所在地 | 山口県山口市秋穂西1987 |
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宗 派 | 真言宗御室派 |
札 所 | 秋穂八十八ヶ所霊場 第6・7・8番 |
由 緒 | 746年、行基が開基したのが始まり。その後、長らく荒廃していましたが、1486年に行順和尚が復興。そして1492年に堂宇を再建したそうです。しかし、江戸時代中期に火災で御本尊以外すべてを焼失。その後、真龍法印が現在地に移転し再復興したそうです。 |
HP | 福楽寺公式サイト | 山口市 |
境内入口・参道・蘇鉄
●境内入口本日は朱フレのYさんに秋穂の寺社を案内してもらっています。
そんなこんなで、秋穂八十八ヶ所の第6・7・8番札所であります福楽寺に到着。
福楽寺と書いてふくらくじと読みます。
どうやらこのお寺さんには山門はない模様。
ということで、いきなり参道に突入するタイプの伽藍形式となっております。
●参道
それにしても参道脇にある木が素敵で。
屋根のように刈られていたのですよ。
ちょっとした雨なら雨宿りができそう!
●蘇鉄
●蘇鉄
・樹齢 350〜400年
・雄株樹高 約8m
・雄株樹高 約4m
・山口市指定天然記念物
そんなこんなで参道を抜けると巨大な蘇鉄がドーンとお出迎えしてくれました。
なんとこの蘇鉄は山口市の天然記念物に指定された樹齢350年を超す古木だという!
この蘇鉄は雄と雌の2株から成っていて、雄株が樹高約8mで雌株が樹高約4m。
雄株は根元の周囲が約6mもあり、東西に伸びる支幹の太さは1.5mと1.2m。
支幹は雌株の間を通り抜けているという。
一方の雄株は根元付近の周囲が約4.5m。
しかし多数の支幹がこみあっているため、主幹の測定は困難なんだって。
ちなみに春になると雌株に赤い実がなるそうです。
蘇鉄の実は、お寺の方に声をかけると頂けるそうですよ。
夫婦の蘇鉄ですので、夫婦仲の御利益がありそうですね。
蘇鉄は九州南部から沖縄に自生するソテツ科の常緑低木。
杉や松と同じ裸子植物樹木で、同じ裸子植物樹木の中で最も原始的な木で生きた化石といわれています。
杉や松と同じ裸子植物樹木で、同じ裸子植物樹木の中で最も原始的な木で生きた化石といわれています。
本堂
●本堂
●本堂
・1919年建立
・銅板葺 唐破風向拝付き入母屋造
・御本尊 薬師如来
・秋穂八十八ヶ所 第6・7番札所
続いて、本堂で参拝。
本堂は秋穂八十八ヶ所の第6・7番札所。
そして本堂に隣接する地蔵堂は第8番札所になっています。
なんと、このお寺は事実上の日本陸軍の創始者・大村益次郎さんの生家の菩提寺だという!
ちなみに福楽寺から約7km離れた地に大村益次郎さん生誕宅があります。
その他、このお寺は明治維新の際、荻野隊(砲兵隊)の基地にもなっていたみたいですよ。
●本尊 薬師如来坐像
・平安時代中期作
・像高 97.8cm
・檜材 一木造
このお寺の正式名称は医王山 福楽寺。
医王山という山号でもわかるように御本尊は薬師如来さん。
薬師如来さんの別名は医王如来といいます。
この御本尊は福楽寺を開基した行基さんが一刀三礼で彫ったものといわれていましたが、福岡市博物館・大津市歴史博物館の調査により平安時代中期作と判明したそうです。
残念ながら秘仏のため拝顔することはできませんでしたが、毎年2月8日の厄除け薬師法会の日に御開帳されるそうですよ。
当日は、8時~17時まで拝顔できるみたいです。
木鼻は獏と獅子。
唐破風向拝には立派な龍の彫刻がありました。
あとお堂が傾いてるため、つっかえ棒で補強されていました。
そんなこんなで参拝後、堂内にてご住職さんとお話しタイム。
鏡と秘仏のこと、須弥壇や法具のこと、高野山のこと、お寺と檀家さんの距離感などなど、たくさんのお話しをしてくれました。
そして、江戸時代の納経帳を拝見させて頂きました。
実際に手に取ってドキドキしながら拝見。
そのお方は、主に西国三十三所を中心に巡っていた模様。
ペラッペラのページだったので、破ってしまわないかとドキドキしながらページをめくりましたよ。
江戸時代の御朱印に触れている・・・なんか感動したなぁ。
●本堂
・1919年建立
・銅板葺 唐破風向拝付き入母屋造
・御本尊 薬師如来
・秋穂八十八ヶ所 第6・7番札所
続いて、本堂で参拝。
本堂は秋穂八十八ヶ所の第6・7番札所。
そして本堂に隣接する地蔵堂は第8番札所になっています。
なんと、このお寺は事実上の日本陸軍の創始者・大村益次郎さんの生家の菩提寺だという!
ちなみに福楽寺から約7km離れた地に大村益次郎さん生誕宅があります。
その他、このお寺は明治維新の際、荻野隊(砲兵隊)の基地にもなっていたみたいですよ。
●本尊 薬師如来坐像
・平安時代中期作
・像高 97.8cm
・檜材 一木造
このお寺の正式名称は医王山 福楽寺。
医王山という山号でもわかるように御本尊は薬師如来さん。
薬師如来さんの別名は医王如来といいます。
この御本尊は福楽寺を開基した行基さんが一刀三礼で彫ったものといわれていましたが、福岡市博物館・大津市歴史博物館の調査により平安時代中期作と判明したそうです。
残念ながら秘仏のため拝顔することはできませんでしたが、毎年2月8日の厄除け薬師法会の日に御開帳されるそうですよ。
当日は、8時~17時まで拝顔できるみたいです。
木鼻は獏と獅子。
唐破風向拝には立派な龍の彫刻がありました。
あとお堂が傾いてるため、つっかえ棒で補強されていました。
そんなこんなで参拝後、堂内にてご住職さんとお話しタイム。
鏡と秘仏のこと、須弥壇や法具のこと、高野山のこと、お寺と檀家さんの距離感などなど、たくさんのお話しをしてくれました。
そして、江戸時代の納経帳を拝見させて頂きました。
実際に手に取ってドキドキしながら拝見。
そのお方は、主に西国三十三所を中心に巡っていた模様。
ペラッペラのページだったので、破ってしまわないかとドキドキしながらページをめくりましたよ。
江戸時代の御朱印に触れている・・・なんか感動したなぁ。
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地蔵堂・子安大師・宝篋印塔
●地蔵堂
●地蔵堂
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
・本尊 地蔵菩薩
続いて、秋穂八十八ヶ所霊場の第8番札所であります地蔵堂を参拝。
堂内には御本尊のお地蔵さんの他に、弘法大師さんと再興・真龍法印さんが祀られていました。
●子安大師
境内には青銅製の宝塔がありました。
どうやらこちらは子安大師さんのようです。
子安大師さんには、子授け・安産・難産などの御利益があるそうですよ。
ちなみに子安大師さんは宝塔の中におられます。
●宝篋印塔
●宝篋印塔
その他、立派な宝篋印塔もありました。
ご住職さんいわく、宝篋印塔は時代が下るほど隅飾の開きが大きくなるんだって。
また1つ、トリビアが増えました。
そんなこんなで、参拝終了。
ご住職さん、その節はどうもありがとうございました。
●地蔵堂
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
・本尊 地蔵菩薩
続いて、秋穂八十八ヶ所霊場の第8番札所であります地蔵堂を参拝。
堂内には御本尊のお地蔵さんの他に、弘法大師さんと再興・真龍法印さんが祀られていました。
●子安大師
境内には青銅製の宝塔がありました。
どうやらこちらは子安大師さんのようです。
子安大師さんには、子授け・安産・難産などの御利益があるそうですよ。
ちなみに子安大師さんは宝塔の中におられます。
●宝篋印塔
●宝篋印塔
その他、立派な宝篋印塔もありました。
ご住職さんいわく、宝篋印塔は時代が下るほど隅飾の開きが大きくなるんだって。
また1つ、トリビアが増えました。
そんなこんなで、参拝終了。
ご住職さん、その節はどうもありがとうございました。
御朱印情報
●御朱印の種類
・秋穂八十八ヶ所霊場の御朱印(薬師如来)
●御朱印の受付場所
・本堂もしくは庫裏
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2017年11月30日 参拝
・2022年10月 更新
・秋穂八十八ヶ所霊場の御朱印(薬師如来)
●御朱印の受付場所
・本堂もしくは庫裏
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2017年11月30日 参拝
・2022年10月 更新
参拝情報とアクセス
●開門時間
・境内自由
※本堂は7:30~17:00頃まで開放
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR四辻駅から徒歩1時間25分
・JR四辻駅から車で10分
・JR大道駅から徒歩1時間30分
・JR大道駅から車で10分
●最寄りのバス停
・防長交通
天田 バス停から徒歩8分
●最寄りのIC
・山陽自動車道
山口南ICから車で15分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり
・境内自由
※本堂は7:30~17:00頃まで開放
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR四辻駅から徒歩1時間25分
・JR四辻駅から車で10分
・JR大道駅から徒歩1時間30分
・JR大道駅から車で10分
●最寄りのバス停
・防長交通
天田 バス停から徒歩8分
●最寄りのIC
・山陽自動車道
山口南ICから車で15分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり