所在地 | 山口県山口市秋穂二島惣在所5106 |
---|---|
宗 派 | 真言宗御室派 |
札 所 | 秋穂八十八ヶ所霊場 第54・58・64・69番 |
由 緒 | 896年、近江国・石山寺の僧・観賢が開創。 創建当初は正観寺 千光院という寺号で、七堂伽藍を有する真言秘密伝法灌頂の道場だったそうです。しかし、1586年の火災で焼失。そして、1588年に真善坊と合併したそうです。1899年、真善坊と遍照寺と千光院が合併し朝日山 真照院という寺号に改称。一時期、秋穂八十八ヶ所霊場の創始者・性海法印が住職を務めていたお寺といわれています。 |
HP | 朝日山真照院-山口市秋穂の真言宗御室派の寺院 |
山門と手水舎と鐘楼
●山門
●山門
・建立年不明
・瓦葺 切妻造 四脚門
本日は朱フレのYさんに秋穂の寺社を案内してもらっています。
そんなこんなで、秋穂八十八ヶ所霊場の第54・58・64・69番札所であります真照院に到着。
正式名称は朝日山 真照院。
あさひさん しんしょういんと読みます。
創建当初は正観寺 千光院という寺号だったそうですが、1586年の火災後に真善坊と合併。
そして1899年に真善坊と遍照寺と千光院が合併し、真善坊の真、遍照寺の照、千光院の院をとって、真照院という寺号になったんだって。
かつてこのお寺さんは、七堂伽藍を有する大寺院で真言秘密伝法灌頂の道場だったそうです。
その名残か、境内はとっても広いです。
面白いなぁ〜と思ったのは、壮大な将来境内図!
現在の境内図じゃなく、未来の境内図があるというね!
どうやら将来的には、現境内に楼門や観音堂などが追加される予定のようです。
かなり壮大な大事業だね!
●手水舎と鐘楼
●手水舎
・建立年不明
・銅板葺 切妻造
●鐘楼
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
この真照院は秋穂八十八ヶ所霊場の札所なのですが、一時期、秋穂八十八ヶ所霊場の創始者・性海法印が住職を務めていたお寺といわれています。
ちなみに秋穂八十八ヶ所霊場は、日本最古の写し四国(四国八十八ヶ所を模した霊場)といわれています。
ちなみに秋穂八十八ヶ所霊場の総距離は約48km。
歩き遍路だと、順調にいって約2日間の旅になるのだとか。
2日で48kmかぁ・・・私には無理そうだなぁ〜。
3日はかかりそうだぁ〜。
●参道
朝日山 真照院という山号でもわかるように、このお寺さんは標高約70mの朝日山の中腹にあります。
ということで、駐車場からはしばらく石階段が続きます。
●山門
・建立年不明
・瓦葺 切妻造 四脚門
本日は朱フレのYさんに秋穂の寺社を案内してもらっています。
そんなこんなで、秋穂八十八ヶ所霊場の第54・58・64・69番札所であります真照院に到着。
正式名称は朝日山 真照院。
あさひさん しんしょういんと読みます。
創建当初は正観寺 千光院という寺号だったそうですが、1586年の火災後に真善坊と合併。
そして1899年に真善坊と遍照寺と千光院が合併し、真善坊の真、遍照寺の照、千光院の院をとって、真照院という寺号になったんだって。
かつてこのお寺さんは、七堂伽藍を有する大寺院で真言秘密伝法灌頂の道場だったそうです。
その名残か、境内はとっても広いです。
面白いなぁ〜と思ったのは、壮大な将来境内図!
現在の境内図じゃなく、未来の境内図があるというね!
どうやら将来的には、現境内に楼門や観音堂などが追加される予定のようです。
かなり壮大な大事業だね!
●手水舎と鐘楼
●手水舎
・建立年不明
・銅板葺 切妻造
●鐘楼
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
この真照院は秋穂八十八ヶ所霊場の札所なのですが、一時期、秋穂八十八ヶ所霊場の創始者・性海法印が住職を務めていたお寺といわれています。
ちなみに秋穂八十八ヶ所霊場は、日本最古の写し四国(四国八十八ヶ所を模した霊場)といわれています。
●秋穂八十八ヶ所霊場とは?
秋穂八十八ヶ所霊場は、山口市の秋穂地区と秋穂二島地区を中心に開創された霊場です。
1783年、遍明院 第8世・性海法印が弟子・善心法師とともに四国八十八ヶ所を巡り、各札所から御符と敷地の土砂を受けて帰郷したそうです。
そして、霊域を定めてそれぞれの地に土砂を撒き、その上に小さな御堂を建てて御符を奉安。
それが秋穂八十八ヶ所霊場の始まりといわれています。
秋穂八十八ヶ所霊場が開創された当初は、他宗派の寺院や村民から理解されず、お堂が破られたり、弘法大師像が持ち去られたりするなど、苦難の時期があったそうです。
しかし性海法印の熱い思いにより、少しずつ村民の心に浸透。
そして、弘法大師の教えは地域の隅々に布教され、他宗派寺院も協力していったという。
それ以来、秋穂八十八ヶ所霊場は地域住民の方々により大切に守られ、現在に至るそうです。
秋穂八十八ヶ所霊場は、山口市の秋穂地区と秋穂二島地区を中心に開創された霊場です。
1783年、遍明院 第8世・性海法印が弟子・善心法師とともに四国八十八ヶ所を巡り、各札所から御符と敷地の土砂を受けて帰郷したそうです。
そして、霊域を定めてそれぞれの地に土砂を撒き、その上に小さな御堂を建てて御符を奉安。
それが秋穂八十八ヶ所霊場の始まりといわれています。
秋穂八十八ヶ所霊場が開創された当初は、他宗派の寺院や村民から理解されず、お堂が破られたり、弘法大師像が持ち去られたりするなど、苦難の時期があったそうです。
しかし性海法印の熱い思いにより、少しずつ村民の心に浸透。
そして、弘法大師の教えは地域の隅々に布教され、他宗派寺院も協力していったという。
それ以来、秋穂八十八ヶ所霊場は地域住民の方々により大切に守られ、現在に至るそうです。
ちなみに秋穂八十八ヶ所霊場の総距離は約48km。
歩き遍路だと、順調にいって約2日間の旅になるのだとか。
2日で48kmかぁ・・・私には無理そうだなぁ〜。
3日はかかりそうだぁ〜。
●参道
朝日山 真照院という山号でもわかるように、このお寺さんは標高約70mの朝日山の中腹にあります。
ということで、駐車場からはしばらく石階段が続きます。
本堂
●本堂
●本堂
・1963年建立
・鉄筋コンクリート造
・本尊 千手観世音菩薩
・秋穂八十八ヶ所 第58番
そんなこんなで、本堂に到着。
もともとここには木造の本堂が建っていたそうですが、1942年の火災で焼失。。
その後、1963年に鉄筋コンクリート造で再建されたのが現在の本堂なんだって。
なんとこの本堂は山口市最古の鉄筋コンクリート造だという!
それにしても怪しいお堂です。
まるでホワイトベースのようだね。
いけない方向に行ってしまった昭和モダン。
名付けて昭和遺産。
Yさんと小声で『ドキドキするねぇ』と話ながらの参拝となりました。
体内から漏れ出るゾキゾキ音・・・このドキドキとゾワゾワ感がたまんないのよ!
そんなこんなで、堂内へ。
黄金の柱がこれまた怪しい。
そんなことより、御本尊は千手観音さん。
御本尊様は1942年の火災から焼失を免れた仏様。
厨子が閉ざされていたので、秘仏としてお祀りされているみたいです。
ちなみに厨子には毛利氏の家紋・一文字三つ星がありました。
もしかしたら毛利氏に庇護されてきたお寺なのかな?
そんなことは由緒に一言も書いてなかったけど・・・(-“-;) ??
御本尊様の両サイドには不動明王さんと弘法大師さんがおられました。
そして不動明王さんと弘法大師さんの背後には、胎蔵界と金剛界の曼荼羅もありました。
そんなこんなで、真言ワールド全開の空間になっていましたよ。
●本堂
・1963年建立
・鉄筋コンクリート造
・本尊 千手観世音菩薩
・秋穂八十八ヶ所 第58番
そんなこんなで、本堂に到着。
もともとここには木造の本堂が建っていたそうですが、1942年の火災で焼失。。
その後、1963年に鉄筋コンクリート造で再建されたのが現在の本堂なんだって。
なんとこの本堂は山口市最古の鉄筋コンクリート造だという!
それにしても怪しいお堂です。
まるでホワイトベースのようだね。
いけない方向に行ってしまった昭和モダン。
名付けて昭和遺産。
Yさんと小声で『ドキドキするねぇ』と話ながらの参拝となりました。
体内から漏れ出るゾキゾキ音・・・このドキドキとゾワゾワ感がたまんないのよ!
そんなこんなで、堂内へ。
黄金の柱がこれまた怪しい。
そんなことより、御本尊は千手観音さん。
御本尊様は1942年の火災から焼失を免れた仏様。
厨子が閉ざされていたので、秘仏としてお祀りされているみたいです。
ちなみに厨子には毛利氏の家紋・一文字三つ星がありました。
もしかしたら毛利氏に庇護されてきたお寺なのかな?
そんなことは由緒に一言も書いてなかったけど・・・(-“-;) ??
御本尊様の両サイドには不動明王さんと弘法大師さんがおられました。
そして不動明王さんと弘法大師さんの背後には、胎蔵界と金剛界の曼荼羅もありました。
そんなこんなで、真言ワールド全開の空間になっていましたよ。
大師堂と握手大師
●大師堂
●大師堂
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
・秋穂八十八ヶ所 第54・64番
大師堂は秋穂八十八ヶ所霊場の第56番と64番札所になっていました。
大師堂なので弘法大師さんが札所本尊なんだろうなぁ〜と思ったら、第54番が不動明王さんで、第64番が阿弥陀如来さんとなっておりました!
●握手大師
大師堂の前には握手大師さんがおられました。
そんなこんなで、握手会!
南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・
というか、どこかで見たことあるなぁ〜と思ったら、本場・四国八十八ヶ所の第59番・伊予国分寺にも握手大師さんがいたなぁ!
そんなこんなで、人生2度目の握手会となりました。
●大師像
その他、境内には古そうなお大師さまもおられました。
それにしても足が短すぎて可愛い~。
これは頭から彫っていって、足を彫るスペースがなくなったという計算ミスのパターンかな?
私も絵を描くとき、よくこんな感じになるよ!
●大師堂
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
・秋穂八十八ヶ所 第54・64番
大師堂は秋穂八十八ヶ所霊場の第56番と64番札所になっていました。
大師堂なので弘法大師さんが札所本尊なんだろうなぁ〜と思ったら、第54番が不動明王さんで、第64番が阿弥陀如来さんとなっておりました!
●握手大師
大師堂の前には握手大師さんがおられました。
そんなこんなで、握手会!
南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・
というか、どこかで見たことあるなぁ〜と思ったら、本場・四国八十八ヶ所の第59番・伊予国分寺にも握手大師さんがいたなぁ!
そんなこんなで、人生2度目の握手会となりました。
●大師像
その他、境内には古そうなお大師さまもおられました。
それにしても足が短すぎて可愛い~。
これは頭から彫っていって、足を彫るスペースがなくなったという計算ミスのパターンかな?
私も絵を描くとき、よくこんな感じになるよ!
磨崖仏地蔵と妙見様
●磨崖仏地蔵
●磨崖仏地蔵
・1765年作
・像高 約60cm
・石高 約7m
・花崗岩
本堂脇には約7mの巨岩がありました。
そして巨岩の隅っこの方に小さなお地蔵さんが彫られていました。
それにしても、何でこんな目立たないところに摩崖仏を彫ったのでしょうねぇ???
そんなことより、お地蔵さんの両脇には明和二年乙酉 七月廿一日願主 浄心と刻まれていました。
そんなこんなで、この摩崖仏は1765年に浄心という僧が願主となって彫刻されたものと思われます。
●妙見様
こちらはこの地区を守護する妙見様です。
ちなみに立入禁止のため石階段を上ることはできませんでした。
●お願い地蔵としあわせ地蔵
その他、境内にはお願い地蔵さんとしあわせ地蔵さんもおられました。
境内からは秋穂の町を一望することができました。
これはこれはなかなかの開放感!
天気の良い日は九州や四国が望めるそうですよ。
そんなこんなで、参拝終了。
いやはや、素敵なお寺さんでした。
●磨崖仏地蔵
・1765年作
・像高 約60cm
・石高 約7m
・花崗岩
本堂脇には約7mの巨岩がありました。
そして巨岩の隅っこの方に小さなお地蔵さんが彫られていました。
それにしても、何でこんな目立たないところに摩崖仏を彫ったのでしょうねぇ???
そんなことより、お地蔵さんの両脇には明和二年乙酉 七月廿一日願主 浄心と刻まれていました。
そんなこんなで、この摩崖仏は1765年に浄心という僧が願主となって彫刻されたものと思われます。
●妙見様
こちらはこの地区を守護する妙見様です。
●妙見菩薩とは?
妙見菩薩とは北極星・北斗七星を神格化した仏教・天部のひとつです。
造化三神の1柱・天之御中主神は、その名のとおり天の真ん中を支配する神様です。
そんなこんなで天之御中主神と妙見菩薩は同一視されることとなり、妙見さんとして信仰されています。
いわゆる妙見信仰です。
妙見菩薩とは北極星・北斗七星を神格化した仏教・天部のひとつです。
造化三神の1柱・天之御中主神は、その名のとおり天の真ん中を支配する神様です。
・天の真ん中を支配する神様・天之御中主神。
・宇宙の中心・北極星を神格化した妙見菩薩。
・宇宙の中心・北極星を神格化した妙見菩薩。
そんなこんなで天之御中主神と妙見菩薩は同一視されることとなり、妙見さんとして信仰されています。
いわゆる妙見信仰です。
ちなみに立入禁止のため石階段を上ることはできませんでした。
●お願い地蔵としあわせ地蔵
その他、境内にはお願い地蔵さんとしあわせ地蔵さんもおられました。
境内からは秋穂の町を一望することができました。
これはこれはなかなかの開放感!
天気の良い日は九州や四国が望めるそうですよ。
そんなこんなで、参拝終了。
いやはや、素敵なお寺さんでした。
御朱印情報
●御朱印の種類
・秋穂八十八ヶ所 第54番(不動明王)
・秋穂八十八ヶ所 第58番(千手観音)
・秋穂八十八ヶ所 第64番(阿弥陀如来)
・秋穂八十八ヶ所 第69番(聖観音)
●御朱印の受付場所
・寺務所
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・各300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2017年11月30日 参拝
・2022年10月 更新
・秋穂八十八ヶ所 第54番(不動明王)
・秋穂八十八ヶ所 第58番(千手観音)
・秋穂八十八ヶ所 第64番(阿弥陀如来)
・秋穂八十八ヶ所 第69番(聖観音)
●御朱印の受付場所
・寺務所
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・各300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2017年11月30日 参拝
・2022年10月 更新
参拝情報とアクセス
●開門時間
・不明
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR四辻駅から徒歩1時間30分
・JR四辻駅から車で10分
●最寄りのバス停
・防長交通
惣在所 バス停から徒歩7分
●最寄りのIC
・山陽自動車道
山口南ICから車で15分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり
・不明
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR四辻駅から徒歩1時間30分
・JR四辻駅から車で10分
●最寄りのバス停
・防長交通
惣在所 バス停から徒歩7分
●最寄りのIC
・山陽自動車道
山口南ICから車で15分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり