龍源院の御朱印~大徳寺・塔頭の名刹〜(京都府京都市北区)

都道府県別
住 所京都府京都市北区紫野大徳寺町82−1
宗 派臨済宗大徳寺派南派
寺 格南派本庵
由 緒1504~1521年、能登の畠山義元・豊後の大友義長・周防の大内義興らが創建。明治時代に神仏分離により大阪・住吉神社境内にあった慈恩寺と、岐阜・高山城主・金森長近が大徳寺境内に建立した金竜院を合併したそうです。
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表門と書院・庫裏

臨済宗大徳寺派南派の南派本庵であります龍源院を参拝してきました。

臨済宗大徳寺には龍源派大仙派真珠派龍泉派という4つの派があって、龍源派は大徳寺の南側に位置するため南派、大仙院は大徳寺の北に位置するため北派と呼ばれているんだって。

●龍源派(南派)・・・龍源院(東渓宗牧)
●大仙派(北派)・・・大仙院(古嶽宗亘)
●真珠派・・・真珠庵(一休宗純)
●龍泉派・・・龍泉庵(陽峰宗韶)

そんなこんなで龍源院は、北派本庵の大仙院とともに大徳寺を隆盛に導いた格式の高い名刹とのことです。


●表門と方丈

●表門
・1502年建立 国重文
・桧皮葺 切妻造 四脚門

●方丈
・1517年頃建立 国重文
・檜皮葺 入母屋造

日本の方丈建築としては古例の1つといわれています。

あと室中襖絵の龍図は、桃山~江戸時代作といわれています。

●玄関(唐門)
・1517年頃建立 国重文


●種子島銃と四方蒔絵碁盤・碁笥

●種子島銃
・1583年製 国重文
・日本最古の種子島銃

●四方蒔絵碁盤・碁笥
豊臣秀吉と徳川家康が対局したといわれる碁盤です。


●眠蔵

創建当初の姿に復元された畳三畳ほどのお部屋です。

往時の禅僧の日常はとても簡素で、夜疲れてはこの部屋で休んでいたそうです。

また人目を避けて静かに坐禅の工夫などをしていたみたいですよ。


●下間

ここは、公式のお客さんと面会する時のお部屋なんだって。

暖席(畳)は、昔は高貴な方が使われたもので、一般の人は使用できなかったそうですよ。


●開祖堂

●開祖堂
・昭和時代建立
・檜皮葺 入母屋造
・龍源院の開祖・東渓宗牧を祀る

まんまるに刈り込まれた植木が可愛かったです。

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庭園

●方丈前庭園


●方丈前庭園
・昭和時代後期作庭
蓬莱式枯山水庭園
・別名・一枝坦

1番大きい石組が蓬莱山で、鶴島と亀島の2つの島が海に浮かぶ姿が表現されています。

ちなみに蓬莱山とは不老不死の仙人が住む理想郷です。



このパターンのお庭は、大体海を大きく見せがちですが、ここのお庭は島が大きいのが特徴的でした。

大海というより、どことなく瀬戸内海の多島美を見てるような印象でした。


●龍吟庭


●龍吟庭
・室町時代作庭
須弥山式枯山水庭園

1番大きい石組が須弥山で、広々した苔は大海を表現しています。

ちなみに須弥山とは仏教世界の中心にある山のことです。

仏教では、この世界は9つの山と8つの海からなっていて、その中心が須弥山であるという考え方があります。

蓬莱式だったり須弥山式だったり、お庭観賞って奥深くて楽しいです。


●東滴壺・日本最小の壺石庭


●東滴壺
・1960年作庭
・日本最小の壺石庭

鍋島岳生が作庭した現代壺庭の傑作といわれています。



方丈と庫裏に挟まれた小さなお庭でした。

一滴のしずくの積み重なりが川となり、そして大海になるという姿を表現したお庭です。

日本最小の壺石庭とのことですが、思ってたより大きかったです。

どこかにもっと小さな壺石庭はありそうな気が・・・しないでもない(笑)

日本最小の壺石庭を見た後に方丈前庭園を見ると、瀬戸内海のように見えた方丈前庭園が異常にデカい大海に見えました!

そして、方丈前庭園を見た後に日本最小の壺石庭を見ると、日本最小の壺石庭がさっきよりも小さく見えました!

そんなセルフトリックにハマっていたひと時でした。


●滹沱底


●滹沱底
・昭和時代作庭
・別名・阿吽の石庭
・聚楽第の遺構



小さなお庭の両サイドに阿吽の石と名付けられた2つの石がありました。

なんとこの石は聚楽第の基礎石なんだって!

お庭自体は新しいですが、安土桃山時代の遺構を配することにより重みがでてきますね。

ちなみにどっちが阿でどっちが吽なのかはサッパリわかりません。

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拝観メモ

●国の重要文化財

●釈迦如来坐像
・1250年作 国重文
・行心作
・京都八釈迦の1つ

●列仙の図
・室町時代作 国重文
・等春作

●猿猴図
・桃山時代作 国重文
・長谷川等伯作

●達磨図
・江戸時代前期作
・狩野探幽作

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常時拝観可能な大徳寺の塔頭

●境内に22の塔頭を有する大寺院

大徳寺の境内には22の塔頭があり、ちょっとした寺町を形成してます。

22ある塔頭のうち常時拝観可能な塔頭は4つ
そのうちの1つが龍源院です。

ちなみに常時拝観可能な塔頭はこちらです。
①大仙院  ②龍源院
③高桐院  ④瑞峯院

●大仙院の参拝記
大仙院の御朱印〜千利休・沢庵和尚ゆかりの名刹~(京都府京都市北区)
住 所京都府京都市北区紫野大徳寺町54−1宗 派臨済宗大徳寺派北派寺 格北派本庵由 緒1509年、大徳寺76世住職・古岳宗亘(大聖国師)が創建した大徳寺の塔頭です。現在22に及ぶ大徳寺・塔頭の中で...


●高桐院の参拝記
高桐院の御朱印~大徳寺の塔頭・細川家の菩提寺~(京都府京都市北区)
住 所京都府京都市北区紫野大徳寺町73−1宗 派臨済宗大徳寺派由 緒1602年、細川忠興が父・細川藤孝の菩提を弔う為に建立したお寺です。1645年、83歳で没した細川忠興の遺言により、遺歯が埋葬され、以後...


●端峯院の参拝記
端峯院の御朱印情報~キリシタン大名・大友宗麟の菩提寺~(京都府京都市北区)
住 所京都府京都市北区紫野大徳寺町81宗 派臨済宗大徳寺派由 緒1532~1555年、キリシタン大名として知られる大友宗麟が、自らの菩提寺として創建したお寺です。 瑞峯院という寺名は、大友宗麟の法名・瑞峯...


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御朱印


御朱印は拝観受付で頂きました。
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龍源院の地図

 

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