安福寺(あやめ寺)の御朱印情報|広島の爆発カオス!上下町に潜むオムニバスパラダイス(広島県府中市)

所在地広島県府中市上下町矢野23
宗 派曹洞宗
由 緒1532~1555年、矢野小石という地に創建したのが始まり。江戸時代、鉄舟祖源和尚が現在地に移転再建。その後、善昌寺の第2世・一通達傳和尚を招請して曹洞宗 安福寺として開山し現在に至るそうです。現在の本堂と庫裏は、1933年~1936年の再建。境内には南北朝時代の石造・宝篋印塔(県重要文化財)や宝塔(市指定重要文化財)、悲しい伝説の残る義農・仁兵衛と庄三郎の墓(町指定重要文化財)があります。
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山門・手水鉢・本堂など

●上下町の町並み

本日は白壁の町並みが素敵な上下町を旅しています。

かつては石見銀山から銀を運ぶ銀山街道の中継地点だったため幕府の直轄地、いわゆる天領として名を馳せた町だ。


そんな上下町には広島屈指のカオス寺があるという。


ということで白壁の町並みから車で10分。

広島5大珍寺の1つ・安福寺に到着。

ちなみに広島5大珍寺って、私が勝手に命名しただけですからね!

そんなこんなで、参拝開始。


●山門

このお寺は通称・あやめ寺と呼ばれているらしく、シーズンになると境内の菖蒲園にたくさんの観光客が訪れるのだとか。

しかし本日はまだ寒さが厳しい2月。

菖蒲に限らず、全ての花が枯れている季節です。

でもね、全くお花に興味がないからいいの


●手水鉢

そんなこんなで、山門をくぐって境内へ。

そして手水鉢でお清め。

とっても小さな手水鉢ですが・・・


柄杓はとっても長いです。


●梵鐘

続いて、梵鐘を鳴らす。

よっしゃ突くでぇ~


って、ミニいっ!

小さいのに音がデカい!

だからチカラ加減がわからず、境内に大金属音が鳴り響きましたよ。


●本堂


そして本堂で参拝。

宗派は曹洞宗

御本尊は地蔵菩薩さん。

梵鐘型にデザインされたガラス戸が素敵なお堂でした。


●ひきうけ地蔵尊

こちらは本堂近くにあるひきうけ地蔵さん。

ひきうけ地蔵さんの前には可愛いミニ地蔵さんがおられました。


とまぁ、ここまではよくあるお寺なんだけど、この先から一気にカオスワールドに突入します!
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ひょうたん資料室

●ひょうたん資料室

ひょうたん資料室に突入すると、天井に吊るされた無数のひょうたんがお出迎えしてくれました。

なんでこんなにもひょうたんが・・・


どうやら前住職はあやめ寺のひょうたん和尚と呼ばれていたらしく、菖蒲とひょうたんの栽培に生涯精根をそそいだんだそうな。

まるで我が子のようにひょうたんを抱く前住職・・・ひょうたん愛が伝わってきます。

なんだか微笑ましい。


ひょうたん資料室というだけあって、様々な形をしたひょうたんが展示されているのですが、その中でも気になったコーナーがこちら。

Hひょうたん!

その名の通り、卑猥なひょうたんを拝観することができます。


嗚呼、実戦で使ってみたい・・・


こちらはひときわ目をひくチョモラ魔羅。

なぜか玉キンの中には少女がいるというね。

この作品にはどういったメッセージが込められているのだろう・・・


こちらは馬の形をしたひょうたん・・・

足とポコチンの区別がつかない。


それにしても刺激的だなぁ~

なんというか、性の執着が溢れ出す、性の情緒がこぼれ出す、そんなアート空間でしたよ。


その他、昔一世風靡したおみやげ提灯が展示されていました。

コンプリートしちゃってるんじゃないの~と思っちゃうほどの数!

思わず、スゴッと言ってしまった。


そして、なぜか窓辺に置かれた無数のヒマワリ・・・


ひょうたん資料室にはおやすみ処があったりなんかします。

ということで休んでみたんだけど・・・


これ、明らかに何かのだよね?


おやすみ処には・・・主婦?

もしかしてパート従業員という設定かな?


あと、これ。

ご自由にどうぞ的に置いてあったけど、さすがに飲む気にはなれませんでしたーっ!

スミマセン!

とまぁ、ここだけで随分と楽しませてもらったけど、これはほんの序章!

ここからさらにカオスが加速していきます!
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民俗資料館

●民俗資料館

ひょうたん資料室を過ぎると、民俗資料館に到着。

これより先は有料拝観となります。

ちなみに拝観料は100円。


どうやら、あの赤い筒に拝観料を入れるみたい。

なんだろう、雑っぷりがもうすでに面白い。

そんなこんなで赤い筒に100円を投入して、いざ入館!


そしてスイッチを押すと・・・


ピカッ!

民俗資料館の全貌が明らかに!


館内には、昔の日常生活用具や農耕用具などが展示されているのですが、ご覧の通りご機嫌にボケてくるオカメ達。


目が合うとゾワッとするよ。


あー、夢に出てきそうだ〜。


ふざけた顔をしてますが、ちゃんと真面目に働いてます。


かと思えば、嫌々働かされてる感。


妙な躍動感で不気味さを煽ってきます。

というか、こんな感じで人に見られると急に働きだすヤツいるなぁ。


って、ん゛!?

なんだこれ?


そんなこんなで、扉を開けてみると・・・信楽焼のタヌキ。。。


ただの信楽焼かと思ってたらフルボッキ!

なんか垂れてるし・・・!

あー、何が伝えたいんだー。
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くるしみをこえて、

●くるしみをこえて、

そんなこんなで民俗資料館を抜けると、次のステージへ突入。

その名もくるしみをこえて、

館内に入ると、はいどん


メッセージ性強すぎ!


刺激強過ぎです!

ここはカオスの最たるもの・・・ヤバいです。


なんだろう・・・

笑えない領域に突入してしまった!


そしてファイナルへ・・・

こ、これは・・・

何か超えちゃいけないラインを超えて勝負してきおった!

正直、ツライです。。。


館内には1つだけ小窓があり、そこから陰陽石が見れるという。

そんなこんなで、小窓をのぞく・・・

陰陽石はどれかな?

一面枯葉でわかんない。


と思ったら、枯葉に埋もれた石を発見!

チンにもマンにも見えない・・・

何とも言えぬ虚無感に襲われたひと時でした。


というか、天然記念物って書いてある・・・

天然記念物(自称)かも!?
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古民家と田園ステージ

●古民家

そんなこんなで、くるしみをこえて、の拝観を終え、館外に出ると素敵な古民家が登場。


内容は相変わらずだけど!


そんなことより、古民家の縁側の下に金網で作られたスペースを発見しました。

のぞいてみると鶏の置物がありました。

もしかしたら、これは鶏小屋を再現したものなのかなぁ?

昔の人はこうやってデッドスペースを有効活用してたのかなぁ?


●田園ステージ

さらに進むと田園ステージに到着。


そこにはブランコに乗ったお爺ちゃんとお婆ちゃんがいました。


2人でゆれたあの白いブランコ
きみはおぼえているかしら

・・・

・・・・・泣ける。

このメッセージを読んで私と嫁はんは涙したという・・・

これはまさかの展開!

泣けるやん、ステキやん。

ひょうたんコレクションから始まり、風土から性から政治からセンチメンタルまで幅広いジャンルの爆発カオス。

そんなめまぐるしく変化するテーマにテンションのアップダウンが激しい・・・上下町だけに。


もうお腹いっぱいなんだけど、このエリアにはまだまだ見どころがあります。

こちらは、ひょうたん橋


こちらは自己主張が激しいカラフルな水車


こちらはコンクリ仏の七福神


このお寺では珍しくコンクリ人形もおられました。


そしてで作られた富士山


こんな感じで、このエリアはテーマに統一性のないオムニバスパラダイスとなっておりました。

菖蒲園と便所と竜宮門

●菖蒲園

続いて、菖蒲園を散策。

シーズンになると菖蒲が咲き誇るそうですが、ご覧の通りただただ荒れた庭園・・・

あやめまつりの時はたくさんの観光客で賑わうそうですが、そんな姿が想像できない!


●便所

便所は六角堂になっていました。


相輪の先が換気口になっているという斬新な造りです。


そしてなぜか入口におもしろ鏡があるというね。

期待したようなおもしろ写真は撮れませんでしたがね。


●竜宮門

境内の向かい側の山には、カラフルな竜宮門もあるという。

もしかして、あっちにも境内が広がっているのかい?

御朱印情報


そんなこんなで、怪しい入口をくぐって庫裏へ向かう。

ダメもとで御朱印をお願いしたのですが、御朱印はやってないとのことです。

嗚呼・・・

ホップステップ玉砕!


しかし御朱印の代わりにお守りしおりを頂きました!

ご住職さん、その節はどうもありがとうございました!

●御朱印
・なし

●御朱印の受付場所
・なし

●御朱印の受付時間
・なし

●御朱印の料金
・なし

●期間限定・特別御朱印
・なし

●オリジナル御朱印帳
・なし

・2016年2月27日 参拝
・2024年1月 更新

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参拝情報とアクセス

●開門時間
・不明

●拝観料
・境内無料
・民俗資料館 100円

●最寄りの駅
・JR福塩線
 備後矢野駅から徒歩35分

・JR福塩線
 備後矢野駅から車で10分

●最寄りのバス停
・矢野温泉 バス停から徒歩10分

●最寄りのIC
・山陽自動車道
 三原久井ICから車で50分

・中国自動車道
 三次ICから車で35分

・中国自動車道
 庄原ICから車で35分

・中国やまなみ街道(尾道松江線)
 世羅ICから車で15分

・中国やまなみ街道(尾道松江線)
 甲奴ICから車で15分

●駐車場
・無料の専用駐車場あり

安福寺(あやめ寺)の地図

 

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