浄住寺の御朱印~京都府京都市西京区山田開キ町9~

都道府県別
住 所京都府京都市西京区山田開キ町9
宗 派黄檗宗
札 所京都洛西観音霊場 第30番
由 緒810年、嵯峨天皇の勅願寺として円仁(慈覚大師)が開創したお寺だそうです。創建当時は常住寺という寺号だったといいます。1261年、公卿・葉室定嗣が中興し、寺号を浄住寺と改称。中興開山は奈良・西大寺の叡尊で、律宗の本院ならびに葉室家の菩提寺として栄えたそうです。1477年、応仁の乱の兵火で荒廃し、1567年には全焼。1687年、黄檗宗の僧・鉄牛道機が再興し、真言律宗から黄檗宗に改宗したそうです。
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境内入口と参道

●境内入口

京都洛西観音霊場・第30番札所であります浄住寺に到着。
久々に黄檗宗の参拝です。

ちなみに、鈴虫寺から徒歩10分。
地蔵院(竹の寺)から徒歩数分のところにあります。


もともとは嵯峨天皇の勅願寺だったそうです。
その後、葉室家の菩提寺として栄えたそうです。
江戸時代中期に鉄牛禅師が再興して以来、黄檗宗では本山に次ぐ寺格を有していたといわれてます。

●参道

参拝者はおらず静まり返った境内。
ちょい荒れな感じが素敵なお寺でした。
どうやらこのお寺は紅葉の名所らしいです。きっとシーズン中は大勢の参拝者で賑わうんだろうなぁ。

とか思いながら参道をテクテク。
足元を見ると、参道の石階段がカラフルな石でした。

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本堂

●本堂

●本堂
・1697年建立
・瓦葺 入母屋造
・黄檗宗
・本尊は釈迦牟尼仏坐像

黄檗宗特有の黄檗様と和様が混合した中華風の本堂でした。丸窓が黄檗感でてますね。


ちなみに本堂と開山堂と寿塔が一直線上に建つ珍しい造りになってます。


扁額には祝國と書かれてました。
中興の祖・鉄牛道機の筆らしいです。

それにしても花の絵で飾られた額縁が素敵過ぎます。額縁もどこかしら中華風ですなぁ。


本堂内は黄檗宗寺院の特徴でもある土間式になってます。

中央に本尊の釈迦牟尼仏坐像。本尊の両サイドに達磨大師像・浄住寺古伽藍本尊・地蔵菩薩像・阿弥陀如来像・伽藍菩薩像・葉室頼孝像が安置されてました。


そして、堂内の両側に板敷の床を張って修行の場にしているのが、このお堂の特徴です。法堂と禅堂の機能を兼ね備えた特殊な造りとなっているという!

●写真(左)
・左 → 達磨大師像
・中 → 浄住寺古伽藍本尊
・右 → 地蔵菩薩像

●写真(右)
・左 → 阿弥陀如来像
・中 → 伽藍菩薩像
・右 → 葉室頼孝像

黄檗宗寺院に来たら韋駄天探しをするというのが私のルーティーンなのですが、このお寺では韋駄天さんに出会うことはできず・・・残念。


本堂前にはオリジナル瓦が落ちてました。

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観音堂や方丈や境内社など

●観音堂

●観音堂
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
・本尊は聖観世音菩薩像

この観音堂が京都洛西観音霊場・第30番札所です。


それにしても、相当傷みの激しいお堂でした。
そして、ブロック状の基礎石がちょっと珍しいお堂でした。


●境内社

●境内社
・八幡大菩薩・若宮八幡大菩薩・天照皇大和宮・春日大明神を祀る

鎮守社でしょうか?


それにしても天照皇大和宮・・・初めて拝見する名前です。


観音堂同様、こちらも相当傷んでます・・・。
ハゲ散らかってます。


なにぶん廃墟などで荒廃萌えするタイプの人間なので、こういったリアルに出会うと鼓動が高ぶってしまいます。


●弁天堂

池には水がなく、こちらも荒廃気味でした。

堂内をのぞくと、小さな八臂弁財天像が安置されてました。なぜかライトアップされてるという。


●石仏群

境内の片隅には約30体の石仏が集められてました。
どのお方も古そうです。


●方丈


●方丈
・江戸時代建立
・陸奥仙台藩4代藩主・伊達綱村が寄進

扁額には山号の葉室山
かつては葉室家の菩提寺として栄えたお寺です。

ちなみにこの方丈は、伊達綱村が幼少時に過ごした館なんですって。

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亀甲竹と四方竹

●亀甲竹

そんなこんなで、境内を散策していたら奇妙な竹を発見。

どうやらこれは亀甲竹という竹で、その名の通り亀の甲羅のようにふくらんだ奇竹です。孟宗竹の突然変異なんだそうです。

この竹を切ったら亀甲縛りのかぐや姫が出てきそうです。


杖になった亀甲竹は何度かお見かけしたことがあるのですが、生の亀甲竹を見たのは本日がお初。改めてマジマジと見ると何とも不気味で不思議で芸術的な竹だなぁ。

ちなみに亀甲竹で加工した製品京銘竹として京都府伝統工芸品の1つに指定されてるそうです。


今まで全く気づきませんでしたが、なんと黄門さまの杖は亀甲竹だという!
今度から水戸黄門を見る時は、杖ばっかり見てしまいそうです。


そんなこんなで、杖のように持ってみる。

太っ!

多分、杖にする時は、先っちょの細い部分を使うんだろうなぁ。


斜めに伸びてるヤツもいました。
そら豆のようにパックリ開いてるヤツもいました。
ということで、内部を観察・・・見れば見るほど気持ち悪い。


●四方竹

そんなこんなで、さらに境内を散策していると、今度は四方竹という竹を発見。


なんとこの竹は断面が四角いという!
この竹を切ったら角刈りのかぐや姫が出てきそうです。

世の中にはいろんな種類の竹があるんだなぁ。


カメラのテクニックがないので、うまく写真で伝えれないのがもどかしい・・・と思ったら伐採された竹を発見!
ほら、四角い!


どうやらこの竹を4本に束ねて切ったものが葉室家の家紋らしいです。


先ほど参拝した地蔵院も竹の寺だったけど、このお寺もある意味、竹の寺ですなぁ。

いやはや、素敵なお寺でした。

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御朱印

●御朱印
御朱印は方丈で頂きました。

浄住寺の地図

 

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