由良比女神社の御朱印~隠岐国イカの宮・・・いや違う、隠岐国一宮~(島根県隠岐郡西ノ島町)

都道府県別
所在地島根県隠岐郡西ノ島町大字浦郷922
祭 神由良比女命(須世理比売命)
社 格隠岐国一宮・式内社(名神大)
由 緒創建年は不詳。しかし続日本後紀の842年の条に記載されていることから、それ以前には存在していた神社とのことです。また、927年に編纂された延喜式神名帳に名神大社として記載されている古社です。祭神の由良比女命が芋桶に乗って海を渡っているとき、海に浸した由良比女命の手をイカが噛み付いたそうです。そのお詫びとして神社前にある由良の浜にイカが押し寄せるようになったといいます。そんなこんなで由良の浜は、毎年10月から翌年2月にかけてイカが押し寄せるため、イカ寄せの浜と呼ばれてます。
スポンサーリンク

イカ寄せの浜

●鳥居①

隠岐国一宮であります、由良比女神社に到着。
なんと隠岐の島にはこの神社の他に、もう1つ水若酢神社という一宮があるという!
こんな小さな島達に一宮が2つもあるとは!
それだけこの島は、昔の人にとって重要な島だったってことでしょう。


●イカ寄せの浜


神社に到着後、真っ先に目に飛び込んでくるのは海中鳥居
なんと海中鳥居の周りには、イカを拾う女性の絵が立ってるという!

どうやらこの由良の浜は通称・イカ寄せの浜と呼ばれており、毎年10月~2月にかけて大量のイカが押し寄せてくるとのこと・・・拾えるほど大量に!


そんなことあるわけないやろ~と思ってましたが、写真を見てビックリ!
本当に浜一面に大量のイカが打ち上がってるという!
イカのスーサイドです!


それはそうと、なんでイカが押し寄せてくるのだ!?
その理由がこちら。

祭神の由良比女命が芋桶に乗って海を渡っている時、海に浸した由良比女命の手をイカが噛み付いたという。
そして、そのお詫びとして神社前にある由良の浜にイカが押し寄せる様になったんだって!

先ほど訪れた国賀海岸の自然もスゴかったですが、このパターンの自然もスゴいですなぁ。
億%自然現象なんだろうけど、神の仕業だと思いたくなるくらい不思議な現象です。

ちなみに、1928年には住民2人で数万匹のイカを拾ったという記録が残ってるそうです。


●番小屋

海中鳥居の横にはイカが押し寄せるのを監視する番小屋まであるという。

毎年アホみたいにスーサイドする仲間達を見て、そろそろ『そっち行っちゃイカーん』というイカしたイカが現れてもいいと思うんだけどなぁ。


そんなこんなで、境内の倉庫にはイカのデコレーションが。
さらに倉庫裏の山には巨大なイカが!


ちなみに、西ノ島町のにしわき鮮魚店には巨大なスルメが吊るされてました。

スポンサーリンク

鳥居と狛犬と随身門

●鳥居①

●鳥居
・1937年建立
・明神鳥居

そんなこんなで、イカ寄せの浜に別れを告げて境内へ。
もともとこの神社は、知夫里島に鎮座していたそうです。
もともとは知夫里島の烏賊濱に押し寄せていたイカの大群でしたが、神社が現在地に遷座するとイカも一緒にこの地に移ったんだって!そして、知夫里島にイカが寄らなくなったんだって(笑)
なんか面白いですね!


●狛犬

●狛犬
・1915年建立
・出雲尾立

島根は来待石の産地だけあって、来待石の石造物が多いです。
来待石はもろい石なので、崩れてる狛犬が多いです。


●随身門

●随身門
・建立年不明
・銅板葺 入母屋造 八脚門

当然ですが、随身門の両サイドには随身像が祀られてました。
随身像は正面に向かって座ってるのではなく、向き合って座ってます。
島根の神社では、こういった向き合って座る随身門が多いです。


●鳥居②

●鳥居②
・建立年不明
・明神鳥居

スポンサーリンク

イカの彫刻がある石灯籠

●石灯籠①

●石灯籠①
・1937年建立

鳥居②の周りには4つの石灯籠がありました。
そして、その内の1つには・・・


なんとイカの彫刻が!
これは面白いですね!
どうにもこうにもイカだらけの神社です。


●石灯籠②

●石灯籠②
・1927年建立


その他の灯籠には、夫婦岩や鯛の彫刻がありました。

なんかいろいろと見所がありすぎて、なかなか社殿前に到着できません。

スポンサーリンク

拝殿と本殿

●拝殿

●拝殿
・建立年不明
・銅板葺 唐破風向拝付き入母屋造
・由良比女命を祀る
・隠岐国一宮
・式内社(名神大)


主祭神の由良比女命は須世理比売命の別名なんだそうです。
ちなみにこの神社は、須世理比売命を由良比女命という名で祀る日本で唯一の神社なんですって!


拝殿の彫刻です。
イカの木鼻でありますように・・・と、ちょっと期待しましたが、さすがにそうはいかなかったようですね!
それにしても、気合いの入った彫刻でした。


●本殿


●本殿
・1889年建立
・檜皮葺 向拝唐破風 春日造の変態
・西ノ島町指定有形文化財

もしかして隠岐造かな???
と、ちょっとだけ期待しましたが、春日造でした。

というか、この春日造・・・何か違和感!


なんと、通常の春日造とは異なり、向拝の部分がちょっと違うという!
しかも向拝部分は唐破風になってるという。
ということで、純粋な春日造ではなく春日造の変態でした!

以前はこのような建築法のことを、大社造の変態と呼んでいたそうですが、現在は春日造の変態と呼んでるそうです。
ちなみに、出雲ではこの様式を明神造と呼んでるんだって! ・・・知らなかった!


それにしても組物が素晴らしかったです。
三斗組の集合体というかなんというか・・・3方向に三斗組があるという!


さらに、床下には塔のような組物が!
いやはや、匠の技が大炸裂しちゃってます。

スポンサーリンク

境内社と土俵と注意書き

●境内社

本殿横には3つの境内社が鎮座してました。

●境内社
・左 → 出雲大社
・中 → 恵比寿宮
・右 → 龍蛇社


●土俵

隠岐は古くから相撲が盛んな地らしいです。
そんなこんなで、隠岐には土俵がある神社が多いです。


●注意書き

境内入口の注意書きです。
3番目のやつはなかなかレベル高いですなぁ(笑)

本日の宿と食事

●ホテル隠岐

本日の宿は別府港から徒歩すぐのところにあるホテル隠岐
昭和臭がプンプン香る素敵な宿でした。
なんだか、青春時代の合宿を思い出しちゃいます。


●磯四季

晩御飯は、ホテル隠岐に併設されている磯四季で、海鮮丼とタコの唐揚げを頂きました。

ウーーーマ!
隠岐の島の海産物のレベルは高し! 当然、美味しかったです。

余計なお世話かもしれませんが、隠岐の島は飲食店の数が少ないので、事前に飲食店がある場所を調べて行動しないと腹ペコのまま旅を進めることになるかも?


追記
私が旅をした2018年当時は島内にコンビニがありませんでしたが、なんと現在はYショップにしのしまというヤマザキデイリーストア系列のコンビニがあるそうです!
隠岐4島で、初のコンビニです!

●Yショップにしのしま
・島根県隠岐郡西ノ島町大字美田3198

これはありがたいですね!

御朱印情報

●御朱印情報

御朱印は別府港第2ターミナルの観光案内所で頂けました。


観光案内所で御朱印って面白いですね。


由良比女神社の他に、焼火神社の御朱印もこちらで頂くことができます。
あと、メニューにはないけど黒木神社の御朱印もこちらで頂けました。


御朱印を書いてる職員さん。
観光案内所で頂く御朱印もなかなかオツですなぁ。
隠岐の島で頂ける御朱印まとめ(10寺社)
隠岐の島で頂ける御朱印をまとめてみました。隠岐の島町の御朱印4種。西ノ島の御朱印4種。中ノ島の御朱印2種。知夫里島の御朱印1種。随時更新していきます。

由良比女神社の地図

 

タイトルとURLをコピーしました