筥崎宮の御朱印~筑前国一宮ならびに日本三大八幡宮の1社~(福岡県東区箱崎)

都道府県別
所在地福岡県東区箱崎1丁目22−1
祭 神応神天皇・神功皇后・玉依姫命
社 格式内社(名神大)・筑前国一宮
旧官幣大社・別表神社
由 緒創建時期は諸説あり断定はできませんが、古録によると923年に筑前大分宮(穂波宮)より遷座したのが始まりと記されているそうです。鎌倉時代、蒙古襲来(元寇)の際、亀山上皇が敵国降伏を祈願し、神風により蒙古軍に打ち勝ったといいます。そのため、厄除・勝運の神として知られる神社です。室町時代、足利尊氏が参詣。戦国時代、大内義隆・小早川隆景・豊臣秀吉が参詣。江戸時代、福岡藩初代藩主・黒田長政を始め、歴代藩主から崇敬を受けたといいます。京都・石清水八幡宮、大分・宇佐神宮とともに日本三大八幡宮の1つです。
HP福岡の神社 日本三大八幡 筥崎宮
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筥崎宮とは?

●筥崎宮とは?

宇佐神宮(大分)と石清水八幡宮(京都)とともに日本三大八幡宮の1つであります筥崎宮に到着。

筥崎宮は、式内社(名神大社)・筑前国一宮・別表神社として、福岡県内でも類いまれな格の高さを誇る神社です。

地元でははこざきさんという愛称で親しまれているそうですよ。


~画像は境内の説明板より~

という字は、円筒状の容器を意味するそうです。

神功皇后が応神天皇を出産した際、胞衣を筥に入れてこの地に納めたという!

それが筥崎という社名の由来なんだって。

しかし地名や駅名は崎ではなく崎・・・(-“-;) ??

これはどういうことかというと、地名を筥崎にすると筥崎八幡神に対して畏れ多いという理由から箱崎にしたんだそうな!

なるほどー。
地名を箱崎にしたのは神様に対しての配慮だったんですね。
素敵じゃないですか。

そんなこんなで、参拝開始。
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筥崎鳥居と狛犬

●一之鳥居

●一之鳥居
・1609年建立
・石造 筥崎鳥居
・福岡藩初代藩主・黒田長政が寄進
・国指定重要文化財

いきなり個性丸出しの明神鳥居とご対面。

なんだ、この柱の太さはっ!
しかも3段になってる!

どうやらこれは筥崎鳥居と呼ばれる鳥居のようです。


●筥崎鳥居の特徴
・3つに切れた柱を段々に置く
・笠木と島木は1つの石材
・笠木と島木は反り上がる
・笠木と島木が同じ長さ


柱をよく見てみたらスキマがあるという!
本当に置いているだけなんだ!

ハンマーで叩くと、きっとだるま落としのようにスポーンと抜けちゃう!

いやはや~、初めて拝見する筥崎鳥居に見惚れていたひと時でした。


●二之鳥居

●二之鳥居
・1930年建立
・鉄筋コンクリート製 筥崎鳥居
・高さ16.25m

通常、鳥居は最初に登場するのが一之鳥居。
2番目に登場するのが二之鳥居と呼びます。

がしかし!

この神社の場合は、本殿から1番近い鳥居を一之鳥居。
その次に近い鳥居を二之鳥居と呼ぶという!

ちなみにこの鳥居は、2018年に老朽化により撤去されちゃいました。

ということで、現在はありません。


●裏口の鳥居

ちなみに裏口にも筥崎鳥居がありました。

建立年は未確認ですが、見た感じ一之鳥居より若そうです。

一之鳥居よりも柱がとんがっていたので、よりいっそう個性が際立っていました。


●狛犬

●狛犬
・1923年奉納

小さい頭とゴッツいボディー。

護国型の成分が入ったこの狛犬ちゃんは、香椎宮や太宰府天満宮や十日恵比須神社など、福岡でよくお見かけするタイプの狛犬ちゃんです。

元伊勢・籠神社(京都)の狛犬に似ていることから、籠神社型狛犬と呼ぶ人もいるそうです。

ちなみに私はラオウ型狛犬と呼んでいます。
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楼門と拝殿と本殿

●楼門

●楼門
・1594年建立
・檜皮葺 三間一戸 入母屋造
・筑前領主・小早川隆景が建立
・国指定重要文化財

なんとこの楼門は、小早川隆景が筑前国の領主だった時に建立されたものだという!

隆景さんはこの時期に宗像大社・辺津宮の拝殿、太宰府天満宮の本殿など福岡のビッグ神社の再建を手掛けちゃっています。

信仰心の篤さ + 建築マニアの表れか、隆景さんは筑前の領主だったわずかな期間に18件もの社寺を寄進・再建しているという。


建坪は12坪で狭いですが、大きな屋根のおかげで狭さを感じさせない荘厳な門に仕上がっていました。

素敵だぁ・・・しばし見惚れる。


●敵国降伏の扁額

●敵国降伏の扁額
・亀山上皇の筆
・小早川隆景が奉納

そんなこんなで
はいドーーーン!

筥崎宮といえば、やはりこれ!

楼門には敵国降伏と書かれた扁額が掲げられていました。

この文字は、1274年の蒙古襲来(元寇)で焼失した社殿を再興する際、亀山上皇が宸筆したものという。
その文字を、小早川隆景が拡大して楼門に掲げたんだって。

ちなみに敵国降伏とは力でなく徳の力で勝つという意味らしいです。

亀山上皇が祈願したおかげで神風ビューンでモンゴル軍は退散!
神様のチカラってすごいよ!


●拝殿と本殿

拝殿と本殿は塀に囲われているため、屋根の一部しか見えませんでした。

身長があと3メートル高ければ・・・。


〜画像は公式ホームページの境内図より〜

●拝殿
・1545年頃建立
・檜皮葺 切妻造
・大内義隆が建立
・国指定重要文化財


●本殿
・1545年建立
・檜皮葺 九間社流造
・大内義隆が建立
・国指定重要文化財

境内図の絵によると、拝殿は妻入りの切妻造。
縦長の拝殿で、本殿の正面中央にT字型で接続してるっぽいです。

本殿はなんと間社流造というかなり大掛かりなものになっているという。

しかも本殿の両サイドに車寄せが付いてるという。
今までに車寄せが付いてる本殿に出会ったのは太宰府天満宮と香椎宮だけ・・・全部福岡だ。

建物好きとしては見ておきたかった一品でした。


●石灯籠
・1350年 作
・1587年 奉納

ちなみに境内図によると、塀の中には千利休が奉納した石灯籠があるみたいです。

1587年、九州平定後に豊臣秀吉が筥崎宮に滞在中、秀吉さんが催した箱崎茶会に随行した千利休がこの石灯籠を奉納したんだって。

ちなみに、この石灯籠は放生会さつき大祭の期間中に拝観できるそうです。

ということは、拝殿と本殿も拝見できるということなのか….φ(・∀・*)メモメモ
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筥松

●筥松

楼門前には朱色の玉垣で囲まれたの木がありました。
どうやらこちらが筥崎という社名の由来となった松のようです。

●筥松とは?
神功皇后は応神天皇を妊娠したまま三韓征伐へ向かいました。

三韓征伐からの凱旋後、宇美八幡宮(福岡)で応神天皇を産み、志免町でおしめを替えたといわれています。

そして、応神天皇が産まれた時の胞衣筥(箱)に入れてこの地に納め、その印として松を植えたという。

それがこの筥松です。

ということで、筥崎(箱崎)という名称は、この胞衣を納めた筥(箱)からきてるんだって。

ちなみにこちらが応神天皇を出産した宇美八幡宮の参拝記です。
宇美八幡宮の御朱印~神功皇后が応神天皇を産んだ地~(福岡県糟屋郡宇美町)
所在地福岡県糟屋郡宇美町宇美1丁目1−1祭 神応神天皇・神功皇后・玉依姫命住吉大神・伊弉冉尊由 緒この地は神功皇后が三韓征伐の帰途中、応神天皇を出産した地と伝わります。そんなこんなで、538〜585年(?...
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亀山上皇尊像奉安殿

●亀山上皇尊像

そんなこんなで本日2度目の
はいドーーーン!

巨大!

奉安殿には、蒙古襲来(元寇)の際『我が身をもって国難に代わらん』と敵国の降伏を祈願した亀山上皇の尊像がありました。

もし神風が吹かなかったら・・・もしかしたら現在の日本はないかも?
そういう意味では、この亀山上皇は日本を救った救世主なのかも知れませんね!


●亀山上皇御尊像
・1904年 作
・木造
・像高 約6m
・重さ 1トン
・山崎朝雲 作
・福岡県指定文化財

仏像さんと違い、人間を巨大化するとコワッっと思ってしまったひと時・・・(^^;)
ここまで巨大な木造・人間像ってそうそうないと思います。

西末社と東末社

●西末社

●龍王社
・海と空の守り神を祀る
●若宮殿
・芸能文化の守り神を祀る
●仲哀殿
・八幡様の親神・家族の守り神を祀る
●厳島殿
・旅行安全の神を祀る
●民潤社
・火除けの守り神を祀る


●西末社の狛犬
・1916年奉納
・浪速狛犬


●東末社

●池島殿
・手足の守り神を祀る
●竹内社
・不老長寿・健康の神を祀る
●乙子宮
・子育ての神を祀る
●住吉殿
・海上交通の守り神を祀る
●稲荷神社
・商売繁昌の神・田畑の守り神を祀る

●東末社の狛犬
・奉納年不明
・台湾狛犬

東末社には異国感たっぷりの不気味な狛犬ちゃんがおられました。
なんだか夢に出てきそうです。


東末社の池島殿は、古くから手足の守り神として信仰されてるんだって。

そんなこんなで、池島殿にわらじをお供えして、健康と病気平癒をお祈りするという習わしがあるそうですよ。

その他の見どころ

●蒙古軍船の碇石

●蒙古軍船の碇石
・長さ 2m
・重さ 推定250kg
・福岡県指定重要文化財

この石は、蒙古襲来(元寇)の際にモンゴル軍の船として使用していた石なんだって。

1940年に、博多港中央埠頭の北東で発見されたそうですよ。

福岡県には全9点の蒙古碇石があり、全て福岡県の重要文化財に指定されているそうです。


●湧出石


この石に触れると運が湧き出るらしいです。
いわゆるパワースポットです!

そんなこんなで、ナデナデ。
なんだか競馬が当たりそうな気がする!

そんなことより一説によると、かつては天変地異を占っていた石なんだとか。
さらに、国に一大事がある時、地上に姿を現す石なんだとか。

地上に姿を現している今って・・・。


●絵馬殿


絵馬殿には古そうな絵馬がたくさん掲げられていました。


●必勝祈願の絵馬


蒙古襲来(元寇)の際、神風が吹いて困難に打ち勝ったことから、この神社は勝運の神として信仰されているそうです。


ということで、福岡ソフトバンクホークスアビスパ福岡などのスポーツチームが必勝祈願をする神社のようですよ。


●オリジナル絵馬

オリジナル絵馬には、楼門と俵に乗った招き猫ちゃんがデザインされていました。


●玉せせり

境内にて男盛りなポスターを発見してしまう。

どうやら筥崎宮は玉せせりと呼ばれる玉取祭が有名な神社のようです。

玉せせりとは、毎年1月3日に行われる神事で、触れると幸運を授かる木の玉をめぐって、寒中の海で激しく玉を取り合うというものらしいです。
その玉をゲットすると悪事災難から逃れられるそうです。

玉せせりの他に、博多三大祭りの1つ放生会も有名な神社のようです。


●謎のオブジェ

境内にはキャッチャーミットのようなオブジェがありました。

もしかしたら、これは玉せせりを表現したオブジェなのかも???

御朱印情報

●御朱印の種類
・筥崎宮の御朱印

●御朱印の受付場所
・授与所

●御朱印の受付時間
・9:00~16:30

●御朱印の初穂料(料金)
・500円

●期間限定・特別御朱印
・なし

※御朱印帳をお持ちでない方は書置き対応あり


●オリジナル御朱印帳

●オリジナル御朱印帳
・サイズ
 18cm × 12cm

・初穂料(料金)
 2000円

参拝情報とアクセス

●開門時間
・6:00~19:00
(正月期間は開門時間の変更あり)

●社務所
・7:30~17:00

●祈願の受付時間
・9:00~16:30

●御朱印の受付時間
・9:00~16:30

●拝観料
・無料

●最寄りの駅
・JR箱崎駅から徒歩8分
・地下鉄・箱崎宮前駅から徒歩3分

●バス
・西鉄バス
 箱崎下車 徒歩3分
・JR九州バス
 箱崎1丁目下車 徒歩2分

●九州自動車道
・福岡都市高速道路
 東浜ランプから約5分

●駐車場
・有料の専用駐車場あり(約330台)

筥崎宮の地図

 

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