大師寺の御朱印情報|日本最古の写し四国・秋穂八十八ヶ所霊場の第1番札所|(山口県山口市)

所在地山口県山口市秋穂西120
宗 派真言宗御室派
札 所秋穂八十八ヶ所霊場 第1番
由 緒 1783年、遍明院 第8世・性海法印が弟子とともに四国八十八ヶ所を巡り、各札所から御符と敷地の土砂を受けて帰郷したそうです。そして、霊域を定めてそれぞれの地に土砂を撒布し御符を供えて、秋穂八十八ヶ所の札所としたのがこのお寺の始まりといいます。
HP山口市観光情報サイト 「西の京 やまぐち」 あいお・秋穂八十八ケ所霊場|秋穂八十八ケ所霊場・お遍路|
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境内入口と鐘楼


正八幡宮の境内を散策していると大師寺というお寺を発見。

位置的に見て、このお寺は正八幡宮の神宮寺なのかな?

かつては正八幡宮と神仏習合の形態をとっていたのかな?

って、そんなことは由緒に書いてなかったけど・・・(-“-;) ??

通常、神宮寺は神社に隣接して建てられることが多いけど、このお寺は神社の境内に建ってるというね!

ですので、正八幡宮と無関係のお寺ではなさそうなんだけど。

しかしどういったわけか、正八幡宮の由緒にも大師寺の由緒にも、そのことには触れてないんだよね・・・(-“-;) ??


●鐘楼
・1740年建立
・檜皮葺 入母屋造 袴腰
・山口県指定文化財

面白いなぁ〜と思ったのが、大師寺の目の前にある鐘楼

なんと、この鐘楼!

大師寺のものかと思ったら、正八幡宮・鐘楼という名で文化財登録されているというね。


この鐘楼の建立年は、正八幡宮の社殿と同じ1740年

どうやら正八幡宮の社殿とセットで建てられたもののようです。

鐘楼の建立年は1740年
大師寺の創建年は1783年

もしかしたら、大師寺が創建される以前は、この地に大師寺とは別のお寺があったのかも知れませんね。

そのお寺と神仏習合だったのかな?

そんなことは由緒に書いてなかったけど・・・(-“-;) ??

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秋穂八十八ヶ所霊場とは?


そんなことより、このお寺さんは秋穂八十八ヶ所霊場の第1番札所のようです。

日本各地に写し四国(四国八十八ヶ所を模した霊場)がありますが、なんとこの秋穂八十八ヶ所は日本最古の写し四国だという!

元祖・写し四国!

写し四国のパイオニア!

何気にとんでもない霊場なのです!

何気にとんでもない霊場なのに全く知名度がない秋穂八十八ヶ所霊場・・・。

私だったら『写し四国発祥の地!!!!』と、アドバルーンで猛宣伝しちゃいそうなネタなのですがね!

写し四国発祥の地だったりクルマエビ養殖発祥の地だったり、秋穂の歴史はアツいなぁ!

●秋穂八十八ヶ所霊場とは?

秋穂八十八ヶ所霊場は、山口市の秋穂地区秋穂二島地区を中心に開創された霊場です。

1783年、遍明院 第8世・性海法印が弟子とともに四国八十八ヶ所を巡り、各札所から御符と敷地の土砂を受けて帰郷したそうです。

そして、霊域を定めてそれぞれの地に土砂を撒布し御符を供えたのが秋穂八十八ヶ所の始まりといわれています。

秋穂八十八ヶ所霊場が開創された当初は、他宗派の寺院や村民から理解されず、お堂が破られたり、弘法大師像が持ち去られたりするなど、苦難の時期があったそうです。

しかし性海法印の熱い思いにより、少しずつ村民の心に浸透。
そして、弘法大師の教えは地域の隅々に布教され、他宗派寺院も協力していったという。

それ以来、秋穂八十八ヶ所霊場は地域住民の方々により大切に守られ、現在に至るそうです。


ちなみに秋穂八十八ヶ所霊場の総距離は約48km

歩き遍路だと、順調にいって約2日間の旅になるのだとか。

2日で48kmかぁ・・・私には無理そうだなぁ〜。

3日はかかりそうだぁ〜。

本場の四国八十八ヶ所ではおもてなしの文化であるお接待が根付いています。

この秋穂八十八ヶ所霊場でも、毎年旧暦の3月20日・21日に行われるお大師まいりでお菓子・お惣菜・お茶などのお接待があるそうですよ。

かつてはお遍路さんを家に泊めるお遍路宿(民泊)の風習もあったそうですよ。
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本堂と仁王像と犬像

●本堂

●本堂
・1917年建立
・瓦葺 宝形造
・本尊 弥勒菩薩

そんなこんなで、本堂で参拝。

大きな唐破風向拝が印象的なお堂でした。


そして、どことなくしぼんでいるように見える頂部の宝珠が面白いなぁ〜と思ったひと時でした。


本堂には小さな梵鐘が吊るされていました。

そんなこんなで木槌でゴ~ン♪というかカ~ン♪


そんなことより、御本尊は弥勒菩薩さん。

弥勒菩薩さんは、お釈迦さまが入滅して56億7千万年後に弥勒菩薩から弥勒如来ランクアップします。

そして現世に現れて全ての人々を救ってくれるという未来仏です。

ちなみに弘法大師さんは

『死んだら弥勒菩薩がおられる兜率天に行きたい。そして56億7千万年後に弥勒如来とともに現世に現れたい。』

と述べられています。

令和4年は釈迦が入滅してから2565年です。

56億7千万年後まであと56億6千9百9十9万7千4百3十5年あります!

そのときまで地球はあるのかぃ?

弥勒さんとお大師さまが帰ってくる場所があるのかが心配です。


あっそういえば!

正八幡宮は豊前国・宇佐八幡宮の御分霊を勧進したのが始まりだった!

宇佐八幡宮の神宮寺といえば弥勒

この大師寺は正八幡宮の境内にあり、さらに御本尊弥勒菩薩さん!

もしかして、正八幡宮の境内に大師寺があるのは、宇佐八幡宮の形式に倣ったものなのかも知れませんね!

となると、やはりこの大師寺は正八幡宮の神宮寺なのかも知れませんね。


本堂入口の両サイドには仁王さんがおられました。


このお寺には仁王門はなく、正八幡宮とのは不揃いのが並べられているだけでした。


そしてなぜか本堂にはオオカミのようなも安置されていました。

こここ・・・これは何だぃ!?

ネットの情報によると、この犬はポニーという名のシェパード。

ポニーは岡山県の兵学校で飼われていたらしく、実際に戦場に従軍したこともある軍用犬なんだって。

このポニーちゃんがどういった経緯で亡くなったのはわかりませんが、死後にこのお寺に祀られたのだという。

仁王さんはお寺を護る番人。
同じように、ポニーも番犬としてお寺を護ってるのかな?


そういえば正八幡宮の社務所にとてつもなく怖い番犬がいた・・・。

これ以上近づくと噛み殺されそうな勢いでしたよ。

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その他の見どころ


●地蔵堂
・建立年不明
・瓦葺 平入り切妻造

その他、境内には延命地蔵さんと水子地蔵さんを安置する地蔵堂がありました。


あと森に飲み込まれかけた建物もありました。

そんなこんなで、参拝終了。

いつか秋穂八十八ヶ所のお遍路をしてみたいですね〜。
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御朱印情報

見るからに無住のお寺なので、もしかして堂内にセルフサービスの御朱印があるかも?

と思い、堂内に入ろうとした瞬間、堂内からホウキを持ったお爺ちゃんが出てきました!

もの凄いナイスタイミングで!

すかさず御朱印をお願いしてみたのですが、そのお爺ちゃんはお寺の方じゃなかったというね。

どうやら、このお爺ちゃんは善意でお寺の清掃を行ってるっぽい。

秋穂八十八ヶ所霊場の由緒でも書いた通り、やはりこの大師寺は地域住人によって守られてきたお寺さんなんだな。

ちなみにタイミングさえ合えば御朱印を頂くことができるそうですよ。

●御朱印の種類
・秋穂八十八ヶ所霊場の御朱印(弥勒佛)

●御朱印の受付場所
・不明

●御朱印の受付時間
・不明

●御朱印の料金
・300円

●期間限定・特別御朱印
・なし

●オリジナル御朱印帳
・なし

・2011年11月5日 参拝
・2017年11月30日 再訪
・2022年10月 更新

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参拝情報とアクセス

●開門時間
・境内自由

●拝観料
・無料

●最寄りの駅
・JR四辻駅から徒歩1時間15分
・JR四辻駅から車で15分

・JR大道駅から徒歩1時間35分
・JR四辻駅から車で15分

●最寄りのバス停
・防長交通
 宮の前 バス停から徒歩5分

●最寄りのIC
・山陽自動車道
 山口南ICから車で15分

●駐車場
・正八幡宮の駐車場を利用(無料)

大師寺の地図

 

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