大和ミュージアムの観光記~戦艦ファンの聖地~(広島県呉市宝町)

都道府県別
スポンサーリンク

大和ミュージアム

●大和ミュージアム


かつて鎮守府が設置され、東洋一の軍港として栄えた

当時、世界最大の戦艦と呼ばれた大和も、ここ呉で建造されました。
戦後になってからも、日本最大のタンカー・日精丸など、世界最大級のタンカーを数多く生み出した町として知られています。

そこに建つのが呉市海事歴史科学館、通称・大和ミュージアムです。

この大和ミュージアムは戦艦大和だけではなく、日本近代化の礎となった造船・製鋼の技術を今に伝える、とんでもない科学館なんです。

スポンサーリンク

戦艦大和の模型

●戦艦大和の模型


そんなこんなで、はいドーーーン!
館内に入ると、いきなり戦艦大和の模型が登場します!
いきなりド級の衝撃をかましてきます。

戦艦大和を1/10のスケールで再現した模型なんですが、1/10のくせにデカい!
なんと26.3mもあるという!

本物の大和ってどんだけデカかったんだ!?!?


この模型は、建造時の図面・潜水調査の映像・生存乗組員の証言などをもとに、岡山県玉野市の造船所で建造されたんだって。

呉で造ったんちゃうんかいっと、心の中でツッコミつつ・・・(笑)

いやぁ、それにしても本当に浮きそうな、下手すりゃそこら辺の漁船なら簡単に沈めれそうな(これは不謹慎m(__)m)・・・そのくらいリアルで迫力のある模型でした。


ちなみに、私的、萌えポイントはここ!
モリモリに盛った高角砲です。
ちなみに、高角砲とは航空機を攻撃するための火砲です。

以前、何かのテレビ番組で見たんですけど、大和乗組員の方が『なかなか当たらなかった』と言ってました。

大和が完成した頃には、すでに戦艦 vs 戦艦の時代は終わっており、航空決戦が主流になってました。
巨大な大和は、航空機からしたら巨大な的・・・。戦艦大和などの大型戦艦は時代遅れのものとなっていたのです。

この高角砲を見て、そんなことや、あんなことを思うと、目頭が熱くなる・・・そんな私です。


●そもそも戦艦大和とは?

戦艦こそが戦争に勝つための要と考えていた日本軍は、1941年、呉海軍工廠で当時の最先端技術を集大成させた世界最大の戦艦を建造します。
それが大和です。
全長263mという巨大なボディーに加え、46センチ砲という巨砲を9門も備えた、とんでもない巨艦でした。そのため、不沈艦といわれてました。

しかし、完成した頃には、すでに戦艦 vs 戦艦の時代は終わっており、航空決戦が主流になってました・・・。
日本軍は、戦艦造りにばかりに力を入れていたせいで、航空機の製造が遅れてしまいます。

1945年4月1日。アメリカ軍が沖縄に上陸
いよいよ後がない日本軍が下した決断は天一号作戦という特攻命令でした。大和は1億総特攻のさきがけとして片道分の燃料だけで沖縄に向かいました。ちなみに天一号作戦とは、戦艦ごと沖縄の浅瀬に乗り上げ、砲台となってアメリカ軍を砲撃するという、ウソみたいな作戦です。


しかし大和の行動はアメリカ軍に察知されてました・・・。大和はアメリカ軍の航空部隊から集中砲火を浴びます。絶え間なく空から攻撃してくるアメリカ軍・・・巨大な的と化した大和はなすすべがありませんでした。そして、わずか4時間足らずで撃沈・・・大爆発とともに鹿児島県坊ノ岬沖に沈みました。

乗員3332名のうち3056名が大和と運命を共にしたといいます。

うぅぅぅ・・・なんだ、この泣けるドラマは・・・(涙)



ちなみに展示室には、海底から引き揚げられた戦艦大和の遺留品や戦没者の遺品などが展示されてます。

スポンサーリンク

大型資料展示室

●大型資料展示室

大型資料展示室では、零式艦上戦闘機や人間魚雷や特殊潜航艇などが展示されてました。
これらは全て本物です。


●零式艦上戦闘機62型

通称・ゼロ戦
日本を代表する戦闘機です。
完成当時、世界最強の戦闘機として敵国を震撼させた名機です。


●特殊潜航艇・海龍

全長17.28mの小型潜水艦です。
乗員2名。
ただの潜水艦ではなく、敵艦に向かって魚雷もしくは体当りをして攻撃するという2人乗りの水中特攻兵器です・・・つらい。


●特攻兵器・回天10型と二式魚雷

●特攻兵器・回天10型(写真左)
いわゆる人間魚雷です。
全長9m。乗員1名。

平均年齢21歳の100名以上の尊い命が失われたそうです。

基本的に終戦間際の日本軍は、発想がクレイジーです。


●砲弾

戦艦大和などで使用された46cm主砲弾や、戦艦陸奥などで使用された41cm主砲弾なども展示されてました。

スポンサーリンク

その他の見所

●戦艦長門の軍艦旗

なんと、戦艦長門を接収したアメリカ海軍艦長の娘さんが、この軍旗を開運!なんでも鑑定団へ出品したんですって。
そして、石坂浩二さんがそれを購入したんだと!!!
そして呉市に寄贈したんだって!
石坂浩二さん、やることがカッコいい。


●てつのくじら館

大和ミュージアムの前には、陸揚げされた巨大な潜水艦がドーーーンとあります。

これは潜水艦・旧あきしおの実物で、通称・てつのくじら館と呼ばれている史料館です。
ちなみに正式名称は・海上自衛隊呉史料館。

とにかくデカいです。


実際に潜水艦に入って、潜水艦の掃海活動について学ぶことができるという。
なにより無料ってところが嬉しいです。


●戦艦陸奥のスクリューと主砲身

その他、戦艦陸奥のスクリューや主砲身、戦艦大和の時鐘、大和の前甲板の左半分を実寸大で再現した場所などなど、様々な見所がありました。

こりゃ何時間あっても足りませんなぁ。
ちなみに今回で5度目の大和ミュージアムです。

基本的に悲しい歴史ばかりの展示ですが、これらで培われた技術が、現在の宇宙ロケット造りに生かされているという。

大和の建造は無駄ではなかった。
やはり大和は偉大だ!

スポンサーリンク

水中処分母船04号(YDT04)

●水中処分母船を見学

2019年5月12日。
この日は運よく、大和波止場にて水中処分母船04号の一般公開が行われていました。


そんなこんなで、見学。


そして記念撮影。
ポーズが古い。


船上から大和ミュージアムを望む。


水兵さんが絵になる町ですなぁ。

大和ミュージアムの料金・アクセスなど

●所在地
・広島県呉市宝町5−20

●開館時間
・9:00~18:00(入館は17:30まで)

●定休日
・火曜日(祝日の場合は翌日休館)
・4月29日〜5月5日 7月21日〜8月31日
12月29日〜1月3日は無休

●料金
・料金一般・・・500円
・高校生・・・300円
・小中学生・・・200円
※企画展・特別展は別途有料

●アクセス
・電車・・・JR呉駅から徒歩5分
・車・・・クレアライン呉ICから約5分
または、山陽自動車道・高屋ICから約50分

大和ミュージアムの地図

その他、広島の戦争遺跡・まとめ

●広島の戦争遺跡・まとめ
●記事の詳細
・大久野島(ウサギ島)
・コンクリート船・武智丸
・アレイからすこじま
・工廠神社(産業神社)
・大和ミュージアム
・歴史の見える丘(戦艦大和を建造したドック跡)
・第十一海軍航空廠跡と機銃掃射の弾痕
・海上自衛隊第1術科学校(旧海軍兵学校)

広島の戦争遺跡まとめ~大久野島(ウサギ島)・コンクリート船 武智丸・アレイからすこじま・大和ミュージアム・弾痕など~
記事の内容・・・大久野島(ウサギ島)・コンクリート船 武智丸・アレイからすこじま・大和ミュージアム・歴史の見える丘・工廠神社(産業神社)のトーチカ・旧海軍兵学校・弾痕・防空壕などを紹介してます。


随時更新していきます。

 

タイトルとURLをコピーしました