妙本寺の御朱印(御首題)~岡山県加賀郡吉備中央町北1501~

都道府県別
所在地岡山県加賀郡吉備中央町北1501
宗 派日蓮宗
由 緒1281年、日蓮聖人に帰依した鎌倉の武士・伊達朝義がこの地の地頭として赴任し、館の北東の丘に寺院を建立したのが始まり。寺院建立の前年、伊達朝義は日蓮聖人の来訪を依頼するため身延山を訪れましたが、日蓮聖人は隠棲を理由に断ったそうです。代わりに経一丸(後の日像上人)を遣わす約束をし、大曼荼羅と山号・寺号を授けたといいます。1293年、日像上人が京都に赴いた際、上京した伊達朝義と面会し大曼荼羅と三十番神を授ける。伊達朝義は日像上人に来訪を求めましたが、またしても断られたという・・・。1312年、日像上人の高弟・大覚が来訪を受け入れましたが、その時にはもうすでに伊達朝義は死去していました。大覚はこのお寺を拠点に西国への布教を行い、近隣の寺院を全て日蓮宗に改宗したといいます。そんなこんなで、この地域の寺院・檀信徒は野山法華と呼ばれているそうです。
HP西身延 妙本寺|日蓮宗 寺院ページ
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仁王門と鐘楼

●仁王門

西身延と呼ばれる古刹であります、妙本寺に到着。

この妙本寺は、西国弘通最初の法華道場として宗門史跡に指定されてるそうです。
ちなみに宗門史跡とは、日蓮宗が指定した宗史上重要な史跡のことです。

日蓮宗の西国布教の拠点となっていたことから、西身延と呼ばれてるそうです。


●仁王門
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造 楼門

建立年は確認できませんでしたが、立派で古そうな門でした。
風合いからして、なんとなく江戸期の建立でしょうか?


扁額には山号の具足山
具足山という山号と、妙本寺という寺号は、宗祖・日蓮聖人から賜ったものなんだそうです。


ちなみに仁王さんは修理中・・・。
ということで、カラッポでした。
調べてみると、仁王さんは室町時代作と推測される逸品とのこと!
くぅ~、拝見したかった~!

立札によると、修理期間は2018年5月~2021年くらいまでのようです。


門の裏には、仁王門のマストアイテムであります大わらじがありました。
ということで健脚を願う。


●鐘楼

●鐘楼
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造 袴腰鐘楼

ほんのりと赤の色彩が残る袴腰鐘楼。

もともとは1881年鋳造の梵鐘が吊るされていたそうですが、第2次世界大戦の際に金属類回収令によって供出されたようです。

ちなみに、現在の梵鐘は1950年鋳造とのことです。

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本堂

●本堂

●本堂
・1275年建立
・1583年再建
・江戸時代末期改修
・1989~1991年改修
・岡山県指定重要文化財


もともとは入母屋造でしたが、度重なる大修理で、1989年まで宝形造だったそうです。
そして平成の大修理で入母屋造に戻したのが現・本堂とのことです。

そんなこんなで、創建当時から大改修を繰り返し、入母屋造 → 宝型造 → 入母屋造という無茶苦茶な変身履歴を持つ珍しい1品!

果たして本当に創建当時の姿に戻ってるのか・・・いささか疑問でありまする。


ちなみに参道脇には、宝形造時代のものと思われる宝頂(露盤)がありました。


●本堂の彫刻


蟇股などの彫刻は、後世の補修でありがちなチープな色彩で彩られてました。

手挟みは、言葉を失うチープさ・・・。
一体、どっからどこまでが室町時代の部材なんだろう・・・。 どうやら、改修し過ぎて新旧の部材がごちゃまぜになっている模様。

木鼻は象です。
象の木鼻は大体エロ目です。


●本堂内

そんなこんなで、ご住職さんに案内されて本堂内へ。
日蓮宗ということで、天蓋などがゴージャスです。

本尊は久遠の本師・釈迦牟尼佛です。


本日は本堂内にて、塾の集中講座的なことが行われてました。
仏さんの前だから、カンニングもサボることもできない!めちゃくちゃ勉強に集中できそうです。
それにしても、1日のスケジュールが勉強だらけ!
私にはこんな時代がなかったなぁ・・・。
みんな間違いなく私より立派な大人になる!

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三十番神堂

●三十番神堂

●三十番神堂
・1497年建立
・こけら葺 唐破風付き一間社流造
・国指定重要文化財
・番神堂としては最古級
・京都・吉田神道の吉田兼倶が、京都の宮大工に命じて建立


番神堂とは、30の神様が日替わりで国家を守護するという当番制のシステムのことです。

1日目は熱田大明神
2日目は諏訪大明神
5日目は気多大明神
10日目は天照皇太神
という風に、30の神様が日替わりで当番しております。

いやはや、神様にも当番があるって面白いですね!
小学生の時、ウサギのエサやり当番をスッポかしてウサギちゃんの元気がなくなり先生にボロカスに怒られたことを思い出します。神様も当番をスッポかすことがあるのでしょうか。神様の世界もストレス社会なのでしょうか。



そんなことより、彫刻の装飾などが素晴らしいお堂でした。
桃山様式の極彩色が素敵ですなぁ。
本堂の彫刻があれだったぶん、余計に輝いて映ります。
やはり京都の宮大工さんはレベルが違うなぁ。


あまりにも素敵だったので、番神堂の周りを何周したことか。


それにしても木鼻が可愛すぎです。
なんだこのモジャモジャ感は!
こういったアニメちっくなセンスは今も昔も変わんないんだなぁ、と思いました。そんなこんなで、ポップな木鼻が浮くことなく、建物と調和してるところに宮大工さんのセンスを感じたひと時でした。


●廊下

本堂と庫裏を繋ぐ廊下です。
廊下の途中には、唐門が付いてました。もしかしたら、番神堂の表門の役割を果してるのでしょうか?


●境内からの景色

ここからの風景は、創建当時とそんなに変わってないんだろうなぁ。とか思いつつ。

いやはや、素敵なお寺でした。

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御朱印(御首題)

●御朱印(御首題)情報
御首題は庫裏で頂きました。
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妙本寺の地図

 

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