所在地 | 熊本県天草市倉岳町棚底 |
---|---|
祭 神 | 不明 |
御神体 | 倉岳 |
由 緒 | 創建年は不詳。江戸時代、漁民と航海の安全を祈願して創建された神社といわれています。 |
倉岳神社への道のり
天草・島原の乱や隠れキリシタンといった歴史浪漫あふれる天草。
天草諸島は大小120ほどの島々が織りなす多島美が広がる地です。
そんな天草諸島で最高峰の山が倉岳。
倉岳には、近年SNSなどで映えるスポットとして人気を集めている天空の鳥居があるという!
その名は倉岳神社!
そんなこんなで、倉岳神社へ向けてGO!
天空というくらいなので、倉岳神社は倉岳の山頂に鎮座しています。
これが想像以上に険しい道のりで。
地図で見てもらってもわかるように、ヘアピンカーブの連続技がエグいのです。
そして、とにかく道がほっそいのです。
標高682mの山頂まで、見通しの悪い細道を永遠と登らないといけないのです。
約8.5kmも!
道幅は車1台分。
ガードレールがなかったりカーブミラーがなかったりします。
対向車が来たら待避所までバックしなければなりません。
なもんですから、対向車が来ませんように!
と終始神頼み。
もし対向車が来たら、相手の方に土下座してでもバックしてもらいます・・・という、強いような弱い気持ちで登り続けました。
そんなこんなで、登り続けること約30分。
大きな駐車場に到着!
神頼みの甲斐あって、すれ違った車はゼロ台!
神様っているんだね!
それにしても、スイスイってオイオイ!
よくもそんなことをっ(笑)
そんなことより、駐車場には鳥居がありました。
どうやら、こちらが倉岳神社の入口のようです。
ということで、鳥居をくぐろうとしたら地元のお爺ちゃんに話しかけられました。
『山頂にも駐車場があるよ〜』と!
お爺ちゃんいわく、この鳥居から倉岳神社に行くには、約20分の登山をしなければいけないという。
しかし、山頂の駐車場まで行けば、登山をしなくて済むという!
お爺ちゃんに出会わなければ、何の疑いもなく登山道に突入するところでしたよ!
これは神の声!
まさかの神様登場で、思わずお爺ちゃんに手を合わせてしまいましたよ。
そんなこんなで、山頂の駐車場へ向けてGO!
ちなみに山頂の駐車場へは、トイレ裏にある山道を道なりに上っていけば到着できます。
距離はだいたい700mくらいです。
そんなこんなで、山頂の駐車場に到着。
山頂の駐車場には4〜5台が駐車できるスペースがありました。
余計なお世話かも知れませんが、駐車台数が少ないので、混雑しそうな時間帯は避けた方がいいかも知れません。
倉岳神社を参拝(天空の鳥居)
そんなこんなで、参拝開始。
山頂の駐車場にも鳥居がありました。
扁額には倉岳神社。
倉岳神社と書いてくらたけ神社と読みます。
それにしても凄いカーブの扁額。
ちょっとした雨宿りができそうだよ!
(いい過ぎ)
鳥居をくぐると天空へ続く参道に突入。
階段を上ると石祠があり、その先には山頂広場がありました。
そして山頂広場を過ぎると
はいドン!
天空の鳥居に到着!
絶景 of 絶景!
これはいいっ!
眼下には御所浦の島々が広がっていました。
なんだろう、この高天原感!
まるで自分が神様になったような気分になれましたよ。
倉岳神社が創建されたのは江戸時代。
漁民と航海の安全を祈願して創建された神社で、山自体が御神体といわれています。
しかし、それ以外の由緒は不詳。
さらに祭神も不明だという。
おそらく、映えスポットとして人気を集めるまでは、ひっそりと地元民のみに信仰されていた神社なのでしょう。
海をお守りする神社なのに山の上に鎮座していることに違和感を感じていたけど、この景色を見て納得。
山の上に鎮座することで、神様は360度の大パノラマで海を見守ることができてるんだね。
ちなみに、この鳥居は2016年の奉納。
しかし、奉納した2日後に熊本地震が発生したんだって!
熊本の最大震度は7。
この倉岳町も最大震度5の揺れに見舞われたという。
鳥居は無事でしたが、御神体を祀る祠が傾くなどの被害が出たそうです。。
そんなこんなで、このことに心を痛めた住民が傾いた祠を修復工事し、現在に至るんだって。
天空の鳥居をくぐると、岡崎現代型の小さな狛犬ちゃんが登場。
鳥居が天空の鳥居なら、こちらは天空の狛犬ちゃんです。
続いて、石祠を参拝。
石祠の中には石造の神像がお祀りされておりました。
それにしても、この方はどなたなのでしょ?
インターネットで調べまくるも、確かな情報を見つけだすことができませんでした。
誰かこの神像について知っているお方がおられたら教えてください^^
その他、境内には複数の石祠があり、それぞれに神像がお祀りされていました。
石祠の数は計5社。
南向きが2社。
東向きが2社。
西向きが1社となっておりました。
どうやら、倉岳の山頂は旧3村(浦・棚底・栖本)の境界とのこと。
ということで、3方向に向いたこの石祠は、山頂からそれぞれの村を見守っているという。
倉岳神社は海を見守ったり、村を見守ったり、かと思えば御神体が山だったり・・・(-“-;) ??
そんなことより、石祠の前には舟型の石造物がありました。
これは石舟と呼ばれるものらしく、お供え物の器なんだとか!
海の神様というだけあって、石舟の中にはたくさんの貝殻がお供えされていました。
調べてみると、この貝はミナという巻き貝なんだって。
これは面白い風習ですねぇ。
山の中なのに海の物が見られるとはね。
当初は眼下に見下ろしていた海でしたが、次第に山に海が広がってるように思えてきましたよ。
ここは天空に広がる海だね。
ちなみに、もともと境内には大小16個の石舟があったそうですが、現在は調査のため一部が本渡歴史民俗資料館に移動しているみたいです。
それにしても、下界と書いているところがいいですね!
その他、石祠の前には様々な貝がお供えされていました。
海鮮とお酒。
なんだろう、この宴会感(笑)
いやぁ、それにしても何時間でも眺めていたい風景ですなぁ。
帰りたくないですねぇ・・・
だって・・・
あの細道を走りたくないんだもん・・・(笑)
倉岳霊水とアマビエと三角点
●倉岳霊水
そんなこんなで参拝後、山頂広場を散策。
すると崩れた灯籠の笠を発見・・・いや違う、これは灯籠の笠ではない。
何かのフタっぽい。
石碑には倉岳霊水と書いてある。
そんなこんなでフタを開けてみると、なんと井戸が!
標高682mに井戸が!
●一等三角点
その他、山頂広場には一等三角点がありました。
三角点ハンターを趣味にしておりますので、これはテンションが上がります!
ということで、お決まりの三角点タッチ!
●アマビエの石碑
山頂広場の片隅にはアマビエの石碑もありました。
ご存知、アマビエは熊本出身の妖怪。
本場・熊本で味わうアマビエは活きよくてプリップリの食感。
違う、それはアマエビ。
知ってる、このくだりはもう古い・・・なんだか恥ずかしっ。
そんなことより、アマビエは熊本の海上に出現した妖怪です。
さりげに、海の神様・倉岳神社と海つながりです。
コロナに負けるな!
がんばれ日本!
ちなみに山頂広場からは雲仙の姿も確認できましたよ。
そんなこんなで帰り道。
下の駐車場にあるトイレに入ったら先ほどの神様、いやお爺ちゃんがいました。
『まだいたの?』って。
いやいやいや、こっちのセリフだよ(笑)
とか思いつつ談笑して帰りました。
そんなこんなで参拝後、山頂広場を散策。
すると崩れた灯籠の笠を発見・・・いや違う、これは灯籠の笠ではない。
何かのフタっぽい。
石碑には倉岳霊水と書いてある。
そんなこんなでフタを開けてみると、なんと井戸が!
標高682mに井戸が!
●倉岳霊水
1955年、御所浦出身の僧が平和祈念の宝塔を建立するために倉岳の町を訪れたという。
僧は倉岳神社に水がないということを聞き、山頂へ向かって祈りを捧げたそうです。
すると僧は霊感を得たという。
僧はただちに倉岳へ登り、この場所を掘り下げることに。
すると岩間から水がにじみ出てきたという!
以来、この井戸は倉岳霊水と呼ばれるようになったそうです。
1955年、御所浦出身の僧が平和祈念の宝塔を建立するために倉岳の町を訪れたという。
僧は倉岳神社に水がないということを聞き、山頂へ向かって祈りを捧げたそうです。
すると僧は霊感を得たという。
僧はただちに倉岳へ登り、この場所を掘り下げることに。
すると岩間から水がにじみ出てきたという!
以来、この井戸は倉岳霊水と呼ばれるようになったそうです。
●一等三角点
その他、山頂広場には一等三角点がありました。
三角点ハンターを趣味にしておりますので、これはテンションが上がります!
ということで、お決まりの三角点タッチ!
●アマビエの石碑
山頂広場の片隅にはアマビエの石碑もありました。
ご存知、アマビエは熊本出身の妖怪。
本場・熊本で味わうアマビエは活きよくてプリップリの食感。
違う、それはアマエビ。
知ってる、このくだりはもう古い・・・なんだか恥ずかしっ。
そんなことより、アマビエは熊本の海上に出現した妖怪です。
さりげに、海の神様・倉岳神社と海つながりです。
コロナに負けるな!
がんばれ日本!
ちなみに山頂広場からは雲仙の姿も確認できましたよ。
そんなこんなで帰り道。
下の駐車場にあるトイレに入ったら先ほどの神様、いやお爺ちゃんがいました。
『まだいたの?』って。
いやいやいや、こっちのセリフだよ(笑)
とか思いつつ談笑して帰りました。
御朱印情報
●御朱印の種類
・なし
●御朱印の受付場所
・なし
●御朱印の受付時間
・なし
●御朱印の料金
・なし
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2021年7月16日 参拝
・2021年8月 更新
・なし
●御朱印の受付場所
・なし
●御朱印の受付時間
・なし
●御朱印の料金
・なし
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2021年7月16日 参拝
・2021年8月 更新
参拝情報とアクセス
●開門時間
・境内自由
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR三角駅から車で1時間10分
●最寄りのIC
・九州自動車道
松橋ICから車で1時間40分
●車でアクセス(目安)
・JR熊本駅から車で2時間10分
・天草空港から車で1時間
・阿蘇くまもと空港から車で2時間20分
●雲仙天草国立公園 駐車場(下の駐車場)
●雲仙天草国立公園 駐車場(下の駐車場)
・20~30台
雲仙天草国立公園 駐車場(下の駐車場)から倉岳神社までは約20分の登山となります。
●山頂の駐車場
●山頂の駐車場
・4~5台
山頂の駐車場から倉岳神社までは徒歩5分くらいで到着できます。
●公衆便所
雲仙天草国立公園 駐車場(下の駐車場)には公衆便所があります。
●喫煙所
山頂の駐車場は喫煙所が充実しています。
・境内自由
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR三角駅から車で1時間10分
●最寄りのIC
・九州自動車道
松橋ICから車で1時間40分
●車でアクセス(目安)
・JR熊本駅から車で2時間10分
・天草空港から車で1時間
・阿蘇くまもと空港から車で2時間20分
●雲仙天草国立公園 駐車場(下の駐車場)
●雲仙天草国立公園 駐車場(下の駐車場)
・20~30台
雲仙天草国立公園 駐車場(下の駐車場)から倉岳神社までは約20分の登山となります。
●山頂の駐車場
●山頂の駐車場
・4~5台
山頂の駐車場から倉岳神社までは徒歩5分くらいで到着できます。
●公衆便所
雲仙天草国立公園 駐車場(下の駐車場)には公衆便所があります。
●喫煙所
山頂の駐車場は喫煙所が充実しています。