所在地 | 山口県山口市八幡馬場813 |
---|---|
宗 派 | 真言宗御室派 |
札 所 | 周防国三十三観音霊場 第29番 |
由 緒 | 1190~1198年に創建。創建当初は神宮寺という寺号だったという。その後、大内氏6代当主・大内弘家が再建し、日輪山 神光寺と改称したそうです。1499年、京都を追われた室町幕府10代将軍・足利義稙が大内氏を頼って山口に逃げた際、このお寺を居館としたそうです。明治時代、平蓮寺と合併して神蓮寺となり、さらに1908年に岩国の妙福寺と合併して神福寺と改称したという。そして1929年に山号を日輪山から西高野山へ改め、現在に至るそうです。 |
HP | 真言宗御室派 西高野山神福寺 |
境内入口と手水鉢と鐘楼
●境内入口
本日はレンタサイクルで西の京・山口を旅しています。
そんなこんなで、周防国三十三観音霊場の第29番札所であります神福寺に到着。
このお寺の正式名称は西高野山 神福寺。
にしこうやさん じんぷくじと読みます。
神福寺の近くには山口総鎮守の今八幡宮をはじめ、豊栄・野田神社や八坂・築山神社、そして大内義隆さんの菩提寺・龍福寺などがありますので、レンタサイクル旅だと自転車の乗り降りが忙しいエリアとなっております。
そんなこんなで、参拝開始。
このお寺には山門はなく石柱が建つのみでした。
石柱の先には一直線に伸びる長〜〜〜い参道があり、その先に伽藍を構えるという形態でした。
この参道の長さを見る限り、かつては相当な大寺だったに違いない(多分)
●手水鉢
そんなこんなで、長い参道を抜けて手水鉢でお清め。
それにしても自然石の三角屋根灯籠が素敵すぎます。
●鐘楼
●鐘楼
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
そして鐘楼でゴ~ン♪
と思ったら、鐘楼には梵鐘がありませんでした。
もしかしたら戦時中の金属類回収令で供出しちゃったのかも知れません。
本日はレンタサイクルで西の京・山口を旅しています。
そんなこんなで、周防国三十三観音霊場の第29番札所であります神福寺に到着。
このお寺の正式名称は西高野山 神福寺。
にしこうやさん じんぷくじと読みます。
神福寺の近くには山口総鎮守の今八幡宮をはじめ、豊栄・野田神社や八坂・築山神社、そして大内義隆さんの菩提寺・龍福寺などがありますので、レンタサイクル旅だと自転車の乗り降りが忙しいエリアとなっております。
そんなこんなで、参拝開始。
このお寺には山門はなく石柱が建つのみでした。
石柱の先には一直線に伸びる長〜〜〜い参道があり、その先に伽藍を構えるという形態でした。
この参道の長さを見る限り、かつては相当な大寺だったに違いない(多分)
●手水鉢
そんなこんなで、長い参道を抜けて手水鉢でお清め。
それにしても自然石の三角屋根灯籠が素敵すぎます。
●鐘楼
●鐘楼
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
そして鐘楼でゴ~ン♪
と思ったら、鐘楼には梵鐘がありませんでした。
もしかしたら戦時中の金属類回収令で供出しちゃったのかも知れません。
本堂
●本堂
●本堂
・昭和時代建立
・瓦葺 入母屋造
・RC造
続いて、本堂で参拝。
このお寺の宗派は真言宗御室派。
御本尊は五智如来さんとなっております。
その他、堂内には弘法大師さんも安置されているみたいです。
由緒によると創建当初は神宮寺という寺号だったそうです。
神福寺の隣には今八幡宮と豊栄神社と野田神社が鎮座しています。
もしかしたら、かつてはこれら神社と神仏習合の形態をとっていたのでしょうか?
そんなことは由緒に一切書いてなかったけど・・・(-“-;) ??
今八幡宮の創建年は不詳ですが、少なくとも鎌倉時代には存在していたといわれています。
そして豊栄・野田神社がこの地に遷座したのは明治時代。
そんなこんなで、もし神仏習合の形態をとっていたなら今八幡宮の神宮寺だった可能性が高そうですね。
それにしてもRC造と木造のコラボが印象的なお堂でした。
本堂を再建する際、旧本堂の部材をリサイクルしたのでしょうか?
はたまた最初からこのような設計だったのでしょうか?
何にしろ、昭和建築のクセが強いお堂となっておりました。
●本堂
・昭和時代建立
・瓦葺 入母屋造
・RC造
続いて、本堂で参拝。
このお寺の宗派は真言宗御室派。
御本尊は五智如来さんとなっております。
その他、堂内には弘法大師さんも安置されているみたいです。
由緒によると創建当初は神宮寺という寺号だったそうです。
神福寺の隣には今八幡宮と豊栄神社と野田神社が鎮座しています。
もしかしたら、かつてはこれら神社と神仏習合の形態をとっていたのでしょうか?
そんなことは由緒に一切書いてなかったけど・・・(-“-;) ??
今八幡宮の創建年は不詳ですが、少なくとも鎌倉時代には存在していたといわれています。
そして豊栄・野田神社がこの地に遷座したのは明治時代。
そんなこんなで、もし神仏習合の形態をとっていたなら今八幡宮の神宮寺だった可能性が高そうですね。
それにしてもRC造と木造のコラボが印象的なお堂でした。
本堂を再建する際、旧本堂の部材をリサイクルしたのでしょうか?
はたまた最初からこのような設計だったのでしょうか?
何にしろ、昭和建築のクセが強いお堂となっておりました。
観音堂
●観音堂
●観音堂
・建立年不明
・瓦葺 宝形造
・本尊 十一面観世音菩薩
・周防国三十三観音霊場 第29番
続いて、観音堂を参拝。
どうやらこのお堂が周防国三十三観音霊場の札所のようです。
ちなみに周防国三十三観音霊場は、大内氏9代当主・大内弘世さんが西国三十三所を模して勧請したのが始まりといわれています。
大内氏ゆかりのお寺さんということで蟇股には大内菱がありました。
●本尊 十一面観世音菩薩像
・平安時代初期作
・像高 45cm
・桜もしくは樟材 一木造
・国指定重要文化財
札所本尊の十一面観音さんは中国でつくられたもので唐時代後期作。
大内氏の祖・琳聖太子さんが百済から日本にやってきたときに伝わった仏像さんなんだって。
ちなみに唐時代は618〜907年。
唐時代後期は、日本でいう平安時代初期となります。
もともとこの十一面観音さんは大内氏14代当主・大内政弘さんの念持仏で宮野初瀬の観音堂に安置されていたそうです。
しかし、そのお堂が荒廃したため神福寺に移されたんだって。
ちなみに十一面観音さんは厨子に納められているため拝顔することはできませんでした。
どうやら、弘法大師の縁日である毎月21日に御開帳されるそうですよ。
●観音堂
・建立年不明
・瓦葺 宝形造
・本尊 十一面観世音菩薩
・周防国三十三観音霊場 第29番
続いて、観音堂を参拝。
どうやらこのお堂が周防国三十三観音霊場の札所のようです。
ちなみに周防国三十三観音霊場は、大内氏9代当主・大内弘世さんが西国三十三所を模して勧請したのが始まりといわれています。
大内氏ゆかりのお寺さんということで蟇股には大内菱がありました。
●本尊 十一面観世音菩薩像
・平安時代初期作
・像高 45cm
・桜もしくは樟材 一木造
・国指定重要文化財
札所本尊の十一面観音さんは中国でつくられたもので唐時代後期作。
大内氏の祖・琳聖太子さんが百済から日本にやってきたときに伝わった仏像さんなんだって。
ちなみに唐時代は618〜907年。
唐時代後期は、日本でいう平安時代初期となります。
もともとこの十一面観音さんは大内氏14代当主・大内政弘さんの念持仏で宮野初瀬の観音堂に安置されていたそうです。
しかし、そのお堂が荒廃したため神福寺に移されたんだって。
ちなみに十一面観音さんは厨子に納められているため拝顔することはできませんでした。
どうやら、弘法大師の縁日である毎月21日に御開帳されるそうですよ。
その他の見どころ
●位牌堂
●位牌堂
・建立年不明
・瓦葺 宝形造
境内には位牌堂がありました。
本堂同様、こちらもRC造と木造のコラボとなっておりました。
●むかえ弘法
むかえ大師ではなくむかえ弘法というところが面白いなぁと思いました。
南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・
●ミニ庭園
その他、綺麗に整備されたミニ庭園もありました。
そんなこんなで、参拝終了。
ちなみに周防国三十三観音霊場 第28番札所・清水寺の御朱印はこのお寺で頂けます。
●位牌堂
・建立年不明
・瓦葺 宝形造
境内には位牌堂がありました。
本堂同様、こちらもRC造と木造のコラボとなっておりました。
●むかえ弘法
むかえ大師ではなくむかえ弘法というところが面白いなぁと思いました。
南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・
南無大師遍照金剛・・・
●ミニ庭園
その他、綺麗に整備されたミニ庭園もありました。
そんなこんなで、参拝終了。
ちなみに周防国三十三観音霊場 第28番札所・清水寺の御朱印はこのお寺で頂けます。
御朱印情報
●御朱印の種類
・神福寺の御朱印
(周防国三十三観音霊場 第29番)
・清水寺の御朱印
(周防国三十三観音霊場 第28番)
●御朱印の受付場所
・庫裏
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・各300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2015年9月5日 参拝
・2022年8月 更新
・神福寺の御朱印
(周防国三十三観音霊場 第29番)
・清水寺の御朱印
(周防国三十三観音霊場 第28番)
●御朱印の受付場所
・庫裏
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・各300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2015年9月5日 参拝
・2022年8月 更新
参拝情報とアクセス
●開門時間
・不明
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR上山口駅から徒歩10分
・JR上山口駅から車で3分
●最寄りのバス停
・自衛隊前 バス停から徒歩5分
・野田学園前 バス停から徒歩5分
・五重塔入口 バス停から徒歩7分
●最寄りのIC
・中国自動車道
山口ICから車で15分
・中国自動車道
小郡ICから車で20分
●駐車場
・無料の駐車スペースあり
・不明
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR上山口駅から徒歩10分
・JR上山口駅から車で3分
●最寄りのバス停
・自衛隊前 バス停から徒歩5分
・野田学園前 バス停から徒歩5分
・五重塔入口 バス停から徒歩7分
●最寄りのIC
・中国自動車道
山口ICから車で15分
・中国自動車道
小郡ICから車で20分
●駐車場
・無料の駐車スペースあり