所在地 | 鹿児島県いちき串木野市野下13665 |
---|---|
祭 神 | 島津義弘 |
由 緒 | 2005年、鹿児島県姶良市加治木町に鎮座する精矛神社から御祭神・島津義弘を勧請したのが始まり。薩摩藩の財政を支えた串木野金山跡(現・薩摩金山蔵)に鎮座する神社です。 |
HP | 金山蔵TOP | 濵田酒造 |
Contents
薩摩金山蔵とは?
お酒が呑めないくせに薩摩金山蔵に到着。
薩摩金山蔵は、1868年創業の老舗焼酎メーカー・濵田酒造グループが運営する金と焼酎をテーマにした観光施設のようです。
って、金と焼酎!?
金はカネではなくキンです。
実はなんと、この地方は現役バリバリの金の産地なんだって!
さらになんと!
現在、日本で産出される金の100%がこの地方から産出されているという!
この地方は江戸時代から多くの金山が発見され、現在日本では串木野・菱刈・赤石(知覧町)・岩戸(枕崎市)・春日(枕崎市)の5金山だけが採掘を続けてるんだって!
し、知らなかった・・・。
金山のことは知らない・・・
お酒にも興味がない・・・
んじゃ、何のために来たの???
実はここに薩摩開運神社というパワースポットがあるという噂を聞きつけたから来ただけなのです!
どうやら薩摩金山蔵は金山の坑洞跡に鎮座しているらしく、薩摩開運神社を参拝するためには地下坑洞焼酎熟成体験ツアーに参加しなければならないという。
そんなこんなで、薩摩金山蔵内にある蔵乃仲見世で受付を済ませ、薩摩開運神社へ向けてGO!
●地下坑洞焼酎熟成体験ツアー
■事前予約■
・大人 800円
・小人 400円
■当日■
・大人 900円
・小人 450円
※小人は3歳〜小学生まで 3歳未満無料
■見学時間■
・約50分
■事前予約■
・大人 800円
・小人 400円
■当日■
・大人 900円
・小人 450円
※小人は3歳〜小学生まで 3歳未満無料
■見学時間■
・約50分
そんなこんなで、ツアー開始。
まずはガイドさんの説明からスタート。
思いのほか参加者が多かったので、ちょっぴりビビりました。
この中に神社巡りを目的にした参加者はいるのだろうか・・・
ちなみに薩摩金山蔵は2005〜2010年の間に100万人もの人が訪問した本格的なテーマパークのようです。
それも知らなかった・・・。
●薩摩金山蔵とは?
1988〜2003年まで、串木野金山の坑洞跡はゴールドパーク串木野というアミューズメント施設だったそうです。
しかし、2003年にゴールドパーク串木野は閉園。
その後、2005年に市の要請を受けた濵田酒造が薩摩金山蔵として再オープン。
そんなこんなで薩摩金山蔵は、江戸時代末期から薩摩藩の財政を支え、明治時代に日本の礎を支えてきた金山と、500年の歴史を持つ焼酎をテーマにした観光施設となっております。
1988〜2003年まで、串木野金山の坑洞跡はゴールドパーク串木野というアミューズメント施設だったそうです。
しかし、2003年にゴールドパーク串木野は閉園。
その後、2005年に市の要請を受けた濵田酒造が薩摩金山蔵として再オープン。
そんなこんなで薩摩金山蔵は、江戸時代末期から薩摩藩の財政を支え、明治時代に日本の礎を支えてきた金山と、500年の歴史を持つ焼酎をテーマにした観光施設となっております。
トロッコ列車
●トロッコ列車
・2018年製
・乗車距離 約700m
・乗車時間 約8分
坑洞跡へはトロッコ列車に乗っていきます。
受付時に整理券を渡されたので、てっきり整理券順に乗車するのかと思いきや早く並んだもん順!
まさかそんなオチがあるなんて思っても見なかったから、最後尾を歩くはめに・・・
何のための整理券だったのか(笑)
そんなことより、採掘当時のトロッコは線路を流れる電気で走っていたそうですが、現在のトロッコはバッテリーで動いてるんだって。
約350年間にわたって掘り続けられた地下坑洞の全長はなんと120km!
このツアーでは、そのうちのごくごく一部が見学できるみたいです。
そんなこんなで、トロッコ列車に揺られること約8分、坑内駅に到着。
●串木野金山とは?
1640年、薩摩藩2代藩主・島津光久さんの時代に山ヶ野金山が発見されたのが串木野金山の始まり。
1660年、串木野金山が本格稼働し、1804年には佐渡金山に代わって薩摩の三金山が江戸金座を支えるまでになったそうです。
当時、採掘を任されていたのは山師達で、出入口は口屋と呼ばれる1ヶ所だけ。
周囲は厳重な垣根に囲まれていたそうです。
江戸時代末期、薩摩藩は全国に先駆けて積極的に近代化を推し進めていました。
西洋の高度な技術を使って近代化を図るには莫大な資金が必要です。
そんなこんなで、薩摩藩にとって串木野金山で採掘される金は貴重な資金源だったそうです。
約350年間で採掘した金の総産出量は約56t。
これは全国の金山の中で第4位の産出量なんだって!
1640年、薩摩藩2代藩主・島津光久さんの時代に山ヶ野金山が発見されたのが串木野金山の始まり。
1660年、串木野金山が本格稼働し、1804年には佐渡金山に代わって薩摩の三金山が江戸金座を支えるまでになったそうです。
当時、採掘を任されていたのは山師達で、出入口は口屋と呼ばれる1ヶ所だけ。
周囲は厳重な垣根に囲まれていたそうです。
江戸時代末期、薩摩藩は全国に先駆けて積極的に近代化を推し進めていました。
西洋の高度な技術を使って近代化を図るには莫大な資金が必要です。
そんなこんなで、薩摩藩にとって串木野金山で採掘される金は貴重な資金源だったそうです。
約350年間で採掘した金の総産出量は約56t。
これは全国の金山の中で第4位の産出量なんだって!
ビックリすることに、坑洞は16層もあるという!
今回、観光している坑洞は上から2層目の2番坑なんだって。
ちなみに、3~16番坑は水没しているそうです。
もしかして、いつかはこの2番坑も水没するのかなぁ?
爆薬の取扱所と巻揚機と鉱車と焼酎蔵
●爆薬の取扱所
こちらは爆薬の受付所。
棚にはダイナマイトなどさまざまな爆薬が積まれていました。
かつてはここに爆薬を取り扱う専門の人がいて、爆薬を管理していたそうですよ。
もちろんこのダイナマイトはレプリカです。
●巻揚機
続いて、巻揚機という巨大な機械が登場。
坑洞内は換気が難しいのでガソリンは使えません。
そのため巻揚機は電気で動いていたそうです。
●鉱車
こちらは採掘した鉱石を運搬するための鉱車。
串木野金山で採れる金鉱石の金の含有量は1tあたり5〜10g。
金山資料館の説明によると、10gの金とは大きめの指輪2つ程度の量だという!
こんな大きな石にそれだけしか採れないのか!
やり甲斐があるのかないのか・・・これは大変な仕事だぁ。
ちなみに最盛期には約7000人の坑夫がここで働いていたそうです。
ご苦労様です。
そんなこんなで、グングンと奥に進みます。
途中、分かれ道があったりするので、はぐれないようにしないと2度と地上に戻れないかも知れません・・・って、それは大袈裟か。
●焼酎蔵
続いて、焼酎蔵に到着。
現在はほとんどの焼酎が仕込みを2回に分けて行う二次仕込み法で造られているそうですが、その製法が普及したのは大正時代。
しかし、薩摩金山蔵では明治時代以前のどんぶり仕込みという製法で造られてるんだって。
どんぶり仕込みとは、麹・原料(さつまいもや麦など)・酵母・水をいっぺんに仕込む製法なんだとか。
さらに蒸留装置は、江戸時代以前に使われていたカブト釜式蒸留器を復元してるんだって。
何だかよくわかんないけど、だんだんお酒に興味が湧いてきたぞ!
坑洞内は長期熟成貯蔵庫だけじゃなく、仕込み蔵もあるという!
もちろん坑洞内に仕込み蔵と貯蔵庫があるのは世界で唯一!
ということで、職人さんたちはここに出勤しているのかぃ?
坑洞内が職場だなんて素敵すぎます。
何だか秘密のお仕事をしているみたいで、毎日の出勤が楽しそうです。
そんなこんなで、はいドン!
やっとこさ、薩摩開運神社に到着!
こちらは爆薬の受付所。
棚にはダイナマイトなどさまざまな爆薬が積まれていました。
かつてはここに爆薬を取り扱う専門の人がいて、爆薬を管理していたそうですよ。
もちろんこのダイナマイトはレプリカです。
●巻揚機
続いて、巻揚機という巨大な機械が登場。
坑洞内は換気が難しいのでガソリンは使えません。
そのため巻揚機は電気で動いていたそうです。
●鉱車
こちらは採掘した鉱石を運搬するための鉱車。
串木野金山で採れる金鉱石の金の含有量は1tあたり5〜10g。
金山資料館の説明によると、10gの金とは大きめの指輪2つ程度の量だという!
こんな大きな石にそれだけしか採れないのか!
やり甲斐があるのかないのか・・・これは大変な仕事だぁ。
ちなみに最盛期には約7000人の坑夫がここで働いていたそうです。
ご苦労様です。
そんなこんなで、グングンと奥に進みます。
途中、分かれ道があったりするので、はぐれないようにしないと2度と地上に戻れないかも知れません・・・って、それは大袈裟か。
●焼酎蔵
続いて、焼酎蔵に到着。
現在はほとんどの焼酎が仕込みを2回に分けて行う二次仕込み法で造られているそうですが、その製法が普及したのは大正時代。
しかし、薩摩金山蔵では明治時代以前のどんぶり仕込みという製法で造られてるんだって。
どんぶり仕込みとは、麹・原料(さつまいもや麦など)・酵母・水をいっぺんに仕込む製法なんだとか。
さらに蒸留装置は、江戸時代以前に使われていたカブト釜式蒸留器を復元してるんだって。
何だかよくわかんないけど、だんだんお酒に興味が湧いてきたぞ!
坑洞内は長期熟成貯蔵庫だけじゃなく、仕込み蔵もあるという!
もちろん坑洞内に仕込み蔵と貯蔵庫があるのは世界で唯一!
ということで、職人さんたちはここに出勤しているのかぃ?
坑洞内が職場だなんて素敵すぎます。
何だか秘密のお仕事をしているみたいで、毎日の出勤が楽しそうです。
そんなこんなで、はいドン!
やっとこさ、薩摩開運神社に到着!
薩摩開運神社
この神社は、2005年に鹿児島県姶良市加治木町に鎮座する精矛神社から御祭神・島津義弘さんを勧請したのが始まりなんだって。
●鳥居
・2005年建立?
・明神鳥居
テーマパークにありがちな、おもしろ神社かな?
と思っていたら、精矛神社から分祀されたという割と真面目な神社のようです。
ちなみに、毎年4月に薩摩開運神社 創建大祭が執り行われているそうですよ。
鳥居の扁額には薩摩開運神社と書かれておりました。
どうやらこの文字は、精矛神社の宮司・島津義秀さんの筆のようです。
なんと、島津義秀さんは加治木島津家の第13代当主!
加治木島津家は薩摩藩初代藩主・島津家久(忠恒)の子・島津忠朗さんに始まる家系なんだって!
ちなみに精矛神社は、島津義弘さんが晩年に過ごした加治木館跡に鎮座しているそうです。
●本殿
・2005年建立?
・銅板葺 流造 or 神明造
御祭神は、歴史好きの方ではお馴染みの島津義弘さん。
島津義弘さんは鬼島津と呼ばれた猛将で、1600年の関ヶ原の戦いで敵中突破(島津の退き口)をしたお方です。
敵中突破をした島津義弘さんは、その後、薩摩へ帰国。
鹿児島では、毎年秋に妙円寺詣りという伝統行事が行われるほど、多くの家臣に慕われていました。
そんなこんなで、この薩摩開運神社は、敵中突破をして自ら運を開いた島津義弘さんにちなみ、開運の御利益があるといわれてるんだって。
鳥居の両サイドには2つの金鉱石がお祀りされていました。
どうやらこの金鉱石を触ると金運がアップするらしい!
そんなこんなで、スリスリ&スリスリ。
金鉱脈を発見できますように!
その後、開運おみくじをしてきました。
おみくじをじっくり読む・・・
そして説明板をじっくり読む・・・
・・・・・
・・・・・・・
気が付けば神社に取り残されてしまいました!
ツアー客は何処へ・・・
ダンジョンのような迷宮ラビリンスに取り残されてしまった不安感!
やべー、やべー、と慌てて神社を後にしてツアー客を探す・・・なんだよ、この冒険感!
まるでドラクエのようだ!
そんなこんなで、超早歩きでツアー客に追いつく!(慌ただしい)
そりゃそうだよな、みんな酒蔵を見学に来てるんだもん!
長期熟成貯蔵庫
続いて、長期熟成貯蔵庫が登場!
坑洞内の平均気温は19度で湿度は90%前後。
温度・湿度ともに年間を通じてほぼ一定していて、しかも紫外線がまったく入らないため、焼酎の貯蔵・熟成に最適な環境なんだって。
金山の中に酒蔵・・・これが金山蔵と呼ばれる所以なんですね!
そんなこんなで、ガイドさんに勧められて甕を匂ってみることに・・・クッサ(笑)
どうやら甕には無数の気孔があるらしく、そこから空気を吸収して熟成しているんだって。
だから甕の外に匂いが漏れてるってことなのか?
詳しく聞こうと思ったらガイドさんがいなくなった!
ここで気付く・・・
マイペース・・・
団体行動が苦手・・・
どうでもいい質問をする・・・
もしかして私、面倒くさい客に思われてるかも!
いや、お酒に興味がないのがバレたのかも!
そうこうしていると、アンティークな棚がズラーと登場!
何だ、この大人のオシャレ部屋は!
ラベルには名前・日付・コメント・メッセージが書かれていました。
なかには、ファイヤーさんや、ロバートさんや、せいじさんなどの有名人も!
どうやらこれは熟成と共に福来たりという焼酎で、購入すると1〜5年間ここで貯蔵してくれるというシステムなんだって!
何年貯蔵するかは購入時に決めることができるらしく、貯蔵期間が終わると郵送してくれるそうです。
5年以上の貯蔵を希望する場合は、1年ごとの延長料金を支払えば延長可能。
お客さんのなかには20年を指定した方もいるんだとか!
祝いごとや記念日、はたまた未来の自分に向けてタイムカプセル的に貯蔵する方もいるみたいですよ。
ちなみに、この焼酎を購入すると木札をもらえるそうです。
貯蔵期間中にこの木札を見せると、3名まで無料で何回でもトロッコに乗車できるんだって。
そんなこんなで、自分が貯蔵した焼酎の様子を何回でも見に行けるってわけだ。
これはユニークなアイデアですね!
●熟成と共に福来たり
・720ml
・11000円(最長5年間の貯蔵料込)
・720ml
・11000円(最長5年間の貯蔵料込)
その他、坑洞内には黄金の観音像がありました。
この観音さまは、坑夫たちが作業の安全や健康を祈願するために建立したものといわれています。
何とか迷子にならずにツアーを終えれそうです。
観音さま、お守り下さいましてありがとうございました。
そんなこんなで、地下坑洞焼酎熟成体験ツアーならびに薩摩開運神社の参拝はこれにて終了。
金山資料館と蔵乃仲見世
●金山資料館
その後、トロッコ乗り場の入口にある金山資料館を拝観。
ほんのちょっとの金がこんなにも伸びてしまうという、ウソのような現実に腰を抜かす。
●蔵乃仲見世
そして最後はお土産探し。
全くお酒のことはわかんないので、とりあえず受賞したお酒を購入。
気に入ってもらえるといいのですが・・・
いやはや、まさかこんなにも楽しいスポットだったとはね!
まだこの地方のどこかに新しい金鉱脈が潜んでいるかも知れない・・・そう思うとワクワクが止まんないね。
その後、トロッコ乗り場の入口にある金山資料館を拝観。
ほんのちょっとの金がこんなにも伸びてしまうという、ウソのような現実に腰を抜かす。
●蔵乃仲見世
そして最後はお土産探し。
全くお酒のことはわかんないので、とりあえず受賞したお酒を購入。
気に入ってもらえるといいのですが・・・
いやはや、まさかこんなにも楽しいスポットだったとはね!
まだこの地方のどこかに新しい金鉱脈が潜んでいるかも知れない・・・そう思うとワクワクが止まんないね。
御朱印情報
●御朱印の種類
・なし
●御朱印の受付場所
・なし
●御朱印の受付時間
・なし
●御朱印の料金
・なし
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2022年11月6日 参拝
・2022年12月 更新
・なし
●御朱印の受付場所
・なし
●御朱印の受付時間
・なし
●御朱印の料金
・なし
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2022年11月6日 参拝
・2022年12月 更新
参拝情報とアクセス
●営業時間
・10:00~17:00
●地下坑洞焼酎熟成体験ツアー
■事前予約■
・大人 800円
・小人 400円
■当日■
・大人 900円
・小人 450円
※小人は3歳〜小学生まで 3歳未満無料
■見学時間■
・約50分
●最寄りの駅
・JR串木野駅から車で10分
・JR串木野駅から徒歩45分
●最寄りのバス停
・いわさきバス
野下口薩摩金山蔵入口 バス停から徒歩5分
●最寄りのIC
・南九州自動車道
串木野ICから車で10分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり
・10:00~17:00
●地下坑洞焼酎熟成体験ツアー
■事前予約■
・大人 800円
・小人 400円
■当日■
・大人 900円
・小人 450円
※小人は3歳〜小学生まで 3歳未満無料
■見学時間■
・約50分
●最寄りの駅
・JR串木野駅から車で10分
・JR串木野駅から徒歩45分
●最寄りのバス停
・いわさきバス
野下口薩摩金山蔵入口 バス停から徒歩5分
●最寄りのIC
・南九州自動車道
串木野ICから車で10分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり