所在地 | 広島県尾道市東土堂町10−3 |
---|---|
宗 派 | 浄土宗 |
由 緒 | 1345~1349年に融海意観が開基したお寺といわれています。 |
境内入口
尾道市街地の線路沿いにはたくさんのお寺が点在しています。
そして線路沿いには各寺の道標が立っているので、ついつい立ち寄りたくなっちゃう!
そんなこんなで、線路を渡りーの階段を上りーの宝土寺に到着。
山門前では猫ちゃんがお出迎えしてくれました。
なんだ、その誘惑のポーズは!
ということで、しばし猫タイム・・・可愛いなぁ。
尾道は坂の町、文学の町、映画の町、芸術の町などなど様々な肩書きを持っていますが、お寺の町そして猫の町としても知られています。
お寺好きならびに猫好きの私にとってはたまんにゃい町なのであります。
山門と鐘楼
●山門
●山門
・建立年不明
・瓦葺 軒唐破風入母屋造
・四脚門
このお寺の正式名称は如意山 宝土寺。
如意山 宝土寺と書いてにょいさん ほうどじと読みます。
宗派は浄土宗西山禅林寺派で1345~1349年に融海意観さんが開基したお寺といわれています。
ちなみに尾道には浄土宗西山禅林寺派のお寺が3ヶ寺あります。
広島県内では浄土宗西山禅林寺派はそんなに多くないのに、尾道には3ヶ寺もあるんだ。
しかもこの3ヶ寺は結構近いエリアに点在しているというね。
果たして、この3ヶ寺の関係性はいかに。
ちなみに浄土宗西山禅林寺派の総本山は、紅葉やみかえり阿弥陀などで有名な京都・禅林寺(永観堂)です。
この山門で面白いなぁ~と思ったのが大瓶束の彫刻!
これは・・・ウサギ?
そんなこんなで、山門をくぐって境内へ。
●鐘楼
●鐘楼
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
尾道志稿によると、このお寺に古くから伝わる梵鐘に『大日本国備後州御調郡栗原保尾道之浦御所崎宝土寺信心大檀那橘信吉 長享三己酉年仲 住持融稟』という銘があるんだとか。
漢字だらけで読む気がしない・・・(笑)
でもな〜んとなく、1489年に日本国備後州・御調郡栗原・尾道之浦御所崎・宝土寺の大檀那・橘信吉さんが寄進した・・・という意味?
ちなみに現在、鐘楼に吊るされている梵鐘と、尾道志稿に記されている梵鐘が同じものなのかはわかりません。
●山門
・建立年不明
・瓦葺 軒唐破風入母屋造
・四脚門
このお寺の正式名称は如意山 宝土寺。
如意山 宝土寺と書いてにょいさん ほうどじと読みます。
宗派は浄土宗西山禅林寺派で1345~1349年に融海意観さんが開基したお寺といわれています。
ちなみに尾道には浄土宗西山禅林寺派のお寺が3ヶ寺あります。
●尾道の浄土宗西山禅林寺派
①持光寺
②光明寺
③宝土寺
①持光寺
②光明寺
③宝土寺
広島県内では浄土宗西山禅林寺派はそんなに多くないのに、尾道には3ヶ寺もあるんだ。
しかもこの3ヶ寺は結構近いエリアに点在しているというね。
果たして、この3ヶ寺の関係性はいかに。
ちなみに浄土宗西山禅林寺派の総本山は、紅葉やみかえり阿弥陀などで有名な京都・禅林寺(永観堂)です。
この山門で面白いなぁ~と思ったのが大瓶束の彫刻!
これは・・・ウサギ?
そんなこんなで、山門をくぐって境内へ。
●鐘楼
●鐘楼
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
尾道志稿によると、このお寺に古くから伝わる梵鐘に『大日本国備後州御調郡栗原保尾道之浦御所崎宝土寺信心大檀那橘信吉 長享三己酉年仲 住持融稟』という銘があるんだとか。
漢字だらけで読む気がしない・・・(笑)
でもな〜んとなく、1489年に日本国備後州・御調郡栗原・尾道之浦御所崎・宝土寺の大檀那・橘信吉さんが寄進した・・・という意味?
ちなみに現在、鐘楼に吊るされている梵鐘と、尾道志稿に記されている梵鐘が同じものなのかはわかりません。
本堂と観音堂と無尽窯
●本堂
●本堂
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
続いて、本堂で参拝。
御本尊は阿弥陀如来さん。
説明板に書いてある阿弥陀如来坐像(市重文)って、御本尊のことなのかなぁ?
●観音堂と無尽窯
●観音堂と無尽窯
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
続いて、板壁のアピールがスゴい観音堂で参拝。
板壁のせいか、はたまた2階建だからか、どう見ても民家にしか見えません・・・
でもこれは観音堂です!
しかし!
観音堂と書いてあるのに、なぜか阿弥陀如来さんが安置されてるというね。
これは一体どういうことだぃ?
ということで、ネットで調べてみることに。
・・・
・・・・・
なぜか、なぜなのか、先人の方々のブログには、ちゃんと観音さんが安置されてるんだよね!
調べれば調べるほど謎が深まるばかり(笑)
そんなことより、素敵な仏様だぁ〜!
もしかして、説明板に書いてあった阿弥陀如来坐像(市重文)って、この仏様のことなのかなぁ?
多分そうだ、そんな気がする!
観音堂の隣りには無尽窯という窯元があり、尾道焼と呼ばれる陶磁器が展示されていました。
この建物はお堂でもあり窯元でもある。
住職さんの仕事と趣味が合体した建物なんだな。
●本堂
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
続いて、本堂で参拝。
御本尊は阿弥陀如来さん。
説明板に書いてある阿弥陀如来坐像(市重文)って、御本尊のことなのかなぁ?
●観音堂と無尽窯
●観音堂と無尽窯
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
続いて、板壁のアピールがスゴい観音堂で参拝。
板壁のせいか、はたまた2階建だからか、どう見ても民家にしか見えません・・・
でもこれは観音堂です!
しかし!
観音堂と書いてあるのに、なぜか阿弥陀如来さんが安置されてるというね。
これは一体どういうことだぃ?
ということで、ネットで調べてみることに。
・・・
・・・・・
なぜか、なぜなのか、先人の方々のブログには、ちゃんと観音さんが安置されてるんだよね!
調べれば調べるほど謎が深まるばかり(笑)
そんなことより、素敵な仏様だぁ〜!
もしかして、説明板に書いてあった阿弥陀如来坐像(市重文)って、この仏様のことなのかなぁ?
多分そうだ、そんな気がする!
観音堂の隣りには無尽窯という窯元があり、尾道焼と呼ばれる陶磁器が展示されていました。
この建物はお堂でもあり窯元でもある。
住職さんの仕事と趣味が合体した建物なんだな。
吉備津彦神社
●吉備津彦神社宝土寺の隣には吉備津彦神社がありました。
どうやら、かつて宝土寺は吉備津彦神社の神宮寺だったらしく、宝土寺と吉備津彦神社は神仏習合の形態をとっていたみたいです。
説明板によると、吉備津彦神社は通称・一宮さんと呼ばれているみたい。
そして毎年11月にベッチャー祭が行われるんだとか。
って、ベッチャー祭ってなんだ?
ベタ、ショーキー、ソバ!?
どんなお祭りなのか・・・想像してみる・・・
私の頭に浮かんだのは、ベタベタなソーキそば・・・。
●ベッチャー祭とは?
ベッチャー祭とは尾道市の民俗文化財に指定されている奇祭。
毎年11月1〜3日に行われ、3日にはベタ、ショーキー、ソバの面を付けた氏子たちと獅子が尾道の中心街を練り歩き、子供を見つけると追い回し、手にしたささらや祝棒で頭を叩いたり、体を突いたりするという。
ちなみに、ささらで叩かれると頭が良くなり、祝棒で突かれると子宝に恵まれるという。
また1年間の無病息災が約束されるんだとか。
ベッチャー祭とは尾道市の民俗文化財に指定されている奇祭。
毎年11月1〜3日に行われ、3日にはベタ、ショーキー、ソバの面を付けた氏子たちと獅子が尾道の中心街を練り歩き、子供を見つけると追い回し、手にしたささらや祝棒で頭を叩いたり、体を突いたりするという。
ちなみに、ささらで叩かれると頭が良くなり、祝棒で突かれると子宝に恵まれるという。
また1年間の無病息災が約束されるんだとか。
その他の見どころ
●融海上人のお墓
境内には古そうな五輪塔がたっていました。
どうやら、こちらはこのお寺を開山した融海上人のお墓のようです。
●六地蔵
本堂前には六地蔵さんがおられました。
尾道には六地蔵さんがいるお寺が多いです。
私が参拝したお寺には、なぜかほとんどと言っていいほど六地蔵さんがおられました。
●竜宮門
境内には竜宮門みたいなハイカラな門がありました。
見た目は竜宮門ですが構造的には棟門です。
なかなか珍しいタイプの門だなぁ。
というか、尾道は竜宮タイプの建物が多いなぁ。
●塀
あと、昭和モダンな塀も印象的だったなぁ。
なんだか波みたい。
まるで鐘楼が海に浮かんでるかのようでしたよ。
かつては港町として栄えた尾道。
そういう意味では尾道らしいデザインだったなぁ。
こちらは境内からの景色です。
尾道のノスタルジックな町並みを一望できましたよ。
そんなこんなで、参拝終了。
いやはや、素敵なお寺さんでした。
境内には古そうな五輪塔がたっていました。
どうやら、こちらはこのお寺を開山した融海上人のお墓のようです。
●六地蔵
本堂前には六地蔵さんがおられました。
尾道には六地蔵さんがいるお寺が多いです。
私が参拝したお寺には、なぜかほとんどと言っていいほど六地蔵さんがおられました。
●竜宮門
境内には竜宮門みたいなハイカラな門がありました。
見た目は竜宮門ですが構造的には棟門です。
なかなか珍しいタイプの門だなぁ。
というか、尾道は竜宮タイプの建物が多いなぁ。
●塀
あと、昭和モダンな塀も印象的だったなぁ。
なんだか波みたい。
まるで鐘楼が海に浮かんでるかのようでしたよ。
かつては港町として栄えた尾道。
そういう意味では尾道らしいデザインだったなぁ。
こちらは境内からの景色です。
尾道のノスタルジックな町並みを一望できましたよ。
そんなこんなで、参拝終了。
いやはや、素敵なお寺さんでした。
御朱印情報
●御朱印の種類
・宝土寺の御朱印(阿弥陀如来)
●御朱印の受付場所
・庫裏の玄関前
※御朱印は庫裏の玄関前に書置きが用意されていました。
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2016年7月15日 参拝
・2024年1月7日 再訪
・2024年1月 最終更新
参拝情報とアクセス
●開門時間
・不明
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR尾道駅から徒歩10分
●最寄りのバス停
・おのみちバス
渡場通り バス停から徒歩2分
●最寄りのIC
・山陽自動車道
尾道ICから車で20分
●駐車場
・なし
※宝土寺には駐車場はありません。
ですので、参拝の際は近隣の有料駐車場を利用することになります。
・不明
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR尾道駅から徒歩10分
●最寄りのバス停
・おのみちバス
渡場通り バス停から徒歩2分
●最寄りのIC
・山陽自動車道
尾道ICから車で20分
●駐車場
・なし
※宝土寺には駐車場はありません。
ですので、参拝の際は近隣の有料駐車場を利用することになります。