所在地 | 島根県松江市西茶町106 |
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祭 神 | 主祭神 伊弉冉尊・素盞嗚尊 配神 速玉之男命・事解之男命・菊理姫命 |
由 緒 | 創建年は不詳。733年に編纂された出雲国風土記に記載されていることから、それ以前には存在していた神社と思われます。もともとは亀田山(現・城山)に鎮座していましたが、松江藩初代藩主・堀尾吉晴が松江城を築城する際、末次茶町へ遷座。その後、洪水で倒壊したため、1675年に現在地に遷座したそうです。この地は築城の際、船やイカダで運んだ石材を陸揚げしていた場所といわれています。また水上からの参拝者や商人達の船着き場として賑わったそうです。 |
鳥居と狛犬と随身門
●鳥居①
●鳥居①
・1917年建立
・明神鳥居
宍道湖大橋北詰のたもとに鎮座してます須衛都久神社に到着。
出雲国風土記に須衛都久社と記載されている古社です。
もともとは亀田山(現・城山)に鎮座していましたが、松江藩初代藩主・堀尾吉晴が松江城を築城する際、末次茶町へ遷座。その後、1675年に現在地に遷座したそうです。
ちなみに須衛都久神社と書いてすえつぐ神社と読みます。
●鳥居②
●鳥居②
・建立年不明
・明神鳥居
神社前には国道431号線が走っているため、鳥居②の前はとっても狭いです。
そんなこんなで、何となく横参道的な造りになってます。
●鳥居②と狛犬と随身門
●随身門
・建立年不明
・銅板葺 入母屋造
随身像は正面に向かって座ってるのではなく、向き合って座ってました。
島根は、このように向き合って座る随身門が多いです。
●狛犬
●狛犬
・1936年建立
・出雲構え獅子
阿形の狛犬ちゃんは相当傷みが激しく、尻尾が折れてました。。
島根は来待石の産地だけあって、来待石の石造物が多いです。
来待石はもろい石なので、このように崩れてる狛犬が多いです。
●鳥居①
・1917年建立
・明神鳥居
宍道湖大橋北詰のたもとに鎮座してます須衛都久神社に到着。
出雲国風土記に須衛都久社と記載されている古社です。
もともとは亀田山(現・城山)に鎮座していましたが、松江藩初代藩主・堀尾吉晴が松江城を築城する際、末次茶町へ遷座。その後、1675年に現在地に遷座したそうです。
ちなみに須衛都久神社と書いてすえつぐ神社と読みます。
●鳥居②
●鳥居②
・建立年不明
・明神鳥居
神社前には国道431号線が走っているため、鳥居②の前はとっても狭いです。
そんなこんなで、何となく横参道的な造りになってます。
●鳥居②と狛犬と随身門
●随身門
・建立年不明
・銅板葺 入母屋造
随身像は正面に向かって座ってるのではなく、向き合って座ってました。
島根は、このように向き合って座る随身門が多いです。
●狛犬
●狛犬
・1936年建立
・出雲構え獅子
阿形の狛犬ちゃんは相当傷みが激しく、尻尾が折れてました。。
島根は来待石の産地だけあって、来待石の石造物が多いです。
来待石はもろい石なので、このように崩れてる狛犬が多いです。
拝殿と本殿
●拝殿
●拝殿
・建立年不明
・銅板葺 軒唐破風付き入母屋造
軒唐破風の龍と寅の彫刻。
それにしても、彫刻が素敵な建物でした。
そんなこんなで、しばし彫刻観賞。
松の蟇股と鳳凰の懸魚。
松江ということで松なのかなぁ。
そんなことより、獅子の木鼻の頭上に宝珠が乗っかってるという!
狛犬の頭上に宝珠が乗っている宝珠型狛犬はたまにお見かけしますが、宝珠型の木鼻は初めて拝見しました!
いやはや、本日も珍しいものを拝見できて有難き幸せ。
●本殿
●本殿
・建立年不明
・銅板葺 大社造
・主祭神 伊弉冉尊・素盞嗚尊
・配神 速玉之男命・事解之男命・菊理姫命
主祭神はイザナミさんとスサノオさん。
ちなみに
速玉之男命は、イザナギが吐いた唾から生まれた神。
事解之男命は、イザナギが吐いた唾を掃き払った時に生まれた神。
菊理姫命は、イザナギとイザナミの夫婦喧嘩を仲裁した神です。
菊理姫は、別名・白山比咩神とよばれており、全国約3000社ある白山比咩神社の祭神です。
日本書紀に1回しか登場しない女神ですが、白山信仰の祭神であるため、信仰している人がめちゃくちゃ多い神という。ちなみに、日本書紀には登場しますが、古事記には登場しません。
●拝殿
・建立年不明
・銅板葺 軒唐破風付き入母屋造
軒唐破風の龍と寅の彫刻。
それにしても、彫刻が素敵な建物でした。
そんなこんなで、しばし彫刻観賞。
松の蟇股と鳳凰の懸魚。
松江ということで松なのかなぁ。
そんなことより、獅子の木鼻の頭上に宝珠が乗っかってるという!
狛犬の頭上に宝珠が乗っている宝珠型狛犬はたまにお見かけしますが、宝珠型の木鼻は初めて拝見しました!
いやはや、本日も珍しいものを拝見できて有難き幸せ。
●本殿
●本殿
・建立年不明
・銅板葺 大社造
・主祭神 伊弉冉尊・素盞嗚尊
・配神 速玉之男命・事解之男命・菊理姫命
主祭神はイザナミさんとスサノオさん。
ちなみに
速玉之男命は、イザナギが吐いた唾から生まれた神。
事解之男命は、イザナギが吐いた唾を掃き払った時に生まれた神。
菊理姫命は、イザナギとイザナミの夫婦喧嘩を仲裁した神です。
菊理姫は、別名・白山比咩神とよばれており、全国約3000社ある白山比咩神社の祭神です。
日本書紀に1回しか登場しない女神ですが、白山信仰の祭神であるため、信仰している人がめちゃくちゃ多い神という。ちなみに、日本書紀には登場しますが、古事記には登場しません。
境内社
●境内社
これは、なんの社でしょ???
調べてみると、底筒之男尊・神功皇后・武内宿禰命が祀られてるようです。
この3人といえば三韓征伐・・・ということで、住吉神社?
●境内社の狛犬
・1934年建立
社の両サイドには1対の狛犬ちゃんがおられました。
向かって左側の狛犬ちゃんは壁を見ていて
右側の狛犬ちゃんは消化器を見てました。
●恵美須神社・番匠祖神社
●恵美須神社
・事代主神を祀る
●番匠祖神社
・祭神不明
番匠とは大工さんのことなので、もしかしたら大工さんの祖とされる神様が祀られているのかも???
ちなみに大工の祖は聖徳太子とされています。
●氏荒神社
●氏荒神社
・須佐之男命を祀る
●氏荒神社の鳥居
・1824年建立
鳥居の扁額には末次氏荒神と書かれてました。
●氏荒神社の狛犬
・1936年建立
・出雲構え獅子
●紺姫神社跡
どうやら紺姫神社は、1999年の台風18号で倒壊してしまったみたいです。
現在は石段のみが残ってます・・・無残。。
これは、なんの社でしょ???
調べてみると、底筒之男尊・神功皇后・武内宿禰命が祀られてるようです。
この3人といえば三韓征伐・・・ということで、住吉神社?
●境内社の狛犬
・1934年建立
社の両サイドには1対の狛犬ちゃんがおられました。
向かって左側の狛犬ちゃんは壁を見ていて
右側の狛犬ちゃんは消化器を見てました。
●恵美須神社・番匠祖神社
●恵美須神社
・事代主神を祀る
●番匠祖神社
・祭神不明
番匠とは大工さんのことなので、もしかしたら大工さんの祖とされる神様が祀られているのかも???
ちなみに大工の祖は聖徳太子とされています。
●氏荒神社
●氏荒神社
・須佐之男命を祀る
●氏荒神社の鳥居
・1824年建立
鳥居の扁額には末次氏荒神と書かれてました。
●氏荒神社の狛犬
・1936年建立
・出雲構え獅子
●紺姫神社跡
どうやら紺姫神社は、1999年の台風18号で倒壊してしまったみたいです。
現在は石段のみが残ってます・・・無残。。
高石燈籠
●高石燈籠
須衛都久神社が鎮座する地は松江城の築城の際、船やイカダで運んだ石材を陸揚げしていた場所といわれています。
また水上からの参拝者や商人達の船着き場として賑わったそうです。
当時はすぐそこまで宍道湖が広がっていたというじゃない。
ということで、きっとこの高石燈籠は灯台的な役割を果たしていたんだろうなぁ。
それにしても、あんなにも高いと火を灯すのも命がけ。
頑張って登って火を灯して、降りてる途中に火が消えた日にゃ、ムキーーってなりそう。
●境内の風景
左 → 本殿
中 → 拝殿
右 → 随身門
須衛都久神社が鎮座する地は松江城の築城の際、船やイカダで運んだ石材を陸揚げしていた場所といわれています。
また水上からの参拝者や商人達の船着き場として賑わったそうです。
当時はすぐそこまで宍道湖が広がっていたというじゃない。
ということで、きっとこの高石燈籠は灯台的な役割を果たしていたんだろうなぁ。
それにしても、あんなにも高いと火を灯すのも命がけ。
頑張って登って火を灯して、降りてる途中に火が消えた日にゃ、ムキーーってなりそう。
●境内の風景
左 → 本殿
中 → 拝殿
右 → 随身門
御朱印情報
●御朱印情報
御朱印は社務所で頂きました。
御朱印は社務所で頂きました。