春日大社の御朱印~春日神社の総本社~(奈良県奈良市春日野町)

都道府県別
所在地奈良県奈良市春日野町160
祭 神春日神
社 格式内社(名神大)・二十二社・勅祭社
旧官幣大社・別表神社
札 所神仏霊場巡拝の道 第15番
由 緒奈良時代、平城京鎮護のため鹿島から白鹿に乗ってやってきた武甕槌命を御蓋山の麓に祀り、春日神と称したのが始まりといいます。その後、768年に称徳天皇の勅命により左大臣・藤原永手が、香取の経津主命・枚岡神社の天児屋根命・比売神を祀り、現在地に社殿を創建。そして、藤原氏の氏神としました。平安時代、藤原氏とともに大変栄え、その後も藤原氏の氏寺・興福寺とともに深い関係で歩んでいった神社です。
HP春日大社
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春日大社とは?

●ザックリと簡単に春日大社とは?

・全国に約1000社ある春日神社の総本社

・藤原氏の氏神

・藤原氏の氏寺・興福寺と関係が深い

・例祭の春日祭は、賀茂神社の葵祭・石清水八幡宮の石清水祭とともに三勅祭の1つ

・年間約1000回の祭礼が執り行われる

・境内社は摂社5社・末社56社

・国宝殿には、国宝352点、重要文化財971点を含む約3000点を収蔵
(2020年11月現在)

・本殿は20年ごとに式年造替が行われる

・春には砂ずりの藤を始め、多くの藤が咲く

・古都奈良の文化財の1つとして世界遺産に登録

・境内の広さは御神体山の御蓋山を含む約32万坪(東京ドーム22個分)


全国に約1000社ある春日神社の総本社であります春日大社に到着。

春日大社は、東大寺・興福寺と並ぶ奈良の人気観光スポット。

本日はゴールデンウィークということもあり、境内はとんでもない数の参拝者で埋め尽くされていました。
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伏鹿手水所

●伏鹿手水所

まずは伏鹿手水所でお清め。
手水は鹿の口から出ていました。
手水の鹿は1953年に寄贈されたものらしいですよ。

祭神のタケミカヅチが白い鹿に乗ってやってきたのが春日大社の始まり。
ということで、春日大社では鹿は神の使いとされてるんだって。

ちなみに、奈良公園には約1280頭の鹿がいるという。
(2020年の調査結果)

この鹿たちは国の天然記念物。
飼育されたものではなく野生の鹿なんだって。

ということで、境内では自由に鹿が歩きまわっていました。
宮島の厳島神社みたいだね。


そんなこんなで、大勢の参拝者の波に飲み込まれながら参道を歩く。
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参道の石燈籠

●参道の石燈籠

参拝者も多かったけど、石燈籠の数も多い!

なんと境内には、石燈籠と釣燈籠を合わせて約3000基の燈籠があるというじゃない!

●燈籠の内訳
・石燈籠 2000基
・釣燈籠 1000基


もともと皇族・貴族から始まった春日詣ですが、石燈籠・釣燈籠の多くは庶民の寄進。
ということで、今も昔も庶民からの人気が絶大なんですね〜。

境内には全国で2番目に古い石燈籠や、徳川綱吉・藤堂高虎・直江兼次・宇喜多秀家などの武将が奉納した石燈籠があるそうですよ!

私は帰宅後にそのことを知ったので無理でしたが、そういうレアな石燈籠を探すのも楽しいかもですね!


あと、ほとんどが春日社と刻まれていますが、15基だけ春日大明神と刻まれた石燈籠があるそうですよ。

その燈籠を1晩のうちに3基見つけるとお金持ちになれる!
という噂があるとかないとか!

ちなみに、この情報も帰宅後に知りました(笑)
今度来た時に探してみよ!


~画像はフリー素材より~

春日大社の石燈籠といえば、毎年2月と8月に行われる万燈籠が有名です。

万燈籠では3000基の燈籠すべてに火が灯されて、幻想的な世界が広がっちゃうそうです。
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南門と幣殿・舞殿

●南門

●南門
・1382〜1385年建立
・檜皮葺 入母屋造
・三間一戸 楼門
・高さ 12m
・国指定重要文化財

そんなこんなで、参道を抜けると南門に到着。

もともと、この地には鳥居がたっていたそうですが、1179年に現在のような楼門に改められたそうです。

門の高さは12mで、春日大社で最大の門なんだって。


●神石

南門の手前には神石という石がありました。

この石の由来には諸説あるみたいです。

●説①
・神様の憑代として祀られた磐座。

●説②
・童子(若宮神社の祭神)が現れた出現石。

●説③
・雷で落下した社額を埋納した額塚。

などなど様々な説があるみたいです。

もしかしたら、ただの石・・・という説もあるかもしれませんよ~
・・・って、失礼 m(_ _)m


●幣殿・舞殿

●幣殿・舞殿
・1751~1764年建立
・檜皮葺 平入り切妻造
・国指定重要文化財

そんなこんなで、南門をくぐると幣殿・舞殿に到着。

一見、拝殿と勘違いしそうですが、幣殿と舞殿が合体した建物でした。
東側2間が幣殿で、西側3間を舞殿なんだって。

ちなみに、幣殿は天皇陛下のお供え物である御幣物を一時的に納める建物。
舞殿は神楽や舞楽を奉納する建物らしいですよ。

外見では幣殿と舞殿の区別ができませんが、内部の天井を見ると、幣殿が小組格天井、舞殿が化粧屋根裏になっているので、はっきりと違いがわかりました。

ちなみに人が多過ぎて内部の写真が撮れませんでした!
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中門と御廊と本殿

●中門

●中門
・1613年建立 国重文
・檜皮葺 入母屋造
・一間一戸 楼門
・唐破風は明治時代建立
・高さ 10m
・国指定重要文化財

続いて中門に到着。

今度こそ拝殿かっ!
と思いましたが、こちらは中門になります。

どうやら、春日大社には拝殿はないみたいですね!



石清水八幡宮や宇佐八幡宮などの八幡系の神社にある楼門に似てるので、一瞬八幡さんに来たのかと錯覚を起こしそうだけど、こちらにお祀りされてるのは春日神。
八幡系のそれとは違うみたいです。

というか、春日系神社の総本社だから当たり前かっ(笑)


●御廊

●東御廊と西御廊
・1613年建立
・檜皮葺 切妻造
・一重 桁行五間 梁間一間
・国指定重要文化財

楼門の両サイドには、まるで翼を広げてるかのように御廊が伸びていました。

御廊の長さは左右に約13m。
総本社にふさわしい優美な建物でした!


●本殿

~画像は第六十次式年造替のパンフレット~

●本殿
・1863年建立
・檜皮葺 春日造
・高さ 7m
・国宝

本殿は本場・春日造!
なんと、春日造が4棟も連なるという特殊な構造になってるという!


建物好きの私としては、どうしても本場・春日造を拝見したい・・・

と思い、本殿が見える場所を探す・・・

・・・あった!
本殿が見える場所が!

ということで、わずかな隙間から激写!
ほとんど空の写真になりましたが・・・(笑)
でも本場の春日造を拝見できたので大満足でした。


●祭神
・第一殿 → 武甕槌命
・第二殿 → 経津主命
・第三殿 → 天児屋根命
・第四殿 → 比売神

この4柱を総称して春日神といいます。

武甕槌命とは?

●祭神の武甕槌命とは?

武甕槌命と書いてタケミカヅチノミコトと読みます。

タケミカヅチは、イザナギがカグツチの首を切り落とした際、十束剣の根元についた血が岩に飛び散って生まれた神様です。

タケミカヅチは国譲り神話神武東征に登場する神様として有名です。

国譲り神話では、稲佐の浜でオオクニヌシと国譲りの交渉をする際、十束剣を逆さまに立て、剣先にあぐらをかいて交渉したお方です。

国譲り神話についてはこちらに書いています。
稲佐の浜(沖御前神社)の御朱印情報と参拝記~国譲りと国引き神話と神在月をわかりやすく解説~
稲佐の浜とは?●ザックリと簡単に稲佐の浜とは?ザックリと簡単に稲佐の浜とは古事記では伊那佐の小濱。日本書紀では五十田狭の小汀と記載されている砂浜です。国引き神話・国譲り神話の舞台として有名な浜で、...



神武東征では、神武天皇が紀州・熊野で窮地に追い込まれた際、国譲りで国を平定した時に使った剣を神武天皇に渡し、窮地に追い込まれた神武天皇を救ったお方です。

詳しくはこちらに書いています。
石上神宮の御朱印~奈良県天理市布留町384~
所在地奈良県天理市布留町384祭 神布都御魂大神社 格式内社(名神大)・二十二社(中七社)・別表神社札 所神仏霊場巡拝の道 第19番由 緒紀元前91年に創建した神社といわれてます。古代、物...

東回廊

●東回廊

●東回廊
・1613年建立
・檜皮葺 切妻造
・長さ 約37m
・国指定重要文化財

春日大社といえば、長〜く垂れ下った釣燈籠!
そんなこんなで、回廊にはとんでもない数の釣燈籠がありました。

なんと境内全体で約1000基もの釣燈籠があるそうですよ!


いやはや~、釣燈籠を見ると春日大社にきた~っていう実感がわきます。

それにしても、なんでこんなに低いんだろ???
地震がきたらアメリカンクラッカーみたいになりそうだね!

直会殿と西回廊と大杉と砂ずりの藤

●直会殿と西回廊

●直会殿
・1650〜1652年建立
・檜皮葺
・南端は入母屋造
・北端は流造
・国指定重要文化財

直会とは、神社の祭祀の最後に神事に参加した神職などが神酒を頂いたり、神饌を食べたりする儀式です。

簡単にいえば神様へのお供え物を頂くお食事会です。

お食事会と書くと宴会みたいな感じであれですが、直会には神饌を食べることで神霊との結びつきを強くし、神霊の力を分けてもらうという意味があるんです。

ユニークな儀式ですね〜^^

ちなみに神仏習合時代には、ここで法華八講が頻繁に行われたそうです。
そのため、この直会殿は八講屋と呼ばれていたそうですよ。

●西回廊
・1613年建立
・檜皮葺 切妻造
・長さ 約57m
・国指定重要文化財

直会殿と西回廊の間にある溝は御手洗川という川なんだって!
あたしゃてっきり排水溝だと思ってましたよ!(^^;;

その昔はこの水を回廊内に引き入れて、手水として利用していたみたいですよ。


●大杉

●大杉
・樹齢 約800年〜1000年
・樹高 25m
・周囲 8.7m

この大杉は700年前に描かれた春日権現験記に幼木の姿で描かれているそうですよ。


●砂ずりの藤

●砂ずりの藤
・樹齢 約800年

春日大社はたくさんの藤の花が咲き誇ることでも有名です。

社紋もですし、原氏の氏神ですし、どうにもこうにも藤ずくしの神社でした。


どうでもいい話しですが、先ほど参拝した東大寺で歩き疲れたせいで、かなり足にキテます(笑)

いろいろ散策したい気持ちは強かったのですが、いかんせん身体がついてこない!

そんなこんなで、春日大社での参拝はヒジョ〜に短いものになりました。
・・・いろんな見所を見逃して帰ったような気がします( ̄▽ ̄;)

また来なくては!

御朱印情報

●御朱印の種類
①春日大社の御朱印
②夫婦大国社の御朱印
③若宮神社の御朱印
④金龍神社の御朱印
⑤若宮十五社めぐり
⑥水谷9社めぐり

●受付場所と時間と初穂料
①春日大社の御朱印
・春日大社の授与所
・4月〜9月
 8:30〜18:00
・10月〜3月
 8:30〜17:00
・初穂料 300円


②夫婦大国社の御朱印
③若宮神社の御朱印
④金龍神社の御朱印
・夫婦大國社の授与所
・9:00〜16:30
・初穂料 各300円


⑤若宮十五社めぐり
・夫婦大国社の授与所
・9:00〜15:00
・初穂料 1500円
※申し込みが必要


⑥水谷9社めぐり
・ご祈祷所
・9:00〜15:00
・初穂料 1500円


●期間限定・特別御朱印
・令和 改元特別御朱印
・御創建1250年記念の御朱印
・慈悲万行の御朱印
・第六十年次式年造替の御朱印

(2020年11月現在)


●オリジナル御朱印帳

●オリジナル御朱印帳
・16cm × 11cm
・1000円
(販売終了?)

現在は17.5cm × 11.5cmにサイズアップしているみたいです。
色は橙・青・茶・緑の4色。
ちなみに初穂料も1200円にアップしています。

●限定オリジナル御朱印帳
・御創建1250年記念の御朱印帳
・第六十年次式年造替の御朱印帳

参拝情報とアクセス

●開門時間
・11月〜2月
 6:30〜17:30
・3月〜10月
 7:00〜17:00


●拝観料
・回廊内特別参拝
 500円

・国宝殿
 大人 500円
 大学 300円
 高校 300円
 中学 200円
 小学 200円


・萬葉植物園(神苑)
 大人 500円
 小人 250円


●アクセス
・近鉄奈良駅から徒歩約25分

・近鉄奈良駅から奈良交通バス
 春日大社表参道下車 徒歩約10分

・近鉄奈良駅から奈良交通バス
 春日大社本殿下車 徒歩すぐ


●駐車場
・3月〜10月
 7:30〜17:00
・11月〜2月
 7:30〜16:00
・100台
・普通車 1000円
・バイク 300円

春日大社の地図

 

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