大喜庵の御朱印情報~雪舟のお墓~(島根県益田市)

都道府県別
所在地島根県益田市乙吉町イ1204
宗 派曹洞宗
由 緒もともとこの地には東光寺があったという。東光寺は益田氏の菩提寺としてこの地方に大きな影響力を持つ大寺院だったそうです。1502年から雪舟が生活の拠点としたお寺で、1506年にこの地で永眠したそうです。しかし1573~1592年に全焼。さらに関ヶ原の合戦後、益田氏が萩に転封したことで寺運は衰退。その後、1690年に都茂の僧・大喜松祝が草庵を設け再興しました。それが大喜庵の始まりといいます。
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本堂

●境内図

雪舟の終焉の地に建つ大喜庵に到着。
大喜庵と書いてたいきあんと読みます。

この地はもともと益田氏の菩提寺である東光寺というお寺があったそうですよ。
東光寺は雪舟が生活の拠点としたお寺で、1506年に永眠するまでこの地で過ごしたんだって!

しかし、雪舟の死後、東光寺は全焼・・・。
さらに益田氏が萩に転封したことで寺運は衰退・・・。

ということで、1690年に都茂の僧・大喜松祝が草庵を設けて再興しました。
それが大喜庵の始まりといいます。


●本堂

●本堂
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造

大喜庵は見ての通り本堂があるだけの小さなお寺さんです。

雪舟が簡素な暮らしを好んだように、この大喜庵もとっても簡素でした。

雪舟は生涯で2度に渡って益田を訪れています。

1度目は58歳のとき。
2度目は82歳のとき。

晩年、雪舟がこの地を生活の拠点にしたのは、戦乱の世にありながら益田の地が『弓の音聞かぬ国、鞆の音聞かぬ国』として平和郷だったからだとか。

ちなみに、堂内には観音菩薩立像(平安時代作)が安置されているそうですよ。
観音さんは、像高162cmの一木造。
島根県指定文化財に指定されてるんだって。
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石州山地雪舟廟(雪舟のお墓)

●石州山地雪舟廟(雪舟のお墓)

●石州山地雪舟廟
・益田市指定文化財

境内の片隅には雪舟のお墓がありました。

雪舟は、87歳のとき、この地で生涯を終えたそうです。

死後、雪舟の遺体は祟観寺(現・医光寺)で火葬されたんだって。
そんなこんなで、医光寺には火葬跡に雪舟灰塚があります。

ちなみにこちらが医光寺の参拝記です。
医光寺の御朱印~雪舟が火葬された地~(島根県益田市)
所在地島根県益田市染羽町4−29宗 派臨済宗東福寺派札 所石見三十三観音霊場 第19番由 緒1363年、天台宗・崇観寺の塔頭として創建。崇観寺は代々益田氏の庇護を受けていましたが、戦国時代に荒廃。...
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雪舟硯水霊厳泉

●雪舟硯水霊厳泉

その他、境内には雪舟硯水霊厳泉という史跡もありました。

この泉は、雪舟が画筆や茶の湯として愛用したものといわれています。

説明板によると、雪舟が大山にある七井戸の一水を持ち帰り、水神に供えて設けたものなんだって。

この水を使って益田兼堯像などの名作を描いたのかなぁ?

そんな想像をしつつ。
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その他の見どころ

●雪舟禅師お手植椿

その他、雪舟お手植えの椿もありました。

お手植えということは・・・樹齢500年以上!?

しかし、それを示す文献がないため、なかなか疑わしい・・・。
でも、浪漫派の私は信じるよ!


●雪舟禅師面影石

雪舟の面影石というものもありました。

面影石・・・うぅ〜ん面影石・・・うぅ〜ん(-“-;) ??

一体、どういうことなんでしょ?

考えること数分・・・あっ!

よ~く見てみたら、人の横顔に見える!!!

しかもお坊さんっぽい顔に見える!

ということで、これは雪舟の横顔に見たてた石ということなんですね!
なるほど~、そういうことか(スッキリ)


●雪舟の小径

雪舟の小径というのもありました。

ただの歩道ですが、素朴なところが雪舟の世界観っぽくて素敵だなぁ~と思いました。


●境内からの景色

雪舟は、日本海を望む様子が中国の洞庭・瀟湘の雰囲気によく似ていることからこの地を好んだそうですよ。


●説明板
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益田市立雪舟の郷記念館

●益田市立雪舟の郷記念館

大喜庵の隣には雪舟の郷記念館がありました。

どうやら雪舟と益田の歴史などを展示している施設のようですよ。


●収蔵品
益田兼堯像
・1479年作
・雪舟 作
・国指定重要文化財

雪舟禅師像
・1927年作
・高村光雲 作
・益田市指定文化財

雪舟筆山水図巻模本
・1774年作
・狩野惟信 作

山水図屛風
・江戸時代初期作
・雲谷等益 作
・益田市指定文化財

などなど、お宝がいっぱい。

しかし、相変わらずの弱運のため、本日は休館日(^^;


●八景園

雪舟の郷記念館の前には八景園という枯山水のお庭がありました。

この庭園は、雪舟が描いた花鳥図屏風をヒントにつくられたものらしいですよ。


入口には職員さんの手作り幟が立っていました。

雪舟とは?

●雪舟とは?

ザックリと簡単に雪舟とは、室町時代に活躍した水墨画家・画僧です。

1420年、備中国(岡山県)で生まれる。

少年時代は宝福寺で禅の修行に励みますが、修行もそこそこに絵ばかり描いていたそうです。

その後、京都・相国寺で周文に画法を教えてもらい、1467年に明(中国)に渡って本場の水墨画を学びました。

帰国後は山口県の雲谷庵に住み、多くの作品を残します。

1476年、豊後国(大分県)に住み、県内各地のお寺に優れたお庭を残す。

1479年、益田兼堯からの招きで益田を訪れ、益田兼堯像花鳥図屏風を描き、萬福寺や医光寺に庭園を作庭。

晩年に再び益田を訪れ、東光寺(現・大喜庵)で87歳の生涯を終える。

御朱印情報

●御朱印情報
どうやら御朱印はやってないようです。

・2009年10月17日 参拝
・2021年1月4日 更新

アクセスと駐車場

●最寄りの駅
・JR益田駅から徒歩25分
・JR益田駅から車で7分

●バス
・JR益田駅から石見交通バス
 久城行きで10分
 雪舟記念館入口下車 徒歩5分

●駐車場
・無料の専用駐車場あり
(雪舟の郷記念館の駐車場を利用)


●雪舟の郷記念館
・営業時間 9:00~17:00
(受付16:30まで)

・休業日
 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
 年末年始(12/29~1/3)など
 展示入れ替えの際、休館日あり

・料金
 一般 300円
 小中高 100円
 企画展・特別展は入館料の変更あり

大喜庵の地図

 

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