西光寺の御朱印|迷路のまちのシンボル|尾崎放哉ゆかりのお寺(香川県小豆郡土庄町)

所在地香川県小豆郡土庄町甲200
宗 派高野山真言宗
札 所小豆島八十八ヶ所 第58番
由 緒1579年、中興の祖である龍弘上人が開山した寺院といわれています。
HP西光寺
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土渕海峡と迷路のまち


本日は小豆島を旅しています。

そんなこんなで、迷路のまちにある西光寺へ向かうことに。


●土渕海峡

まずは迷路のまちの入口にある土渕海峡を観光。

なんとこの海峡!

世界一狭い海峡としてギネスブックに認定されているのだとか!


●迷路のまち

続いて、土渕海峡のすぐ近くにある迷路のまちを歩いてみる。


読んで字のごとく、まるで迷路のように複雑な路地が入り組んだ町。

これは南北朝時代の戦乱や海賊からの防御のために意図的に造られたものなんだとか。

そして潮風から家を守るための工夫でもあるんだとか。


せっかくなので、あえて迷子になってみようではないか!

楽しく迷子になろうではないか!

そんなこんなで、適当に歩きながら西光寺に向かう。


えぇぇぇ、ここどこー!?

おぃおぃ、帰れないぞ!

という結末を期待していたのですが・・・


偶然にもあっさり西光寺に到着してしまった!


あえて迷子になるつもりが、ちゃんと目的地に到着してしまうというね・・・ある意味、これも方向音痴?

そんなこんなで、参拝開始。

土渕海峡と迷路のまちの観光記|小豆島の珍スポット(香川県小豆郡土庄町)
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山門と手水舎

●山門

●山門
・1984年建立?
・瓦葺 入母屋造
・三間三戸 二重門
・通称 四恩の門

まず最初に登場するのは立派な山門

三間三戸、つまり戸が3つあるので三門となります。


ネットの情報によると、この山門は弘法大師千百五十年御遠忌を記念して立て替えられたものなんだとか。

弘法大師さまがご入定されて1150年ということは、この門は1984年の建立でしょうか?


山門をよく見ると梵鐘がありました。

ということで、この門は鐘楼門となります。

そして扁額には四恩と書かれておりました。

ネットの情報によると、この門は通称・四恩の門と呼ばれているのだとか。

ちなみに四恩とは、生きているものすべてがこの世で受ける4種類の恩のことです。

●四恩とは?

【心地観経の場合】
①父母の恩
②衆生の恩
③国王の恩
④三宝の恩

【正法念経の場合】
①父の恩
②母の恩
③如来の恩
④説法法師の恩


というか、なんだこれ?

山門にはブイで作られた可愛い置物がありました。

小豆島、特に迷路のまち一帯では、このような置物がたくさんありました。

調べてみると、漁業で使用されなくなったブイ(浮き)を再利用した人形なんだとか。

その名もブイブイ人形(笑)

可愛い名前だなぁ。


●手水舎

●手水舎
・建立年不明
・瓦葺 切妻造

そんなこんなで、山門をくぐって手水舎でお清め。
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本堂

●本堂

●本堂
・1933年建立
・瓦葺 入母屋造

続いて、本堂で参拝。

御本尊は千手千眼観音菩薩さん。

こちらが小豆島八十八ヶ所第58番札所となります。


参拝後、本堂内で御朱印を頂きました。

それにしても何だか忙しそう・・・

えっ

骨壷を持った僧侶さんが横切った・・・

どうやら今から法事があるみたい。

御住職さま、お忙しい中、御朱印を書いて頂きありがとうございました!

ネットの情報によると、本堂の地下に戒壇めぐりがあるそうですが、こんな状況の中、さすがに戒壇めぐりの拝観を願いでることはできませんでしたよ!
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誓願之塔

●誓願之塔

●誓願之塔
・1975年建立
・瓦葺 木造 和様

続いて、境内の高台にある三重塔を参拝。

この三重塔は、1975年に西光寺中興400年の記念事業として建立されたものなんだとか。


もともとは、少し離れたところにある尾崎放哉の終焉の地・南郷庵が奥之院だったそうですが、現在はこの誓願之塔西光寺の奥之院となっております。


三重塔の前には鐘楼がありました。

高台から撞く鐘は、瀬戸内海全体に響き渡ったような気がしたひと時。


●弘法大師像
・1957年作

三重塔前には弘法大師さまもおられました。

南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・


それにしても爽快な景色!

高台からは迷路のまちを一望することができました。

最高っ!
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大銀杏と句碑

●大銀杏

●大銀杏
・樹齢 250年以上
・樹高 約18m
・幹囲 約3.6m
・土庄町指定天然記念物

境内には樹齢250年以上といわれる大銀杏ドーンと立っていました。


そして大銀杏の下には尾崎放哉さんと種田山頭火さんの句碑がありました。

●尾崎放哉
咳をしても一人

●種田山頭火
その松の木のゆふ風ふきだした

この2人は自由律俳句の俳人です。

この巨匠2人がセットになった句碑ってなかなか珍しいと思います!


ちなみに小豆島は尾崎放哉さんの終焉地です。

咳をしても一人・・・ジーンときますねぇ。


そんなこんなで、参拝終了。

いやはや、素敵なお寺さんでした。

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●エンジェルロード

その後、西光寺から車で3分のところにあるエンジェルロードに行ってきました。

土渕海峡、迷路のまち、重岩、江洞窟、エンジェルロード・・・

土庄エリアは見どころが多いです!

いろんなエリアに行きたいけど、なかなか土庄エリアから抜け出せない(笑)

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御朱印情報

●御朱印情報

●御朱印の種類
・第58番 西光寺の御朱印
・第58番 奥之院 誓願之塔の御朱印
・第59番 甘露庵の御朱印
・第60番 江洞窟の御朱印
・第61番 浄土庵の御朱印
・第62番 大乗殿の御朱印
・第63番 蓮華庵の御朱印
・第64番 松風庵の御朱印

※西光寺では9種類の御朱印を頂くことができます。

●御朱印の受付場所
・本堂

●御朱印の受付時間
・8:00~17:00

●御朱印の料金
・小豆島八十八ヶ所では朱印のみの場合と真筆 + 朱印の場合では御朱印の料金が異なります

さらに寺院堂庵でも御朱印の料金が異なります

①朱印のみの場合
・寺院 300円
・堂庵 100円

②真筆 + 朱印の場合
・寺院 500円
・堂庵 300円

※朱印とは、簡単にいえばハンコのこと。
真筆とは、簡単にいえば墨書のこと。いわゆる直書き。

●期間限定・特別御朱印
・なし


●オリジナル御朱印帳
・なし

※オリジナル御朱印はありませんでしたが、小豆島八十八ヶ所の専用御朱印帳とノーマルタイプの御朱印帳が売ってありました。

・2023年11月23日 参拝
・2023年12月 更新

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参拝情報とアクセス

●開門時間
・不明

●拝観料
・境内 無料
・戒壇めぐり 100円

●最寄りの駅
・なし

●最寄りのバス停
・小豆島オリーブバス
 土庄本町 バス停から徒歩3分

●最寄りの港
・土庄港から車で約5分

●駐車場

●駐車場
・無料の専用駐車場あり(15台)

※駐車場は山門前にあります。
西光寺付近は細く入り組んだ道が多いので、運転には十分ご注意ください。

西光寺の地図

 

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