伊奈波神社の御朱印～岐阜県岐阜市伊奈波通１－１～

●１９００年以上の歴史を持つ古社

美濃国三宮であります伊奈波神社は、式内社・美濃国厚見郡 物部神社の論社です。その歴史は１９００年以上！岐阜県を代表する神社です。

●主祭神・・・五十瓊敷入彦命
●配神・・・淳熨斗媛命・日葉酢媛命・彦多都彦命・物部十千根命

●神様の名前が読めない・・・
神様の名前が難し過ぎて脳が読む事を拒否してしまう・・・。
五十瓊敷入彦命と書いてイニシキイリヒコノミコトと読むそうです。カタカナにしてもなお拒否してしまう悲しい脳です・・・。という事で失礼ながら勝手にイニシキと略させてもらいます。ついでに配神も略しちゃいます。

●淳熨斗媛命・・・ヌノシヒメノミコト。
イニシキの嫁。岐阜市に鎮座する金神社の主祭神です。

●日葉酢媛命・・・ヒバスヒメノミコト。
イニシキの母。

●彦多都彦命・・・ヒコタツヒコノミコト。
イニシキの外祖父。

●物部十千根命・・・モノノベノトオチネ。
イニシキの家臣。

いずれの神も古事記・日本書紀に登場する神様です。

●五十瓊敷入彦命
主祭神のイニシキは、垂仁天皇の第１皇子で、この地の開拓神とのことです。 社伝によれば、イニシキは朝廷の命により奥州を平定しましたが、イニシキの成功をねたんだ陸奥守・豊益の悪口により、イニシキは朝敵とされました。そしてこの伊奈波神社の地で討たれたという・・・。そんなこんなで、武内宿禰が稲葉山北西の椿原（現・岐阜公園内の丸山）にイニシキを祀ったのが伊奈波神社の始まりです。


●社殿
●鳥居・・・妙に足長の明神鳥居。
●神門・・・銅板葺き・入母屋造の楼門
●拝所（門）・・・切妻造の四脚門
●拝殿・・・銅板葺き・入母屋造

正面からは本殿を望むことができませんでした。



●左・・・楼門の蟇股。
●右・・・拝所（門）の扉には十六菊花紋。

●パワースポットとして有名な黒龍社など、たくさんの境内社がありました

●伊奈波大黒社・・・大己貴命（別名大国主命）を祀る。
１７０９に鎮座。御神像は沢田十蔵の作。
年に一度の例祭の際、御神像の姿を拝見でき、御神像のお腹に触れるらしいです。

●黒龍社・・・高竉神を祀る。
伊奈波神社がこの地に移る前から祀られているという古社。どんな願い事でも叶えてくれる。願えば願うほど叶う。といった御利益があるとのことで、病気平癒や合格祈願で訪れる人が多いらしいです。パワースポットとして有名です。

●吉備神社・・・吉備津彦命を祀る。
服飾繊維・和洋裁・手芸の守護神として名高く、毎年２月８日の針祭にはその道の業者・組合員などが参列しお祭りを行うそうです。針の御霊を慰める為の針塚もあります。

●和歌三神社・・・住吉神・玉津島神・人丸神を祀る。
●須佐之男神社・・・須佐之男神を祀る。
●天満神社・・・菅原道真を祀る。
●東照宮・・・徳川家康を祀る。
●楓稲荷神社・・・宇迦之御魂神を祀る。
●秋葉神社・・・迦具土神を祀る。
●金山神社・愛宕神社・・・金山大神・迦具土神を祀る。
●松尾神社・・・大山咋神・市杵島姫命を祀る。
●峯本宮・・・日葉酢媛命を祀る。
もともとは稲葉山（現・金華山）の山頂に鎮座。 戦国時代、斎藤道三が稲葉山城の城塁を修築する際、現在地に遷座したといいます。

●丸山神社・・・伊奈波大神を祀る。
伊奈波神社・旧社地である丸山・山頂に鎮座。

●狛犬①②・・・建立年を確認できてません。
●狛犬③④・・・１８６３年建立

●神輿庫
龍の木鼻や龍・虎・亀・鶏などの扉の彫刻が見事だったので思わず立ち止まる。



そんなこんなで、しばし彫刻観賞。

●神橋


何年物かはわかりませんが曲線が素晴らしい石橋でした。ちなみに渡ることはできません。

●オリジナル絵馬

主な祭事・神事
●２月３日・・・節分祭
９時～２０時に節分特別祈祷。１８時から節分手筒煙火奉納（約１１０本の手筒煙火による厄払い）。

●４月５日・・・岐阜まつり
金神社（妃神・淳熨斗媛命を祀る）・橿森神社（子神・市隼雄命を祀る）と共同で行われる。

●御朱印は２種類
伊奈波神社と黒龍社の御朱印が頂けます。
オリジナル御朱印帳があります。
いずれも鳥居横の授与所で頂きました。

●金の御朱印の授与日
毎月最終金曜日(プレミアムフライデー)限定で金の御朱印が授与されてます。

●毎月最終金曜日は伊奈波神社以外でも金の御朱印が授与されます
金の御朱印が授与される１３寺社などはこちら。
●伊奈波神社
●金神社
●岐阜信長神社
●玉性院
●弘峰寺
●乙津寺
●岐阜城
●天龍寺 (可児市)
●関善光寺
●護国之寺
●真長寺
●鬼岩公園
●郡上八幡城