所在地 | 山口県山口市嘉川265 |
---|---|
宗 派 | 高野山真言宗 |
札 所 | 山口十八不動三十六童子霊場 第11番 |
由 緒 | 701年、役小角が開創したお寺といいます。創建当初は青冷山 長福寺 成就院と呼ばれていたそうです。その後の由緒は不明ですが、1394~1427年に日誓法印が熊野三社権現を勧請して再興。戦国時代、大内家の祈願寺として栄えたといいます。江戸時代、第24世・宥円法印のときに災難に遭いますが、第25世・有範法印が再度復興し、1716年に青龍山 正福寺と改称。当時は嘉川八幡宮・于見折三神社の別当職だったそうです。しかし、1871年の廃仏毀釈・神仏分離令により第35世・霊厳法印が別当職を辞職し、小郡町中郷の浄誓寺と正福寺を合併して浄福寺と改称したそうです。 |
HP | 浄福寺 │ 山口県山口市にある青龍山浄福寺のHPです。 |
Contents
境内入口・山門
●境内入口
山口十八不動三十六童子霊場の第11番札所であります浄福寺に到着。
浄福寺と書いてじょうふくじと読みます。
山口市内の中心部から約15km離れた片田舎に位置するお寺さんです。
浄福寺の開基は修験道の開祖・役小角さん。
戦国時代には西国の大守・大内氏の祈願寺として栄えた古刹のようです。
●参道
到着後、まず最初に目を引くのは綺麗に刈り込まれたツツジ。
きっとシーズンになると鮮やかなフラワーロードになるんだろうなぁ〜。
●山門(鐘楼門)
●山門(鐘楼門)
・建立年不明
・瓦葺 切妻造
・一間一戸 楼門造
続いて、登場するのはスリムな楼門。
楼上の火灯窓から梵鐘が望めましたので、この門は鐘楼門のようです。
そんなこんなで、鐘を撞いて境内へ・・・
と言いたいところですが、紐が柱にくくられていたため、鐘を撞くことはできず。
山口十八不動三十六童子霊場の第11番札所であります浄福寺に到着。
浄福寺と書いてじょうふくじと読みます。
山口市内の中心部から約15km離れた片田舎に位置するお寺さんです。
浄福寺の開基は修験道の開祖・役小角さん。
戦国時代には西国の大守・大内氏の祈願寺として栄えた古刹のようです。
●参道
到着後、まず最初に目を引くのは綺麗に刈り込まれたツツジ。
きっとシーズンになると鮮やかなフラワーロードになるんだろうなぁ〜。
●山門(鐘楼門)
●山門(鐘楼門)
・建立年不明
・瓦葺 切妻造
・一間一戸 楼門造
続いて、登場するのはスリムな楼門。
楼上の火灯窓から梵鐘が望めましたので、この門は鐘楼門のようです。
そんなこんなで、鐘を撞いて境内へ・・・
と言いたいところですが、紐が柱にくくられていたため、鐘を撞くことはできず。
本堂・紅頗梨色阿弥陀如来
●本堂
●本堂
・1977年建立
・瓦葺 入母屋造
そんなこんなで、本堂で参拝。
この本堂は、1977年に檀信徒の篤き信仰心によって再建されたもののようです。
宗派は高野山金剛峯寺を本山とする高野山真言宗。
近郷最古の高野山真言宗寺院といわれています。
そんなこんなでお寺の方に声をかけ、堂内で参拝させてもらうことに。
それにしても、自然木の風合いを残した柱に萌えたひと時でした。
なかなか大胆なアイデアですね!
それよりもっと萌えたのがこの方々!
そんなこんなで、お寺の方に許可を頂き、仏像さんを至近距離から撮影。
って、紅頗梨色阿弥陀如来!?
初めて耳にする仏様なんですけど・・・(-“-;) ??
お寺の方いわく、紅頗梨色阿弥陀如来と書いてぐはりしきあみだにょらいと読むそうです。
●紅頗梨色阿弥陀如来坐像
というかスゴいんです台座がっ!
1番下には独鈷杵。
そして独鈷杵に対し垂直に立つ五鈷杵!
そして五鈷杵の先っちょに蓮華座があり、その上に仏像さんが座っておられるという!
何だこりゃ~ですよ!
宝冠と瓔珞(ネックレス)の如来さんといえば大日さん・・・しかしこのお方は阿弥陀さん!
肌が赤いので明王さん!?
と言いたいところですが阿弥陀さん!
いやいやいやそんなわけないでしょ~!?
と言いたいとこですが印相が上品上生。
ということで、紛れもなく阿弥陀さん!
まったくもって何だこりゃ~ですよ!
『この仏像さんは何でしょうクイズ』を出されたら大日如来明王と答えてしまいそう!
もしくは新大日如来!
阿弥陀如来さんと言えば浄土系のお寺さんっていうイメージがあるけど、ここは真言宗。
そんなこんなで、密教版の阿弥陀如来ということなんだね!
いやはや、本日も珍しいものを拝見できて有難き幸せ。
●愛染明王坐像
こちらはスタンダードな愛染さん。
ザ・密教って感じですねぇ。
●不動明王坐像
こちらもスタンダードなお不動さん。
ザ・真言宗って感じですねぇ。
ちなみに、こちらが山口十八不動三十六童子霊場の札所本尊のようです。
●本堂
・1977年建立
・瓦葺 入母屋造
そんなこんなで、本堂で参拝。
この本堂は、1977年に檀信徒の篤き信仰心によって再建されたもののようです。
宗派は高野山金剛峯寺を本山とする高野山真言宗。
近郷最古の高野山真言宗寺院といわれています。
そんなこんなでお寺の方に声をかけ、堂内で参拝させてもらうことに。
それにしても、自然木の風合いを残した柱に萌えたひと時でした。
なかなか大胆なアイデアですね!
それよりもっと萌えたのがこの方々!
そんなこんなで、お寺の方に許可を頂き、仏像さんを至近距離から撮影。
・左 → 愛染明王坐像
・中 → 紅頗梨色阿弥陀如来坐像
・右 → 不動明王坐像
・中 → 紅頗梨色阿弥陀如来坐像
・右 → 不動明王坐像
って、紅頗梨色阿弥陀如来!?
初めて耳にする仏様なんですけど・・・(-“-;) ??
お寺の方いわく、紅頗梨色阿弥陀如来と書いてぐはりしきあみだにょらいと読むそうです。
●紅頗梨色阿弥陀如来坐像
というかスゴいんです台座がっ!
1番下には独鈷杵。
そして独鈷杵に対し垂直に立つ五鈷杵!
そして五鈷杵の先っちょに蓮華座があり、その上に仏像さんが座っておられるという!
何だこりゃ~ですよ!
宝冠と瓔珞(ネックレス)の如来さんといえば大日さん・・・しかしこのお方は阿弥陀さん!
肌が赤いので明王さん!?
と言いたいところですが阿弥陀さん!
いやいやいやそんなわけないでしょ~!?
と言いたいとこですが印相が上品上生。
ということで、紛れもなく阿弥陀さん!
まったくもって何だこりゃ~ですよ!
『この仏像さんは何でしょうクイズ』を出されたら大日如来明王と答えてしまいそう!
もしくは新大日如来!
阿弥陀如来さんと言えば浄土系のお寺さんっていうイメージがあるけど、ここは真言宗。
そんなこんなで、密教版の阿弥陀如来ということなんだね!
いやはや、本日も珍しいものを拝見できて有難き幸せ。
●愛染明王坐像
こちらはスタンダードな愛染さん。
ザ・密教って感じですねぇ。
●不動明王坐像
こちらもスタンダードなお不動さん。
ザ・真言宗って感じですねぇ。
ちなみに、こちらが山口十八不動三十六童子霊場の札所本尊のようです。
観音堂・足尾大権現・地蔵堂・お願い地蔵
●観音堂
●観音堂
・1873年移築
・瓦葺 妻入り入母屋造
続いて、観音堂を参拝。
堂内には三十三観音・聖観音さん・文殊菩薩さんが安置されていました。
このお寺さんは、1871年に小郡町中郷の浄誓寺と正福寺を合併して浄福寺となっています。
その後、1873年に浄誓寺の本堂を移築したのが現在の観音堂なんだって。
●足尾大権現
続いて、足尾大権現を参拝。
足尾様のお身体をさすると足腰の悪いところが治るそうですよ。
それにしても、権現さんなのに菩薩像というところが面白いですねぇ。
●地蔵堂
●地蔵堂
・建立年不明
・瓦葺 切妻造
続いて、地蔵堂を参拝。
堂内には北向地蔵さんと水子地蔵さんが安置されていました。
北向地蔵さんは、どんな願いでも叶えて下さるそうですよ。
●お願い地蔵
続いて、お願い地蔵さんを参拝。
お地蔵さんというか石っ!
どうやら、おじぎをしたような形をしているため、いつしかお地蔵さんとしてお願いごとをされるようになったみたいです。
自然石のお地蔵さんとは珍しいですね!
●観音堂
・1873年移築
・瓦葺 妻入り入母屋造
続いて、観音堂を参拝。
堂内には三十三観音・聖観音さん・文殊菩薩さんが安置されていました。
このお寺さんは、1871年に小郡町中郷の浄誓寺と正福寺を合併して浄福寺となっています。
その後、1873年に浄誓寺の本堂を移築したのが現在の観音堂なんだって。
●足尾大権現
続いて、足尾大権現を参拝。
足尾様のお身体をさすると足腰の悪いところが治るそうですよ。
それにしても、権現さんなのに菩薩像というところが面白いですねぇ。
●地蔵堂
●地蔵堂
・建立年不明
・瓦葺 切妻造
続いて、地蔵堂を参拝。
堂内には北向地蔵さんと水子地蔵さんが安置されていました。
北向地蔵さんは、どんな願いでも叶えて下さるそうですよ。
●お願い地蔵
続いて、お願い地蔵さんを参拝。
お地蔵さんというか石っ!
どうやら、おじぎをしたような形をしているため、いつしかお地蔵さんとしてお願いごとをされるようになったみたいです。
自然石のお地蔵さんとは珍しいですね!
浄福寺古墳
●浄福寺古墳
●浄福寺古墳
・高さ 約5m
・上方の径 約18m
・底部の径 約40m
境内には古墳もありました。
古墳の入口には鳥居と狛犬ちゃんがおられました。
そして古墳の上には神社がありました。
どうやら、こちらには熊野権現がお祀りされているみたいです。
円墳っぽく見えたけど、お寺の方によるとこの古墳は前方後円墳なんだって。
一説によると、前方後円墳の後円部と考えられてるんだって。
ちなみに古墳には、たくさんの石仏さんが点在していました。
ミニ霊場かな?
面白いなぁ〜と思ったのがこの池!
お寺の方によるとこの池は古墳から出た排水が溜まってできた池なんだとか。
●浄福寺古墳
・高さ 約5m
・上方の径 約18m
・底部の径 約40m
境内には古墳もありました。
古墳の入口には鳥居と狛犬ちゃんがおられました。
そして古墳の上には神社がありました。
どうやら、こちらには熊野権現がお祀りされているみたいです。
円墳っぽく見えたけど、お寺の方によるとこの古墳は前方後円墳なんだって。
一説によると、前方後円墳の後円部と考えられてるんだって。
ちなみに古墳には、たくさんの石仏さんが点在していました。
ミニ霊場かな?
面白いなぁ〜と思ったのがこの池!
お寺の方によるとこの池は古墳から出た排水が溜まってできた池なんだとか。
宝篋印塔・十界香炉
●宝篋印塔
境内にはいくつかの宝篋印塔がありました。
●廻国成就記念碑
こちらも宝篋印塔かと思ったら、廻国成就記念碑という塔でした。
どうやらこれは昔の人が巡礼を無事に終えれたことを記念して建立した塔みたいです。
そのお方は坂東三十三観音・秩父三十四観音霊場を2度。
西国三十三所を1度。
四国八十八ヶ所を3度。
大峰山を33度も巡った強者のようです!
ちなみに、廻国成就記念碑の塔身には役小角さんが刻まれていました。
●十界香炉
あと、面白いな~と思ったのがこの香炉。
台座に十界が書かれているというね。
ちなみに十界とは、六道に声聞・縁覚・菩薩・仏を付け加えたもので、人間の心の全ての境地を十種に分類したものです。
地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人界・天界・声聞界・縁覚界・菩薩界・仏界を総称してが十界と呼びます。
境内にはいくつかの宝篋印塔がありました。
●廻国成就記念碑
こちらも宝篋印塔かと思ったら、廻国成就記念碑という塔でした。
どうやらこれは昔の人が巡礼を無事に終えれたことを記念して建立した塔みたいです。
そのお方は坂東三十三観音・秩父三十四観音霊場を2度。
西国三十三所を1度。
四国八十八ヶ所を3度。
大峰山を33度も巡った強者のようです!
ちなみに、廻国成就記念碑の塔身には役小角さんが刻まれていました。
●十界香炉
あと、面白いな~と思ったのがこの香炉。
台座に十界が書かれているというね。
ちなみに十界とは、六道に声聞・縁覚・菩薩・仏を付け加えたもので、人間の心の全ての境地を十種に分類したものです。
地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人界・天界・声聞界・縁覚界・菩薩界・仏界を総称してが十界と呼びます。
ご住職さん
●ご住職さん
というか、なんとご住職さんはジャズシンガーだという!
昼間は住職。
夜はジャズシンガー。
定期的にライブを行っているそうですよ。
ご住職さんは、浄福寺が明るく楽しい皆様の心の拠りどころになればと思っているみたいで、お寺でライブをしたりカラオケ大会をしたりしてるんだって。
な〜るほどね〜
だから本堂にモニターとスピーカーがあったのか!
そんなことより!
お寺の方からご住職さんのCDを頂きました!
ありがとうございます!!!!!
今、CDを聴きながらブログを書いています!
シャレオツ!
いい声!
ちなみにご住職さんのCDは本堂内で販売されております。
そんなこんなで、参拝終了。
本日は2寺5神社5朱印1資料館1CD1エビフライの特盛好成績!
Yさん、また一緒に旅しましょ~ぅ。
というか、なんとご住職さんはジャズシンガーだという!
昼間は住職。
夜はジャズシンガー。
定期的にライブを行っているそうですよ。
ご住職さんは、浄福寺が明るく楽しい皆様の心の拠りどころになればと思っているみたいで、お寺でライブをしたりカラオケ大会をしたりしてるんだって。
な〜るほどね〜
だから本堂にモニターとスピーカーがあったのか!
そんなことより!
お寺の方からご住職さんのCDを頂きました!
ありがとうございます!!!!!
今、CDを聴きながらブログを書いています!
シャレオツ!
いい声!
ちなみにご住職さんのCDは本堂内で販売されております。
そんなこんなで、参拝終了。
本日は2寺5神社5朱印1資料館1CD1エビフライの特盛好成績!
Yさん、また一緒に旅しましょ~ぅ。
御朱印情報
●御朱印の種類
・紅頗梨色阿弥陀如来の御朱印
・厄除不動の御朱印
●御朱印の受付場所
・本堂もしくは庫裏
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・各300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2018年2月22日 参拝
・2022年10月 更新
・紅頗梨色阿弥陀如来の御朱印
・厄除不動の御朱印
●御朱印の受付場所
・本堂もしくは庫裏
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・各300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2018年2月22日 参拝
・2022年10月 更新
参拝情報とアクセス
●開門時間
・不明
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR上嘉川駅から徒歩20分
・JR上嘉川駅から車で5分
・JR新山口駅から徒歩25分
・JR新山口駅から車で5分
●最寄りのバス停
・防長交通
宮の下 バス停から徒歩5分
●最寄りのIC
・中国自動車道
小郡ICから車で10分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり
・不明
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR上嘉川駅から徒歩20分
・JR上嘉川駅から車で5分
・JR新山口駅から徒歩25分
・JR新山口駅から車で5分
●最寄りのバス停
・防長交通
宮の下 バス停から徒歩5分
●最寄りのIC
・中国自動車道
小郡ICから車で10分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり