所在地 | 長崎県壱岐市芦辺町国分東触766−4 |
---|---|
祭 神 | 主祭神 少彦名命 相殿神 菅贈相國(菅原道真) |
社 格 | 式内社(小) |
由 緒 | 811年に創建。中国から石船に乗ってやって来た唐田天神(国分天神)を祀ったのが始まりで、創建当初は当田という地に鎮座していたそうです。その後、中島の地を経て現在地に遷座したという。1676年、肥前国平戸藩の命を受けて壱岐島の式内社を調査した国学者・橘三喜が式内社・國片主神社に比定。壱岐七社の1社で、平戸藩主から崇敬された神社といわれています。 |
HP | 國片主神社 |
鳥居と手水舎
●境内入口
壱岐のへそ・国分に鎮座する國片主神社に到着。
國片主神社と書いてくにかたぬしじんじゃと読みます。
律令時代、この地は壱岐の豪族・壱岐直さんの居館があった場所といわれています。
神社の近くには壱岐国分寺跡があることからこの地は国分といわれ、古代から壱岐島の中心地ならびに島内の重要な拠点としての役割を果たしていたそうです。
しかし地名の由来は諸説あるみたいで、鎮座地が壱岐郡と石田郡の境であることから国分という地名になったという説もあるそうですよ。
さらに社号の由来も諸説あるみたいです。
何にしろ、どうしてこのような社号になったのかよくわかってないみたいです。
そんなこんなで、参拝開始。
●鳥居
●鳥居
・1701年建立
・鎮信鳥居
まず最初に登場するのは壱岐名物であります鎮信鳥居。
他社の鎮信鳥居に比べ、やや脚長で長身の鎮信鳥居となっておりました。
鎮信鳥居にも様々なスタイルがあるのですねぇ。
●手水舎
●手水舎
・建立年不明
・銅板葺 切妻造
そんなこんなで、手水舎でお清め。
壱岐のへそ・国分に鎮座する國片主神社に到着。
國片主神社と書いてくにかたぬしじんじゃと読みます。
律令時代、この地は壱岐の豪族・壱岐直さんの居館があった場所といわれています。
神社の近くには壱岐国分寺跡があることからこの地は国分といわれ、古代から壱岐島の中心地ならびに島内の重要な拠点としての役割を果たしていたそうです。
しかし地名の由来は諸説あるみたいで、鎮座地が壱岐郡と石田郡の境であることから国分という地名になったという説もあるそうですよ。
さらに社号の由来も諸説あるみたいです。
●説①
壱岐氏は県主・後に島造(国造に相当)に任じられた一族。
そんなこんなで、国県主が国片主になったという説。
●説②
御祭神の少彦名命と大国主命が、国を二分して治めていたから国片主となった説。
壱岐氏は県主・後に島造(国造に相当)に任じられた一族。
そんなこんなで、国県主が国片主になったという説。
●説②
御祭神の少彦名命と大国主命が、国を二分して治めていたから国片主となった説。
何にしろ、どうしてこのような社号になったのかよくわかってないみたいです。
そんなこんなで、参拝開始。
●鳥居
●鳥居
・1701年建立
・鎮信鳥居
まず最初に登場するのは壱岐名物であります鎮信鳥居。
他社の鎮信鳥居に比べ、やや脚長で長身の鎮信鳥居となっておりました。
鎮信鳥居にも様々なスタイルがあるのですねぇ。
●手水舎
●手水舎
・建立年不明
・銅板葺 切妻造
そんなこんなで、手水舎でお清め。
鎮信鳥居とは?
鎮信鳥居とは?鎮信鳥居と書いてちんしんとりいと読みます。肥前国平戸藩4代藩主・松浦鎮信さんが寄進したことから鎮信鳥居と呼ばれるようになったんだって。松浦鎮信さんが寄進した後も、平戸藩主や地元民が同型の...
拝殿と本殿
●拝殿
●拝殿
・建立年不明
・2002年改修
・瓦葺 妻入り入母屋造
続いて、拝殿で参拝。
この神社は壱岐七社の1社です。
壱岐七社とは、平戸藩主・松浦氏が特別に崇敬した7つの神社のことです。
この神社は平戸藩主からの崇敬が厚く、社殿が再建されるたびに白銀7枚が寄進されたそうです。
ちなみに平戸藩主が直々に参拝した神社といわれています。
また例祭の際には城代が参拝していたそうですよ。
この神社は式内社・國片主神社に比定される古社なんだって。
1676年、肥前国平戸藩の命を受けて壱岐島の式内社を調査した国学者・橘三喜さんがこの神社を式内社・國片主神社に比定したわけなのですが・・・
橘三喜さんはこの地が国分と呼ばれていたという理由で、この神社を式内社・國片主神社に比定したという!
他の神社同様、この神社でも橘三喜さんの適当っぷりは健在!
好きです、橘三喜さん!
●本殿
●本殿
・建立年不明
・銅板葺 流造
●御祭神
・主祭神 少彦名命
・相殿神 菅贈相國(菅原道真)
御祭神は少彦名さんと菅原道真さん。
どうやらもともとこの神社は、中国から石舟に乗ってやって来た唐田天神を祀ったのが始まりのようです。
それが後に天満宮と混同され国分天満宮(国分天神)に。
その後、橘三喜さんが式内社・國片主神社に比定したことから、國片主神社になったという。
この神社に菅原道真さんが祀られているのはこういった経緯があったのですね。
そんなこんなで、この神社の神紋は梅鉢紋となっております。
●拝殿
・建立年不明
・2002年改修
・瓦葺 妻入り入母屋造
続いて、拝殿で参拝。
この神社は壱岐七社の1社です。
壱岐七社とは、平戸藩主・松浦氏が特別に崇敬した7つの神社のことです。
この神社は平戸藩主からの崇敬が厚く、社殿が再建されるたびに白銀7枚が寄進されたそうです。
ちなみに平戸藩主が直々に参拝した神社といわれています。
また例祭の際には城代が参拝していたそうですよ。
●壱岐七社
①白沙八幡神社(式内社 小)
②興神社(式内社 小)
③住吉神社(式内社 名神大)
④本宮八幡神社(式内社 名神大)
⑤箱崎八幡神社(式内社 名神大)
⑥國片主神社(式内社 小)
⑦聖母宮(式内社 名神大)
①白沙八幡神社(式内社 小)
②興神社(式内社 小)
③住吉神社(式内社 名神大)
④本宮八幡神社(式内社 名神大)
⑤箱崎八幡神社(式内社 名神大)
⑥國片主神社(式内社 小)
⑦聖母宮(式内社 名神大)
この神社は式内社・國片主神社に比定される古社なんだって。
1676年、肥前国平戸藩の命を受けて壱岐島の式内社を調査した国学者・橘三喜さんがこの神社を式内社・國片主神社に比定したわけなのですが・・・
橘三喜さんはこの地が国分と呼ばれていたという理由で、この神社を式内社・國片主神社に比定したという!
他の神社同様、この神社でも橘三喜さんの適当っぷりは健在!
好きです、橘三喜さん!
●本殿
●本殿
・建立年不明
・銅板葺 流造
●御祭神
・主祭神 少彦名命
・相殿神 菅贈相國(菅原道真)
御祭神は少彦名さんと菅原道真さん。
どうやらもともとこの神社は、中国から石舟に乗ってやって来た唐田天神を祀ったのが始まりのようです。
それが後に天満宮と混同され国分天満宮(国分天神)に。
その後、橘三喜さんが式内社・國片主神社に比定したことから、國片主神社になったという。
この神社に菅原道真さんが祀られているのはこういった経緯があったのですね。
そんなこんなで、この神社の神紋は梅鉢紋となっております。
橘三喜の壱岐・式内社調査とは?
橘三喜の壱岐・式内社調査とは?1676年、平戸藩主・松浦鎮信さんは、壱岐国にある式内社24社を調査し、各社の御祭神の名を記録し、後世に残し伝えようと思い立ちました。その際、国学者・橘三喜さんに壱岐国24社の調査...
神牛と牛神社と干支神社
●神牛①
●神牛①
・1856年奉納
もともと天満宮だったということで、社殿前には神牛ちゃんがおられました。
●神牛②
●神牛②
・1999年奉納
さらに神牛①と対になるかたちで新しめの神牛ちゃんもおられました。
●牛神社
●牛神社
・建立年不明
・銅板葺 一間社流造
さらにさらに、牛神社という境内社もありました。
壱岐といえば壱岐牛!
創建年などの由緒を知ることはできませんでしたが、もしかしたら家畜の安全や供養のためのお社なのかもしれませんね。
この旅では・・・
喰って・・・
喰って・・・
喰いまくった旅でした。
お牛さんに感謝!
そしてスミマセン。
●干支神社
その他、干支神社という境内社もありました。
こちらでは、自分の干支の前で今年1年のお願いごとをすると良いそうですよ。
●神牛①
・1856年奉納
もともと天満宮だったということで、社殿前には神牛ちゃんがおられました。
●神牛②
●神牛②
・1999年奉納
さらに神牛①と対になるかたちで新しめの神牛ちゃんもおられました。
●牛神社
●牛神社
・建立年不明
・銅板葺 一間社流造
さらにさらに、牛神社という境内社もありました。
壱岐といえば壱岐牛!
創建年などの由緒を知ることはできませんでしたが、もしかしたら家畜の安全や供養のためのお社なのかもしれませんね。
この旅では・・・
喰って・・・
喰って・・・
喰いまくった旅でした。
お牛さんに感謝!
そしてスミマセン。
●干支神社
その他、干支神社という境内社もありました。
こちらでは、自分の干支の前で今年1年のお願いごとをすると良いそうですよ。
願掛け鳥居と撫で小僧と招福猫
●境内図
境内には願掛け鳥居・撫で小僧・招福猫・撫で大黒・撫で恵比寿など、運気上昇系の石造物が点在していました。
●願掛け鳥居
●願掛け鳥居
・1998年建立
・明神鳥居
そんなこんなで、まずは願掛け鳥居から。
3つの鳥居にはそれぞれ厄除けや商売繁盛などの御利益があるみたいです。
どの鳥居をくぐろうかなぁ~・・・とか、いちいち悩みません。
欲張りな私は全ての御利益を頂きます。
それにしても小さな鳥居です。
ガリガリ日本代表の私でもギリギリくぐれる小ささでした。
まるで障害物競争のようだね。
それにしても、これ抜けなくなったらどうなるんだろうねぇ?
●撫で小僧
続いて、撫で小僧さんへ。
自分の身体の具合が悪い部位と小僧の部位を交互に撫でると具合が良くなるそうですよ。
当然、頭コースで!
●招福猫
続いて、招福猫ちゃんを参拝。
この招き猫ちゃんはグルグル回る仕組みになっていました。
男性はお願いごとを唱えながら右に、女性はお願いごとを唱えながら左に回すと御利益があるそうですよ。
そんなこんなでグルグル。
思っていたより重かったです。
願掛け鳥居しかり招福猫しかり、スポーツ要素高めの神社だなぁ。
最近、競馬の調子が絶望的に悪いので、そろそろデカいのをよろしくお願いします!
●覩上神社の招福猫
ちなみに覩上神社にも招福猫ちゃんがおられましたよ。
境内には願掛け鳥居・撫で小僧・招福猫・撫で大黒・撫で恵比寿など、運気上昇系の石造物が点在していました。
●願掛け鳥居
●願掛け鳥居
・1998年建立
・明神鳥居
そんなこんなで、まずは願掛け鳥居から。
・左 → 商売繁盛・五穀豊穣
・中 → 健康・安産・厄除け
・右 → 合格祈願
・中 → 健康・安産・厄除け
・右 → 合格祈願
3つの鳥居にはそれぞれ厄除けや商売繁盛などの御利益があるみたいです。
どの鳥居をくぐろうかなぁ~・・・とか、いちいち悩みません。
欲張りな私は全ての御利益を頂きます。
それにしても小さな鳥居です。
ガリガリ日本代表の私でもギリギリくぐれる小ささでした。
まるで障害物競争のようだね。
それにしても、これ抜けなくなったらどうなるんだろうねぇ?
●撫で小僧
続いて、撫で小僧さんへ。
自分の身体の具合が悪い部位と小僧の部位を交互に撫でると具合が良くなるそうですよ。
当然、頭コースで!
●招福猫
続いて、招福猫ちゃんを参拝。
この招き猫ちゃんはグルグル回る仕組みになっていました。
・男性 → 右回り
・女性 → 左回り
・女性 → 左回り
男性はお願いごとを唱えながら右に、女性はお願いごとを唱えながら左に回すと御利益があるそうですよ。
そんなこんなでグルグル。
思っていたより重かったです。
願掛け鳥居しかり招福猫しかり、スポーツ要素高めの神社だなぁ。
最近、競馬の調子が絶望的に悪いので、そろそろデカいのをよろしくお願いします!
●覩上神社の招福猫
ちなみに覩上神社にも招福猫ちゃんがおられましたよ。
覩上神社の御朱印|誤記に翻弄された式内社(長崎県壱岐市)
所在地長崎県壱岐市芦辺町湯岳本村触271祭 神素盞嗚尊・奇稻田姫命・大己貴命社 格式内社(論社)由 緒創建年は不詳。一説によると創建当初は山上に祀られていたそうです。しかし祭祀の不便から麓に社殿...
撫で大黒と撫で恵比寿
●撫で大黒 撫で恵比寿
続いて、撫で大黒・撫で恵比寿さんへ。
こちらもナデナデ系の御利益石像でした。
●撫で大黒
この撫で大黒さんは、撫でる場所によって御利益が異なりました。
そんなこんなで、迷わず福袋をナデナデ。
●撫で恵比寿
撫で恵比寿さんも撫でる場所によって御利益が異なるのですが、撫で大黒さんとは御利益の内容が異なりました。
四十肩・・・
老眼・・・
今年になってあからさまに老いが・・・!
これからの人生は老いの恐怖と闘っていかなければならないのかなぁ・・・!?
ということで、不老長寿のヒゲをナデナデ。
その他、境内には身長が測れるおもいで石がありました。
そんなこんなで、参拝終了。
いやはや、ユニークな神社でした。
続いて、撫で大黒・撫で恵比寿さんへ。
こちらもナデナデ系の御利益石像でした。
●撫で大黒
この撫で大黒さんは、撫でる場所によって御利益が異なりました。
そんなこんなで、迷わず福袋をナデナデ。
●撫で恵比寿
撫で恵比寿さんも撫でる場所によって御利益が異なるのですが、撫で大黒さんとは御利益の内容が異なりました。
四十肩・・・
老眼・・・
今年になってあからさまに老いが・・・!
これからの人生は老いの恐怖と闘っていかなければならないのかなぁ・・・!?
ということで、不老長寿のヒゲをナデナデ。
その他、境内には身長が測れるおもいで石がありました。
そんなこんなで、参拝終了。
いやはや、ユニークな神社でした。
御朱印情報
●社務所(授与所)
●御朱印の種類
・國片主神社の御朱印
●御朱印の受付場所
・國片主神社の授与所(書置き)
・月讀神社の社務所(直書き)
國片主神社には宮司さんは常駐していません。
御朱印は國片主神社の授与所に書置きが用意されています。
●月讀神社の社務所(授与所)
直書きを希望される方は月讀神社の社務所(授与所)で頂けます。
宮司さんは月讀神社と國片主神社と覩上神社と熊野神社を兼務しています。
宮司さんのご都合により不在の場合がございますので事前に電話確認することをオススメします。
●月讀神社の社務所
・10:00〜17:00
●月讀神社の連絡先
・0920-45-4145
※宮司さんのご都合により対応できない場合があります。
直書きを希望される方は月讀神社の社務所(授与所)で頂けます。
宮司さんは月讀神社と國片主神社と覩上神社と熊野神社を兼務しています。
宮司さんのご都合により不在の場合がございますので事前に電話確認することをオススメします。
●月讀神社の社務所
・10:00〜17:00
●月讀神社の連絡先
・0920-45-4145
※宮司さんのご都合により対応できない場合があります。
●御朱印の料金
・500円
※初穂料は國片主神社・授与所に設置されている郵便受けに納めるシステムになっております。
●御朱印の受付時間
・不明
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2022年8月28日 参拝
・2022年9月 更新
月讀神社の御朱印|月読神社の総本社|もともとは山の神だった(長崎県壱岐市)
所在地長崎県壱岐市芦辺町国分東触464祭 神月夜見命・月弓命・月読命社 格式内大社(名神大)由 緒創建年は不詳。日本書紀によると、京都・松尾大社の境外摂社である月讀神社は壱岐の県主の先祖・忍見宿...
参拝情報とアクセス
●開門時間
・境内自由
●拝観料
・無料
●最寄りの港
・芦辺港から車で7分
・印通寺港から車で15分
・郷ノ浦港から車で15分
●最寄りの空港
・壱岐空港から車で15分
●最寄りのバス停
・壱岐交通
国分寺 バス停から徒歩1分
※バスの路線図・時刻表はこちら。
●最寄りのIC
・なし
●駐車場
・無料の専用駐車場あり
・境内自由
●拝観料
・無料
●最寄りの港
・芦辺港から車で7分
・印通寺港から車で15分
・郷ノ浦港から車で15分
●最寄りの空港
・壱岐空港から車で15分
●最寄りのバス停
・壱岐交通
国分寺 バス停から徒歩1分
※バスの路線図・時刻表はこちら。
●最寄りのIC
・なし
●駐車場
・無料の専用駐車場あり
壱岐島の御朱印情報まとめ(28種)|受付場所・受付時間・初穂料・オリジナル御朱印帳など
壱岐島で頂ける御朱印をまとめてみました。白沙八幡神社●御朱印の種類・白沙八幡神社の御朱印・海神社の御朱印●御朱印の受付場所・白沙八幡神社●不在の場合・白沙八幡神社の拝殿内に...