葛城一言主神社の御朱印〜一言主神社の総本社〜(奈良県御所市)

住 所奈良県御所市大字森脇432
祭 神葛城之一言主大神・幼武尊(雄略天皇)
社 格式内社(名神大社)
由 緒創建年は不詳。古事記によると、雄略天皇が葛城山で狩りをしていた時、天皇と同じ姿、同じ立ち振る舞いをする一言主神が現れたといいます。そして、雄略天皇が着ていた服と太刀を一言主大神に献上したそうです。そんなこんなで、一言主神が姿を現した地に、一言主神と幼武尊(雄略天皇)を祀ったのがこの神社の始まりといわれてます。
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鳥居と祓戸社

●鳥居①

全国に約100社ある一言主神社の総本社であります葛城一言主神社に到着。

この神社は、一言の願いであれば何でも叶えてくれるという言い伝えがあり、通称・一言さん(いちごんさん)という名で親しまれているそうです。

それにしても、願い事がたくさんありすぎて・・・。

願い事を1つに絞ることすら大変な作業なのに、さらに一言にまとめないといけないという・・・これは大変な作業になりそうだ。

よし、社殿に着くまでに何とか願いをまとめよう。

そんなこんなで、参拝開始。


●鳥居②

鳥居②の前には百度石がありました。
それにしても、ここから社殿まで結構な距離があるぞぅ・・・。
これはスポーツ要素が高いお百度参りになりそうだ〜。


●参道

そんなこんなで、杉並木と田園に囲まれた静かな参道を抜けると


●祓戸社

祓戸社に到着。
まずはここで穢れを祓って心身を清浄にします。


ちなみに拝殿横にも祓戸社があります。
そんなこんなで、めっちゃ清まった所で社殿前へ。

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拝殿と本殿

●拝殿

●拝殿
・建立年不明
・瓦葺 唐破風向拝付き入母屋造
・一言主神社の総本社
・式内社(名神大社)
・一言主大神・幼武尊(雄略天皇)を祀る
・通称・一言さん


●神社創建までの経緯
~雄略天皇と一言主大神の出会い~

古事記によりますと、雄略天皇が葛城山で狩りをしていた時、天皇と同じ姿、同じ立ち振る舞いをする一行に出会ったそうです。

雄略天皇が『この国の王はワシだけなのに、お前は何者だ!』的なことを問うと、『この国の王はワシだけなのに、お前は何者だ!』と全く同じセリフを返してきたという。

頭にきた天皇一行は弓を取り出して身構えました。すると相手も同じように弓矢を取り出して身構えました。

雄略天皇は『お互い名を名乗ってから矢を放とう』と言うと『我は悪い事も善い事も一言で言い放つ一言主大神じゃ』と答えました。

ビックリした雄略天皇は『失礼しました、まさか神が人間と同じ格好をしてるとは思いませんでした!』と着ていた服と太刀を一言主大神に献上しました。

そんなこんなで、一言主大神が姿を現した地に、一言主大神と幼武尊(雄略天皇)を祀ったのがこの神社の始まりといわれています。

これはもう神様界のモノマネ王!


一言の願いであれば何でも叶えてくれるという一言さん

それにしても、私はバカなのか真面目なのか、一言の定義がわからず悩む・・・。

願い事が『髪の毛がフサフサになりますように』の場合、これは一言なのか?
はたまた文章なのか?
・・・もしかして一言主じゃなくて一文主になってる?

そんなこんなで、一言なのかどうかもわからず運ゲーのように願うのもあれなんで、ここは確実に『フサフサ!』とだけ願ってみる。

もう全ての体毛がフサフサになってもいいから、髪の毛がフサフサになればそれでいい。
もう猿人になってもいいです。
(やけくそ 笑)


●本殿

●本殿
・1876年改築
・銅板葺 流造


拝殿と本殿の間には大きな木が立ってました。

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境内社

●一言稲荷大明神

●一言稲荷大明神
・保食神を祀る

一見、本殿が春日造に見えましたが、屋根が2段になってるので春日造じゃないっぽい。
それにしても・・・なんじゃこりゃ?
こんな造の本殿は初めて拝見しました!


●境内社

左から市杵島社・天満社・住吉社・八幡社・神功皇后社が並んでました。

●市杵島社
・市杵島姫命を祀る

●天満社
・菅原道真を祀る

●住吉社
・上筒男命・中筒男命・下筒男命・神功皇后を祀る

●八幡社
・応神天皇・神功皇后を祀る

●神功皇后社
・神功皇后を祀る

なんと、5社中3社で神功皇后が祀られてるという。

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乳銀杏

●乳銀杏

●乳銀杏
・樹齢 約1200年
・樹高 25m
・幹周 3.85m
・奈良県保護樹木


何だか喋りだしてきそうな、異様なオーラを放つ老木でした。


そして樹皮が牛の乳のように垂れ下がってるという。

ちなみに、この木に祈願すると子を授かりお乳がよく出るそうですよ。


●ムクロジ

●ムクロジ
・樹齢 約650年

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蜘蛛塚

●蜘蛛塚

蜘蛛とは虫のクモではなく、土蜘蛛のことです。

土蜘蛛とは、大和朝廷に従わなかった豪族のことです。

初代天皇・神武天皇は、カツラの木で作った綱で土蜘蛛をとらえ、頭と胴と足を3つに切って埋めたといわれています。
その時に、土蜘蛛を葬ったのがこの塚なんだって。

●カツラの木 → 葛城
そんなこんなで、神武天皇の土蜘蛛征伐が葛城という地名の由来といわれています。

その他

●宝来石

説明板がなかったのでわかりませんが、おそらくお金が貯まる系の石だと思われます。


●亀石

運気向上と書かれてました。

亀石で運気が上がって、宝来石でお金も貯まって、一言さんにフサフサの願いを叶えてもらって・・・もう明るい未来しか想像できない!


●おみくじ掛け

おみくじ掛けが社型でした!
ちょっとした雨なら、しのげそうです。


●至福の像

ボケ封じの御利益があるとのことです。

お爺ちゃん・・・カボチャを持ってる。
お婆ちゃんの前にはカボチャがお供えされてる・・・。

なぜじゃ・・・???

調べてみると、カボチャは栄養に優れていて、ぼけ封じの効果があるんですって。


●葛城山

こちらが、一言主大神と雄略天皇が出会った山です。

また吉野~葛城山の架橋問題で、役小角の怒りにふれた一言主大神が呪縛放置された山でもあります。

ちなみに、現在も一言主大神は葛城山に放置されたままだという!

役小角さん、そろそろ呪縛を解いてあげてー。

御朱印

●御朱印
御朱印は授与所で頂きました。
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葛城一言主神社の地図

 

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