常楽寺の御朱印~四国八十八ヶ所 第14番札所~(徳島県徳島市)

所在地徳島県徳島市国府町延命606
宗 派高野山真言宗
札 所四国八十八ヶ所 第14番
前後札所 ・前 → 第13番札所・大日寺
・後 → 第15番札所・阿波国分寺
本 尊弥勒菩薩
真 言おん まい たれいや そわか
由 緒815年、空海(弘法大師)がこの地で修行中、多くの菩薩を連れた弥勒菩薩を感得したという。そこで空海は霊木に弥勒菩薩を刻み、堂宇を建立して本尊として安置。それが常楽寺の始まりといいます。その後、室町時代に阿波国の守護・細川氏の祈願所として栄えたそうです。しかし、1573~1592年に長宗我部元親の兵火に遭い焼失。1659年に徳島藩3代藩主・蜂須賀光隆が現在地より下った谷間に再興。その後、1818年に現在地へ移転。それが現在の常楽寺だそうです。
HP盛寿山 延命院 常楽寺 – 四国八十八ヶ所霊場会

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常楽寺とは?

四国八十八ヶ所の第14番札所であります常楽寺に到着。

第13番札所・大日寺から3km。
徒歩35分。
車で10分のところに位置しています。

常楽寺と書いてじょうらくじと読みます。


常楽寺がある国府町は四国八十八ヶ所の札所が多いエリアです。

ですので、お遍路さんにとってはボーナスステージのようなエリアとなっております。

そういうこともあってか、国府町では歩き遍路さんをお見かけしました。

ちなみに、第13番から第17番札所までは札所間が近いこともあり、五か所参りと呼ばれて人気を集めてるんだって。

そんなこんなで、車遍路の方も第13番から第17番札所までは歩き遍路を体験してみるのも面白いかもしれませんね!

ちなみに13番札所以外は全て国府町にあります。

●常楽寺とは?

815年、弘法大師がこの地で修行をしていた際、多くの菩薩を連れた弥勒菩薩を感得したという。

そこで弘法大師は霊木に約80cmの弥勒菩薩像を刻み、堂宇を建立して本尊として安置。
そして寺号を常楽寺とし、第14番札所に定めたそうです。

その後、弘法大師の甥・真然僧正が金堂を建立。

続いて、祈親上人が講堂・三重塔などを建立し、最盛期には七堂伽藍を有する大寺院に発展したという。

室町時代、阿波国の守護・細川氏の祈願所として栄えますが、1573~1592年に長宗我部元親の兵火に遭い焼失。

1659年に徳島藩3代藩主・蜂須賀光隆が現在地より下った谷間に再興。


その後、1818年にお寺の下に溜め池が造られたことにより現在地へ移転。

それが現在の常楽寺だそうです。

そんなこんなで、参拝開始。
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境内入口と手水舎と鐘楼と流水岩の庭

●境内入口

どうやら、このお寺には山門はないみたいです。

これまで四国八十八ヶ所の札所には立派な山門を構えるお寺がほとんどでしたが、1番札所から順打ちをすると山門がないお寺はこの常楽寺がお初となります。


●参道

境内に入ると、いきなり階段が登場するのですが、この階段は剥き出しになった岩盤を削って造ったものだという。(一部補修あり)

なんか磨崖仏的な階段でスゴっ!


●流水岩の庭

そんなこんなで、階段を上りきると岩盤が剥き出しになったゴッツゴツの境内へ突入!

一瞬、工事中???

と思ってしまいましたが、これは流水岩の庭という奇形な岩盤の断層を利用したお庭だという!

どうやら1818年の移転の際、山を削って岩盤の上にお堂を建立したため、このような荒々しい境内になったみたいです。


現地に行けばわかると思いますが、バリアフリーな場所はほとんどございません。。

ですので、足の悪い方には酷な参拝となります。
自力で車イスのお参りは無理です。。

自称・健脚の私ですが、足のグネりを気にしながらの参拝となりました。

足を取られる危険があるので修行感満載です。

きっと雨の日は国家レベルに危険度が高まりそうです。
ですので、くれぐれもご注意を。


●手水舎

●手水舎
・建立年不明
・瓦葺 切妻造

そんなこんなで、手水舎でお清め。


●鐘楼

●鐘楼
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造

そして、鐘楼で鐘をひと撞き。

御本尊さまとお大師さまにご挨拶。
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本堂と大師堂

●本堂

●本堂
・江戸時代建立
・瓦葺 入母屋造
・国の登録有形文化財

●本尊
・弥勒菩薩坐像

●真言
・おん まい たれいや そわか

そんなこんなで、男勝りな岩盤を歩いて本堂に到着。

かつては七堂伽藍を有する大寺院だったそうですが、やはりこのお寺も長宗我部さんの兵火に遭って焼失しているみたいです。

このように徳島では、ほとんどのお寺が長宗我部さんに焼かれているという・・・
古建築フェチの私は・・・長宗我部さんを嫌いになりかけています(冗談です)

いや、本当です(やっぱり冗談です)

ということで、現在のお堂は江戸時代の建立。
国の登録有形文化財となっております。


本尊は弥勒菩薩坐像

なんと、常楽寺は四国八十八ヶ所の中で唯一弥勒菩薩を本尊とするお寺だという。

ちなみに、弥勒菩薩は56億7千万年後に現生に現れ、全ての人を救ってくれるという未来仏です。

弘法大師は御本尊について

私が死んだら弥勒菩薩がおられる兜率天に行きたい。そして56億7千万年後に必ず弥勒菩薩とともに現世に現れたい。

と述べられているそうです。

そのことからも、常楽寺への篤い想いをうかがい知ることができますね。

ちなみに、本尊の弥勒菩薩さんを拝見することはできませんでした。

ネットの情報によると、弥勒菩薩坐像の両サイドには不動明王立像と毘沙門天立像が安置されているそうですよ。


●大師堂

●大師堂
・江戸時代建立
・瓦葺 宝形造
・国の登録有形文化財

続いて、大師堂を参拝。

本堂同様、こちらも江戸時代の建立で、国の登録有形文化財となっております。

南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・
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アララギ大師

●アララギ大師

●アララギ(イチイ)
・樹高 約10m
・樹周 約8m

本堂前にはアララギの木がありました。

ちなみに、アララギとはイチイの別名なんだって。


そしてなんと、幹の間には石造の弘法大師さんがおられるという!

そのため、アララギ大師と呼ばれているそうです。

なぁ~んとなくですが、プールの監視員さんみたいに、参拝者が岩盤でつまづかないかを見守ってくださっているように見えましたよ。


そんなことより、アララギの葉を煎じて飲むと糖尿病が治るといわれてるんだって。

ということで、アララギ大師さんは糖尿病治癒の御利益があるそうですよ。

ちなみに、弘法大師が霊木を削って糖尿病の老人に飲ませたという伝説があるそうです。

さらに、この木は霊木の残りを挿し木にして育てたものともいわれています。
ということで、弘法大師お手植えの霊木の子孫!?

あと、お寺が焼失した際、再建時にアララギの種が飛んできたという伝説もあります。

いやはや、数々の伝説をもつ不思議な木ですね~。

その他、境内には薬師堂と地蔵堂がありました。


小さな小さなお寺さんでしたが、インパクトと力強さは相当なものだったなぁ!


そんなこんなで、参拝終了。

第15番札所・阿波国分寺へ続く。

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御朱印情報

●御朱印の種類
・四国八十八ヶ所の御朱印
・奥の院 慈眼寺の御朱印
・四国霊場十三仏の御朱印

●御朱印の受付場所
・納経所

●御朱印の受付時間
・7:00~17:00

●御朱印の料金
・各300円

●期間限定・特別御朱印
・なし

●オリジナル御朱印帳
・なし

・2009年11月21日 参拝
・2021年10月 更新
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参拝情報とアクセス

●開門時間
・7:00~17:00

●拝観料
・無料

●宿坊
・なし

●前後札所
・第13番札所・大日寺へ3km
 徒歩35分
 車で10分

・第15番札所・阿波国分寺へ1km
 徒歩10分
 車で5分

●最寄りの駅
・JR府中駅から徒歩42分
・JR府中駅から車で10分

●最寄りのバス停
・JR徳島駅から
 徳島バス神山線(延命経由寄井中行き)に乗車
 常楽寺前 バス停で下車 徒歩5分

●最寄りのIC
・徳島自動車道
 藍住ICから車で20分

・高松自動車道
 板野ICから車で30分

●駐車場
・無料の専用駐車場あり(20台)

常楽寺の地図

 

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