岩国白蛇神社の御朱印|蛇づくしの境内でシロヘビ観賞(山口県岩国市)

所在地山口県岩国市今津町6丁目4−2
祭 神 ・田心姫神・湍津姫神・市杵島姫神
・宇迦之御魂神(宇賀弁財天)
由 緒今津地域の人々をはじめ、岩国市民の長年にわたる白蛇の保護と信仰に基づき、2012年12月16日に広島県・嚴島神社の御祭神を勧請し、鎮座祭を斎行して創建された神社のようです。
HP岩國白蛇神社
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境内入口と狛蛇



本日は山口県岩国市を旅しています。

以前、岩国の人気観光スポット・吉香公園にあるシロヘビ観覧所(現・岩国シロヘビの館)で、職員さんが『岩国市の今津町にもシロヘビの観覧所があるよ〜』的なことを言っていたような!


ということで、白蛇今津観覧所に到着。

って、待て!

敷地内に神社建築が見える!

まさかこんなところで神社巡りができるとはね!

そんなこんなで、参拝開始。


まず最初に登場するのは狛犬ならぬ狛蛇!


古来より日本では白い動物は神聖な生き物として、神の使いとされてきました。

山口市には湯田温泉白狐


長門市白猿


そして岩国市白蛇!

山口は神使がたくさんいるねぇ。


あっ、あと秋吉台にはホワイトタイガーがいたりもします。

これは関係ないか。
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鳥居と手水舎と拝殿と本殿


続いて、鳥居が登場。

シロヘビだからか、白い鳥居となっておりました。

な〜んとなく鳥居が白蛇に見えてきたぞ。


続いて、手水舎でお清め・・・

と言いたいところですが、手水鉢には水はありませんでした



そんなこんなで、拝殿で参拝。

社殿は新築ホヤホヤ・・・

お賽銭箱もないし・・・

生命感もない・・・

なんだろう、この違和感は・・・(-“-;) ??


と思ったら、なんと!

シロヘビ観覧所の受付けの方がおっしゃるには、2013年の巳年に合わせて、2013年ヘビ年の元旦神社がオープンするんだとか!

それと同時に御朱印もスタートするんだとか!

本日は2012年11月23日

1ヶ月後じゃん!

それにしてもオープン前の神社に出逢うなんて初めてですよ。

この先もそうそう無いと思うので、貴重な体験ができてご満悦。


オープン前となるとまだ神様はいないのかな?

そんなこんなで、再び受付けの方に聞いてみると、

なんと!

2012年12月16日に広島県・嚴島神社の御祭神を勧請して鎮座祭を行うんだとか!

何度も言いますが

本日は2012年11月23日!

3週間後じゃん!

ということで、まだ社殿には神様は入居してない模様!

なんだなんだ、この珍事続きの参拝は・・・

なんだか楽しくなってきたぞ。


・・・

・・・・・・

時は過ぎ・・・

約5年2ヶ月後の2018年2月5日


再び、白蛇神社を参拝しました!

境内には明らかに前回とは違う空気が流れていました。

前回の参拝では感じることができなかった生命感がある!

そして、な〜んとなく神様の視線も感じる!


手水舎にも水がある!


お賽銭箱もある!

前回なかった注連縄までもある!


拝殿の横には新たに社務所が建っており、神職の方が常駐していて、たくさんの授与品もある!

御朱印御朱印帳も拝受することができました。

前回は時が止まったかのような境内でしたが、今回は肌で時間の流れを感じることができましたよ!


境内には3匹の蛇が巻きつく石灯籠があったり


蛇から手水が出ていたり


神紋が蛇の目だったり


蟇股にも蛇!(兎も)


蛇の絵馬や


おみくじも蛇!


そしてトイレマークも蛇でした。

そんなこんなで、蛇づくしの境内となっておりました。


ちなみに社殿の材質はヒノキ。

このヒノキは岩国領主・吉川氏が所有していた森林から伐採したものなんだって。

あと、手水は地下65mから汲み上げられた地下水なんだとか。

この地下水は飲料可とのことなので、汲んで持ち帰る方もおられるんだって。
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白蛇供養塔


さらに社殿の裏には白蛇供養塔がありました。

読んで字のごとく、お亡くなりになった白蛇を供養する施設のようです。


そんなこんなで、白蛇供養塔内には小さなお社がありました。

説明板によると、御祭神は宇賀弁財天宇賀御魂神

宇賀弁財天は頭上に白蛇(宇賀神)がおられる一面八臂の弁天様です。

この神社では、巳の日・たつ・みつ・なるの日に参拝すると福徳が得られるそうですよ。


ちなみに虹梁脇障子には蛇の彫刻がありました。

白蛇供養塔も蛇づくしだぁ~。
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白蛇飼育所


なんと、境内では白蛇が飼育されているという!

ということで、飼育所を覗いてみると・・・


いた!

と同時に、うっ!

実は私、蛇が苦手・・・(笑)

なら来るなよって感じですが!

ヘビは好き嫌いが分かれる動物の1つですが、岩国市では古くからシロヘビさんと呼ばれて親しまれているのだとか!
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白蛇今津観覧所


続いて、白蛇神社に隣接する白蛇今津観覧所へ。

って・・・えっ!?

ギャーーーッ!!!!!


外にシシシ、シロヘビーッ!

放し飼いか、放し飼いなのかっ!

と思ったら、置物でした・・・。


そんなこんなで、入館料を払いシロヘビ観賞。

再び、うっ!

●岩国のシロヘビとは?

古くから岩国には白蛇がおられたそうですが、いつからおられたのかは不明のようです。

しかし1738年の岩邑年代記に白蛇に関する記述があることから、少なくともその頃には岩国に白蛇がおられたことがわかります。

その文献によると、岩国に大洪水が起こって水が引いた後、岩国城門付近で城の門番が1匹の白蛇を発見したそうです。

そして、その白蛇を捕まえて乾燥し、薬にして城主の吉川氏に献上したのだとか。

それ以降、さまざまな文献に白蛇が登場するようになったんだって。

なぜ岩国に白蛇が生息するようになったのか?

一説によると、岩国領初代領主・吉川広家さんが米作りを推進したことにより、岩国にはたくさんの米蔵が建ったんだとか。

米蔵にはネズミが集まるため、それを餌とするアオダイショウもたくさん集まってきたという。

そんなこんなで、いつからかアオダイショウが突然変異により白化

それが白蛇のルーツといわれています。

今津天満宮


その他、境内には今津天満宮が鎮座していました。

天満宮ということで、御祭神は菅原道真さん。

なんと、菅原道真さんが大宰府へ左遷される際、この地に立ち寄ったんだとか。

そのため、白蛇神社が鎮座する小さな山は天神山と呼ばれてるんだって。


そんなこんなで、参拝終了。

いやはや、素敵な神社でした。

御朱印情報

●御朱印の種類
・白蛇神社の御朱印
・開運招福の御朱印

●御朱印の受付場所
・社務所(授与所)

●御朱印の受付時間
・9:00~17:00

●御朱印の料金
・300円

●期間限定・特別御朱印
・切り絵御朱印


●オリジナル御朱印帳
・サイズ 16cm × 11cm
・初穂料 1200円

・2012年11月23日 参拝
・2018年2月5日 再訪
・2023年5月 更新

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参拝情報とアクセス

●開門時間
・境内自由

●拝観料
・無料

●最寄りの駅
・JR岩国駅から徒歩20分
・JR岩国駅から車で5分

●最寄りのバス停
・いわくにバス
 天神町 バス停から徒歩3分

●最寄りのIC
・山陽自動車道
 岩国ICから車で15分

●駐車場
・無料の専用駐車場あり(約20台)

岩国白蛇神社の地図

 

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