皇子原神社の御朱印~神武天皇の生誕地~(宮崎県西諸県郡高原町)

所在地宮崎県西諸県郡高原町大字蒲牟田
祭 神狭野尊(神武天皇)
由 緒神武天皇の誕生地に鎮座。神武天皇は、本殿裏にある産婆石の付近で産まれたことにより、この地は母・玉依姫が神武天皇を出産した産屋跡ともいわれています。1920年、皇太子時代の昭和天皇が参拝。その他、久邇宮家・秩父宮・伏見宮家・閉院宮家・高松宮家・梨本宮家・朝香宮家・三笠宮家の歴代皇族が崇敬し、1945年まで国家行事として天孫降臨祭が行われていたそうです。もともとこの地には狭野神社が鎮座。そのため、皇子原神社は狭野神社の元宮といわれてます。
HP狭野神社-公式ホームページ
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皇子原神社とは?

●皇子原公園・駐車場

狭野神社の境外末社であります皇子原神社
なんとこの神社は、初代天皇・神武天皇の生誕地に鎮座しているという!

ということで、今回の宮崎旅でどうしても訪れたい場所の1つでした。

ちなみに皇子原神社は、皇子原公園内に鎮座しています。
そんなこんなで、皇子原公園の無料駐車場に車を止めて皇子原神社へ向けてGO!



皇子原神社と書いておうじばる神社と読みます。
ちなみに、皇子原神社が鎮座する高原町はたかはる町と読みます。

九州ではのつく地名をはるばると読むことが多いです。
はる・ばると読む理由には諸説あるそうですが、朝鮮語の村落などを意味するフレフルブルが転じてはるばるになったという説があるそうです。

ということで、この地は古くから朝鮮と交流があった村落、もしくは交流が深かった頃に栄えた村落があったのかもしれませんね!

もしかしたら、天皇のルーツは渡来人の可能性も!?
・・・って、これはタブーの領域か!

そんなこんなで、朝鮮語説を採用するなら

皇子原とは、
皇子 → 神武天皇
原  → 村落

ということで
皇子時代の神武天皇が住んでいた村という意味になります。
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鳥居と参道

●鳥居①

●鳥居①
・建立年不明
・台輪鳥居

そんなこんなで、皇子原神社に到着。
まず最初にお出迎えしてくれたのはカラフルな台輪鳥居。

柱と貫と額束 →
笠木 →
島木 →

という一風変わったコーディネートの鳥居になってます。
このタイプの鳥居は、九州南部(霧島・大隅・薩摩地方)のみで見られる珍しい鳥居です。
なんで3色の鳥居なのか・・・理由は不明です。


●参道

そんなこんなで、鳥居①をくぐると参道に突入。
どうやら皇子原神社は小高い丘の上に鎮座している模様。


・・・ん!?

・・・ちょっと待て。

違う!
これは丘ではなく古墳だ!

どうやら、この場所は皇子原古墳のようです。
皇子原神社を中心に6基の古墳が点在していて、この皇子原神社は1号古墳の上に鎮座してるんだって!
保存のため発掘調査は行われてないそうですが、5世紀後半から6世紀前半に築造された地下式横穴墓の墳丘といわれています。

この丘全体が古墳なのか、丘の一部が古墳なのかわかりませんが、お墓の上を歩くのはちょっと申し訳ない気持ちです。


●鳥居②

そんなこんなで、参道を上ると再び鳥居に到着。
鳥居①同様、島木が白で塗られた珍しい鳥居でした。
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本殿と産婆石

●本殿

●本殿
・建立年不明
・銅板葺 神明造
・狭野神社の元宮
・神武天皇(幼名・狭野尊)を祀る


神武天皇は幼年期をこの地で過ごし、狭野神社から皇子原神社にかけての一帯には、神武天皇の御生誕の霊跡とされる地が多く残ってます。

ちなみに、神武天皇は15歳の時に皇太子に即位し、現・宮崎市へお引越しします。
そして、現・皇宮神社(皇宮屋)で政治を執っていたそうです。


●産婆石

本殿裏には、いかにも由緒がありそうな石が2つ祀られていました。

なんと、この石!
神武天皇の母・玉依姫が出産の時にしがみついた石といわれています!
ということで、ここで神武天皇が産まれたという!

そのためこの地は、神武天皇を出産した産屋跡ともいわれています。

ちなみに産婆石と書いてうべいしと読むそうです。


いやはや、どうにもこうにも神話浪漫ビンビンですね!
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神武天皇の腰掛石

●神武天皇の腰掛石

参道脇には神武天皇の腰掛石がありました。


なんとこの石!
ちょっとだけ背もたれがあるという(笑)


そんなこんなで、腰掛けてみる・・・
座る部分が浅すぎてめちゃくちゃ座りにくいです(笑)

なんかお爺ちゃんみたい・・・。


●境内からの景色

本殿裏の風景。

木の間からは2体の人形をのぞむことができました。
神武天皇も、こんな感じで遊んでいたのかなぁ。


本殿裏の風景。

ちなみに、境内横をゴーカートがドドドドォォォォと走りまくっています!

過去、サーキットの音や射撃の音を聞きながらの参拝はありましたが、ゴーカートは初めてだ!

そんなこんなで、ものすごい騒がしい神社でした。
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神武の館とじんむくん

●神武の館


皇子原公園には、神武の館という施設がありました。

狭野神楽をイメージした重厚な木製扉がワクワク感を煽ってきます!


どんな施設なんだろう・・・と、はち切れんばかりの期待を胸に入館しましたが、特に見所がありませんでした(笑)

帰宅後に知ったのですが、施設内には日向神話を再現した蝋人形(?)を展示しているお部屋があるそうです!

どこにあったんだろ・・・見逃して帰ったことが非常に悔しいです!


●じんむくん

皇子原公園のマスコットキャラクターです。

祓原と祓川

●祓原

そんなこんなで参拝後、皇子原神社から車で約5分の所にある祓原に行ってきました。

なんとこの地は、神武天皇が誕生した際に身体を祓い清めた場所だという!

これまた神話浪漫ビンビンの地です!


それにしても探しまくりました!
とにかくめっちゃくちゃ探しまくりました!

正解は、祓川湧水園近くの国道223号線沿いにあります。

まさか国道沿いにあるとは・・・

ここ、何度も通り過ぎたよ!(笑)


●祓川


続いて、祓川を散策。

神武天皇が誕生した際、この川の水で身体を祓い清めたといわれています。


実はここもめっちゃくちゃ探しまくりました!

ページ下に祓原と祓川の地図を貼っておきますので、もしよかったら参考にしてください。

ちなみに、祓川湧水園に数台の駐車スペースがあります。

御朱印情報


●御朱印の種類
・皇子原神社の御朱印


●御朱印の受付場所
・狭野神社の授与所

授与所にて、狭野神社と皇子原神社の御朱印(2社セット)の書置きが用意されていました。

支払い・受け取り・釣銭は全てセルフサービスとなっております。

●御朱印の受付時間
・9:00~16:00

●御朱印の料金
・600円
(狭野神社と皇子原神社の2社セット)

●期間限定・特別御朱印
・なし

●オリジナル御朱印帳
・なし

・2018年5月5日 参拝
・2021年4月29日 再訪
・2021年5月 更新
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皇子原神社の地図

祓原の地図

祓川の地図

 

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