摩利支天 徳大寺の御朱印|上野のアメ横にあるお寺|日本三大摩利支天の1つ(東京都台東区)

所在地東京都台東区上野4丁目6−2
宗 派日蓮宗
由 緒1624〜1644年、慈光院の日遣上人が創建。奉安する摩利支天像は、京都で霊夢感得された聖徳太子の自刻と伝わる像で、1708年に徳大寺に安置されたそうです。もともと摩利支天は戦国時代の武将が武神として信仰することが多かったそうですが、江戸時代中期以降、江戸の庶民にも信仰が広がり、下谷摩利支天として尊崇されたという。ちなみに徳大寺の摩利支天は、京都・建仁寺の塔頭・禅居庵、石川県金沢市の宝泉寺とともに日本三大摩利支天の1つとして知られています。
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上野アメ横商店街


本日は東京のディープスポット・上野のアメ横をプラプラと散策しています。


上野のアメ横はJR上野駅からJR御徒町駅の間の高架橋西側と高架下にある約500mの商店街。

上野駅から御徒町駅までは徒歩で10分もかからない距離なのですが、なんとアメ横には400店ものお店が密集しているという。


もともと上野のアメ横は、戦後の闇市からスタートした商店街といわれています。

戦後、東京には新宿・池袋・渋谷・新橋・神田などに闇市が開かれましたが、上野のアメ横は闇市からスタートした商店街としては東京で唯一残る場所です。


それにしても、令和になった現在も闇市感がスゴい!

超エネルギッシュな町です。


ちなみにアメ横という名前は飴屋が由来なんだとか。

終戦直後、砂糖が手に入りにくかった時代、上野の闇市にはたくさんの飴屋があったことから、アメヤ横丁(飴屋通り)と呼ばれるようになったそうです。

アメ屋横丁 → アメ横

それがアメ横の由来なんだって。


その他、アメリカからの舶来品が多いことから、アメリカ横丁 → アメ横になったという説もあるそうですよ。


そんなこんなで、アメ横を散策していると頭上にお寺が!

なんと、お店の屋上にお寺があるというね!

まるでアメ横の繁栄を見守ってるかのようだね!

これはなかなかの珍光景です。


お寺好きとしましては無視できません!

ということで、立ち寄ることに。
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境内入口・狛犬・鐘楼

●境内入口

境内入口には、まるでお祭りのようにたくさんの幟旗が賑やかに立っていました。

これぐらい賑やかにしておかないと、お寺がアメ横の雑踏に飲み込まれてしまいそう!


このお寺の正式名称は妙宣山 徳大寺

妙宣山 徳大寺と書いてみょうせんざん とくだいじと読みます。

摩利支天を御本尊として安置していることから、摩利支天 徳大寺という名で知られるお寺さんです。

また下谷広小路(現・上野広小路)に位置することから、下谷摩利支天とも呼ばれてるそうです。


ということで、境内入口の石灯籠には下谷という文字を確認することができました。

そして片方の石灯籠には摩利支天山・・・

って、摩利支天!?

なんだかよくわかんないけど、山号のように書かれてるよ・・・(-“-;) ??

このお寺の山号は摩利支天山ではなく妙宣山です。


そんなこんなで、境内へ。


●狛犬

●狛犬
・奉納年不明
・岡崎現代型

なぜか石階段の途中には狛犬ちゃんがおられました。

神仏習合のお寺さんなのかな・・・(-“-;) ??


●鐘楼

●鐘楼
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造

境内には鐘楼がありますが、鐘を撞くことはできませんでした。

というか、鐘楼に近づくことすらできませんでした。
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本堂・摩利支天・浄行菩薩・力の亥

●本堂

●本堂
・1964年再建
・銅瓦葺 千鳥破風 唐破風向拝付き
・入母屋造 RC造

続いて、本堂で参拝。

このお寺は1923年に関東大震災で焼失。

その後、1945年には戦災により焼失しています。

終戦後の混乱期、闇市(現・アメ横)の出現などによる町並みの変化に伴い、移転再建が検討されたそうですが、この地に留まることに。

そして1964年に本堂が再建され復興したんだって。

そんなこんなで、1624〜1644年の創建以来約400年間、寺社町として栄えた上野広小路に残る最後の寺院として現在に至るそうです。


本堂の正面には威光殿と書かれた扁額が掲げられていました。

どうやらこの扁額は元内閣総理大臣・吉田茂さんの揮毫のようです。


ちなみに本堂には威光燈という小さな奉納提灯がありました。

夕暮れ時ということもあって、とても幻想的に明かりが灯っていました。


●摩利支尊天像
・飛鳥時代作(?)
・聖徳太子 作
・像高 約50cm

御本尊はもちろん摩利支天さん。

●摩利支天とは?
・仏教の守護神である天部の1つ。

陽炎を神格化したもの。

・陽炎は実体がないので傷付かないということから武士の間で摩利支天信仰が流行。

イノシシの背に立っている。

亥の日は摩利支天の縁日

ちなみに徳大寺の摩利支天は、京都・建仁寺の塔頭・禅居庵、石川県金沢市の宝泉寺とともに日本三大摩利支天の1つとして知られています。


なんと御本尊の摩利支天さんは聖徳太子さんの御手彫なんだとか!

ほんでもって、1708年にこのお寺に安置され、関東大震災と第二次世界大戦の災難から免れた貴重な仏様なんだって。

像高は約50cmとのことなので、災難があると運びやすかったのかな?


ちなみに摩利支天は実体がない、もしくは見えないといわれているためか小さい像が多く、忠臣蔵で有名な大石内蔵助さんは討ち入りの際に(まげ)の中に摩利支天の小像を入れていたそうです。

その他、楠木正成さんや足利尊氏さん毛利元就さんや徳川家康さんなどの武将たちも、摩利支天の尊像や旗印とともに合戦に出陣したといわれています。


●浄行菩薩

本堂内には浄行菩薩さんがおられました。

●浄行菩薩とは?
浄行菩薩さんは法華経に出現する菩薩です。

浄行菩薩さんにを注ぎ、タワシで擦って願をかけると、身の病や心の悩みが取り除かれるといわれます。


そんなこんなで、タワシでゴシゴシ。

なんだろう・・・自分の身体を洗ってるような気がして、とても清々しい気持ちになれましたよ!


●力の亥
 
摩利支天といえばイノシシ!

ということで、境内には力の亥という銅像がありました。

説明板によると、このイノシシ像に触れると気力体力財力が与えられるという御利益があるのだとか!


そんなこんなで、スリスリ・・・

いつまでも元気で、気力にあふれた毎日を過ごすことができますように。

そしてお金持ちになりますように!
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石橋稲荷神社・七面大明神・日蓮聖人像・縁結び地蔵尊

●石橋稲荷神社

続いて、石橋稲荷神社を参拝。

●石橋稲荷神社とは?

1688年、石橋久七というお方がこの地の発展を願い、稲荷神社を創建。

その後、付近の地境に争いが起きた際、奉行の大岡越前守が御神徳を頂き裁定し収めたといいます。

戦後の混乱期に荒廃し衰退しましたが、1949年の火災の際に、御神体と故事が石に刻まれて神地より出土。

そんなこんなで、犬塚信夫さんが旧建物の2階にその石を安置し、多くの人々が信仰したそうです。

その後、ビルの新築に伴い、信者の浄財で屋上に再建し、守護神として御遷座したという。

ここでピンとくる!

もしかして石階段におられた狛犬ちゃんは、この神社の狛犬?


面白いなぁ〜と思ったのが、本殿の千鳥破風に明らかにサイズ違いの扁額があるところ!

なんだこりゃ〜。


●七面大明神

続いて、七面大明神を参拝。

七面大明神は別名・七面天女と呼ばれ、日蓮宗系の寺院では法華経を守護する女神とされています。

もともと七面天女は、日蓮宗の総本山・身延山 久遠寺の守護神として信仰されていましたが、全国に日蓮宗が広まるにつれ、法華経の守護神として各地の日蓮宗寺院で祀られるようになりました。


●日蓮聖人像

七面大明神の隣には日蓮さんの銅像がありました。

わざわざ説明する必要はないですが、日蓮さんは日蓮宗の宗祖です。


●縁結び地蔵尊

その他、境内には縁結び地蔵尊という銅像もありました。


良き友 良き仕事 良き縁を結ぶ 地蔵尊


お地蔵さんにすがる女性・・・

何かストーリー性がありそうな銅像ですが・・・

これは何かの物語の一場面なのでしょうか?


そんなこんなで、参拝終了。

いやはや、素敵なお寺さんでした。
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御朱印情報

●御朱印情報

●御朱印の種類
・摩利支天の御朱印
・浄行菩薩の御朱印
・石橋稲荷神社の御朱印

●御朱印の料金
・各500円

●期間限定・特別御朱印
・亥の日 限定御朱印
・ゐのこ大祭限定御朱印(見開き)


●御朱印の受付場所
・寺務所(本堂内)

●御朱印の受付時間
・9:00~18:00


●オリジナル御朱印帳①
・亥模様(黒、朱、ピンク、水色)
・料金 2000円

●オリジナル御朱印帳②
・花柄紋様
・料金 1500円

・2024年2月11日 参拝
・2024年3月 最終更新

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参拝情報とアクセス

●開門時間
・6:30~18:30

●拝観料
・無料

●最寄りの駅
・JR山手線・京浜東北線
 御徒町駅から徒歩2分

・都営大江戸線
 上野御徒町駅から徒歩2分

・東京メトロ銀座線
 上野広小路駅から徒歩2分

・東京メトロ日比谷線
 仲御徒町駅から徒歩5分

・京成本線
 京成上野駅から徒歩7分

●最寄りのバス停
・上野松坂屋前(春日通)バス停から徒歩1分

●最寄りのIC
・首都高速1号上野線
 上野出入口から約200m

●駐車場
・なし

※摩利支天 徳大寺には駐車場はありません。
ですので、車で参拝の方は近隣の有料駐車場を利用することになります。

摩利支天 徳大寺の地図

 

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