所在地 | 山口県山陽小野田市有帆1867 |
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宗 派 | 曹洞宗 |
札 所 | 中国四十九薬師霊場 第30番 |
由 緒 | 1428年、瑞松庵の4代住職・仲翁守邦大和尚が隠居所として創建したのが始まり。創建当初は大休庵という寺号だったそうです。その後、火災で焼失しますが、1691年に毛利家の家臣・宍戸広貞が再興したそうです。1730年、宍戸広貞が亡くなった後、見性院殿一超直入居士という法名にちなみ見性院と改称。しかし1862年、宍戸家の庇護を失い、さらに廃仏毀釈により廃寺になったという。1868年、長府・功山寺の天先主黄大和尚が再興。そして覚天寺と改称し、現在に至るそうです。 |
山門と鐘楼
●境内入口
中国四十九薬師霊場の第30番札所であります、覚天寺に到着。
このお寺の正式名称は佛日山 覚天寺。
ぶつにちざん かくてんじと読みます。
●山門
●山門
・建立年不明
・瓦葺 切妻造 四脚門
この寺は山陽小野田市の有帆という地に位置しているのですが、地名の由来は神功皇后に由来するものだという!
どうやら三韓征伐の際、神功皇后が船の帆を上げたという伝説により有帆という地名になったのだとか!
ちなみに、覚天寺のすぐ近くに位置する宇部市船木という地名は、神功皇后が三韓征伐のための軍船を建造したことが由来といわれています。
●鐘楼
●鐘楼
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
山門をくぐると、やたらとワイドな鐘楼が登場。
しかも瀬戸内海沿岸部の地域としては珍しい石州瓦。
そんなこんなで、ひとクセもふたクセもある鐘楼となっておりました。
一般的に石州瓦は耐寒性に優れた瓦といわれています。
耐寒性の他に塩害被害にも効力があるそうなので、もしかしたら耐寒性じゃなく耐塩害性を目的として葺かれたのかな?
それか、特に深い意味はないか・・・?
中国四十九薬師霊場の第30番札所であります、覚天寺に到着。
このお寺の正式名称は佛日山 覚天寺。
ぶつにちざん かくてんじと読みます。
●山門
●山門
・建立年不明
・瓦葺 切妻造 四脚門
この寺は山陽小野田市の有帆という地に位置しているのですが、地名の由来は神功皇后に由来するものだという!
どうやら三韓征伐の際、神功皇后が船の帆を上げたという伝説により有帆という地名になったのだとか!
ちなみに、覚天寺のすぐ近くに位置する宇部市船木という地名は、神功皇后が三韓征伐のための軍船を建造したことが由来といわれています。
●鐘楼
●鐘楼
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
山門をくぐると、やたらとワイドな鐘楼が登場。
しかも瀬戸内海沿岸部の地域としては珍しい石州瓦。
そんなこんなで、ひとクセもふたクセもある鐘楼となっておりました。
一般的に石州瓦は耐寒性に優れた瓦といわれています。
耐寒性の他に塩害被害にも効力があるそうなので、もしかしたら耐寒性じゃなく耐塩害性を目的として葺かれたのかな?
それか、特に深い意味はないか・・・?
本堂
●本堂
●本堂
・昭和時代建立
・鉄筋コンクリート造
続いて、本堂で参拝。
宗派は曹洞宗。
御本尊は薬師如来さんで、中国四十九薬師霊場の第30番札所となっております。
山門をくぐる前から気づいてましたが、本堂は昭和モダンなRC造。
これだよ、これこれ、この怪しさがたまんないね。
これくらいの怪しさがあった方が宗教感を強く感じれます。
RC造の本堂ですが、向拝は木造でした。
これは旧本堂の部材でしょうか?
よく見ると、手挟みが浮いていました。
全くもって手挟みの役割りを果たしてないというね!
これはこれで素敵です。
本堂には曹洞宗の宗紋がありました。
曹洞宗には大本山が2つあります。
ひとつは永平寺(福井県)。
もうひとつは總持寺(神奈川県)。
この2ヶ寺を合わせて両大本山と呼び、2ヶ寺の寺紋を合わせて両山紋と呼びます。
●本堂
・昭和時代建立
・鉄筋コンクリート造
続いて、本堂で参拝。
宗派は曹洞宗。
御本尊は薬師如来さんで、中国四十九薬師霊場の第30番札所となっております。
山門をくぐる前から気づいてましたが、本堂は昭和モダンなRC造。
これだよ、これこれ、この怪しさがたまんないね。
これくらいの怪しさがあった方が宗教感を強く感じれます。
RC造の本堂ですが、向拝は木造でした。
これは旧本堂の部材でしょうか?
よく見ると、手挟みが浮いていました。
全くもって手挟みの役割りを果たしてないというね!
これはこれで素敵です。
本堂には曹洞宗の宗紋がありました。
●両山紋
・右 → 久我竜胆紋(永平寺)
・左 → 五七桐紋(總持寺)
・右 → 久我竜胆紋(永平寺)
・左 → 五七桐紋(總持寺)
曹洞宗には大本山が2つあります。
ひとつは永平寺(福井県)。
もうひとつは總持寺(神奈川県)。
この2ヶ寺を合わせて両大本山と呼び、2ヶ寺の寺紋を合わせて両山紋と呼びます。
宝篋印塔と石仏
●宍戸就俊の宝篋印塔
境内には毛利家の家臣・宍戸就俊さんを供養する宝篋印塔がありました。
毛利氏といえば三本の矢が有名ですが、毛利家を支えた宍戸氏は四本目の矢と言ってもいいかも知れませんね。
●鎮守社?
こちらは鎮守社でしょうか?
どなたがお祀りされてるのかは確認できませんでした。
嗚呼、御住職さんに聞いて帰ればよかった〜。
●石仏
その他、境内にはたくさんの石仏さんがおられました。
宇宙観音とか生命観音とか、聞いたことのない石仏さんがズラリ!
宇宙とか・・・かなり壮大なスペクタルだなぁ!
観音さんなのに、どう見ても見た目がお地蔵さんというところも面白かったです。
●十三仏 石仏霊場
ちなみに、境内の裏山は十三仏の石仏霊場になってるそうですよ。
境内には毛利家の家臣・宍戸就俊さんを供養する宝篋印塔がありました。
毛利氏といえば三本の矢が有名ですが、毛利家を支えた宍戸氏は四本目の矢と言ってもいいかも知れませんね。
●鎮守社?
こちらは鎮守社でしょうか?
どなたがお祀りされてるのかは確認できませんでした。
嗚呼、御住職さんに聞いて帰ればよかった〜。
●石仏
その他、境内にはたくさんの石仏さんがおられました。
宇宙観音とか生命観音とか、聞いたことのない石仏さんがズラリ!
宇宙とか・・・かなり壮大なスペクタルだなぁ!
観音さんなのに、どう見ても見た目がお地蔵さんというところも面白かったです。
●十三仏 石仏霊場
ちなみに、境内の裏山は十三仏の石仏霊場になってるそうですよ。
萬福ラーメン
そういえば、堂内で参拝しているとき、陽パワー全開の元気な御住職さんが話しかけてくれました。
めちゃくちゃ元気な会話が弾む堂内。
私の声も1.2倍大きくなってる気がする・・・もしかしたら、このお方は歩くパワースポットなのかも知れないね!
そして帰り際『近くに美味しい食べ物屋さんありますか?』と質問すると、とあるラーメン屋さんを勧められました。
そのラーメン屋の店主さんは超ガンコ親父らしく、店内で携帯電話を触ると怒られるとのこと!
そして店主さんは高倉健さんをリスペクトしているとのこと!
なんか、めちゃくちゃ楽しそうじゃん!
●萬福ラーメン
そんなこんなで、御住職さんオススメのラーメン屋さんに到着。
御住職さんがおっしゃってた通り、健さんグッズに支配された店内。
そして店主さんから放出されている頑固オーラがハンパない(笑)
携帯電話どころか会話することすらできない・・・
そんなこんなで、Yさんと2人、健さんばりに無言でラーメンをすすり続けたひと時でした。
言いたい、言いたい・・・
あの名ゼリフを・・・
『自分、不器用ですから』
でも怖くて言えな〜ぃ。
御住職さん、その節はどうも有難うございました!
御朱印情報
●御朱印の種類
・中国四十九薬師霊場の御朱印
●御朱印の受付場所
・庫裏
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2018年4月19日 参拝
・2022年2月 更新
・中国四十九薬師霊場の御朱印
●御朱印の受付場所
・庫裏
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2018年4月19日 参拝
・2022年2月 更新
参拝情報とアクセス
●開門時間
・不明
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR小野田駅から車で10分
・JR宇部駅から車で10分
●最寄りのバス停
・船鉄バス
中村 バス停から徒歩7分
●最寄りのIC
・山陽自動車道(宇部下関線)
小野田ICから車で10分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり
・不明
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR小野田駅から車で10分
・JR宇部駅から車で10分
●最寄りのバス停
・船鉄バス
中村 バス停から徒歩7分
●最寄りのIC
・山陽自動車道(宇部下関線)
小野田ICから車で10分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり