佐比賣山神社の御朱印情報~国引き神話でお馴染みの佐比賣山(三瓶山)に鎮座~ (島根県大田市三瓶町)

都道府県別

所在地島根県大田市三瓶町多根イ305
祭 神大己貴命・少彦名命・須勢理毘売命
由 緒891年に創建。1476年、1573年、1604年に社殿を造営したそうです。この地は大国主命が国土経営の際、池を作って田畑を開きクワの使い方を教えて農事を起こした場所といわれてます。ちなみに佐比賣山(三瓶山)は、出雲国風土記の国引き神話に登場する山です。国引き神話によると、八束水臣津野命が小さな出雲国を大きくするため、新羅の余った土地や能登半島の一部を『国来国来(くにこくにこ)』という掛け声のもと、綱で引き寄せたといいます。その引き寄せた土地が離れないようにするため、佐比賣山(三瓶山)を杭にし綱を結び付けてつなぎ止めたと記されているそうです。
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鳥居と狛犬と社殿

●境内入口

出雲国風土記の国引き神話に登場する佐比賣山(三瓶山)の麓に鎮座してます佐比賣山神社に到着。

この地は大国主命が国土経営の際、池を作って田畑を開きクワの使い方を教えて農事を起こした場所なんですって!

早速、神話浪漫ビンビンで心のダンスが始まりました!
そんなこんなで、参拝開始。


●狛犬

●狛犬
・1899年建立
・出雲構え獅子


●鳥居

●鳥居
・建立年不明
・明神鳥居


●拝殿


●拝殿
・建立年不明
・瓦葺 妻入り入母屋造

屋根は島根名物の石州瓦

拝殿内の奥は1段高くなっておりました。
そして天井にはカラフルな紙垂がありました。
ということで、おそらくこれは神楽の舞台だと思われます。


●本殿

●本殿
・建立年不明
・銅板葺 妻入り切妻造
・大己貴命・少彦名命・須勢理毘売命を祀る

主祭神の大己貴命とは大国主命の別名です。
大国主命は、大己貴命・八千矛神・宇都志国玉神・三諸神などなど、たくさんの別名を持つことで知られています。

少彦名命は、大国主命とともに国造りをした神様です。
手の平サイズの小さな神様で、医薬の神としても知られています。

須勢理毘売命は、須佐之男命の娘であり大国主命の正妻です。


こちらに大国主命と須勢理毘売命のことを書いてます。
~オオナムチ改め大国主と妻たち~
[13]オオナムチ改め大国主と妻たち
八上比売 (ヤガミヒメ)との結婚 その後大国主(オオクニヌシ)は、須勢理姫(スセリビメ)の前に結婚の約束をしていた八上比売 (ヤガミヒメ)とも一夜をともにしたんだけど、正妻を恐れた八上比売 (ヤガミヒメ)は子どもの木俣神
少彦名命ゆかりの粟嶋神社の参拝記はこちら
。 少彦名命が粟島に到着して最初に上陸した地に鎮座してます。
粟嶋神社の御朱印~鳥取県米子市彦名町1404~
住 所鳥取県米子市彦名町1404祭 神少彦名命・大己貴命・神功皇后由 緒創建年は不詳。日本書紀と伯耆国風土記によると、少彦名命がこの地で粟を蒔いて、実ってはじけた粟の穂に乗って常世の国へ渡ったと記載されて...
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叶え杭

●叶え杭

この佐比賣山神社は、国引き神話に登場する佐比賣山(三瓶山)の麓に鎮座してます。
ということで、境内には国引き神話の杭にあやかって叶え杭という岩がありました。


どうやら、国引きの神・八束水臣津野命を祀る長浜神社で購入した願い綱を岩に結んで願掛けをすると願いが叶うそうです。

ちなみに願い綱を売っている長浜神社は、ここから約30km離れた地に鎮座してます。
遠いってもんじゃない(笑)


ちなみに願い綱が購入できる長浜神社の参拝記はこちらです。
長浜神社の御朱印~国引き神話の主人公を祀る~(島根県出雲市西園町)
所在地島根県出雲市西園町上長浜4258祭 神主祭神八束水臣津野命配祀神布帝耳神・淤美豆奴神由 緒創建年は定かではありませんが、710年以前には存在していたと思われる神社です。出雲国風土記の冒頭...
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国引き神話とは?

●ザックリと簡単に国引き神話とは?

まだ出雲の国ができたてホヤホヤの小さな国だった時代のお話し。

小さな出雲の国を見ていたヤツカミズオミツヌという神様はこう言いました。

『この国はなんて狭いのだ・・・』

『最初につくった国だから、少々小さくつくり過ぎてしまったようだ・・・(汗)』

『どうやったら大きな国にできるのか・・・』

『そうだ!近くの国から土地を引っぱってきて、出雲の国と合体させちゃおっ』

そんなこんなで
『どこかに余った土地がないかなぁ・・・』
と思い、辺りを見渡すと、海の向こうの新羅の国(現・韓国)に余った土地を見つけちゃいました。

ということで、その土地を出雲に引寄せることに。

ヤツカミズオミツヌは、大きなクワで新羅の余った土地を切り離し、その土地に綱をかけて『国来、国来(クニコ、クニコ)』と言いながら出雲の地へ引き寄せました。

そして土地と土地を縫い合わせて、杵築のみさき(現・日御碕から平田市小津付近)が完成。
このとき、引き寄せた国を固めるために立てた杭が佐比売山(三瓶山)になり、引き寄せた綱が園の長浜となりました。

その後、北陸などから国を引き寄せました。
例のごとく、土地と土地を縫い合わせて、島根半島が完成。
このとき、引き寄せた国を固めるために立てた杭が大山になり、引き寄せたが鳥取県の弓が浜となりました。

無事、国引きを終えたヤツカミズオミツは意宇の杜に杖を突き立て『おう(おえ)』と言いました。
その場所が意宇の森(おうのもり)になったといいます。

完。


出雲国風土記の国引き神話によると、薗の長浜(園の長浜)は島根半島と佐比売山(三瓶山)とをつなぐ綱であると記されています。

長~い砂浜の先には佐比売山(三瓶山)。
確かにそういわれると、稲佐の浜から見る園の長浜(綱)と三瓶山(杭)は、長い綱で繋がってるように見えますね!

それにしてもこの国引き神話は何が言いたいのでしょ?(笑)
単純に、出雲国の領土を拡大していったよ~ということを、ファンタジー風味に仕上げた物語なのかなぁ?
それとももっと深いメッセージがあるのかなぁ?

クニコ、クニコ・・・口癖になりそうです。

ちなみにこちらに国引き神話の舞台となった稲佐の浜のことを書いてます。
稲佐の浜(沖御前神社)の御朱印情報と参拝記~国譲りと国引き神話と神在月をわかりやすく解説~
稲佐の浜とは?●ザックリと簡単に稲佐の浜とは?ザックリと簡単に稲佐の浜とは古事記では伊那佐の小濱。日本書紀では五十田狭の小汀と記載されている砂浜です。国引き神話・国譲り神話の舞台として有名な浜で、...



そしてこちらが杭となった佐比売山(三瓶山)です。

●三瓶山
三瓶山は、全国に110ある活火山の1つです。
直径1.2kmの爆裂火口を取り囲んで6つの峰があり、最高峰は1126m。
最後の噴火は約4000年前といわれています。
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哲学の小道

●哲学の小道

本殿の周りには哲学の小道という飛び石がありました。

これまでの人生を振り返り、現実を見つめて、未来を夢見て歩く道なんだって。



1個目の石 → 誕生
20個目の石 → 20歳
33個目の石 → 厄年(女)
42個目の石 → 厄年(男)
60個目の石 → 還暦

最後の石は、102個目となっております。
なんで102???
どうやら、最高齢の氏子さんの102歳にちなんで、最後の石を102個目にしたんだって!

そんなこんなで、42個目の石で立ち止まる。
そして振り返る・・・結構、生きてるなぁ~私。


哲学の小道の途中には、いつくかの人生訓が立ってました。
死ぬまで笑って過ごしたいですなぁ。
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その他の見どころ

●タブノキ

拝殿の横には巨大なタブノキがありました。
一体全体、樹齢何年なんでしょ?
相当な存在感でした。


●境内社と力石

●境内社(写真左)
哲学の小道の途中にある境内社です。
どなたが祀られてるのでしょ?

●力石(写真右)
江戸時代、力自慢の男達が力競べをした石です。

御朱印情報

●御朱印情報
御朱印は境内入口付近にある宮司さんのお宅で頂けます。

佐比賣山神社の地図

 

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