大神山神社 本社の御朱印~鳥取県米子市尾高1025~

住 所鳥取県米子市尾高1025
祭 神主祭神
大穴牟遅神

相殿
大山津見神・須佐之男神・少名毘古那神
由 緒平安時代、天台宗・大山寺の僧の修験道場として、大山に簡単な遥拝所を設けたのが始まり。南北朝時代、大山寺は160の塔頭を有する大寺院となり、大山衆と呼ばれる多くの僧兵を養って巨大な勢力を誇っていたそうです。江戸時代、冬の奥宮では積雪などで祭祀が行えない為、山麓に冬宮(現・本社)を設けたという。そんなこんなで、夏季には奥宮、冬季には本社で祭祀を行うようになりました。明治時代、神仏分離令によって、大山寺と大神山神社に分かれたらしい。
HP大神山神社
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伯耆国二宮の大神山神社・本社を参拝

●境内入口

中国地方屈指の霊峰・大山の麓に鎮座しております。
大神山神社といえば大山中腹に鎮座する奥宮が有名ですが、麓に鎮座するこの本社もなかなかステキな神社でした。

本社の歴史はさほど古くなく、江戸時代の創建といわれてます。
山深い冬の奥宮では積雪などで祭祀が行えない為、山麓に冬宮(現・本社)を設けたのが始まりなんですって。そんなこんなで、夏季には奥宮、冬季には本社で祭祀を行うようになりました。


●鳥居

●鳥居
・1812年建立
・明神鳥居


●狛犬①②

●狛犬①②
・建立年不明
・出雲尾立型

出雲地方は来待石の産地だけあって、来待石の石造物が多いです。 来待石はもろい石なので大体、崩れてます。

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随身門

●随身門

●随身門
・建立年不明
・銅板葺 切妻造

随身門には1対の随身像が向き合って座してました。 山陰地方は、向き合って座る随身像が多いです。


随身門には随身像の他に、1対の個性派狛犬が安置されてました。 唐獅子っぽくもあり、とてもエキゾチックな香りがします。 可愛いなぁ。


●狛犬③④

●狛犬③④
・1801年建立
・出雲尾立型

随身門前の狛犬です。
こちらも材質は来待石です。

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拝殿と本殿

●拝殿

●拝殿
・建立年不明
・銅板葺 唐破風付き入母屋


●神額
神額は、鳥取藩主・池田慶徳の筆とのことです。
ちなみに池田慶徳は徳川15代将軍・徳川慶喜の兄です。

●扉
扉には16菊花紋がありました。
格式の高さがうかがえます。


●唐破風の彫刻
唐破風には波の彫刻。


●狛犬⑤⑥
・2003年建立
・鈴しょうわ型

拝殿前にはガリガリの鈴しょうわ型の狛犬がおられました。蛇腹もしくはバネ状のアバラで、ビヨ~ンと伸びそうです。ちなみに背骨はない模様。


●本殿

●本殿
・建立年不明
・大社造
・檜皮葺き屋根
・主祭神・・・大穴牟遅神
・相殿・・・大山津見神・須佐之男神・少名毘古那神


銅板葺きの拝殿と檜皮葺きの本殿。
拝殿と本殿はほぼ同じ高さになっております。
やはり大社造は、拝殿より高い方がバランスよくてカッコいいなぁ。

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境内社

●朝宮神社

●朝宮神社
大山津見神・足名椎神・手名椎神・須勢理毘売神・天之菩卑能命・応神天皇・菅原道真を祀る。

ちなみに灯籠は1918年建立。


●奥宮・下山神社遙拝所

奥宮に鎮座する下山神社の遥拝所です。


下山神社といえばやはり狐さん。
狛狐は1994年建立。

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その他

●凱旋紀念碑と短刀

●凱旋紀念碑
・1885年建立

●短刀
・国重文
・津和野城主・下名氏が奉納
・長さ 24.8cm

現在、東京国立博物館に寄託されてます。


●オリジナル絵馬

大山と烏天狗がデザインされてます。



ステキな神社でした。

御朱印

御朱印は授与所で頂けました。


オリジナル御朱印帳があります。
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大神山神社 本社の地図

 

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