五條天神社の御朱印~ウソがウソにしてくれる~(東京都台東区上野公園)

都道府県別
所在地東京都台東区上野公園4−17
祭 神主祭神
大己貴命・少彦名命
相殿
菅原道真
由 緒71~130年、日本武尊が東征のため忍ヶ岡(現・上野公園付近)を通った時、大己貴命と少彦名命からご加護を頂いたことに感謝し、この2神を祀ったのがこの神社の始まりといいます。その後、幾度か鎮座地を移転し、1928年に現在地へ遷座したそうです。
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五條天神社とは?

●上野公園のマップ

本日は上野公園をプラプラと散策しています。

公園内には上野動物園や東京国立博物館や国立西洋美術館、さらには不忍池弁財天堂や清水観音堂など寛永寺関係の寺社が点在しているのですが、どのスポットもとにかく人が多いんだ!

しかし、この五條天神社は人が少ない!
なんだろう、この格別感(笑)
本日初めて落ち着いた参拝ができそうだね!

そんなこんなで、参拝開始。

●五條天神社とは?

五條天神社というくらいだから、もちろん主祭神は菅原道真さん!

・・・と思ったら、なんと大己貴命と少彦名命が主祭神だという!

・・・はて???

そもそも五條天神社が誕生したのは神話の時代。
そんな時代に道真さんがいるはずがない。

これはどういうことなんだい???

ということで、調べてみることに。
どうやら五條天神社の天神とは、天神さま(菅原道真)ではなく、天の神という意味合いを持っていたそうです。

なるほどー^^

その後、1641年に天海と公海が『社名に天神とあるのに菅原道真像がないのはどうしたものか?』ということで、菅原道真像をつくって開眼供養を行なったそうです。
そして、道真さんを合祀して下谷天満宮と呼ばれるようになったんだって。

ということで、現在は相殿神として道真さんが祀られています。

江戸時代には、東都七天神の1つに数えられ、また湯島天満宮・平河天満宮とともに江戸三大天神と呼ばれるようになったみたいですよ。
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鳥居と手水舎と狛犬

●鳥居

●鳥居
・1926年建立
・石造 神明鳥居

鳥居をよく見ると、柱だけが新しかったです。
どうやら、もとの柱は東日本大震災の際に亀裂が入ってしまったそうで、そのため震災後に新たな柱で再建したみたいですよ。


●参道

鳥居をくぐると参道に突入。
参道は下り参道になっていました。
下り参道とは、ちょっと珍しいですね。
きっと地形を生かした結果、下り参道になったのでしょう。


●狛犬①②

●狛犬①②
・1926年建立
・江戸獅子の狛犬
・石工・合田藤八 作

参道脇には、玉取り型子取り型の狛犬ちゃんがおられました。
江戸獅子の特徴であるモッサモサの毛並みを深く彫り込んだカッコいい狛犬ちゃんでした。

どうやらこの狛犬ちゃんは1926年生まれのようです。
ということで、鳥居と同い年です。

鳥居方向へ直角に首を曲げて、まるで同級生の友達(鳥居)を呼んでいるかのよう・・・私にはそう見えました^^


●手水舎


●手水舎
・建立年不明
・銅板葺 宝形造

なぜか屋根のテッペンには鳳凰がいました。
そんなこんなで、ちょっとした平等院気分を味わえました^^

ちなみに鳳凰とは、中国の古代思想における四神の1つです。
霊泉の甘い泉の水だけを飲み、60〜120年に1度だけ実がなる竹の実だけを食べ、梧桐の木にしか止まらないといわれる霊鳥です。
ちなみに、鳳はオスで、凰がメスなんだって。

あと、カボチャのようなミカンのような手水鉢が可愛かったです。


●狛犬③④

●狛犬③④
・建立年不明
・青銅製
・護国系の狛犬

拝殿前には、ブロンズ製の狛犬ちゃんがおられました。

異常に脚が長く、スマートなフォルムでした。
めっちゃくちゃ足が早そう(笑)
きっと逃げても秒で追いつかれるだろうなぁ。
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拝殿

●拝殿

●拝殿
・1928年建立
・銅板葺 入母屋造

もともとこの神社は、上野公園内の摺鉢山古墳の上に鎮座していたそうです。

しかし1657年に寛永寺の境内拡張にともない、黒門(旧本坊表門)の右脇に遷座。

さらに1697年に再び寛永寺の境内拡張にともない、神職であった瀬川家の屋敷内(現・アメ横入口)に遷座。

そして1925年、現在地へ遷座したそうです。

もともとの鎮座に近いこともあり、おかえり!って感じですね^^


主祭神は大己貴命少彦名命
大己貴命とは大国主命のことです。

大国主と少彦名は、古事記・日本書紀の国造り神話で有名な名コンビです。

↓こちらに国造り神話のことを書いています↓
[14]大国主の国造り
少名毘古那(スクナビコナ) 大国主(オオクニヌシ)は出雲の美保崎にいる時、小さな神がやってきたんだ。 その小さな神は、一寸法師のように小さなガガイモの実の殻の船に乗り、蛾の服を着ていたよ。 名前を聞いても答えないもんだか
大己貴命(大国主)は、因幡の白兎を治療して助けた神様です。

少彦名命は、手の平サイズの小さな神様で薬の神として有名なお方です。

ということで、古くからこの神社は医薬祖神として信仰されているそうです。

ちなみに、毎月10日に主祭神の大己貴命・少彦名命にちなんで、医薬祭が行われるそうです。
医薬祭では、病気平癒・健康祈願の祈祷が行われ、沢山の参拝客が訪れるそうですよ。


相殿神は菅原道真
天神さまとして知られ、学業の神様として有名なお方です。

ちなみに、毎年1月25日と元旦に鷽替えの神事が行われるそうです。

●鷽替えの神事とは?
鷽(ウソ)とは、菅原道真が蜂の大群に襲われたときに救ってくれた鳥のことです。

ほんでもって鷽替え神事とは、菅原道真を祀る神社で行われる特殊神事です。

毎年新しい鷽に替えることで、前年にあった悪いことを全て嘘にして幸運に替えちゃおーっというポジティブな神事です。
ちなみに、江戸時代から続く神事なんだって。

それにしても、鷽(ウソ)と嘘(ウソ)かぁ・・・ダジャレ要素満載^^

この神社の鷽替えの神事では、宮司さんによる一刀彫の木彫りの鷽が授与されるそうですよ。

●木鷽
元旦と1月25日(初天神)の朝に1人につき1体を限定頒布
初穂料は1500円です。

通常は頭頂部に銀紙が貼られていますが、まれにレアな金紙が貼られた金鷽がいるそうですよ〜。
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その他の見どころ

●五條橋

不忍池側の西鳥居前には五條橋がありました。

五條橋といえば、牛若丸と弁慶が出会った京都の五條橋を思い浮かべちゃいます。

東叡山寛永寺は比叡山延暦寺。
清水観音堂は京都・清水寺。
不忍池は琵琶湖。

もしかして、この五條橋は京都の五條橋を模して架けられたとか?
・・・それはないか(笑)


●神輿庫

神輿庫には、千貫神輿と呼ばれる神輿が置かれていました。
この千貫神輿は、毎年5月25日にある例大祭で、3年に1度御渡が行われるそうですよ。


●境内の風景

花園稲荷神社に続く階段の壁には奉納者の名前が刻まれていました。
こ、これは・・・何かの台座的なものを壁としてリサイクルしたものなのかなぁ?
はたまたもともと壁として奉納したものなのかなぁ?

なんにしろ奉納壁って、ちょっと珍しいですね!


ちなみに五條天神社の隣には、兼務社の花園稲荷神社が鎮座しています。
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御朱印情報

●御朱印の種類
・五條天神社の御朱印
・花園稲荷神社の御朱印(兼務社)

●御朱印の受付場所
・社務所

●御朱印の受付時間
・9:00〜17:00

●御朱印の初穂料(料金)
・300円

●期間限定・特別御朱印
・確認できませんでした。
(2020年11月現在)


●オリジナル御朱印帳
五條天神社ならびに花園稲荷神社のオリジナル御朱印帳はありませんでした。

しかし、全国天満宮梅風会の東京の天神さまの御朱印帳がありました。


・16cm×11cm
・1500円

上野公園で頂ける御朱印

上野公園では7寺社が存在し、通常の御朱印9つを頂くことができます。
期間限定・特別御朱印や月替わりの御朱印を含めると、もっとたくさんの御朱印を頂くことができるという。 さらにオリジナル御朱印帳もあったりします。

そんなこんなで、上野公園で頂ける御朱印をまとめてみました。
上野公園で頂ける御朱印とオリジナル御朱印帳のまとめ
上野公園の御朱印マップどっからどこまでが上野公園なのかわからないけど、とにかく巨大な公園。そんな上野公園では7寺社が存在し、通常の御朱印9つを頂くことができます。期間限定・特別御朱印や月替わりの御朱印を...

拝観情報とアクセス

●開門時間
・6:00〜17:30

●拝観料
・無料

●電車
・JR・京成・東京メトロ
 上野駅から徒歩5分

●バス
・東西めぐりんバス
 不忍池(弁天堂) 徒歩2分

・都営バス
 上野公園山下 徒歩5分

●駐車場
・専用駐車場はありません

五條天神社の地図

 

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