所在地 | 山口県美祢市大嶺町東分1620 |
---|---|
祭 神 | ・天照皇大神・蛭子命 ・応神天皇・神功皇后 ・田心姫命・湍津姫命・市杵嶋姫命 |
由 緒 | その昔、この地は四方を山で囲まれており、中央部には沼が多く存在していたそうです。そんなこんなで、この地の農民が山を伐採し、沼を埋めて田んぼをつくり、そこへ氏神様を祀ったのがこの神社の始まりといいます。 創建当初は、臼の上に天照皇大神と蛭子命を祀っていたといいます。そんなある日、大風と大雨によりこの地一帯が濁流に流されてしまったという。しかし、臼の上に鎮座していた祠は流されなかったそうです。濁流が去った後、その地を臼と名付け、臼井手の堰という井手を堰いたそうです。その後、堰の川下にある珍山に遷座。そして、宇須能峯社と称し、新開鎮守の氏神としたそうです。その後、鎌倉時代に山城国・男山八幡宮(現・石清水八幡宮)の御分霊を勧請して上領八幡宮と改称し、現在に至るそうです。 |
鳥居①と参道
●鳥居①
●鳥居①
・建立年不明
・明神鳥居
下領八幡宮で参拝後、上領八幡宮に到着。
上領八幡宮と書いてかみりょうはちまんぐうと読みます。
どうでもいい話ですが・・・
上領と下領・・・上下制覇です!
噂によると、山口市には中領八幡宮もあるそうなので、いつかまた山口県に来るチャンスがあれば上中下制覇したいですねぇ。
そんなこんなで、参拝開始。
●参道
鳥居①をくぐって境内へ。
参道脇にはたくさんの石灯籠が立ち並んでいました。
高い灯籠と低い灯籠が交互に立ち並ぶ、見た目に楽しい参道でした。
●鳥居①
・建立年不明
・明神鳥居
下領八幡宮で参拝後、上領八幡宮に到着。
上領八幡宮と書いてかみりょうはちまんぐうと読みます。
どうでもいい話ですが・・・
上領と下領・・・上下制覇です!
噂によると、山口市には中領八幡宮もあるそうなので、いつかまた山口県に来るチャンスがあれば上中下制覇したいですねぇ。
そんなこんなで、参拝開始。
●参道
鳥居①をくぐって境内へ。
参道脇にはたくさんの石灯籠が立ち並んでいました。
高い灯籠と低い灯籠が交互に立ち並ぶ、見た目に楽しい参道でした。
鳥居②と参道と狛犬
●鳥居②
●鳥居②
・1914年建立
・台輪鳥居
そんなこんなで、参道を抜けると鳥居②が登場。
島木と柱の間には饅頭型の台輪がありました。
ということで、こちらの鳥居は台輪鳥居となります。
萩市の円政寺など、山口県ではちょいちょい饅頭型の台輪をお見かけしますが、もしかしてこれは山口県特有の形式なのでしょうか?
そんなことより!
なんと階段が石灰岩だという!
おぉ~
なんか、高級感がありますねぇ~。
美祢市の観光スポットといえば秋芳洞と秋吉台!
秋吉台は無数の石灰岩が露出した日本最大のカルスト台地です。
ちなみに秋吉台は、上領八幡宮から車で約20分のところにあります。
●狛犬
●狛犬
・1827年奉納
続いて、狛犬ちゃんにご挨拶。
台座に文政十年丁亥と刻まれていましたので、1827年生まれの狛犬ちゃんとなります。
●鳥居②
・1914年建立
・台輪鳥居
そんなこんなで、参道を抜けると鳥居②が登場。
島木と柱の間には饅頭型の台輪がありました。
ということで、こちらの鳥居は台輪鳥居となります。
萩市の円政寺など、山口県ではちょいちょい饅頭型の台輪をお見かけしますが、もしかしてこれは山口県特有の形式なのでしょうか?
そんなことより!
なんと階段が石灰岩だという!
おぉ~
なんか、高級感がありますねぇ~。
美祢市の観光スポットといえば秋芳洞と秋吉台!
秋吉台は無数の石灰岩が露出した日本最大のカルスト台地です。
ちなみに秋吉台は、上領八幡宮から車で約20分のところにあります。
●狛犬
●狛犬
・1827年奉納
続いて、狛犬ちゃんにご挨拶。
台座に文政十年丁亥と刻まれていましたので、1827年生まれの狛犬ちゃんとなります。
拝殿と本殿
●拝殿
●拝殿
・建立年不明
・銅板葺
・千鳥破風 唐破風向拝付き入母屋造
●御祭神
・天照皇大神・蛭子命
・応神天皇・神功皇后
・田心姫命・湍津姫命・市杵嶋姫命
続いて、拝殿で参拝。
下領八幡宮と同じく、もともとの御祭神は天照皇大神と蛭子命だったみたいです。
その後、鎌倉時代に山城国の男山八幡宮(現・石清水八幡宮)から御分霊を勧請し、八幡宮になったんだって。
そんなこんなで、蟇股には八幡系神社の神紋・三つ巴紋を確認することができました。
●本殿
●本殿
・建立年不明
・銅板葺 入母屋造
パッと見は一般的な入母屋造の本殿に見えますが、よく見ると縁を柱で支えてないという、ちょっと変則的な本殿になっていました。
って、この縁の造り・・・どっかで見たことあるなぁ〜と思ったら、先ほど参拝した下領神社の本殿と同じ造りだぁ。
詳しい由緒がないため上領神社と下領神社の関係性はわかりませんが、御祭神と変則的な本殿が同じということから、両社は全く無関係の神社ではなさそう(推測)
そんなことより!
なんと、本殿の横にはムキ出しになった石灰岩がありました!
これはもうミニ秋吉台!
多分ですけど、石垣も石灰岩!
どうやら、この地の地質は秋吉台石灰岩層群に属しているそうです。
ということで、この地は秋吉台の続きみたいなものなのかぃ?
ちなみに、石灰岩の始まりはサンゴ礁。
サンゴ礁は時間が経つと石灰岩になるという。
そんなこんなで、サンゴ礁が出来ては石灰岩になり、サンゴ礁が出来ては石灰岩になり、サンゴ礁が出来ては石灰岩になりを繰り返すこと約3億5千万年!
そしてプレート運動で地上に隆起した石灰岩が雨水で溶ける・・・それが現在の秋吉台の姿なんだと!
ということで、境内の石灰岩には3億5000万年前の地球の記憶が刻まれてるということなのかぃ?
というか3億5000万年前はこの地が海だったとか・・・私の想像力じゃ追いつかないです。
●拝殿
・建立年不明
・銅板葺
・千鳥破風 唐破風向拝付き入母屋造
●御祭神
・天照皇大神・蛭子命
・応神天皇・神功皇后
・田心姫命・湍津姫命・市杵嶋姫命
続いて、拝殿で参拝。
下領八幡宮と同じく、もともとの御祭神は天照皇大神と蛭子命だったみたいです。
その後、鎌倉時代に山城国の男山八幡宮(現・石清水八幡宮)から御分霊を勧請し、八幡宮になったんだって。
そんなこんなで、蟇股には八幡系神社の神紋・三つ巴紋を確認することができました。
●本殿
●本殿
・建立年不明
・銅板葺 入母屋造
パッと見は一般的な入母屋造の本殿に見えますが、よく見ると縁を柱で支えてないという、ちょっと変則的な本殿になっていました。
って、この縁の造り・・・どっかで見たことあるなぁ〜と思ったら、先ほど参拝した下領神社の本殿と同じ造りだぁ。
詳しい由緒がないため上領神社と下領神社の関係性はわかりませんが、御祭神と変則的な本殿が同じということから、両社は全く無関係の神社ではなさそう(推測)
そんなことより!
なんと、本殿の横にはムキ出しになった石灰岩がありました!
これはもうミニ秋吉台!
多分ですけど、石垣も石灰岩!
どうやら、この地の地質は秋吉台石灰岩層群に属しているそうです。
ということで、この地は秋吉台の続きみたいなものなのかぃ?
ちなみに、石灰岩の始まりはサンゴ礁。
サンゴ礁は時間が経つと石灰岩になるという。
そんなこんなで、サンゴ礁が出来ては石灰岩になり、サンゴ礁が出来ては石灰岩になり、サンゴ礁が出来ては石灰岩になりを繰り返すこと約3億5千万年!
そしてプレート運動で地上に隆起した石灰岩が雨水で溶ける・・・それが現在の秋吉台の姿なんだと!
ということで、境内の石灰岩には3億5000万年前の地球の記憶が刻まれてるということなのかぃ?
というか3億5000万年前はこの地が海だったとか・・・私の想像力じゃ追いつかないです。
謎の石像と社務所
●謎の石像
●謎の石像
・1860年作
本殿の横には、下領八幡宮と同じく謎の石像がおられました!
神社で鼻が長いお方といえば猿田彦さんしか思いつかないんだけど・・・
一体全体、このお方はどなたなんでしょ・・・(-“-;) ??
下領八幡宮の石像よりも鼻が長く、より猿田彦さんっぽい仕上がりになっておりました。
さらに下領神社と同じく、謎の石像には謎の縄もありました。
何かを持っていたのでしょうか?
穴が胴体を貫通していました。
この手の形・・・
手の位置を間違えると、とてつもない変人像になります。
それにしても、下領神社との共通点が多いなぁ。
●社務所
ということで、神社のお方に両社の関係性を聞いてみたところ、上領八幡宮と下領八幡宮は全く関係のない神社とのことです。
あんなにも共通点があったのに!
さらに御朱印はやってないとのことです。
そして、謎の石像の正体を聞き忘れて帰ったというね・・・相変わらず、詰めが甘い!
そんなこんなで、参拝終了。
いやはや、素敵な神社でした。
●謎の石像
・1860年作
本殿の横には、下領八幡宮と同じく謎の石像がおられました!
神社で鼻が長いお方といえば猿田彦さんしか思いつかないんだけど・・・
一体全体、このお方はどなたなんでしょ・・・(-“-;) ??
下領八幡宮の石像よりも鼻が長く、より猿田彦さんっぽい仕上がりになっておりました。
さらに下領神社と同じく、謎の石像には謎の縄もありました。
何かを持っていたのでしょうか?
穴が胴体を貫通していました。
この手の形・・・
手の位置を間違えると、とてつもない変人像になります。
それにしても、下領神社との共通点が多いなぁ。
●社務所
ということで、神社のお方に両社の関係性を聞いてみたところ、上領八幡宮と下領八幡宮は全く関係のない神社とのことです。
あんなにも共通点があったのに!
さらに御朱印はやってないとのことです。
そして、謎の石像の正体を聞き忘れて帰ったというね・・・相変わらず、詰めが甘い!
そんなこんなで、参拝終了。
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八幡磨能峰宮(下領八幡宮) の御朱印情報|2200年以上の歴史をもつスーパー古社(山口県美祢市)
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御朱印情報
●御朱印の種類
・なし
●御朱印の受付場所
・なし
●御朱印の受付時間
・なし
●御朱印の料金
・なし
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2018年2月22日 参拝
・2023年3月 更新
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参拝情報とアクセス
●開門時間
・境内自由
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR美祢駅から徒歩20分
・JR美祢駅から車で5分
・JR重安駅から徒歩20分
・JR重安駅から車で3分
●最寄りのバス停
・船鉄バス
曽根駅 バス停から徒歩10分
●最寄りのIC
・中国自動車道
美祢ICから車で10分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり
・境内自由
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR美祢駅から徒歩20分
・JR美祢駅から車で5分
・JR重安駅から徒歩20分
・JR重安駅から車で3分
●最寄りのバス停
・船鉄バス
曽根駅 バス停から徒歩10分
●最寄りのIC
・中国自動車道
美祢ICから車で10分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり