岩国護国神社の御朱印｜旧・関所山招魂社｜岩国市民の守り神（山口県岩国市）

所在地	山口県岩国市今津町６丁目１２−２３
祭　神	岩国の出身者ならびに関係者の英霊３０３１柱
由　緒	１８６８年、岩国藩主・吉川経幹が、維新前後の戦没者２２名の御霊を慰めるため、関所山に招魂場を建立したのが始まり。１８７０年には岩国藩兵・大林寅太郎など４名の戦没者を合祀。その後、西南・日清・日露・大東亜戦争の戦没者を合祀したそうです。もともとは岩国町関所山招魂社と称していましたが、１９３９年に岩国護国神社と改称。１９５３年、関所山から現在地に移転し、現在に至るそうです。

Contents

1 鳥居と参道と手水舎
2 拝殿と御祭神
3 岩国米軍基地
4 御朱印情報
5 参拝情報とアクセス
6 岩国護国神社の地図

鳥居と参道と手水舎

●鳥居①

白崎八幡宮の隣に鎮座してます、岩国護国神社に到着。

岩国護国神社と書いていわくにごこくじんじゃと読みます。

白崎八幡宮の隣に鎮座しているため、てっきり白崎八幡宮の兼務社なんだろうなぁ〜と思ったら、岩国護国神社はここから約４kｍ離れた椎尾八幡宮の兼務社だという。

白崎八幡宮が兼務した方が楽で効率がいいと思うんだけど、白崎八幡宮は山口県神社庁にイジメられて神社庁から脱退してるので、そうはいかないんだろうねぇ（個人的感想）

そんなこんなで、参拝開始。

●参道

岩国護国神社は小高い丘の上に鎮座しています。

もともとは関所山というところに鎮座していたそうですが、１９４５年に豪雨で境内が損壊したため、１９５３年に現在地へ移転・再建されたんだって。

調べてみると、岩国護国神社から約１kｍ離れた地に関所山城址があるので、おそらくその周辺から移転してきたのでしょう（推測）

関所山っていうくらいですから、かつてはそこに関所があったのでしょうか？

●鳥居②

そんなこんなで、階段を上りきると再び鳥居が登場。

●手水舎

そして、手水舎でお清め。

先ほど参拝した白崎八幡宮はポップな雰囲気の境内でしたが、さすが護国神社。

境内にはピリッと緊張感のある空気が漂い、自然と背筋が伸びてしまったひと時。

ということで、ピシッとした姿勢で男前の参拝。

白崎八幡宮の御朱印｜縁切り祈願｜神様がたくさんいる神社です（山口県岩国市）

所在地山口県岩国市今津町６丁目１２祭　神主祭神・応神天皇・仲哀天皇・神功皇后配祀神・武内宿禰命・建速須佐之男命・菅原道真・猿田彦大神・天宇受賣命・住吉三柱大神・宇賀御魂大神・少彦名神・大己貴神・建御...

拝殿と御祭神

●拝殿

御祭神は岩国の出身者ならびに関係者の英霊３０３１柱（２００４年４月１日時点）

この神社は、１８６８年に岩国領１２代領主ならびに岩国藩初代藩主の吉川経幹さんが、戊辰戦争などで戦没した岩国出身の英霊２２名を祀る関所山招魂場を建立したのが始まり。

１８７０年には、山口藩の兵制改革に不満を持った長州藩諸隊の反乱で戦死した岩国藩兵・大林寅太郎など４名を合祀したそうです。

しかし１８７１年、廃藩置県により吉川氏は岩国藩知事を免じられたため、祭費営繕費は全て吉川家が負担することになったという。

そのため吉川氏は関所山招魂場を山口県に寄付。

以来、山口県庁が管理することになり関所山官祭招魂社と称することに。

その後、西南・日清・日露・大東亜戦争の戦没者を合祀。

そして、１９３９年に岩国護国神社と改称したそうです。

しかし、戦後に日本がＧＨＱの占領統治下に置かれると、護国神社は軍国主義施設とみなされ、社号から護国の文字を外すことを余儀なくされました。

そんなこんなで他の護国神社同様、岩国護国神社も岩国神社と改称しますが、サンフランシスコ講和条約で日本の主権が回復すると、岩国護国神社に復称したそうです。