国津神社の御朱印~岡山県岡山市南区郡616~

住 所岡山県岡山市南区郡616
祭 神主祭神
國魂建日方別命

相殿
大国主命・少彦名命・事代主命
由 緒創建年は不詳。備前国内式外105社の1社で、本国総社神名帳に国津神社、山本氏本に従五位下国津明神と記載されている古社とのことです。イザナギとイザナミは大八島国の国生みの後、六島を生んだと神話に記されています。古事記には『然後還座之時生吉備児島亦名謂建日方別』と記載されています。そんなこんなで、国生み六島で最初に生んだのがこの地・岡山・児島(建日方別)。ちなみに2番目に兵庫・小豆島(大野手比売)、3番目に山口・大島(大多麻流別)、 4番目に大分・女島(天一根)、5番目に長崎・知訶島(天之忍男)、6番目に長崎・両児島(天両屋)です。もともとは山頂に鎮座していましたが、1661~1673年に山麓に遷座しました。
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鳥居と狛犬

●境内入口

箱崎八幡宮の兼務社であります、国津神社に到着。
箱﨑八幡宮から車で10分くらいのところに鎮座してます。


●鳥居

●鳥居
・1880年建立
・明神鳥居


鳥居の扁額・・・
このカラーは・・・
まさかとは思ったが・・・


●狛犬

はいドーーーン!
やはりっ!

箱﨑八幡宮同様、エキゾチックに仕上がった狛犬さん!
誰がどう見ても箱﨑八幡宮の狛犬と同じ塗師!
兼務社でも箱崎カラーを拝見できるとはっ!


●狛犬
1892年建立

舌の上に玉を乗せてます。

100年前の狛犬を大胆にポップ化する勇気。
これはもうユーモアというより勇気モア。


●参道

小高い丘の上に鎮座してます。
そんなこんなで、石階段を上ると社殿前に到着。

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拝殿と本殿

●拝殿

●拝殿
・建立年不明
・切妻向拝付き 入母屋造


このセンスは間違いなく箱﨑八幡宮!
そう、箱﨑カラー。

まるでデジャブを見てるようだ。


拝殿の板壁は焼き板(焼杉)になってました。
ちなみに焼き板(焼杉)とは、耐久性を増す為に板の表面を焼いて炭化させ、炭でコーティングした状態にする事により、耐水性と耐久性を高めた技法のことです。

なぜか西日本にだけ伝わっている珍しい技法で、外壁や塀に使用すれば100年は持つといわれてます。

昔、服を汚した事があるのであんまり良い思い出がありません・・・。


●本殿

●本殿
・建立年不明
・銅板葺 入母屋造
・主祭神・・・國魂建日方別命
 相殿・・・大国主命・少彦名命・事代主命

ちなみにこの神社が鎮座する児島は、古事記に記載されている国生み6島の1つです。
イザナギとイザナミは大八島国の国生みを終えた後、 実はその後地味に6つの島を生んでいます。

そんなこんなで、国生み六島で最初に生んだのがこの地・岡山・児島(建日方別)。古事記に『然後還座之時生吉備児島亦名謂建日方別』と記載されています。

ちなみに2番目に兵庫・小豆島(大野手比売)
3番目に山口・大島(大多麻流別)
4番目に大分・女島(天一根)
5番目に長崎・知訶島(天之忍男)
6番目に長崎・両児島(天両屋)を生みました。

大八島国の国生みがあまりにもインパクトが強すぎる為、国生み6島の知名度はほぼ皆無。そんなこんなで、何気に神話浪漫ビンビンの地なんです。


本殿の木鼻は獅子と獏。
あと寅の彫刻がありました。

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社日塔

●社日塔

社日塔とは五角形の石碑で、それぞれの側面に天照大神・大己貴命・倉稲魂命・埴安媛命 ・少彦名命の5柱が刻まれている塔のことです。

社日とは9つある雑節の1つで、生まれた土地の神様・産土神を祀る日のことをいいます。 春分・秋分に最も近い戊の日が社日となり、その日は産土神を参拝し、春は五穀の種を供えて豊作祈願、秋は収獲に感謝するという風習です。


岡山の玉野周辺の神社ではたくさんの社日塔に出会うことができます。そんなこんなで、社日塔マニアの人は是非!(そんな人いるのか)



あと、謎の石造物が祀られてました。
古代感があって素敵です。

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境内の風景


境内からは児島湖を望むことができました。
うぅぅ・・・バス釣りがしたい。


参道から野池を望む・・・
うぅぅ・・・バス釣りがしたい。


・・・バス釣りがしたい(しつこい)

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御朱印

国津神社の地図

箱﨑八幡宮の地図

 

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