立江寺の御朱印|四国霊場 第19番|阿波の関所寺!仏罰の恐怖に震えあがる|四国八十八ヶ所 車遍路の旅(徳島県小松島市)

所在地徳島県小松島市立江町若松13
宗 派高野山真言宗
寺 格別格本山
札 所 ・四国八十八ヶ所 第19番
・阿波七福神(毘沙門天)
前後札所 ・前 → 第18番札所・恩山寺
・後 → 第20番札所・鶴林寺
本 尊延命地蔵菩薩
真 言おん かかかびさんまえい そわか
由 緒729~748年、聖武天皇の勅願により行基が開基。815年、空海(弘法大師)がこの地を訪れた際、本尊が小さいのを懸念され、地蔵菩薩を刻んで胎内に納めたという。そして寺号を立江寺とし、四国八十八ヶ所の第19番札所に定めたそうです。1573~1592年、長宗我部元親の兵火に遭い本尊を残して焼失。江戸時代、徳島藩主・蜂須賀氏が現在地に再興したそうです。
HP第19番札所立江寺|四国八十八ヶ所|徳島県小松島市

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立江寺とは?


四国八十八ヶ所の第19番札所であります立江寺に到着。

第18番札所・恩山寺から5km。
徒歩1時間。
車で10分のところに位置しています。

立江寺と書いてたつえじと読みます。

JR立江駅から徒歩5分。
住宅地にある駅近のお寺さんですよ。

●立江寺とは?

729~748年、聖武天皇の勅願寺として行基が開基したお寺さんです。

お寺を建立する際、どこからともなく白鷺が飛んできて橋の上に止まったという。

そして白鷺は行基にお寺を建立する場所を教えたんだって。

その場所は立江寺から約400m離れた現・奥の院 清水寺がある場所といわれています。


ちなみに白鷺が止まっているときにその橋を渡ると仏罰が下るといわれています。

逆に白鷺の姿を見ることなく渡った者は善人なんだって!


そんなこんなで、行基は白鷺が教えてくれた場所にお寺を建立。
創建当時は七堂伽藍を有する大寺院だったそうです。

その際、光明皇后の安産を祈願し、約5.5cmの子安地蔵を刻んだという。
そして、延命地蔵菩薩と名付けて本尊としたんだって。

815年、弘法大師が訪れた際、小さい本尊は紛失する恐れがあるとし、一刀三礼で等身大の地蔵菩薩を刻んだという。

そして行基作の小さい本尊を胎内に納め、寺号を立江寺と改称したんだって。


その後、1573〜1593年に長宗我部元親の兵火により焼失。
しかし、幸いにも本尊は難を逃れたそうです。

江戸時代、徳島藩の藩祖・蜂須賀家政が現在地に再興。

1974年に火災で本堂が焼失しますが、再び本尊は難を逃れたという。

その後、1977年に本堂が再建され現在に至るそうです。

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阿波の関所寺

●関所寺とは?

四国八十八ヶ所には、各国ごとに1つずつ関所寺と呼ばれるお寺があるそうです。



●関所寺
①第19番札所 立江寺(徳島県)
②第27番札所 神峯寺(高知県)
③第60番札所 横峰寺(愛媛県)
④第66番札所 雲辺寺(香川県)

ということで、四国八十八ヶ所で1番最初に登場する関所寺がこの立江寺です。

ちなみに立江寺は四国の総関所と呼ばれてるんだって。


関所というと、国境で人や荷物の行き来を取り締まる場所的な検問施設を思い浮かべてしまいますが、関所寺の関所はちょっと意味合いが違うという。


関所寺で検問をしているのは、なんと弘法大師さん!

邪心がある者や罪人を、境内に入れないように取り締まっているという!

もし、それらの悪人が境内に入ると、弘法大師が仏罰を下すといわれています。

んな、アホな・・・

と、お思いの方は、エラい目に遭って後悔しちゃうかもですよ!

実はなんと、過去このお寺ではとんでもない仏罰を受けたお方がいるのです!

その話は後ほど!

そんなこんなで、参拝開始。
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山門と手水舎と鐘楼

●山門(仁王門)

●山門(仁王門)
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造 楼門

まず最初に登場するのは立派な楼門造の山門
山門には仁王さんが安置されているので仁王門となります。

このお寺は高野山真言宗の別格本山ということもあって、格式の高さがにじみ出ている門でした。


そんなこんなで、仁王さんにご挨拶。

誇張しすぎたつり目がとっても怖~い仁王さんでした。

何も悪いことしてないけど、謝ってしまいました!

ちなみに仁王さんの横には大きな草鞋が奉納されていました。


●手水舎

●手水舎
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造

続いて、手水舎でお清め。

手水舎の横には大きなお地蔵さんがおられました。

あと、手水舎の横には自動販売機もありました。
ということでジュースを買ってお賽銭と納経代を補充。

これは助かりますねぇ。


●鐘楼

●鐘楼
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造

そして、鐘楼で鐘をひと撞き。

御本尊さまとお大師さまにご挨拶。
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本堂と大師堂

●本堂

●本堂
・1977年再建
・銅板葺
・千鳥破風・唐破風向拝付き入母屋造

●本尊
・延命地蔵菩薩

●真言
・おん かかかびさんまえい そわか

もともと、ここには江戸時代建立の本堂があったそうですが、1974年の火災により全焼。

現在の本堂は1977年に建立されたもののようです。


それにしても
なんだこの巨大な鰐口紐は!

私が小さいだけなのか?

いやいや、本当にデカい!


そんなことより、堂内には素敵な格天井画がありました。

286枚からなる格天井画には花鳥風月などがギッシリ。

これらは東京芸術大学の教授など約40名の作品で、昭和の日本画を代表する文化財といわれ、高く評価されてるんだって。


本尊は延命地蔵さん。

このお地蔵さんは立江の地蔵さん、もしくは子安の地蔵さんと呼ばれ親しまれてるんだって。

由緒によると、行基がお寺を創建する際、約5.5cmの子安地蔵を刻んで本尊にしたといいます。

しかしその後、815年に弘法大師が訪れた際、小さい本尊は紛失する恐れがあるとし、等身大の地蔵菩薩を刻んだんだって。

そして行基作の小さい本尊を胎内に納めたといいます。

なんと、このお地蔵さんは1573〜1593年の長宗我部元親の兵火と、1974年の火災から焼失を免れた強運の仏様なんだって。


ちなみに、堂内にはびんずるさんと寿老人さんがおられました。

お揃いのニット帽と前掛けが微笑ましかったです。

暑くなったのか、びんずるさんはニット帽を脱いでいます・・・微笑ましい~。


●大師堂

●大師堂
・建立年不明
・瓦葺 宝形造
・本尊 弘法大師像

続いて、大師堂を参拝。

壁のように立てられた角塔婆が印象的なお堂でした。


御本尊の弘法大師像は、別名・黒面大師黒衣大師と呼ばれる珍しい大師像なんだって。

読んで字のごとく黒い弘法大師さんのようです。

なんと、たくさんの人のを受けたことで黒い姿になったんだって。

普段は拝見することができませんが、毎年元旦から1月10日の期間に御開帳されるそうですよ。(有料)

南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・
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黒髪堂と肉付き鐘の緒伝説

●黒髪堂

●黒髪堂
・建立年不明
・銅板葺 入母屋造

境内には黒髪堂と呼ばれる小さなお堂がありました。


先ほども書いたとおり、このお寺は関所寺です。

悪い人が境内に入ると仏罰が下されるという恐ろしい言い伝えが残るお寺さんなのです。

なんとこのお堂には仏罰が下った女性の髪の毛が安置されているという!

●肉付き鐘の緒伝説

石見国の浜田に生まれたお京は、16歳のときに大阪の芸妓に売られたという。

そこで要介という男と恋仲になり、22歳のときに大阪を脱走して故郷の浜田に戻りました。
そして、お京と要介は夫婦になったという。

ところがお京は長蔵という男と密通を重ねるようになりました。

それを知った要介は大激怒!
2人にキツいお仕置きをしました。

それを根に持ってか、お京は長蔵と共謀して要介をしてしまったという!


そんなこんなで、お京と長蔵は讃岐国の丸亀に逃亡

そして心中しようとしましたが死にきれず・・・2人は罪滅ぼしのために四国遍路を始めました。


そんなこんなで、立江寺にやって来た2人が本堂で参拝しようとしたその時!

突然、お京の髪が逆立って鐘の緒に巻き付いたという!

そして、お京の身体は鐘の緒に引きずり揚げられてしまいました!

驚きと痛みに泣き叫ぶお京。
それを見た長蔵が慌てて住職を呼びに行きました。

この光景を見た住職は2人を問いだすことに・・・お京はここに至るまでの悪事を全て告白し懺悔しました。

すると鐘の緒に巻き付いた髪は頭皮とともにベリベリと剥がれていったという。

お京は頭皮を剥がされてズルむげになってしまいましたが、辛うじて命は救われたという!(えっ!?)

その後、2人は改心して出家

立江寺の近くにを設けて生涯その地で地蔵尊を礼拝したという。

完。

こ〜〜〜わっ((((;゚Д゚)))))))

ちなみに、黒髪堂ではお京の髪の毛がモッサリと付いた鐘の緒を拝見することができました!

頭皮ごと剥がれたということもあって結構な毛量・・・大袈裟に言えば、鐘の緒に後頭部が付いてるような感じでした。

こ〜〜〜わっ((((;゚Д゚)))))))

さすがに写真を撮ることを遠慮してしまいましたよ!


ということで、堂内の様子を絵に描いてみました。

こんな感じで、鐘の緒にお京の髪の毛が絡みついていましたよ!

こ〜〜〜わっ((((;゚Д゚)))))))


ちなみに、立江寺から約1km離れた地にお京塚があります。

ここで、出家したお京が庵を結んで地蔵尊を礼拝していたんだって。

しかし、当時の庵は老朽化のため残っておらず・・・現在は遍路小屋として改築した建物となっております。

多宝塔と毘沙門堂

●多宝塔

●多宝塔
・1918年建立
・上層 銅板葺
・下層 瓦葺
・一辺 5.59m

境内には多宝塔がありました。


●毘沙門堂

あと毘沙門堂もありました。

こちらは阿波七福神霊場の札所となっております。

その他、境内には観音堂や庚申堂・神変堂や白杉大明神もありましたよ。


そんなこんなで、参拝終了。

第20番札所・鶴林寺へ続く。

御朱印情報

●御朱印の種類
・四国八十八ヶ所の御朱印
・阿波七福神(毘沙門天)の御朱印
・奥の院 清水寺の御朱印
・四国総関所通行証の御朱印

※四国総関所通行証の御朱印は、白衣にも押して頂けるそうです。

●御朱印の受付場所
・納経所

●御朱印の受付時間
・7:00~17:00

●御朱印の料金
・四国八十八ヶ所の御朱印(300円)
・阿波七福神の御朱印(300円)
・奥の院 清水寺の御朱印(300円)
・四国総関所通行証の御朱印(500円

●四国総関所通行証の御朱印
・御朱印帳 500円
・白衣への押印 200円
・ステッカー 300円

●期間限定・特別御朱印
・なし

●オリジナル御朱印帳
・なし

・2009年11月21日 参拝
・2021年10月 更新

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参拝情報とアクセス

●開門時間
・7:00~17:00

●拝観料
・無料

●宿坊
・あり(200人)
※要予約

宿坊の詳細はこちら

●前後札所
・第18番札所・恩山寺へ5km
 徒歩1時間
 車で10分

・第20番札所・鶴林寺へ14km
 徒歩3時間5分
 車で30分

●最寄りの駅
・JR立江駅から徒歩5分
・JR立江駅から車で2分

●最寄りのバス停
・JR徳島駅から
 徳島バス 立江線(萱原行き)に乗車
 立江小学校前 バス停で下車 徒歩5分

●最寄りのIC
・徳島自動車道
 徳島ICから車で30分

●駐車場
・有料の専用駐車場あり(30台)

・普通・軽自動車 300円
・マイクロバス 1000円
・大型 1000円

ちなみに、お寺に近くに民営と市営駐車場があります。
そちらは、普通・軽自動車が200円です。

立江寺の地図

 

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