所在地 | 愛媛県西条市中野甲1649 |
---|---|
祭 神 | 天照大神荒魂・武国凝別命 |
社 格 | 式内社(名神大)・旧国幣中社・別表神社 |
由 緒 | 158年、伊予御村別の祖・武国凝別命(景行天皇の皇子)が東予地方を開拓するにあたり、皇祖神である天照大神を祀ったことが始まり。765年、神戸10烟を充てられ、766年には従四位下を授かるとともに神戸5烟を加えられたという。1141年、正一位に叙され、崇徳天皇から勅額を賜ったそうです。1585年、豊臣秀吉の四国征伐により社殿・社宝等が兵火にかかり焼失。その際、土佐国へ遷座しましたが、1606年に復座したそうです。 |
HP | 伊曽乃神社 |
伊曽乃神社とは?
●伊曽乃神社とは?
西条まつりで有名な伊曽乃神社に到着。
伊曽乃神社と書いていその神社と読みます。
創建年はなんと西暦158年!
伊曽乃神社は1860年以上の歴史を持つ超古社だという。
伊予国の御村別(みむらのわけ)の祖・武国凝別命(景行天皇の皇子)が東予地方を開拓するにあたり、皇祖神である天照大神を祀ったことが始まりといわれています。
奈良時代には皇室からの尊崇が厚く、新羅遠征や南海道の海賊平定などの国家的行事・奉幣祈願が数多く斎行され、伊予国第一の大社として栄えたそうです。
そして、従四位下に叙せられました。
なんとこれは、我が国初の神位奉授だという!
実は何気にとんでもない神社なのです。
延喜式神名帳に伊曽乃神社 名神大と記載されている式内社です。
その他、766年の続日本紀に伊曽乃神。
806年の新抄格勅符抄に伊曽乃神。
その後の866年・870年・875年の国史にも記載されているそうです。
1141年には正一位となり、崇徳天皇から勅額を賜ったという。
しかし、1585年に豊臣秀吉の四国征伐で社殿と社宝をことごとく焼失。。
その際、難を逃れるために土佐国へ遷座。
そして1606年に現在地へ復座したんだって。
江戸時代には西条藩の祈願所とされ、歴代藩主から崇敬されていたといいます。
古くは磯野宮と称していた時代もあったそうですよ。
そんな由緒正しき古社でありますが、近代社格制度の際に祭神不詳として官社の認可を受けられず、伊予国第一県社という社格に止まりました。
しかし1940年、長年の昇格運動が身を結んで国幣中社に昇格したんだって。
近代社格制度の廃止後は別表神社に列せられております。
ということで、とても格式の高い神社なんですね。
ちなみに近年は
伊曽乃神社
↓
ISOの神社
という語呂合わせから、ISO取得の祈願を行なっているそうですよ!
これは面白いですね!
西条まつりで有名な伊曽乃神社に到着。
伊曽乃神社と書いていその神社と読みます。
創建年はなんと西暦158年!
伊曽乃神社は1860年以上の歴史を持つ超古社だという。
伊予国の御村別(みむらのわけ)の祖・武国凝別命(景行天皇の皇子)が東予地方を開拓するにあたり、皇祖神である天照大神を祀ったことが始まりといわれています。
奈良時代には皇室からの尊崇が厚く、新羅遠征や南海道の海賊平定などの国家的行事・奉幣祈願が数多く斎行され、伊予国第一の大社として栄えたそうです。
そして、従四位下に叙せられました。
なんとこれは、我が国初の神位奉授だという!
実は何気にとんでもない神社なのです。
延喜式神名帳に伊曽乃神社 名神大と記載されている式内社です。
その他、766年の続日本紀に伊曽乃神。
806年の新抄格勅符抄に伊曽乃神。
その後の866年・870年・875年の国史にも記載されているそうです。
1141年には正一位となり、崇徳天皇から勅額を賜ったという。
しかし、1585年に豊臣秀吉の四国征伐で社殿と社宝をことごとく焼失。。
その際、難を逃れるために土佐国へ遷座。
そして1606年に現在地へ復座したんだって。
江戸時代には西条藩の祈願所とされ、歴代藩主から崇敬されていたといいます。
古くは磯野宮と称していた時代もあったそうですよ。
そんな由緒正しき古社でありますが、近代社格制度の際に祭神不詳として官社の認可を受けられず、伊予国第一県社という社格に止まりました。
しかし1940年、長年の昇格運動が身を結んで国幣中社に昇格したんだって。
近代社格制度の廃止後は別表神社に列せられております。
ということで、とても格式の高い神社なんですね。
ちなみに近年は
伊曽乃神社
↓
ISOの神社
という語呂合わせから、ISO取得の祈願を行なっているそうですよ!
これは面白いですね!
参道と狛犬と手水舎
●参道
そんなこんなで、参拝開始。
それにしても趣のある参道です。
丸石を敷き詰めているため、少々歩きにくかったですが、例え足をグネって捻挫しても許せてしまうくらい素敵な風景でした。
●狛犬①②
●狛犬①②
・奉納年不明
参道脇には尾立型の狛犬ちゃんがおられました。
大きな垂れ耳とブタ鼻が特徴的な狛犬ちゃんでしたよ。
●狛犬③④
●狛犬③④
・1961年奉納
・伊藤五百亀 作
こちらは神門前の狛犬ちゃんです。
この狛犬ちゃんは西条市出身の彫刻家・伊藤五百亀さんという方が手掛けた作品なんだって。
ちなみに五百亀と書いていおきと読むそうです。
●手水舎
●手水舎
・建立年不明
・銅板葺 切妻造
そんなこんなで、手水舎でお清め。
礎石がデカっ!
全ての神社を参拝したわけではないので偉そうなことは言えませんが、今まで2000寺社巡った中で断トツNO.1の巨大礎石でした。
笑っちゃいけないけど、ニヤニヤが止まりません。
そんなこんなで、参拝開始。
それにしても趣のある参道です。
丸石を敷き詰めているため、少々歩きにくかったですが、例え足をグネって捻挫しても許せてしまうくらい素敵な風景でした。
●狛犬①②
●狛犬①②
・奉納年不明
参道脇には尾立型の狛犬ちゃんがおられました。
大きな垂れ耳とブタ鼻が特徴的な狛犬ちゃんでしたよ。
●狛犬③④
●狛犬③④
・1961年奉納
・伊藤五百亀 作
こちらは神門前の狛犬ちゃんです。
この狛犬ちゃんは西条市出身の彫刻家・伊藤五百亀さんという方が手掛けた作品なんだって。
ちなみに五百亀と書いていおきと読むそうです。
●手水舎
●手水舎
・建立年不明
・銅板葺 切妻造
そんなこんなで、手水舎でお清め。
礎石がデカっ!
全ての神社を参拝したわけではないので偉そうなことは言えませんが、今まで2000寺社巡った中で断トツNO.1の巨大礎石でした。
笑っちゃいけないけど、ニヤニヤが止まりません。
神門と拝殿と本殿
●神門
●神門
・建立年不明
・銅板葺 三間一戸 平入り切妻造
そんなこんなで、神門へ。
一説によると、イソノ神社のイソとはイサが転じたものといわれてるそうです。
ちなみに、イサとは神聖という意味があるそうです。
ということで、イサ野 → 神野 → イソ野 → 伊曽野 → 伊曽乃となったのかな?
神紋は御所車。
御所車とは、平安時代の皇族や貴族が乗っていた牛車のことです。
源氏物語の絵巻物に多く描かれていることから源氏車と呼ばれることもあります。
●拝殿
そんなこんなで、神門をくぐり拝殿へ。
●拝殿
・1940年再建
・銅板葺 平入り切妻造
●祭神
・天照大神の荒魂
・武国凝別命
この2柱を総称して伊曽乃神と呼んでいるそうです。
一説によると、伊曽乃の神(女神)と石鎚の神(男神)は夫婦といわれています。
ちなみにこの伝説にはもう1つ面白いエピソードがあります。
修業中、もし伊曽乃の神が石鎚山に登ってきたらどうしよう〜???
と思った石鎚の神は、天に逃げ登ろうとして思わず右足を上げてしまったという。
そんなこんなで、石鎚大権現が右足を上げているのはそのときの姿なんだって(笑)
●本殿
●本殿
・1940年再建
・銅板葺 神明造
・総檜造
鳥居は神明鳥居。
神門と拝殿も神明系。
本殿は神明造。
祭神は天照大神の荒魂。
ということで、境内は見事なまでに神明系で統一されていました。
●神門
・建立年不明
・銅板葺 三間一戸 平入り切妻造
そんなこんなで、神門へ。
一説によると、イソノ神社のイソとはイサが転じたものといわれてるそうです。
ちなみに、イサとは神聖という意味があるそうです。
ということで、イサ野 → 神野 → イソ野 → 伊曽野 → 伊曽乃となったのかな?
神紋は御所車。
御所車とは、平安時代の皇族や貴族が乗っていた牛車のことです。
源氏物語の絵巻物に多く描かれていることから源氏車と呼ばれることもあります。
●拝殿
そんなこんなで、神門をくぐり拝殿へ。
●拝殿
・1940年再建
・銅板葺 平入り切妻造
●祭神
・天照大神の荒魂
・武国凝別命
この2柱を総称して伊曽乃神と呼んでいるそうです。
一説によると、伊曽乃の神(女神)と石鎚の神(男神)は夫婦といわれています。
●伊曽乃神社の投石伝説
その昔、石鎚山は女人禁制の山でした。
ある日、石鎚の神と伊曽乃の神が加茂川のほとりで出会って恋仲になったという。
そして伊曽乃の神は結婚を迫るのですが、石鎚の神は石鎚山での修業があるため断りました。
そこで石鎚の神は伊曽乃の神に『石鎚山の山頂から3個の石を投げるから、真ん中の石が落ちたところに館を建てて待っていてほしい』と言って石鎚山に入ったそうです。
そんなこんなで、落ちてきた3つの石の真ん中の場所に創建したのが伊曽乃神社だという。
その後、石鎚の神は修業を終えて、無事に伊曽乃の神と結婚したそうです。
その昔、石鎚山は女人禁制の山でした。
ある日、石鎚の神と伊曽乃の神が加茂川のほとりで出会って恋仲になったという。
そして伊曽乃の神は結婚を迫るのですが、石鎚の神は石鎚山での修業があるため断りました。
そこで石鎚の神は伊曽乃の神に『石鎚山の山頂から3個の石を投げるから、真ん中の石が落ちたところに館を建てて待っていてほしい』と言って石鎚山に入ったそうです。
そんなこんなで、落ちてきた3つの石の真ん中の場所に創建したのが伊曽乃神社だという。
その後、石鎚の神は修業を終えて、無事に伊曽乃の神と結婚したそうです。
ちなみにこの伝説にはもう1つ面白いエピソードがあります。
修業中、もし伊曽乃の神が石鎚山に登ってきたらどうしよう〜???
と思った石鎚の神は、天に逃げ登ろうとして思わず右足を上げてしまったという。
そんなこんなで、石鎚大権現が右足を上げているのはそのときの姿なんだって(笑)
●本殿
●本殿
・1940年再建
・銅板葺 神明造
・総檜造
鳥居は神明鳥居。
神門と拝殿も神明系。
本殿は神明造。
祭神は天照大神の荒魂。
ということで、境内は見事なまでに神明系で統一されていました。
社叢
●御神木 楠
●御神木 楠
・樹齢 約700年
・樹高 約30m
・目通り幹周 約5.5m
・西条市名水・名木50選
神門前には大きなクスノキがありました。
昔、神社師匠に教えてもらったのですが、この様な古木は根っこからも物凄いパワーが出ているという。
ということで、地面に立っているだけでパワーをガンガンに浴びることができるんだって。
だからこういった古木に出会えたときはなるべく木の近くに居るようにしています。
いくら生まれたてのオジさんといえども、なんだかんだ昔より体力も気力も落ちてるからね。
そんなこんなで、古木の前に立ってパワーチャージ。
●御神木 楠
・樹齢 約700年
・樹高 約30m
・目通り幹周 約5.5m
・西条市名水・名木50選
神門前には大きなクスノキがありました。
昔、神社師匠に教えてもらったのですが、この様な古木は根っこからも物凄いパワーが出ているという。
ということで、地面に立っているだけでパワーをガンガンに浴びることができるんだって。
だからこういった古木に出会えたときはなるべく木の近くに居るようにしています。
いくら生まれたてのオジさんといえども、なんだかんだ昔より体力も気力も落ちてるからね。
そんなこんなで、古木の前に立ってパワーチャージ。
境内社
●古茂理神社
・木花之佐久夜毘賣命
●御先神社
・猿田毘古神
●三社
・山王神社 → 大山咋神
・厳島神社 → 宗像三女神
・妙見神社 → 八千鉾神(大国主命)
●鎮守神社(又野神社)
・又野の村上平兵衛
・宇高の高橋孫兵衛
●瑞枝神社
・祖霊並久門家祖神
●天満神社
・菅原道真公・大物主命・可々背男命
・大山積命・神田大明神
●加茂・神戸両郷内諸社遥拝所
・境外末社の遥拝所
・木花之佐久夜毘賣命
●御先神社
・猿田毘古神
●三社
・山王神社 → 大山咋神
・厳島神社 → 宗像三女神
・妙見神社 → 八千鉾神(大国主命)
●鎮守神社(又野神社)
・又野の村上平兵衛
・宇高の高橋孫兵衛
●瑞枝神社
・祖霊並久門家祖神
●天満神社
・菅原道真公・大物主命・可々背男命
・大山積命・神田大明神
●加茂・神戸両郷内諸社遥拝所
・境外末社の遥拝所
西条まつり
●西条まつり
伊曽乃神社といえば西条まつり!
西条まつりは、江戸時代から続く秋祭りで、五穀豊穣を神に感謝する神事なんだって。
伊曽乃神社と嘉母神社と石岡神社と飯積神社という4社の例祭を総称して西条まつりと呼ぶそうです。
恥ずかしながら、あたしゃ伊曽乃神社だけの例祭かと思っていましたよ!
例祭期間中は約150台の神輿やだんじりが奉納され、その数は日本一ともいわれています。
なんと例祭期間中は、西条市民のほとんどが祭りに参加するため、会社や工場や学校などが一斉に休みになるんだって!
開いているのはコンビニと救急・消防・医療関係だけで、飲食店の多くも閉まってしまうという!
最高だな、西条市!
会社に行かなくていいなんて!
そういえば、西条市出身の会社の同僚は、毎年西条まつりのときは実家に帰ってる!
何かお祭りの手伝いでもするのかなぁ~と思っていたけど、まさか遊びに帰ってたとはっ!
後日、その同僚に聞いてみたら『西条では祭りの日は元旦』という想定外の名言が飛び出しました。
実際に西条の人は、西条まつりの日を元旦だと思ってる人が多いそうです(笑)
伊曽乃神社といえば西条まつり!
西条まつりは、江戸時代から続く秋祭りで、五穀豊穣を神に感謝する神事なんだって。
伊曽乃神社と嘉母神社と石岡神社と飯積神社という4社の例祭を総称して西条まつりと呼ぶそうです。
恥ずかしながら、あたしゃ伊曽乃神社だけの例祭かと思っていましたよ!
例祭期間中は約150台の神輿やだんじりが奉納され、その数は日本一ともいわれています。
なんと例祭期間中は、西条市民のほとんどが祭りに参加するため、会社や工場や学校などが一斉に休みになるんだって!
開いているのはコンビニと救急・消防・医療関係だけで、飲食店の多くも閉まってしまうという!
最高だな、西条市!
会社に行かなくていいなんて!
そういえば、西条市出身の会社の同僚は、毎年西条まつりのときは実家に帰ってる!
何かお祭りの手伝いでもするのかなぁ~と思っていたけど、まさか遊びに帰ってたとはっ!
後日、その同僚に聞いてみたら『西条では祭りの日は元旦』という想定外の名言が飛び出しました。
実際に西条の人は、西条まつりの日を元旦だと思ってる人が多いそうです(笑)
御朱印情報
●御朱印の種類
・伊曽乃神社の御朱印
・古茂理神社の御朱印
●御朱印の受付場所
・社務所(授与所)
●御朱印の受付時間
・9:00~17:00
●御朱印の料金
・各300円
●期間限定・特別御朱印
・奉祝践祚改元の御朱印
・天皇陛下御大典奉祝の御朱印
・お正月限定の御朱印
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2011年6月4日 参拝
・2021年7月 更新
・伊曽乃神社の御朱印
・古茂理神社の御朱印
●御朱印の受付場所
・社務所(授与所)
●御朱印の受付時間
・9:00~17:00
●御朱印の料金
・各300円
●期間限定・特別御朱印
・奉祝践祚改元の御朱印
・天皇陛下御大典奉祝の御朱印
・お正月限定の御朱印
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2011年6月4日 参拝
・2021年7月 更新
参拝情報とアクセス
●開門時間
・不明
●社務所(授与所)
・8:00~17:00
●拝観料
・無料
●宝物館
・大人(中学生以上) 300円
・小人(小学生以上) 100円
・小学生以下 無料
●最寄りの駅
・JR伊予西条駅から車で10分
・JR伊予西条駅から徒歩40分
●最寄りのIC
・松山自動車道
いよ西条ICから車で18分
・松山自動車道
いよ小松ICから車で22分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり
・不明
●社務所(授与所)
・8:00~17:00
●拝観料
・無料
●宝物館
・大人(中学生以上) 300円
・小人(小学生以上) 100円
・小学生以下 無料
●最寄りの駅
・JR伊予西条駅から車で10分
・JR伊予西条駅から徒歩40分
●最寄りのIC
・松山自動車道
いよ西条ICから車で18分
・松山自動車道
いよ小松ICから車で22分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり