萩生寺の御朱印~目玉の本堂~(愛媛県新居浜市)

都道府県別
所在地愛媛県新居浜市萩生2635
宗 派高野山真言宗
札 所・新四国曼荼羅霊場 第30番
・伊予六地蔵霊場 第4番
・弘法大師巡錫伊予二十一ヶ所霊場 第2番
・新居浜八十八ヶ所 第52番
由 緒1190〜1199年、後鳥羽上皇の勅願により建立されたお寺といわれています。もともとは萩生治郎丸本田に創建されていましたが、1585年に小早川隆景の兵火により焼失。その後、1596〜1615年に元該法師が現在地に再建したといいます。
HP萩生寺へようこそ
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山門

●萩生寺へ

愛媛県新居浜市に位置してます萩生寺へ。
萩生寺と書いてはぎゅうじと読みます。

それにしても、到着前からネタバレ感がすごいです。

お楽しみは後に残しておきたいタイプなので、なるべく目を合わせずに山門へ(笑)


●山門

●山門
・建立年不明
・本瓦葺 入母屋造
・鐘楼門

そんなこんなで、山門に到着。

チラ見されてる感。

そんな私もチラ見。
ガッツリ見たいけど、もうちょっと我慢。


そんなことより、このお寺さんは4つの札所を担当しているみたいです。

①新四国曼荼羅霊場 第30番
②伊予六地蔵霊場 第4番
③弘法大師巡錫伊予二十一ヶ所霊場 第2番
④新居浜八十八ヶ所 第52番

そんなこんなで、鐘を突いて山門をくぐると・・・
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本堂

●本堂

はいドーーーン!

本堂に目がっ!

見てる、こっちを見てる!

潤んだ目でこっちを見てる!


この目は佛眼といって、悟りを開いた者に備わる目玉という!

全ての人が自らの眼を肉眼としてだけではなく、佛眼にまで高めていって欲しいという願いから、本堂に目を描いたんだって。


佛眼は注意深く万物を見透うす眼力を表現。
鼻は人間の探究心を象徴する疑問符を表現しているそうですよ。


●本堂
・1983年建立
・別多宝塔形式
・本尊は聖観世音菩薩像

宝形造と多宝塔を合体させた摩訶不思議なお堂は別多宝塔形式という建物なんだって。

調べてみると、このお堂は弘法大師入定1150年を記念して建立されたものらしいですよ。

そんなこんなで、しばし本堂鑑賞。
しばらく見つめ合う・・・なんとなく散髪屋さんっぽく見えてきました。

どことなく角刈りみたいだし・・・。

角刈りにされて涙目・・・みたいな。


こんな感じ!

調べてみると、ネパールの寺院に似たような目玉付きのストゥーパがあるという!

それがこちら!


一緒やん!(笑)

でもこちらの方がキリっと自信に満ちた目をしています。

多分、角刈りじゃないからだ(笑)

~画像はフリー素材より~


そんなことより、秘仏のため拝見することはできませんが、本尊の聖観世音菩薩像は快慶作といわれています!

まさかこんなポップなお堂に安置されるとは・・・快慶さんもビックリでしょうね!
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仏塔と仏足石

●仏塔

●ナムゲル・チュ-ルテン(チベット式仏塔)
・2009年建立
・ダライ・ラマ法王14世が開眼

●ナムゲル・チュ-ルテンとは?
ちなみにチュ-ルテンとは、チベット語で仏塔を意味します。

ナムゲルとは、チベット語でヴイクトリーを意味します。

チベットでは釈迦の一生を8種類の仏塔で表現していて、8つのチュ-ルテンは、釈迦の誕生(バ-ス)に始まり、涅槃(ニルバ-ナ)に至ります。


本堂前にあるこのエキゾチックな仏塔は、なんとダライ・ラマ法王14世が開眼供養したものだという!

このお寺にダライ・ラマ法王が来たということなんですね!


ということで、仏塔の台座にはダライ・ラマ法王のメッセージが刻まれておりました。

●メッセージの内容はこちら
秘密真言金剛乗の興隆する四国仏教会連合より招聘状を頂戴しまし際に、チベットが隣国中国の軍隊によって侵略されて50周年を迎えた本年、平和祈念の所拠として肴有なるナムゲル・チュ-ルテンの供養塔を新たに萩生寺に建立された事を伺いました。これは誠に素晴らしく心より随喜賛嘆申し上げますとともに、世界が慈愛によって平和で満たされ、関係各位の皆さまが利他を基とする正法を享受されることにより、究極的には仏位を得られる事を三宝に祈願申し上げます。

2009年9月19日
釈氏の比丘にして説法師  ダライ・ラマ


ユル〜い本堂が醸し出すポップな空気のおかげで、正直お寺にいる感があまりしていませんでしたが、快慶とかダライ・ラマとか超ビッグネームが絡むお寺だということを知った瞬間にちょっと目が真剣になったひと時。

何気にとんでもないお寺だったという!


●仏足石

仏塔の前には仏足石もありました。

仏足石とは、お釈迦さんの足の裏を刻んだ石のことです。


見てる、こっちを見てる!

上から下からずーと見られてる!

なんか夢に出てきそうだ(笑)
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地下霊場

●地下霊場

お寺の方のお話しによると、地下には西国三十三観音霊場と四国八十八ヶ所のミニ霊場が広がっているという!

ということで、地下霊場へ。

どうやら、本堂横にある萩生寺カルチャーセンターの下に地下霊場が広がっているようです。

そんなこんなで、萩生寺カルチャーセンター内へ。


カルチャーセンターに入ると、便所のようなドアがありました。

どうやらここが地下霊場の入口のようです。


ドアを開けると参拝灯明料を入れるお賽銭箱がありました。

どうやら拝観料はセルフのようです。
ということで、300円を投入して地下へ潜入。

すると・・・


はいドーーーン!

薄暗い地下には、西国三十三観音霊場と四国八十八ヶ所の御本尊さま計121体がズラーと並んでいました!

地下霊場は、全長約110m
の字型になっていました。

一説によると、地下霊場がある日本唯一の寺院なんですって!

しかも!
西国三十三観音と四国八十八ヶ所の他に、インド四大佛跡であるルンビニー・ブッダガヤー・サルナート・クシナガラと、中国西安の青龍寺のお砂場にもなってるという!

ということで、この地下を1周すればインド・中国・日本の佛跡ならびに霊場を参拝したことと同等の功徳を得られるということです!

ということで、1ヶ所ごとに丁寧に参拝。

めちゃくちゃ時間がかかりました!

これはちょっとしたスポーツ!
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両面大師

●両面大師

●両面大師
・1993年建立

このお寺には地下霊場の他に、もう1つ日本唯一のものがあります。

それがこちら両面大師!


なんと、片面はお御影のお姿
その裏側には剣を持ったお姿

この2体の弘法大師像が背中合わせになってるという!


お御影のお姿は右手に五鈷杵・左手に念珠を握っています。

弘法大師さんといえばこのポーズ。
全国各地の真言系のお寺さんでよ~く見かけるポーズです。


気になるのは、こっちの方!
剣を持った大師さま!
僧侶が剣を持ってるという僧兵感!

どうやらこの剣は、文殊菩薩さまのマストアイテムである利剣らしいです。
大師さまが文殊菩薩となって私たち衆生をお救いになろうとしている姿を表現しているんだって!

ちなみにこの像は秘鍵大師と呼ばれているみたいです。

●秘鍵大師とは?
大師さまが般若心経を解説した般若心経秘鍵のなかで『文殊の利剣諸戯を断つ 覚母の梵文は調御の師なり チクマンの真言を種子と為す 諸経を含蔵せる陀羅尼なり』と述べられているそうです。

①文殊の利剣とは、文殊菩薩さまのマストアイテムである利剣のこと。
②諸戯とは、為にならない言論や判断のこと。
③チクと、般若菩薩さまのこと。
④マンとは、文殊菩薩さまのこと。
⑤陀羅尼は、仏教で用いられる呪文のこと。

ということで、ザックリと簡単に般若心経秘鍵とは、般若と知恵の教えの重要性を説いたもののようです。

地蔵堂と金比羅堂

●地蔵堂

●地蔵堂
・1984年建立(?)
・銅板葺 宝形造
・ぼけ封じ地蔵尊を安置

境内に片隅には、小さな地蔵堂がありました。

どうやらこちらが伊予六地蔵霊場の札所のようです。


左手に宝珠。
右手は錫杖を持つポーズ。

このお地蔵さんはぼけ封じ地蔵尊と呼ばれているそうですよ。


●金毘羅宮

その他、境内には鎮守社であります金毘羅宮がありました。


●金毘羅宮
・建立年不明
・銅板葺 流造

この金毘羅宮は、1688〜1704年に白堂大和尚が創建したといわれています。

説明板がないので、ハッキリとしたことはいえませんが、おそらく大物主神が祀られていると思われます。

境内の風景

●駐車場

駐車場の石垣にはハートマークがありました。

このお寺はメルヘンな一面も持っています。


●境内の風景

紅葉も綺麗だったなぁ。

気が付けばスッポリ夕方。
いやはや、見どころ満載で素敵なお寺さんでした。

御朱印情報

●御朱印の種類
①新四国曼荼羅霊場の御朱印
②弘法大師巡錫伊予二十一ヶ所霊場の御朱印
③伊予六地蔵霊場の御朱印

●御朱印の受付場所
・納経所(檀信徒会館)

●御朱印の受付時間
・不明

●御朱印の料金
・各300円

●期間限定・特別御朱印
・なし

●オリジナル御朱印帳
・なし


ちなみに納経所にはセルフタイプの御朱印もありました。

アクセスと駐車場

●最寄りの駅
・JR中萩駅から車で5分
・JR中萩駅から徒歩30分

・JR新居浜駅から車で10分
・JR新居浜駅から徒歩50分

●バス
・せとうちバス
 萩生バス停下車 徒歩7分

●車
・松山自動車道
 西条インターから約10分

・松山自動車道
 新居浜インターから約15分

●駐車場
・無料の専用駐車場あり(約50台)

萩生寺の地図

 

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