垂水の滝|山から海へダイレクトに落ちる滝|(石川県輪島市町野町曽々木)

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垂水の滝

●垂水の滝

国指定名勝・曽々木海岸の断崖にある垂水の滝に到着。

垂水の滝と書いてたるみのたきと読みます。


垂水の滝は輪島市と珠洲市の境目にある八世乃洞門新トンネルのすぐそばにあります。

そのため、珠洲市方面から行く場合は正面に滝を見ることができるのでわかりやすいですが、輪島市方面から行く場合はトンネルを出ると背後に滝がありますので、気付かずに通り過ぎる可能性が高いです。


滝の落差は約35m

なんと、この滝は山から海へダイレクト流れ落ちるという全国的にも珍しい滝だという!

滝といえば山奥にあるイメージですが、このように海岸線にある滝は初めて拝見しましたよ!

海と滝のコラボ・・・今までありそうでなかった珍光景にちょっぴり感動しました。


駐車場から垂水の滝までは遊歩道が整備されていましたので、滝のすぐ近くまで行けました。


遠くからは白糸のような細い滝に見えましたが、下から見ると思っていた以上に水量があったのでなかなかの迫力でしたよ。

上手く写真で伝えることができませんでしたが、水しぶきが飛び散って迫力満点です!


ちなみに、この滝は別名・逆さ滝と呼ばれているみたいです。

どうやら厳冬期になると強風に吹き上げられた滝の水が、海に落下する前に吹き上がってしまうのだとか!

さらに極寒の日には、吹き上がった状態のまま凍ってしまうこともあるんだって!

滝と風の力比べみたいな感じで面白いですねぇ。


さらに冬の風物詩として知られる波の花が発生するスポットとしても有名なんだって。

波の花は11〜2月頃の、波の高さが4m以上、北風が強いときに見られるそうですよ。


ちなみに、垂水の滝の先にも遊歩道が続きますが立入禁止になっていました。

どうやら、2007年の能登半島地震で断崖が崩落してしまったみたいです。。

多分ですけど、この遊歩道は恋人の聖地・せっぷんとんねる(接吻トンネル)に続いていると思われます。


それにしても、波の轟音が凄まじい海岸でした。

力強く寄せては返す波を見ていると、時間を忘れてしまいます。


ザッバ〜〜〜ン!

ゴロゴロゴロゴロ・・・

ザッバ〜〜〜ン!

ゴロゴロゴロゴロ・・・

スゴいのよ、ゴロゴロ音が!

って、ゴロゴロって何の音!?!?

と、不思議に思って耳を傾けてみると、石が転がる音ということに気付く!

スゴっ!

寄せてくる波とともに海岸線に転がってきた石が、引き返す波とともに海に戻っていく。

肉眼では確認できなかったけど、海中ではそんな運動が繰り返されてるんだね!

こうやって石って丸くなるのか〜。

いや、いつか形が無くなってしまいそうなくらいエンドレスで激しいゴロゴロ音でしたよ!
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滝見亭

●滝見亭

垂水の滝の向かい側には滝見亭というお食事処がありました。

ということで早速、腹ごしらえ。


能登丼と悩みましたが、今日はイクラが食べたい気分!


そんなこんなで、サーモンとイクラの親子丼を食べてきました。

当然、ウーーーマでした!


ちなみに、お店の入口には平家の家紋がありました。

実は、能登は平家と関わりのある地だという。

壇ノ浦の合戦後、源氏の捕虜となった平時忠さんは能登流罪となりました。

輪島市には、平時忠の子・時国を祖先とする上時国家と時国家の屋敷があるそうです(国重文)

さらに珠洲市には、同じく平時忠の子・時康を祖先とする則貞家の屋敷があるそうですよ。

このお店の方も平家の末裔だったりして。
とかなんとか想像しつつ、丼を頬張る私なのでありました。
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奥能登の人気観光スポットまとめ

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スポット情報とアクセス

●利用時間
・24時間見学可能

●拝観料
・無料

●最寄りの駅
・のと鉄道 穴水駅から車で50分

●最寄りのバス停
・JR金沢駅から輪島特急バスに乗車(約2時間25分)
 輪島駅前 バス停で下車
 輪島駅前から北鉄奥能登バス(町野線)に乗換
 曽々木口 バス停で下車
 曽々木口 バス停から北鉄奥能登バスに乗換
 垂水 バス停で下車

●最寄りのIC
・のと里山海道
 のと里山空港ICから車で35分

●駐車場
・寄り道パーキングを利用(無料)
・駐車台数 普通車15台
      大型車3台
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垂水の滝の地図

 

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