所在地 | 山口県山口市朝倉町3−14 |
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宗 派 | 曹洞宗 |
札 所 | 周防国三十三観音霊場 第32番 |
由 緒 | 創建年は不詳。1704年、長州藩の毛利家家臣・完道就晴が、荒廃していた吉敷郡小俣村の楞厳寺を父・完道式部就旨の菩提寺として再興。その際、大林寺と改称したそうです。1929年、本堂庫裡からの出火により御本尊を除く全てを焼失。その後、本堂・位牌堂・庫裡を改築しましたが、急拠の廃寺材で再興したため老朽化が激しかったそうです。そんなこんなで、1997年に庫裡を改築。さらに2014年に本堂・客殿などを改築し現在に至るそうです。 |
境内入口と参道
本日はレンタサイクルで西の京・山口を旅しています。
そんなこんなで、山口市街地ならびに湯田温泉から約3km離れた地に位置する大林寺に到着。
大林寺と書いてだいりんじと読みます。
大林寺は兄弟山の山麓にありました。
ちなみに兄弟山と書いておとどいやまと読むらしく、その名の通り2つの山、すなわち兄弟の山が仲良く並んでおりました。
●兄弟山
・兄山 標高257m
・弟山 標高216m
・兄山 標高257m
・弟山 標高216m
そんなこんなで、参拝開始。
●境内入口
このお寺には山門はなく、やや荒れた空気が漂う入口でした。
現在の大林寺は、1704年に長州藩の毛利家家臣ならびに朝倉村の12代領主である完道就晴さんが、荒廃していた吉敷郡小俣村の楞厳寺を父・完道式部就旨の菩提寺として再興したものといわれています。
その際、寺号を楞厳寺から大林寺に改称。
ちなみに寺号は、父の法名・一真院殿大林宗槐居士が由来なんだって。
どうやらこのお寺は萩市にある亨徳寺の末寺のようです。
完道就晴さんがお寺を再興する際、亨徳寺の三江祖元大和尚を招いて中興開山したんだって。
享徳寺の御朱印|高杉晋作も訪れた高杉家の菩提寺|(山口県萩市)
所在地山口県萩市北古萩町1−66宗 派曹洞宗由 緒1452年に真言宗寺院として創建したのが始まりといいます。その後、1570〜1572年に現在地へ移転し曹洞宗寺院となったそうです。1649年に焼失しました...
本堂
●本堂
●本堂
・2014年改築
・瓦葺 寄棟造
・宗派 曹洞宗
本堂は2014年に改築。
私が参拝したのは2015年ですので、まだ新材の風合いが残る若々しいお堂でした。
もともとのお堂は1929年に火災により焼失。
その後、急遽、近隣にあった廃寺のお堂を利用して改築再建したそうです。
しかし廃寺材だったため老朽化が激しかったんだって。
そんなこんなで、2014年に再び改築したのが現在の姿なんだそうです。
●本堂
・2014年改築
・瓦葺 寄棟造
・宗派 曹洞宗
本堂は2014年に改築。
私が参拝したのは2015年ですので、まだ新材の風合いが残る若々しいお堂でした。
もともとのお堂は1929年に火災により焼失。
その後、急遽、近隣にあった廃寺のお堂を利用して改築再建したそうです。
しかし廃寺材だったため老朽化が激しかったんだって。
そんなこんなで、2014年に再び改築したのが現在の姿なんだそうです。
観音堂
●観音堂
●観音堂
・室町時代建立(?)
・銅板葺 寄棟造
・御本尊 十一面観世音菩薩
続いて、観音堂を参拝。
妻側が正面にあるため宝形造に見えましたが、平側から見ると寄棟造になっていました。
もともとこの観音堂は、大内氏時代に高嶺・岩戸山にあったお堂といわれています。
それを1704年の中興開山の際に現在地に移築したんだって。
大内氏時代ということは室町時代建立?
痩せた木鼻の感じや、気合いの入った蟇股を見る限り、古堂なのは間違いなさそうです。
●十一面観世音菩薩立像
・1178年作
・像高 96.5cm
・檜材 一木彫り 寄木造
・山口県指定有形文化財
そんなことより、この観音堂は周防国三十三観音霊場の第32番札所になっているみたいです。
説明板によると、堂内には平安時代後期作の十一面観音さんが安置されてるのだとか!
是非とも拝顔したい!
と思うも、秘仏のため願いは叶わず。
ちなみに33年に1度の御開帳となっております。
●観音堂
・室町時代建立(?)
・銅板葺 寄棟造
・御本尊 十一面観世音菩薩
続いて、観音堂を参拝。
妻側が正面にあるため宝形造に見えましたが、平側から見ると寄棟造になっていました。
もともとこの観音堂は、大内氏時代に高嶺・岩戸山にあったお堂といわれています。
それを1704年の中興開山の際に現在地に移築したんだって。
大内氏時代ということは室町時代建立?
痩せた木鼻の感じや、気合いの入った蟇股を見る限り、古堂なのは間違いなさそうです。
●十一面観世音菩薩立像
・1178年作
・像高 96.5cm
・檜材 一木彫り 寄木造
・山口県指定有形文化財
そんなことより、この観音堂は周防国三十三観音霊場の第32番札所になっているみたいです。
説明板によると、堂内には平安時代後期作の十一面観音さんが安置されてるのだとか!
是非とも拝顔したい!
と思うも、秘仏のため願いは叶わず。
ちなみに33年に1度の御開帳となっております。
庚申塔と軍馬忠霊塔と鎮守社
●庚申塔
境内には剣のようなフォルムをした庚申塔がありました。
こんな鋭利な庚申塔は初めて拝見しましたよ!
●軍馬忠霊塔
こちらは戦争で犠牲になった馬を慰霊する軍馬忠霊塔です。
足がピーンとなった可愛いお馬ちゃんがおられました。
前脚の長さよ。
●鎮守社
その他、鎮守社がありました。
どなたがお祀りされてるのでしょ?
そんなこんなで、参拝終了。
3Sがバッチリなお寺さんでした。
境内には剣のようなフォルムをした庚申塔がありました。
こんな鋭利な庚申塔は初めて拝見しましたよ!
●軍馬忠霊塔
こちらは戦争で犠牲になった馬を慰霊する軍馬忠霊塔です。
足がピーンとなった可愛いお馬ちゃんがおられました。
前脚の長さよ。
●鎮守社
その他、鎮守社がありました。
どなたがお祀りされてるのでしょ?
そんなこんなで、参拝終了。
3Sがバッチリなお寺さんでした。
御朱印情報
●御朱印の種類
・大林寺の御朱印
(周防国三十三観音霊場 第32番)
●御朱印の受付場所
・庫裏
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2015年9月5日 参拝
・2022年8月 更新
・大林寺の御朱印
(周防国三十三観音霊場 第32番)
●御朱印の受付場所
・庫裏
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2015年9月5日 参拝
・2022年8月 更新
参拝情報とアクセス
●開門時間
・不明
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR湯田温泉駅から徒歩35分
・JR湯田温泉駅から車で8分
・JR山口駅から徒歩45分
・JR山口駅から車で10分
●最寄りのバス停
・山口市コミュニティバス(吉敷・湯田ルート)
東朝倉 バス停から徒歩5分
※山口市コミュニティバス(吉敷・湯田ルート)の路線図・時刻表はこちら。
●最寄りのIC
・中国自動車道
小郡ICから車で10分
・中国自動車道
山口ICから車で15分
●駐車場
・境内に駐車スペースあり
・不明
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR湯田温泉駅から徒歩35分
・JR湯田温泉駅から車で8分
・JR山口駅から徒歩45分
・JR山口駅から車で10分
●最寄りのバス停
・山口市コミュニティバス(吉敷・湯田ルート)
東朝倉 バス停から徒歩5分
※山口市コミュニティバス(吉敷・湯田ルート)の路線図・時刻表はこちら。
●最寄りのIC
・中国自動車道
小郡ICから車で10分
・中国自動車道
山口ICから車で15分
●駐車場
・境内に駐車スペースあり