鯖大師本坊の御朱印~鯖大師発祥の地・サバを持つ弘法大師~(徳島県海部郡)

所在地徳島県海部郡海陽町浅川中相15
宗 派高野山真言宗
札 所 ・四国別格二十霊場 第4番
・阿波七福神霊場 布袋尊
由 緒810~823年、空海が塩鯖を運んでいた欲張りな馬子の心を改めさせるために鯖を生き返らせたそうです。これに感服した馬子は空海の弟子となりました。そして、この地に小堂を建て行基像を祀り行基庵(鯖瀬庵)と名付けたそうです。それがこのお寺の始まりといいます。
HP四国別格霊場 第四番札所 鯖大師本坊
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境内入口と仁王像

●境内入口

四国別格二十霊場ならびに阿波七福神霊場の札所であります鯖大師本坊に到着。

このお寺は、通称・鯖大師本坊という名前で知られていますが、正式な寺号は八坂寺

平安時代初期に創建された古寺です。


鯖大師本坊という名前でもわかるように、このお寺には鯖大師さんがおられます。
鯖大師とは文字通り、サバを持った弘法大師です!

全国に鯖大師はたくさんおられますが、このお寺は鯖大師の本坊です。
そうです、鯖大師の発祥地です!

一体全体、どんなお寺さんなんでしょ。
ドキドキワクワク。

そんなこんなで、参拝開始。


●仁王像

境内に入ると、筋肉ムキムキの仁王さんがお出迎えしてくれました。

オラついた目でカッと睨んできます。
青春時代、よくカツアゲに遭っていましたが、その時の光景によく似ています。


悪『おぃ、持ってんだろ。出せよ!』

私『持ってません、勘弁してくだい』

悪『なら、ジャンプしてみろよ』

私『カン、カン』

悪『あるじゃね〜か、サンキュッ』
 『全部もらってくぞ』

私『そ、そんなぁ。。。』



サバ缶をカツアゲされた日のことを・・・


しょっぱなから、しょうもない話しをしてしまってスミマセン。。
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本堂

●本堂

そんなこんなで、本堂で参拝。

本尊は弘法大師像
絶対秘仏のため拝見することはできませんでした。

南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・


●八坂八浜

このお寺がある徳島県海部郡海陽町一帯は、昔から八坂八浜と呼ばれる難所だったそうです。

八坂八浜は、文字通り8つの坂8つの浜が交互に連なる場所で、四国遍路の中で最も長く、最も険しい道だったそうです。

鯖大師本坊は、そんな八坂八浜のほぼ中間にあり、昔から参拝するお遍路さんが多かったといいます。

間違った言い方になるかも知れませんが、当時は休憩所的な役割を果たしていたお寺さんだったようで、お遍路さんにとても重宝されていたみたいです。

現在は昔と違い、道が整備されているので難所という感じはしませんでした。
でも昔と変わらず大勢の参拝者で賑わっていましたよ。

そんなこんなで、本堂での参拝を終え、お待ちかねの鯖大師へ。
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大師堂(鯖大師)

●大師堂

そんなこんなで
はいドン!

こちらが鯖大師さん!

と言いたいところですが、大師堂の前ではたくさんのお遍路さんが読経中。

ということで、読経が終わるまで待つことに。
これは四国あるあるです。

お経は人それぞれ区切るポイントや音程やリズムが違うので、他のお遍路さんの読経を聞くのはすごく勉強になります。

私は他のお遍路さんが唱えるお経の気持ちいいポイントや抑揚などの美味しいところをパクって自分の読経に取り入れています。

ということで、お遍路さんの読経を勉強していたひと時。


そんなこんなで
はいドン!

今度こそ鯖大師さんです!

左手に数珠。
右手にサバを持っています!

南無サバ大師遍照金剛・・・
南無サバ大師遍照金剛・・・
南無サバ大師遍照金剛・・・


●鯖大師とは?
平安時代初期、四国を巡礼していた弘法大師空海は、難所の八坂八浜を訪れました。

そして行基がお手植えした松の下でひと休み・・・。
すると夢に行基が現れ、空海を励ましました。

行基のお言葉でパワーを頂いた空海。
すると目が覚めた空海の前を、塩鯖を背負った馬子(運送屋)が通りがかりました。

八坂八浜は難所のため馬はヘトヘト・・・。

そこで空海は馬子にこう言いました。
『重そうな物を積んでヘトヘトじゃないの。しばらく馬を休ませてあげたらどうだい?ところで何を運んでるんだい?』

すると馬子はこう言いました。
『これは塩鯖だよ。お坊さんには緑がないものさ』

そして空海は『塩鯖を1匹だけ私に施してくれないか?』と言いました。

しかし欲張りな馬子は口汚くののしって断ったという。
そして馬子は立ち去りました。

しばらくして馬子が坂道にさしかかった際、突然が苦しみだして動かなくなってしまったという。

そこで馬子は気付きました・・・きっとお坊さんに失礼を働いたからが当たってしまったのだと。

そんなこんなで、馬子は塩鯖を持って空海のもとに行きました。
そしてお詫びをし、馬の病気を治してくれるように頼みました。

空海はくんできた水をお加持し、馬に与えました。
すると、馬はすぐ元気になったという!

そして空海はお詫びとしてもらった塩鯖に放ちました。

すると、なんと塩鯖は生き返って泳いで行ったという!

このことに感服した馬子は空海の弟子になりました。
空海と馬子の出会いは、きっと行基さまが引き合わせてくれたものだろう。

その後、馬子はこの地に小堂を建て行基像を祀り行基庵と名付けたそうです。
それがこのお寺の始まりといいます。

完。

ちなみに塩鯖にお加持した海辺は鯖生 → 鯖瀬と呼ばれ、現在も地名として残っています。

全国に数々の伝説を残してきた大師さん。
このような超人的なエピソードは全国に300以上存在するといわれています。

私はサイキックモードに突入したときの大師さんが大好きで仕方ありません。


ちなみに鯖大師本坊は、鯖断ち祈願が有名なお寺さんのようです。

鯖断ち祈願とは、3年間サバを食べずに祈念すると願いごとが叶うというものなんだって。

サバ好きの方にとっては相当な苦行になりそうですね!


寺紋はシンプルに丸に鯖!

いやはや、本日も珍しいものが拝見できて有難き幸せ。
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その他の見どころ

●般若心経塔

本堂裏には般若心経塔という名前の多宝塔がありました。

読んで字のごとく、般若心経の写経を奉納するためののようです。

撮影した2009年当時は、まだ落慶しておらず新築状態でした。
あれから随分と時間が経っていますから、今頃はたくさんの写経が奉納されているんだろうなぁ~。


●その他、境内の見どころ
・護摩堂
・馬頭観音堂
・洞窟八十八ヶ所お砂踏み霊場
・洞窟三十三観音お砂踏み霊場
・お山の八十八ヶ所
・稲荷大明神
・金刀比羅宮
・宿坊 鯖大師へんろ会館


●鯖大師 百万両

そういえば、御朱印とともに百万両をいただきました。

この百万両をお財布の中に入れておくとお金が貯まるんだって!
財布の中がお金じゃなくサバだらけになったらどうしよ!

とか思いつつ、境内を後にしました・・・。

お寺の方、その節はどうもありがとうございました!
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御朱印情報

●御朱印の種類
・鯖大師の御朱印
・阿波七福神の御朱印(布袋尊)

●御朱印の受付場所
・納経所

●御朱印の受付時間
・不明

●御朱印の料金
・300円

●期間限定・特別御朱印
・なし

●オリジナル御朱印帳
・なし

・2009年11月22日 参拝
・2021年6月 更新
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参拝情報とアクセス

●開門時間
・不明

●拝観料
・無料

●最寄りの駅
・JR鯖瀬駅から徒歩5分

●最寄りのバス停
・JR牟岐駅から甲浦行きに乗車
 バス停 鯖瀬で下車 徒歩2分

●車でのアクセス
・徳島駅から約2時間
・日和佐道路
 日和佐出入口から約20分
・室戸市から約50分

●駐車場
・無料の専用駐車場あり(30台)

鯖大師本坊(八坂寺)の地図

 

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