所在地 | 山口県萩市山田玉江浦2区の2−5148 |
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宗 派 | 臨済宗建仁寺派 |
札 所 | ・中国三十三観音霊場 第21番 ・百八観音霊場 第26番 ・長門三十三観音霊場 第33番 ・萩七観音霊場 第1番 ・萩八十八ヶ所めぐり霊場 第87・88番 |
由 緒 | 1558年、毛利元就の菩提寺である洞春寺の役僧寺として開山したのが始まりといいます。その後、関ヶ原の戦いで敗れた毛利氏が防長二州に転封した際、居城を広島から萩に移したことにより観音院も萩に移転。その後、2度の火災に遭いますが、1852年に再建したそうです。 江戸時代末期、幕末の志士たちが会合所として頻繁に利用し激論を交わしたお寺として知られています。 |
参道
萩の城下町から車で5分のところにある観音院に到着。
このお寺の正式名称は潮音山 観音院。
ちょうおんざん かんのんいんと読みます。
この観音院は民家が密集する橋本川河口の高台に位置していました。
それにしても・・・本日は何かの法要があるのかな?
やたらとお年を召した参拝者が多く、駐車場が満車という手痛い洗礼を受けました。
駐車できない・・・
そんなこんなで、駐車する場所がなく、土地勘もなく・・・あげくお寺の周りは泣きたくなるほどの極細道!
てな感じで車中で涙目になっていたら通りすがりのお婆ちゃんが秘密の駐車場を教えてくれました!
ありがとう、あの時のお婆ちゃん!
一瞬、恋しそうになりましたよ!
そんなこんなで、参拝開始。
●参道
このお寺には山門はなく、いきなり急な石階段からのスタートとなります。
急勾配の参道には城塞のような土塀と石垣。
そんなこんなで、古寺と古城の両方の雰囲気を味わえるお寺となっておりました。
本堂
●本堂●本堂
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
・御本尊 釈迦如来
まずは本堂で参拝。
本堂は桁行10間というかなり大きなお堂となっておりました。
急斜面のわずかな平地に建てられていることもあり、やたらと迫力のあるお堂に感じましたよ。
ちなみに、宗派は臨済宗建仁寺派。
御本尊は釈迦牟尼仏(釈迦如来)となっております。
●潮音山 観音院とは?
1558年、一伝徳公和尚が毛利元就の菩提寺であった洞春寺の役僧寺として開山したのが始まりといいます。
もともとは毛利元就の本拠地である安芸国の吉田にあったそうです。
その後、関ヶ原の戦いで敗れた毛利氏が防長二州に転封した際、居城を安芸国(広島)から長門国の萩に移したことにより観音院も萩に移転したそうです。
江戸時代末期、幕末の志士たちが会合所として頻繁に利用し、激論を交わしていたといわれています。
1558年、一伝徳公和尚が毛利元就の菩提寺であった洞春寺の役僧寺として開山したのが始まりといいます。
もともとは毛利元就の本拠地である安芸国の吉田にあったそうです。
その後、関ヶ原の戦いで敗れた毛利氏が防長二州に転封した際、居城を安芸国(広島)から長門国の萩に移したことにより観音院も萩に移転したそうです。
江戸時代末期、幕末の志士たちが会合所として頻繁に利用し、激論を交わしていたといわれています。
観音堂
●観音堂
●観音堂
・1848〜1853年建立
・2012年改修
・瓦葺 宝形造 二重塔
・高さ 13.3m
・萩市景観重要建造物
・歴史的風致形成建造物
続いて、観音堂で参拝。
御本尊は像高30cmほどの聖観音菩薩さん。
なんとこの観音さんは、もともと周防国の守護大名・大内義隆さんの念持仏だったのだとか!
このお寺は、古くより玉江観音と呼ばれ、漁業の盛んな玉江浦では海の護り観音として崇められていたそうです。
この観音堂は、1830~43年に編纂された八江萩名所図画に描かれているらしく、江戸時代には萩八景の1つとされていたんだって。
周囲の土塀や灯籠、さらに背後の丘陵や前面の玉江浦の海と調和して歴史的景観を形成していることから、萩市景観重要建造物ならびに歴史的風致形成建造物に指定されているそうですよ。
それにしても痛々しいお堂だなぁ。。
屋根にデッカい穴が開いていましたよ!
このお堂は1848〜1853年の建立といいますから、もしかしたら160年近く手付かずのままの姿なのかも知れません(推測)
ちなみに、このページは2009年の参拝記・・・
古い写真ですみません!
そんなこんなで、現在は!
2012年の改修工事で痛々しい穴はなくなり、建立当時の姿に再建されているみたいです!
また機会があったら、綺麗になったお堂を拝見してみたいですねぇ。
●観音堂
・1848〜1853年建立
・2012年改修
・瓦葺 宝形造 二重塔
・高さ 13.3m
・萩市景観重要建造物
・歴史的風致形成建造物
続いて、観音堂で参拝。
御本尊は像高30cmほどの聖観音菩薩さん。
なんとこの観音さんは、もともと周防国の守護大名・大内義隆さんの念持仏だったのだとか!
このお寺は、古くより玉江観音と呼ばれ、漁業の盛んな玉江浦では海の護り観音として崇められていたそうです。
この観音堂は、1830~43年に編纂された八江萩名所図画に描かれているらしく、江戸時代には萩八景の1つとされていたんだって。
周囲の土塀や灯籠、さらに背後の丘陵や前面の玉江浦の海と調和して歴史的景観を形成していることから、萩市景観重要建造物ならびに歴史的風致形成建造物に指定されているそうですよ。
それにしても痛々しいお堂だなぁ。。
屋根にデッカい穴が開いていましたよ!
このお堂は1848〜1853年の建立といいますから、もしかしたら160年近く手付かずのままの姿なのかも知れません(推測)
ちなみに、このページは2009年の参拝記・・・
古い写真ですみません!
そんなこんなで、現在は!
2012年の改修工事で痛々しい穴はなくなり、建立当時の姿に再建されているみたいです!
また機会があったら、綺麗になったお堂を拝見してみたいですねぇ。
境内からの景色
境内からは橋本川の河口と萩城跡(指月山)を望むことができました。
さらに日本海も望むことができました。
気のせいかも知れないけど、波の音が聞こえたような???
もしかして風の音か?
いや、波の音が風に乗ってきてるっぽい!
まさに潮音山という山号にふさわしいお寺さんですね!
そんなこんなで、参拝終了。
素朴で素敵なお寺さんでした。
御朱印情報
●御朱印の種類
・中国三十三観音霊場の御朱印
・百八観音霊場の御朱印
・長門三十三観音霊場の御朱印
●御朱印の受付場所
・庫裏
●御朱印の受付時間
・8:00~17:00
●御朱印の料金
・各300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2009年3月20日 参拝
・2022年6月 更新
・中国三十三観音霊場の御朱印
・百八観音霊場の御朱印
・長門三十三観音霊場の御朱印
●御朱印の受付場所
・庫裏
●御朱印の受付時間
・8:00~17:00
●御朱印の料金
・各300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2009年3月20日 参拝
・2022年6月 更新
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参拝情報とアクセス
●開門時間
・8:00~17:00
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR玉江駅から徒歩8分
・JR玉江駅から車で2分
●最寄りのバス停
・防長交通 萩循環まぁーるバス(西回り)
山口県漁協玉江浦支店 バス停から徒歩5分
※萩循環まぁーるバスの詳細はこちら。
●最寄りのIC
・中国自動車道
美祢東JCTから小郡萩道路(無料)へ
終点・絵堂ICから車で25分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり
・8:00~17:00
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR玉江駅から徒歩8分
・JR玉江駅から車で2分
●最寄りのバス停
・防長交通 萩循環まぁーるバス(西回り)
山口県漁協玉江浦支店 バス停から徒歩5分
※萩循環まぁーるバスの詳細はこちら。
●最寄りのIC
・中国自動車道
美祢東JCTから小郡萩道路(無料)へ
終点・絵堂ICから車で25分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり