自性寺の御朱印~河童伝説が残るお寺~(大分県中津市新魚町)

都道府県別
所在地大分県中津市新魚町1903
宗 派臨済宗妙心寺派
由 緒戦国時代、奥平信昌が三河国に万松寺として創建したのが始まり。 その後、幾度か藩の転封に従って移転。1717年、豊前中津藩の初代藩主・奥平昌成が中津に入府した際、藩の転封に従いお寺も移転。1745年、自性寺と改称し、奥平氏歴代の菩提寺となりました。
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山門と鐘楼と本堂

●山門

●山門
・建立年不明
・瓦葺 薬医門

奥平氏の菩提寺であります自性寺に到着。
JR中津駅の観光マップで知ったお寺さんです。

山門前には車がドーン。
駐車場代わりにしているのかな?

ということで、勝手口からお邪魔します。


●鐘楼

●鐘楼
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造 袴腰鐘楼

山門をくぐると、スマートな袴腰鐘楼がありました。


よく見るとモダンなライトが付いてるという。

さりげな個性が光る鐘楼でした。


●本堂

●本堂
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
・宗派 臨済宗妙心寺派
・本尊 釈迦如来像

このお寺は、戦国時代に奥平信昌が三河国に万松寺として創建したのが始まりなんだって。
その後、幾度か藩の転封に従って移転。

そして、1717年に豊前中津藩の初代藩主・奥平昌成が中津に入府した際、藩の転封に従いこの地に移ったといわれています。

その後、1745年に自性寺と改称し、奥平氏の菩提寺になったそうです。
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奥平家墓所

●奥平家墓所

ということで、境内には奥平家の墓所がありました。

門の扉には奥平家の家紋・奥平団扇


奥平家の菩提寺ということで、歴代藩主のお墓がズラ〜・・・と言いたいところですが、実はここにある藩主のお墓は中津藩7代藩主・奥平昌猷さんのみ!

その他のお墓は、初代・昌成と3代・昌鹿と5代・昌高の子供たちのお墓なんだって。

ちなみに1番奥の五輪塔が、中津藩7代藩主・奥平昌猷さんのお墓になります。



それにしても、博多塀にも似たアーティスティックな瓦土塀が素敵でした。

オシャレだぁ〜^^
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観音堂と河童ケンヒキ太郎

●観音堂

●観音堂
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造

境内の角っちょには観音堂がありました。
なんと観音堂は境内にあるのに正面は境外にあるという(笑)
面白い配置だなぁ〜。

ということで、いったん門をくぐって境外へ。


●河童ケンヒキ太郎

説明板によると、堂内には如意輪観音と三十三観音と九人地蔵河童ケンヒキ太郎像が安置されているそうです。

・・・って

河童ケンヒキ太郎!?!?

河童がいるのー!?(@_@)

どうやら河童ケンヒキ太郎は、真玉寺の小僧や女性に取り憑くなどの悪さを働いたため、自性寺の13代・海門和尚によって改心させられたんだって!

しかもこのお寺には河童ケンヒキ太郎が書いた詫び状が現存してるというじゃない!

その詫び状には

自性寺に法花経(法華経)をあげてください。
そうすれば、我らカッパたちは退きます。
今後は人に災いをいたしません。
中津の人に災いをいたしません。
女子に触りません。
天明6年6月15日 ケンヒキ太郎

みたいな内容が書かれてるんだって!

ちなみに、この詫び状。
以前は自性寺に隣接する大雅堂で公開されていたみたいなんだけど、現在は不定期に公開されてるそうですよ。

機会があったら是非とも拝見してみたい〜。


そんなこんなで
はいドーーーン!

こちらが河童ケンヒキ太郎さんです。

この像は、地域おこしグループNPO法人・豊の国建設クラブの人たちが、山国川の守り本尊として奉納したものなんだって。


●河童の鬼瓦

さらにっ!

観音堂の屋根には河童の鬼瓦があるという!


この観音堂には計10個の鬼瓦があるのですが、そのうちの1つだけが河童の鬼瓦だという。

ちなみに残り9つの鬼瓦は、かつて奥平家に災いをもたらした9人の山伏を表してるんだって。


●九人地蔵

3代藩主・奥平忠昌の嫡男・昌能はめちゃくちゃ気性が荒く、魚を捕りに行って水が濁っていたことに腹を立てて9人の山伏を殺してしまったんだって!

その後、4代目の藩主になった奥平昌能は、家臣に殉死を強要した罪などにより減封左遷されました。
さらに跡継ぎの息子も早世するなどしたため、山伏の祟りと噂されたそうです。

そんなこんなで昌能は、9体のお地蔵さんをつくり九人地蔵と名付けて悔い改めたそうです。

それが観音堂内に安置されている九人地蔵さんなんだって!
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大雅堂

●大雅堂

自性寺の隣には、南画の大家・池大雅の書画46点を展示する大雅堂がありました。

どうやら、12代目の住職さんが池大雅さんと親交があったみたいですよ。

ということで池大雅さんは自性寺に滞在中、46点の書画を残したんだって。

そんなこんなで、この大雅堂では池大雅さんが自性寺に残した書画を拝観できます。

ちなみに池大雅障壁書画46点は大分県指定文化財となっております。

●開館時間
・9:00〜17:00

●休館日
・年中無休

●拝観料
・高校生以上 500円
・中学生以下 300円
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織部灯籠(キリシタン灯籠)

●織部灯籠(キリシタン灯籠)

境内には織部灯籠がありました。

織部灯籠とは、俗にいうキリシタン灯籠のことです。

戦国大名&茶人の古田織部が考案した灯籠ということで織部灯籠と呼ばれています。


膨らんでる部分が十字架(クルス)で、その下にある宣教師風の人物像が聖人です。

隠れキリシタンの礼拝用石灯籠と伝わってるんだって。

織部灯籠は、中津市内に3基現存しているそうですよ。

この織部灯籠は、古田織部と友人関係であった細川忠興が、妻の細川ガラシャ(キリシタン)の菩提を弔うために長福寺(中津城内)にあったものといわれてるそうですよ。

しかっし!

近年、人物像は僧形の茶人という説が浮上してきました!
さらに謡曲・熊野(ゆや)の物語をモチーフに作られたという説も!

浪漫派の私としましてはキリシタン灯籠であってほしいのですが・・・

・・・これ以上、研究を進めないで(笑)

その他の見どころ

●六地蔵

その他、境内には六地蔵さんがおられました。


なぜか、六地蔵さんの前には弁財天さんがいるという!

なんだか、申し訳なさそうに座る弁財天さんが印象的でした。

居心地悪そうだなぁ(笑)


●地蔵菩薩像

あと、半跏スタイルのお地蔵さんもおられました。

建立年を確認することはできませんでしたが、見た感じとても古そうなお地蔵さんでした。


●石灯籠

ついでに、爆発ヘアーの石灯籠もありました。

御朱印情報

●御朱印の種類
・自性寺の御朱印(釈迦牟尼佛)

●御朱印の受付場所
・庫裏

●御朱印の受付時間
・不明

●御朱印の料金
・300円

●期間限定・特別御朱印
・なし

●オリジナル御朱印帳
・なし


●延命十句観音経の朱印押

御朱印ではありませんが延命十句観音経の朱印押も頂けます。

●延命十句観音経の朱印押
・300円

・2018年3月18日 参拝
・2021年1月 更新

アクセスと駐車場

●JR 中津駅

●最寄りの駅
・JR中津駅から徒歩15分

●駐車場
・なし

自性寺の地図

 

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