという考えが広がりました。
それを尊王といいます。

そして尊王攘夷が結びついて尊王攘夷という思想が生まれました。

特に尊王攘夷運動に熱心だったのが長州藩
長州藩は明治維新の先駆けとして熱心かつ過激に尊王攘夷運動を起こしました。


1858年、井伊直弼は安政の大獄で尊王攘夷派を厳しく弾圧

吉田松陰など多くの尊王攘夷派の志士が投獄・処刑されました。
この行き過ぎた弾圧により、井伊直弼は桜田門外の変で暗殺されました。

その後、幕府は失った信頼を取り戻すため、朝廷と協力して政治を行おうと考えました。
これを公武合体といいます。

しかし孝明天皇は攘夷派


そんなこんなで、1863年に朝廷は幕府に攘夷を要求しました。
幕府はその年の5月10日に攘夷を行うと返答し、このことを諸藩にも通達しました。

そして攘夷決行の当日。
幕府も諸藩も攘夷を決行せず・・・。

ここで待ってましたと言わんばかりに長州藩が関門海峡を航行するアメリカ船に対して砲撃を行いました。

その1発目の砲弾が発射されたのがこの亀山砲台!

亀山砲台から発射された砲弾は、まさに近代日本の幕開けを告げる一撃だったのでありました!

日本の夜明け・・・亀山砲台は日本を目覚めさせた!

まるで目覚まし時計のようだね。

ちなみに1発目の砲弾は久坂玄瑞さんの号令のもとに発射されたといわれています。

その後、長州藩は英・米・仏・蘭の4ヶ国連合艦隊の報復攻撃を食らってコテンパンにやられてしまいますが、亀山砲台から放たれた1発があったからこその明治維新!

ここから日本が動いたのかぁ〜と思うと感慨深いものがありますねぇ。
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お亀茶屋跡と伊藤博文

●お亀茶屋跡

この神社は初代総理大臣・伊藤博文さんと妻・梅子さんが出会った場所といわれています。

1865年、刺客に追われた博文さんが亀山八幡宮に逃げ込んだ際、お亀茶屋のお茶子だった木田梅子さんがかくまって助けたという。

それが2人の出会いで、その1年後に夫婦になったんだって。

日本初のファーストレディはお茶子だったんですね!


もともと梅子さんは満足に字を読み書きできなかったそうですが、博文さんの妻として恥ずかしくないようにと猛勉強をはじめ、ファーストレディーとなった時にはあらゆる教養を身に付けて、外国要人と会話ができるまでに英語をマスターしたという!

しかし1909年、伊藤博文さんは腹部を銃で撃たれてお亡くなりになりました。

夫の死後、梅子さんはこんな歌を詠んでいます。

国のため光をそへてゆきましし
君とし思へど悲しかりけり

(これまで国のために光を照らし続けてきた。あなたのことを思うと悲しみが溢れてきます)

泣けますねぇ。


●神亀

●神亀
・2002年建立
・全長 130cm
・幅 70cm
・高さ 65cm
・重さ 650kg
・御影石製

ちなみにお亀茶屋跡には御影石製の神亀ちゃんがおられました。

この亀を撫でると長寿になれるそうですよ。

それにしても、この神社は亀だらけだなぁ。

日本一のふくの像と子持ち狛犬

●日本一のふくの像

●日本一のふくの像
・1990年再建

下関といえばフグ!
そんなこんなで、境内には日本一と称されるフグ像がありました。

ちなみに何が日本一なのかはわかりません(笑)

大きさが日本一なのでしょうか?


唐戸市場にもっと大きなフグ像がありましたがね・・・(-“-;) ??


そんなことより、下関ではフグのことをフクと呼び、幸福をもたらす魚として親しまれてるんだって。

もともとここには1934年に建立された初代のふく像があったそうですが、1944年に金属類回収令により供出。。

しかし1990年、ふく銅像再建推進委員会によって再建されました。

それが現在のふく像なんだって。

ちなみに、除幕式は平成29日(フクフクの日)に行われたという。

以後、毎年9月29日に航海安全・豊漁・商売繁盛を祈願するふく祭りが行われているそうですよ。

●伊藤博文とふく

1888年、初代総理大臣の伊藤博文さんが下関でふく刺しを食べた際、その美味さを絶賛したそうです。

そのことから、山口県は全国に先駆けてふくの食用禁止が解禁されたといわれています。

博文さん、ナイスです!


●子持ち狛犬

●子持ち狛犬
・1861年奉納
・像高 約1m
・総高 約2.6m
・御影石製

境内には子持ち狛犬ちゃんもおられました。

母親らしき吽形ちゃんには2匹の子供。
父親らしき阿行ちゃんには1匹の子供。

計5匹のファミリーになっていました。

ちなみに、子持ち狛犬ちゃんには子孫繁栄という意味が込められてるんだって。

床屋発祥の地と山陽道碑

●床屋発祥の地の碑

●床屋発祥の地の碑
・1995年建立

なんとこの地は床屋の発祥地だという!

気を抜けば毛が抜けるこの頃。

毎度毎度、美容師さんに薄毛の悩みを相談しております。

● 理美容業の祖・藤原政之とは?

北小路采女亮藤原政之と書いてきたこうじうねめのすけ藤原政之と読みます。

長いので以下政之と呼びます。

政之は藤原鎌足の子孫・藤原晴基の3男
京都出身のお方です。

1260〜1274年、京都御所で宝物を警備していた父・晴基宝刀を紛失してしまったという。

そんなこんなで、晴基は宝刀を無くした責任をとって浪人になりました。
そして晴基は息子・政之とともに宝刀探しの旅に出ました。

1268年、晴基と政之は宝刀の国外流出を防ぐため、朝鮮半島に近い下関に到着しました。
当時、下関には元寇に備えてたくさんの武士が集まっていたといいます。

そんなこんなで、下関で刀を探し続ける一方、晴基と政之は髪結職で高い収入を上げていた新羅人に髪結いの技術を学びました。

そして、武士などを相手にした髪結所を開きました。

その地がここ!
亀山八幡宮だという!

これが日本における理容・美容業の始まりといわれています。

その店には床の間があり、そこには亀山天皇を祀る祭壇と藤原家の掛け軸がありました。
このことから、髪結所は床屋と呼ばれるようになったという。

これが床屋の発祥といわれています。

その後、政之は髪結いの技術を高く評価され、亡くなるまで幕府で重宝されたという。

ちなみに、昭和の初め頃まで、全国の理容・美容業者は政之の命日である17日を毎月休業日にしていたそうです。

そんなこんなで、藤原政之さんは理美容業の祖として、理容・美容業界の方々から信仰されてるんだって。


●過去の発毛祈願

●御髪神社(京都府京都市右京区)
御髪神社の御朱印~日本唯一!毛根必勝の神社!~(京都府京都市右京区)
住 所京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町10−2祭 神藤原采女亮政之由 緒1961年、日本で最初に髪結職を起こした藤原采女亮政之を祀る神社として、京都市の理美容業界関係者が創建した神社です。日本で唯一の...

京都市の理美容業界関係者が創建した神社です。

日本で唯一の髪の神社として、理容・美容業者から厚い信仰を受けています。

また抜け毛・薄毛に悩む人からの信仰も厚いという。

そんなこんなで、御髪献納をしてきました!






・・・必死!


●山陽道碑

●山陽道碑
・1878年建立
・高さ 約1.2m

さらに境内には山陽道碑がありました。

かつてはここが山陽道の起点だったそうです。

つまりここが山陽道の最先端。
ここから船で関門海峡を渡り、九州の西海道へ通じていたんですね。



その他、境内には宮地嶽神社・熊鷹稲荷神社・恵比須神社・太閤蘇鉄・力石・扇塚などがありました。

とにかく見どころが多い神社でした!

唐戸市場と海響館とカモンワーフ

●唐戸市場

そんなこんなで参拝後、亀山八幡宮から徒歩すぐのところにある唐戸市場に行ってきました。


フグ喰うぜ~ぃ!

と意気込んでみるもやっぱり値段を見た途端になえました。

『お前、そんなにフグ好きじゃないだろ?』

と無理矢理、自分に言い聞かせ、フグ欲を抑えたひと時。


そんなこんなでフグ刺しは無理でしたが、海鮮丼やフグのお寿司などなど、いろいろ買って市場内で昼食をとりました。


ちなみに唐戸市場の屋上は芝生広場になっています。

食後の昼寝タイム。


●下関市立しものせき水族館(海響館)


亀山八幡宮から徒歩10分くらいのところにある海響館にも行ってきました。

海響館の目玉は世界各地のフグ。
その数、なんと100種類以上!

フグずくしやぁ〜。


●カモンワーフ

唐戸市場と海響館の間には、レストランや土産物店が立ち並ぶシーサイドモール・カモンワーフもあります。



その他、巌流島行きの舟乗り場があったり、ザビエル下関上陸の地の碑があったり、海峡ゆめタワーを望めたり、関門橋を望めたり、北九州の門司へ行ける関門連絡船もあったりします(乗船時間5分)

正直、このエリアだけで1日遊べます!

御朱印情報


●御朱印の種類
・亀山八幡宮の御朱印
・お亀明神社の御朱印

●御朱印の受付場所
・授与所

●御朱印の受付時間
・不明

●御朱印の料金
・各500円

●期間限定・特別御朱印
・古図御朱印
 初穂料 1000円
 見開き

・お亀銀杏御朱印(新緑・紅葉)
 授与期間 新緑は4~10月
      紅葉は11~3月
 初穂料 500円
 書置き
※郵送対応あり

・フォロワー限定御朱印
 Instagramフォロワー限定
 初穂料 500円

・ヨゲンノトリ御朱印
 亀山八幡宮Verとお亀明神社Verがあります
 見開き
 初穂料500円
 書置き
※郵送対応あり

・干支刺繍御朱印
 初穂料 1200円
 書置き

・干支御朱印
 初穂料 500円
 書置き
※郵送対応あり

・ふくおに御朱印
 初穂料 1000円
 書置き
※郵送対応あり

・干支切り絵御朱印
 初穂料 1500円
 書置き
※郵送対応あり

・ふく切絵御朱印
 授与日 2月9日と毎月29日
 初穂料 1500円

・菖蒲門御朱印
 授与期間 4月下旬~5月上旬
 初穂料 500円
 直書き可能

・八丁浜御朱印
 授与期間 4月下旬~5月上旬
 初穂料500円
 直書き可能

・三大祭夏越祭限定御朱印
 授与期間 7月中
 初穂料 500円
 見開き(直書き可能)

・三大祭夏越祭特別御朱印
 授与日 7月29日・30日
 初穂料 1000円
 見開き(書置き)

・三大祭秋季例大祭限定御朱印
 亀山八幡宮Verとお亀明神社Verがあります
 授与期間 10月中
 初穂料 500円
 見開き(直書き可能)

・初日の出御朱印
 授与期間 1月中
 初穂料 1000円
 書置き
※謹賀新年は15日まで

・鶴亀刺繍御朱印
 授与日 1月1日~2月3日
 初穂料1200円
 書置き

・節分祭限定御朱印
 授与日 2月1~3日
 初穂料 1000円
 書置き

・立春大吉御朱印
 授与日 2月1~3日
 初穂料 500円
 書置き

・建国記念の日奉祝御朱印
 授与日 2月11日
 初穂料 500円
 見開き(直書き)

・天皇誕生日奉祝御朱印
 授与日 2月23日
 初穂料 500円
 見開き(直書き)

・さくら御朱印
 授与期間 境内のサクラが開花している間
 初穂料 500円
 書置き

・桜花御朱印
 授与期間 境内サクラが開花している間
 初穂料 500円
 書置き

・端午の節句御朱印
 授与期間 4月中旬~5月中旬
 初穂料 1000円
 見開き(直書き可能)

・七夕の節句御朱印
 授与期間 6月下旬~7月中旬
 初穂料 1000円
 見開き(直書き可能)

・七夕御朱印
 授与期間 6月下旬~7月中旬
 初穂料 1000円
 見開き(書置き)

・重陽の節句御朱印
 授与期間 8月29日~10月17日
 初穂料 1000円
 見開き(直書き可能)

・キャンドルナイト限定御朱印
 授与日 関門海峡キャンドルナイト開催日
 初穂料 1000円(書置き)

・切り絵ふく御朱印
 授与日 毎月29日(2月は9日)
 初穂料 1500円
 書置き
※郵送対応あり

・黒金ふく御朱印
 授与日 毎月29日(2月は9日)
 初穂料 500円
 書置き
※郵送対応あり

・白金ふく御朱印
 授与日 毎月29日(2月は9日)
 初穂料 500円
 書置き
※郵送対応あり

・波乗りふく御朱印
 授与日 毎月29日(2月は9日)
 初穂料 500円
 直書き可能

・ふく刺繍御朱印
 授与日 毎月29日(2月は9日)
 初穂料1200円
 書置き

・金ふく御朱印
 授与日 2月9日 11月29日
 初穂料 500円
 書置き

・銀ふく御朱印
 授与日 2月9日 11月29日
 初穂料 500円
 書置き

・みずのえとら御朱印
 令和4年正月限定

※御朱印を頂くとアマビエの御朱印(無料)も頂けるそうです。

●終了した限定御朱印
・ゴールドポスト御朱印
・ふく笛を吹く娘御朱印
・あじさい刺繍御朱印
・かのとうし御朱印
・日本書紀編纂1300年記念御朱印
・教育勅語渙発130年記念御朱印
・初代ふく御朱印
・ふくの像再建30周年記念御朱印


●オリジナル御朱印帳

●サイズ
・16cm × 11cm

●初穂料
・2000円

●郵送対応のページ
・郵送対応のページはこちら
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参拝情報とアクセス

●開門時間
・境内自由

●拝観料
・無料

●最寄りの駅
・JR下関駅から徒歩35分
・JR下関駅から車で7分

●最寄りのバス停
・サンデンバス
 JR下関駅から乗車
 唐戸 バス停で下車 徒歩3分

●最寄りのIC
・中国自動車道・関門自動車道
 下関ICから車で10分

●駐車場
・無料の専用駐車場あり(30台)

・2012年7月15日 参拝
・2022年3月 更新

亀山八幡宮の地図

 

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