青島神社の御朱印~山幸彦・海幸彦ゆかりの神社~(宮崎県宮崎市青島)

都道府県別
所在地宮崎県宮崎市青島2丁目13−1
祭 神天津日高彦火火出見命・豊玉姫命・塩筒大神
由 緒創建年は不詳。社伝によると、山幸海幸神話で彦火火出見命が海神宮から帰還した際に青島に上陸して宮を営んだため、その宮跡に彦火火出見命・豊玉姫命・塩筒大神命を祀ったのが始まりといいます。平安時代、国司の巡視記・日向土産に嵯峨天皇の御宇奉崇青島大明神と記載されていることから、少なくとも平安時代には存在していた神社のようです。室町時代以降は、藩主・伊東家の崇敬が厚く、社殿の改築ならび境内の保全に力を尽くしたそうです。
HP青島神社
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青島と弥生橋

●青島

宮崎の人気観光スポットであります青島に到着。

青島は周囲 約860m、高さ 約6mの小島で、鬼の洗濯板と呼ばれる波状岩が島を1周してるというじゃない!

島全体が熱帯・亜熱帯植物の群生地として国の特別天然記念物に指定されてるというじゃない!


鬼の洗濯板と南国の木・・・島に近づくにつれ、日本じゃない感と地球じゃない感があらわになり、その神秘に満ちた異様な風景に心がダンスしたものです。

心のダンスはやがて声となりスゲ〜スゲ〜を連呼。
いやはや、人気スポットになるのも納得です。

昭和時代の中頃、私のお父さん世代がヤングだった頃、宮崎県といえば新婚旅行の定番地だった・・・という話しを何度か聞いたことがあるけど、現地に行ってみるとハネムーン感は確かにある!
カップルが多いのも納得でした!

そんなこんなで、しばらく海を見る・・・違う違う目的はそこじゃない、私は神社に行きたかったのだ!

そんなこんなで、青島神社へ向けてGO!


●弥生橋

●弥生橋
・1920年架橋
・1951年架け替え

この弥生橋は青島に架かる橋。
1920年、皇太子時代の昭和天皇が行幸した際に架けられたのがこの橋の始まりなんだそうです。
しかし1940年に台風で全壊。。。
現在の橋は1951年に架け替えられたものらしいです。

その昔は、青島は禁足地で、一般人の入島は禁止されていたんだって。
青島に入島できたのは藩の島奉行と神職だけ。
しかし1737年に当時の宮司・長友肥後さんが藩主に願い出たことにより、一般人が入島できるようになったんだって!

やるじゃん、長友さん!
長友さんに感謝だよ!


そんなこんなで、弥生橋を渡ると・・・なんか変なのが近づいてくる!

えっ!?
まさかのトゥクトゥク(笑)

さすがに長友さんもこうなるとは思ってなかっただろうね!

この三輪自動車は、青島トゥクトゥクトローリーというガイドタクシーで、弥生橋 → 青島神社 → 裏青島までをガイドしながら運行してくれるんだって。

ちなみに料金はチップ募金制・・・こういうのっていくら払えばいいんだろ?
・・・相場がわかんない(^^;;

寺社巡りでたまに出会う志納に似たシステムなんだな。
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鳥居と狛犬

●鳥居

そうこうしていると鳥居が見えてきた!

鳥居と鬼の洗濯板のコラボ!

まるで砂浜に打ち寄せる波が岩になってしまったかのよう!
こんな風景は、きっとここでしか見れないよ!


●鳥居
・建立年不明
・両部鳥居

そんなこんなで、鳥居に到着。


笠木は
島木は
貫・額束・柱は朱色
そして、藁座は八角形

このタイプの鳥居は、霧島・大隅・薩摩地方でよく見られる鳥居です。
鹿児島に違いからか、この宮崎でもちょいちょいこのタイプの鳥居に出会うことがありました。

それにしても、この3色鳥居にはどんな意味があるんだろうねぇ???

朱色は魔除けの色といいますし、
白は清浄や浄化、
黒は天、すなわち神様の住む世界といいますし。

なんだかこの鳥居だけで、神社の全てを表現しているような・・・そんなことを思ったひと時でした。


●狛犬

●狛犬
・1974年奉納
・構え獅子

鳥居をくぐると、真っ白い狛犬ちゃんが登場。

それにしても、低い姿勢の構え型だなぁ。
通常、構え獅子といえばオケツをプリッと突き上げたポージングをしていますが、こちらは構え型というより伏せ型といった方がしっくりきますね!

ということで、勝手に伏せ型狛犬と命名!
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神門と社殿

●神門

●神門
・建立年不明
・銅板葺 四脚門

続いて神門に到着。

それにしても、門に千木と鰹木があるのって、ちょっと珍しいですね!


扁額には日向国青島総鎮守 鴨就宮と書かれておりました。

どうやら、鴨就宮と書いてかもつくみやと読むみたいです。

そのむかし青島は、淡島や歯朶の浮島や鴨就島と呼ばれていたそうです。

ということで青島神社は、鴨就島に鎮座するお宮ということで鴨就宮と呼ばれていたんだって。


そんなこんなで神門をくぐる・・・といいたいとこですが、なんだこの人の多さはっ!
初詣かな?(笑)

ノンキに写真を撮っている間に、参拝者の列が神門の外まで伸びていました!

ということで、ゴールデンウィークの青島神社は大フィーバーします!


●拝殿

●拝殿
・建立年不明
・銅板葺 千鳥破風・唐破風向拝付き
・平入切妻造

●本殿
・建立年不明
・銅板葺 流造


拝殿は異常にデッカい千鳥破風とワイドな唐破風向拝をもつ平入切妻造でした。

どうやら1882年まで板葺屋根の社殿だったみたいです。
しかし1974年に全焼してしまったという。。
ということで、現在の社殿は1974年の全焼後に再建されたものらしいですよ。


●御縁継ぎ

拝殿前には御縁継ぎというものがありました。

●御縁継ぎのルール
御縁(5円)または護重縁(50円)を棒に通して奉納し、どのような縁を継ぎたいかをお願いしながら意思臼(石臼)を回します。

というものでした。

そんなこんなで早速、縁を継いでみよう!
と思ったけど、財布の中に穴が開いた小銭がない・・・むむむ( ̄▽ ̄;)
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山幸海幸神話とは?

●祭神
・天津日高彦火火出見命(山幸彦)
・豊玉姫命
・塩筒大神

この3神は、いずれも山幸海幸神話に登場する神様です。
ちなみに山幸彦神武天皇の祖父です。
豊玉姫命は山幸彦の妻で鵜茅不合葺命(神武天皇の父)を生みます。


●ニニギ家の家族団らん像

・大人(左) → コノハナサクヤヒメ
・大人(右) → ニニギ
・子供(左) → ホスセリ
・子供(中) → ホオリ(山幸彦)
・子供(左) → ホデリ(海幸彦)

ちなみに何故かホスセリは物語に登場しないという。


●山幸海幸神話

●登場する神様
・山幸彦(ホオリ)
・海幸彦(ホデリ)
・塩筒大神(シオツチノオジ)
・綿津見大神(ワタツミ)
・豊玉姫(トヨタマヒメ)

兄・幸彦は漁が得意で、弟・幸彦は狩りが得意
ある日、山幸彦が『たまには釣りがしたいから道具を交換しよう』と、海幸彦に頼みました。
海幸彦は承知しませんでしたが、山幸彦があまりに熱心に頼むので、しぶしぶ了承しました。

しかし、山幸彦は慣れない漁のせいで海幸彦が大事にしていた釣り針を無くしてしまったという。
山幸彦は何度も謝りますが、怒った海幸彦は許してくれない・・・ついには自分の剣をつぶして1000本の針に変えるも、あの針じゃないとダメだという。。。

そんなこんなで、山幸彦は途方に暮れて海を眺めていると、老人(塩筒大神)がやってきて『綿津見大神がいる海神宮に行きなさい』と告げました。

山幸彦は海神宮に行き、そこで綿津見大神の娘・豊玉姫と出会い、そして結婚しました。

そんなこんなで、すっかり釣り針のことを忘れてしまった山幸彦は、豊玉姫と夢のような3年間を過ごすことになります。

ある日、釣り針のことを思い出した山幸彦は再び途方に暮れました。
そんな山幸彦を心配した綿津見大神は、なぜ嘆いてるのか聞きました。

綿津見大神はここで初めて山幸彦が海神宮に来た理由を知ります。
そんなこんなで、綿津見大神は魚達を集めて釣り針探しをしてくれました!

すると、喉に針を引っ掛けた魚が名乗り出てきました。
その針は海幸彦の針だということがわかり、山幸彦は海神宮に別れを告げて釣り針を返すために帰国することに。

綿津見大神は、山幸彦が釣り針を返すとき、海幸彦をこらしめる呪文を教えてあげました。

地上に帰った山幸彦は、綿津見神のいう通りに海幸彦に釣り針を返しました・・・すると呪文が効いて海幸彦はどんどん貧しくなっていきました。

そして海幸彦は山幸彦に『これからは昼も夜もあなたをお守りします』と約束しました。




長くなりましたが、山幸彦が海神宮から帰還した際、上陸した地がこの青島!
そして山幸彦が宮を建てた地に鎮座するのがこの青島神社なんだって!
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元宮と石神社

●元宮

祈りの古道と呼ばれる絵馬のトンネルを抜けると元宮に到着。


●元宮
・建立年不明
・銅板葺 平入切妻造

ジャングルの中に赤い社殿が映えます!
もう日本じゃないみたい!
ハワイみたいだよ(行ったことないけど)

この元宮は青島の中心に鎮座しているらしく、元宮周辺では弥生式土器や勾玉などがたくさん出土したんだって。

そのため古代祭祀が行われていた場所なんじゃないかっていわれてるらしいですよ。


●石神社

●石神社
・建立年不明
・銅板葺 平入切妻造

祭神は瓊瓊杵命・木花咲屋姫命・磐長姫命。

瓊瓊杵命 → ニニギ
木花咲屋姫命 → コノハナサクヤヒメ
磐長姫命 → イワナガヒメ

このお三方といえば、例のあれですよ、ニニギの不美人返却事件のメンバーですよ!
この一件により、神様に寿命ができました。

ちなみにニニギとコノハナサクヤヒメは夫婦。
イワナガヒメはコノハナサクヤヒメの姉。
コノハナサクヤヒメは山幸彦(ホオリ)・海幸彦(ホデリ)のお母さんです。

詳しくはこちらに書いています。
木華佐久耶比咩神社の御朱印~岡山県倉敷市福江1671−4~
住 所岡山県倉敷市福江1671−4祭 神木華佐久耶比咩命・大山祇命・大名持命(大国主命)由 緒平安時代初期に創建した神社で、備前国式外128社の内の1つらしい。中世~明治時代、熊野五流一山の修験道場として...


石神社にはおもかる石がありました。

おもかる石とは、願いごとが叶うか叶わないかを試す石です。
願いごとをしながら石を持ち上げ、予想していたよりも石が軽ければ願いが叶うといわれています。

ということでチャレンジ。

重いと言われれば重いような・・・
軽いと言われれば軽いような・・・

どっちだ?(笑)

ちなみに石神社と書いていそ神社と読むそうです。

その他、海積神社・御祖神社・恵比寿神の境内社があるそうです。
見事に見逃して帰りました!

祈り的神事と賽の目神事

●祈り的神事

この神社には、祈り的神事賽の目神事というユニークな占い(?)がありました。

なんだか楽しそうなのでチャレンジしてみようか!

●祈り的神事
5mほど離れたところに就職の的・必勝の的・恋愛の的・開運の的・受験の的があり、叶えたい的を狙って矢を放ちます。


そして的を射抜くことができたら、射抜いた的のお守りが頂けるという射的みたいな占いです。

そんなこんなで、チャレンジ!


弓の持ち方がわかんないけど
ぅえーーーーーい!


無残・・・3本とも的に届かなかったというね(笑)

イメージの中では武士の気分だったんだけどなぁ。

ちなみに1回(3本)で300円です。


●賽の目神事

続いて賽の目神事にチャレンジ。

サイコロの目で吉凶を占うんだって。

何がでるかな♪
何がでるかな♪


ババーーーン!!!

そ、そんなぁ、、、(笑)


全てなかったことにして、ももも、もう1回やらせて!

絵馬や蘇のソフトクリームなど

●絵馬

境内には参拝に訪れた有名人の絵馬がたくさん掛けられていました。

ちなみに青島神社は読売巨人軍が宮崎キャンプの際に必勝祈願をする神社です。
ということで、青島神社はジャイアンツファンの聖地になっています。

巨人の選手や徳光さんの絵馬がたくさんありましたよ〜。


そんなこんなで、絵馬観賞。

こ、これは・・・

言葉にできない・・・


さらに・・・
言葉にできない・・・

なんだ、この見せしめは!
早く取り下げてあげてぇぇぇ!



境内は南国の木が生い茂っています。

どうやら、島内の植物の約80%がヤシ科のビロウという木なんだって。

こういうのって、植物公園とかにある温室みたいなとこで見るやつじゃん!
しつこいようだけど、ほんと日本じゃないみたい!


その他、山幸彦と豊玉姫の埴輪なんかもありました。


そして、参道脇には蘇のソフトクリームが売っていました。

ちなみにとは、飛鳥時代に誕生した日本最古のチーズです。

前々から蘇は気になっていたんだよ!
ということで購入。

美味しかった~。



そんなこんなで参拝後、青島神社の前に広がる鬼の洗濯板を観光してきました。

鬼の洗濯板

●鬼の洗濯板

~画像は説明板より~

鬼の洗濯板とは、約1500~3000万年前に海中で出来た砂岩と泥岩が交互に重なった地層が隆起し、さらに長い時間をかけて波に浸食されて出来た岩らしいです。


地層が~とか、隆起が~とか、理屈はわかるけどわけわかんない現象です(^^;;


鬼の洗濯板は青島の周囲と日南海岸の海岸線約8kmに多く見られるんだって。


巨大な洗濯板のように見えることから鬼の洗濯板と名付けられたんだって。
上手いこと名付けるなぁ!



まるで波が岩になってしまったかのよう!
サーフィンできない私でもこれなら波に乗れる!


空・岩・灯台・人間というシンプルな風景。
何だか地球の末期を見ているようだなぁ。


岩の表面はこんな感じになっていました。
何でこうなるのよっ!
ほんとわけわかんない現象だね!

縁を境にボロボロと剥がれ落ちた岩をたくさん見かけました。

これは自然現象なのか、はたまた人が歩き過ぎてこうなったのか・・・いつか鬼のまな板になっちゃうかも?


足跡のように見えたり
ハートのように見えたり


いやはや~、素敵な時間を過ごすことができました。
また来たいなぁ~。

御朱印情報

●御朱印の種類
・青島神社の御朱印
・日向之国七福神・弁財天の御朱印

●御朱印の受付場所
・授与所

●御朱印の受付場所
・8:00〜17:00

●御朱印の初穂料(料金)
・600円

※青島神社と弁財天のどちらか1つだけを頂くことはできません。
必ず2つセットの授与となります。

※オリジナル御朱印帳(1000円)を購入すると御朱印代の600円は無料になります。
ということで、かなりお得です!

●期間限定・特別御朱印
・夏詣の御朱印
・秋詣の御朱印

●期間限定・特別御朱印の初穂料
・各1000円


●オリジナル御朱印帳

●オリジナル御朱印帳
・色は青とピンクの2色
・16cm × 11cm
・1000円

青島と鬼の洗濯板とヤシの木がデザインされていました。
(2020年11月現在)

参拝情報とアクセス

●開門時間
・6:00〜日没まで

●御守り・御朱印の授与
・8:00〜17:00

●拝観料
・無料

●定休日
・なし

●最寄りの駅
・JR日南線青島駅下車 徒歩10分

●駐車場
・専用駐車場はありません。
※近隣に有料駐車場が点在しています。

・青島参道口有料駐車場
 約100台
 1日500円

・青島参道南広場駐車場
 約60台
 無料

などがあります。

●トイレ
青島神社のトイレは有料になります!

ということで、我慢できる方は弥生橋付近に無料トイレがありますので、そちらでどうぞ!

青島神社の地図

 

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