地蔵院(竹の寺)の御朱印~京都府京都市西京区山田北ノ町23~

都道府県別
住 所京都府京都市西京区山田北ノ町23
宗 派臨済宗系の単立寺院
由 緒1367年、室町幕府の管領・細川頼之が宗鏡禅師を招いて建立したのが始まりだそうです。実質的な開山は宗鏡禅師ですが、宗鏡禅師は恩師である夢窓国師を勧請開山とし、自らを第2世としたらしいです。南北朝時代、勅願寺として栄え、最盛期には塔頭3院・末寺23寺を有する大寺院だったといいます。しかし応仁の乱の兵火で伽藍を焼失し、その後次第に衰退。1686年、第14世・古霊和尚が復興したそうです。境内が竹林で覆われていることから竹の寺と呼ばれてます。また一休禅師が幼少期を過ごしたお寺として有名です。
HP京都-竹の寺 地蔵院
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山門と竹林参道

●鈴虫寺 → 地蔵院

鈴虫寺で参拝後、南方面へテクテク歩くと竹の寺 地蔵院の看板を発見。
ということで、地蔵院へ向けてGO!


●境内入口

そんなこんなで、鈴虫寺から徒歩数分、竹のお寺として有名な地蔵院に到着。


●山門


●山門
・建立年不明
・瓦葺 薬医門

竹のお寺として有名な地蔵院ですが、一休禅師が幼少期を過ごしたお寺としても有名のようです。そして細川頼之の墓もあるそうです。

なかなか見所の多いお寺のようですなぁ。

それにしても山門をくぐる前から、名物の竹がチラチラと視界に入ってきます。ワクワクしますなぁ。

そんなこんなで、山門をくぐると


●竹林参道

はいドーーーン!
そこは美しい竹世界!

境内が竹林で覆われていることから竹の寺と呼ばれています。

竹林の参道を歩いてると、何だか竹が髪の毛に見えてきて、人の頭皮を歩いてる気分になってきました。皮脂、もしくはシラミ目線で竹のキューティクルを見上げ、この頭皮がオッサンの頭皮ではありませんようにと祈りながら本堂へ向かう。


2018年9月の台風21号の影響でややスカスカ感が目立ちますが、それでも美しい竹参道。すれ違う参拝者はおらず、竹の擦れる音と耳鳴りだけがBGMでした。

先ほど参拝した鈴虫寺がスーパーフィーバーしていたぶん、余計に静かに感じます。

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本堂

●本堂

●本堂
・1935年再建
・銅板葺 宝形造
・臨済宗系の単立寺院
・本尊は地蔵菩薩像


もともとは臨済宗天龍寺派のお寺だったそうですが、1968年に臨済宗系単立寺院になったそうです。

もともとこの地は、歌人・藤原家良(衣笠内大臣)が山荘を営んでいたところで、1368年、室町幕府管領・細川頼之が尼僧妙性から土地を買取って寄進したことにより創建されたお寺なんですって。


本堂内には、本尊の地蔵菩薩像を中央に夢窓国師・宗鏡禅師・細川頼之像が安置されてました。

床は平瓦を斜め45度に敷いた四半敷で、堂内は禅の空気が充満してました。

ちなみに本尊の地蔵菩薩像は、伝教大師(最澄)作らしいです。

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一休禅師母子像と宗鏡禅師・細川頼之の墓

●一休禅師母子像

そしてこのお寺は一休禅師が幼少期を過ごしたお寺としても有名です。

一休禅師は後小松天皇の落とし子といわれてます。一休禅師を身籠った母は、身の安全のために御所を去り、細川頼之の奥方を頼ってこのお寺に隠れ住んでいたそうです。

そして、一休禅師が安国寺に入るまでの6年間、一休禅師と共に暮していたそうです。


一休さんのイメージといえば、やはりアニメの一休さん。
しかし実際の一休さんはかなりファンキーなお坊さんで、酒呑んで、肉喰って、男色オーライ、女性とチョメチョメ、お寺で同棲。お友達の蓮如さんの阿弥陀像を枕にお昼寝とか自殺未遂とか、有りのままに生きためちゃくちゃ人間味のあるお方です。

当時の仏教の戒律で禁止されていたことを全部やっちゃったタダモノじゃないお方。しかしこの奇行は、足利幕府に庇護された五山仏教への痛烈な風刺・反骨精神によるもので、一休さんなりのメッセージだったようです。
これはもうパンクロッカーです。嗚呼、この人が奏でるロックを聴いてみたい。

奇行が目立つ一休さんですが、大徳寺の住持を務めたりお寺を再建するなど、やることはちゃんとやってます。そこがカッコいい!

そして死ぬ間際に放った言葉は『死にとうない』・・・もうカッコ良過ぎます。


●宗鏡禅師・細川頼之の墓

どれがお墓なのかわからず見渡してしまいましたが、写真をよく見たら自然石の後ろに墓石がありますね・・・私、目が悪いので、自然石に手を合わせて帰りました。

きっと細川頼之は『おいおいおい』とツッコんでいたに違いない・・・。


●細川頼之の碑

●細川頼之の碑
・1891年建立

石碑には細川頼之の事績が刻まれてました。

ちなみに細川頼之は、南北朝時代~室町時代初期に活躍した守護大名です。 そして室町幕府の管領です。

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方丈

●方丈

そんなこんなで、方丈へ。
一直線の苔参道が素敵です。


そして、方丈の門に到着。
しかしこれより先は撮影禁止!

でもっ! 9:00~10:00
15:30~16:00は撮影可らしい!

そんなこんなで、時計を見る・・・
15分オーバー!!!
これは悔やまれるアウト!


そんなことより、方丈内では細川ガラシャの殉節之経などのお宝が拝見できました。

平庭式の枯山水庭園である十六羅漢の庭も堪能できました。

●方丈
・1686年建立
・京都市指定文化財

●十六羅漢の庭
・平庭式枯山水庭園
・京都市指定文化財

●銅造千手観音坐像
・鎌倉時代作
・像高 27.9cm
・国指定重要文化財
・細川頼之の妻の念持仏

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その他

●開福稲荷大明神

●開福稲荷大明神
・宇迦之御魂神を祀る

鎮守社です。


●石灯籠と五輪塔

境内の片隅には古そうな石灯籠と五輪塔がありました。


●境内の風景

脳内で竹アンド苔という架空の漫才師を作り上げてニヤニヤしていたひと時。

いやはや、素敵なお寺さんでした。

ひと足のばして かぐや姫 竹御殿

●かぐや姫 竹御殿

鈴虫寺と地蔵院の間にて、めちゃくちゃ怪しいオーラを放つお寺風の建物を発見。
魅力的だったので近寄ってみることに。


どうやら竹工の名人・長野清助が27年の歳月をかけてたった1人で建造したオールバンブーの竹御殿とのこと!

めちゃくちゃ魅力的だったので、是非とも拝観したかったのですが、時間外なのか休館日なのか、閉門しておりました。。。


ということで、塀の外からのぞき見。
塀の外からは、火灯窓がある建物を確認することができました。どうやらこの建物は、金閣寺を模して作られたものなんですって!めっちゃくちゃ怪しい建物だけど何だかスゴそう。

ちなみにこの地は竹取物語の舞台といわれてます。

御朱印

●御朱印

御朱印は方丈内で頂きました。

拝観受付にて、竹製のオリジナル御朱印帳を購入することができます。

地蔵院(竹の寺)の地図

 

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