窓岩と曽々木海岸|窓岩の作者は源義経さん!?|(石川県輪島市町野町)

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窓岩と曽々木海岸

●窓岩

輪島市と珠洲市のほぼ中間にある窓岩に到着。

窓岩とは、国の名勝ならびに国の天然記念物に指定されている曽々木海岸にある奇岩です。

奥能登の景勝地として、また曽々木海岸のシンボル的な存在として知られています。

ちなみに窓岩と書いてまどいわと読みます。


文字通り、板状の岩の真ん中に窓のような穴が開いていることから窓岩と呼ばれています。

どうやら1200〜1500万年前に噴出した岩倉山流紋岩が、厳しい日本海の荒波によって侵食したものといわれています。

ちなみに穴の大きさは直径約2mなんだって。


かつて曽々木海岸は、能登の親不知(おやしらず)と恐れられた交通の難所だったらしく、台風や厳冬期には荒波が海岸線まで打ちつけ、旅人の往来を阻んでいたといいます。

そんな厳しい環境にさらされた曽々木海岸には、奇岩や大岩棚などが点在しているという。

そんなこんなで、窓岩周辺には垂水の滝せっぷんとんねる(接吻トンネル)千体地蔵など、自然がつくり出したアートを見ることができるんだって。


ネットの情報によると、運が良ければ窓の中に夕日がピッタリと納まった瞬間を見ることができるんだとか!

狙い目は春と秋らしく、特に10〜11月は高確率で見ることができるみたいですよ。

また、冬は波の花が大量に発生するそうです。

波の花は11〜2月頃の、波の高さが4m以上、北風が強いときに見られるそうです。
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源義経と能登平家物語

●窓岩と源義経

ちなみに伝説によると、源義経さんが岩に向かってを放ったところ、その矢が岩盤を貫いて穴が開いたともいわれています!

ということで、窓岩の作者は義経さん!?

一説によると、1187年、兄・源頼朝から追われる身となった源義経さんは、奥州に落ちのびる途中に能登の地に立ち寄ったといわれています。

おそらく、そのときに穴を開けたと思われます。

●能登平家の郷の碑

さらになんと!
この地は平家ゆかりの地だという!

●能登平家物語
平安時代末期、平清盛の妻・時子の弟であった平時忠が、壇ノ浦の合戦後に源氏の捕虜になったという。

しかし時忠さんは三種の神器のひとつ・神鏡を守ったという功績により減刑を願い出たそうです。

さらに娘・蕨姫を源義経に嫁がせたこともあることから、時忠さんは処刑されることなく能登流罪となりました。

ちなみに流刑先の能登では、親平氏貴族の働きかけにより丁寧に待遇されていたといわれています。

しかし1189年、時忠さんは現・珠洲市で生涯を終えました。

時忠さんが亡くなったことを知った源頼朝はその死を悼んだといわれ、さらに頼朝は都に残された時忠一族に圧迫を加えることをしなかったといいます。

ちなみに、時忠さんの子・時国は能登で生まれました。
輪島市には、時国を祖先とする上時国家と時国家の屋敷があるらしく、ともに国の重要文化財に指定されてるんだって。

同じく、時忠さんの子・時康を祖先とする則貞家の屋敷は珠洲市にあるそうですよ。

窓岩の義経さんといい、時忠さんといい、能登の地が源平ゆかりの地だったとはね!
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窓岩ポケットパーク

●窓岩ポケットパーク

窓岩の前は窓岩ポケットパークになっていて、駐車場はもちろんトイレベンチが設置されていましたので、波の音をBGMにのんびりと過ごすことができましたよ。


そんなこんなで、窓岩の周辺をプラプラとお散歩。

窓岩の裏はどうなってるのかな?

と気になってみたので近づいてみましたが、立入禁止になっていました。
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曽々木海岸

●曽々木海岸

その後、砂浜に座り長い黄昏をしてしまいました。

アクセサリーのような海藻や


宇宙人のような石を見つけたりしながらの黄昏でした(子供か)

気が付けば時刻は夕方付近。

本日は輪島市から珠洲市まで行くつもりでしたが、例のごとく寄り道ばかりしてしまったため、予定の半分で終了。

今日はここで車中泊します。
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奥能登の人気観光スポットまとめ

スポット情報とアクセス

●窓岩ポケットパークの利用時間
・24時間可能

●拝観料
・無料

●最寄りの駅
・のと鉄道 穴水駅から車で45分

●最寄りのバス停
・のと鉄道 穴水駅から能登中央バス 輪島行きに乗車(30分)
 輪島駅前 バス停で下車
 奥能登観光開発バス 曽々木口・宇出津行きに乗換(33分)
 曽々木口 バス停で下車 徒歩5分

●最寄りのIC
・のと里山海道
 のと里山空港ICから車で40分

・のと里山海道
 穴水ICから車で50分

●駐車場
・無料駐車場あり(50台)

窓岩の地図

 

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