熊野大社の御朱印~火の発祥地・出雲国一宮~(島根県松江市八雲町)

都道府県別
所在地島根県松江市八雲町熊野2451
祭 神伊邪那伎日真名子加夫呂伎熊野大神櫛御気野命
(熊野大神櫛御気野命)
社 格出雲国一宮・式内社(名神大)・旧国幣大社・別表神社
札 所出雲国神仏霊場 第15番
由 緒創建年は不詳。奈良時代に編纂された出雲国風土記に記されていることから、それ以前には存在していた神社と思われます。火の発祥の神社として日本火出初之社と呼ばれ、出雲大社とともに出雲国一宮となっております。一説によると、紀伊国の熊野三山は、この熊野大社の分霊を勧請したといわれています。しかし、熊野大社と紀伊国・熊野三山は全くの別系統とする説もあるそうです。中世には熊野信仰の影響を受けて、上の宮(熊野三社)と下の宮(伊勢宮)に分かれたそうです。その後、明治時代に上の宮は下の宮に統合され、現在に至ります。
HP出雲國一之宮 熊野大社
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鳥居と随身門と狛犬

●鳥居①

出雲国風土記に熊野大社
延喜式神名帳に熊野坐大社と記載されている古社であります熊野大社に到着。
この熊野大社は、出雲大社とともに出雲国一宮となっております。

どうにもこうにも熊野というと、和歌山の熊野三山を思い浮かべてしまう今日この頃。
一説のよると、和歌山の熊野三山はこの熊野大社の分霊を勧請したといわれています。
しかし、熊野大社と和歌山・熊野三山は全くの別系統とする説もあるそうです。

ちなみにこの神社は、火の発祥の神社として日本火出初之社と呼ばれています。


●意宇川と八雲橋

鳥居①をくぐると、雅な朱色の八雲橋
八雲橋からは、古代感のある意宇川が優しく流れてました。


●鳥居②

そんなこんなで、八雲橋を渡ると鳥居②に到着。
鳥居①は石製鳥居でしたが、鳥居②は木製・明神鳥居となっておりました。
一見、ノーマルタイプの明神鳥居に見えますが、銅板屋根と藁座が付いてるという。
何気に地味な個性を出してきてます。


●手水舎

7ヶ所から水がピヤャャ~。
なんだろう・・・この少年心をクチュクチュ刺激してくる工作感(笑)
一瞬、夏休みの自由課題を思い出してしまいました。


●狛犬

●狛犬
・1825年建立
・出雲構え獅子

島根は来待石の産地だけあって、来待石の石造物が多いです。
来待石はもろい石なので崩れてる狛犬が多いのですが、こちらの狛犬はとてもいい状態で残ってました。
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社殿

●随神門


●随神門
・建立年不明
・銅板葺 切妻造 三間一戸の八脚門

これぞ出雲ってな感じの太い注連縄が印象的な門でした。
扉が閉まっていたので確認できませんでしたが、随神門っていうくらいだから豊磐間戸神と櫛磐間戸神が祀られてるのでしょう。


●拝殿

●拝殿
・1978年建立
・銅板葺 妻入り向拝付き切妻造
・出雲国一宮
・式内社(名神大)
・出雲国神仏霊場 第15番
・神紋は一重亀甲に大



随神門同様、拝殿の注連縄も太くて大きい注連縄でした。
ザ・出雲の光景ですな。

ちなみに注連縄には、たくさんのおみくじが突き刺さってました。


●本殿

●本殿
・1948年建立
・銅板葺 大社造

主祭神は伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命

3つの神様が祀られてるのかぁ、と思ったら
実はこれは1つの神様の名前だという!
長っ!(笑)

調べてみると
この長い名前はスサノオの別名なんだって。


●伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命とは?

●伊邪那伎日真名子
父・イザナギが可愛がった子という意味

●加夫呂伎熊野大神
熊野の神聖な神様という意味

●櫛御気野命
スサノオという意味

ということで、この3つの意味を合体させると
イザナミが可愛がった子は熊野の神聖な神様・・・その神の名はスサノオ!

という意味???(笑)
何にしろ、スサノオは凄い神様だっていうことを言いたいのだと思います。


●伊邪那美神社

そんなこんなで、本殿の左隣にはスサノオの母・イザナミを祀る伊邪那美神社が鎮座してました。

もともとは上の宮に鎮座していたそうですが、1906年に現在地へ遷座したそうです。


●稲田神社

そして、本殿の右隣にはスサノオの嫁・クシナダヒメを祀る稲田神社が鎮座してました。

そんなこんなで、熊野大社・本殿(スサノオ)は、母と嫁に挟まれたかたちで鎮座してました。
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鑚火殿と鑚火祭

●鑚火殿


●鑚火殿
・1915年建立
・茅葺 平入りの切妻造

なんと、四方の壁が檜皮だという。
棟が異常に反り返っていたり、竹の縁が巡らされていたり、どうにもこうにも古代感タップリの建物でした。

この建物は、鑚火祭の舞台となる場所で、殿内には燧臼・燧杵(ひきりうす・ひきりぎね)が保管されてるそうです。


●鑚火祭とは?
毎年10月15日に行われる鑚火祭では、出雲大社の宮司が古伝新嘗祭に使用する神聖な火を起こすために、この熊野大社に燧臼と燧杵を受け取りにくるそうです。

この燧臼と燧杵を受け渡す儀式は亀太夫神事と呼ばれ、出雲大社が持参したお供え用の餅に対して、熊野大社側が『色が悪い』とか『形が悪い』とか『去年より小さい』など、様々な苦情をいうんだって。
かなりユニークな神事ですね(笑)
逆に『デカ過ぎ!』とか『誰がこんなデカいの持ってこいって言った!』とかもいわれるのかなぁ(笑)
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舞殿と絵馬

●舞殿

●舞殿
・1973年移築
・檜皮葺 妻入りの入母屋造

もともとはこの建物が熊野大社の拝殿だったそうです。


●オリジナル絵馬

絵馬には謎の生き物がデザインされてました。
派手な耳とアイシャドウと青ひげ・・・新宿2丁目にいそうなトラでした。
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境内図

御朱印情報

●御朱印情報
御朱印は種。
通常の御朱印と出雲国神仏霊場の御朱印があります。
いずれの御朱印も社務所で頂けます。

熊野大社の地図

 

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