須我神社の御朱印~スサノオ夫婦の新居跡に鎮座~ (島根県雲南市大東町)

都道府県別
所在地島根県雲南市大東町須賀260
祭 神主祭神
須佐之男命・稲田比売命・清之湯山主三名狭漏彦八島野命
配祀神
武御名方命
由 緒古事記によると、八岐大蛇を退治した後、須佐之男命は妻・稲田比売命とともに住む土地を探したそうです。 そしてこの地に来て『気分がすがすがしくなった』と言い『須賀(須我)』と命名し宮殿を建てたといいます。これが日本初の宮殿ということで、この神社は日本初之宮と呼ばれています。この時、須佐之男命が詠んだ歌『八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を』が日本初の和歌ということで和歌発祥の地としても知られています。そんなこんなで、その宮殿が後に須我神社になったそうです。
HP須我神社 | 日本初の宮 | 島根県雲南市大東町
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日本初之宮ならびに和歌発祥の地

●境内入口

日本初之宮ならびに和歌発祥の地ならびに出雲という国名の発祥の地であります須我神社に到着。
この須我神社は、延喜式神名帳には記載されてませんが、出雲国風土記に須我社と記載されている古社です。
そして出雲国神仏霊場・第16番札所でもあります。

なんだか、魅力的な肩書きというかパワーワードがテンコ盛りなので、参拝前からテンションが爆上がりです。

●日本初之宮の碑

古事記によると、ヤマタノオロチを退治した後、スサノオは妻・クシナダヒメとともに住む土地を探したそうです。
そしてこの地に来て『気分がすがすがしくなった』と言い、この地を須賀(須我)と命名し宮殿を建てたんだって。
これが日本初の宮殿ということで、この神社は日本初之宮と呼ばれてます。


●和歌発祥の地の碑

そして宮殿を建てた後、
美しい雲が立ち昇るのを見たスサノオは
八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに
八重垣作る その八重垣を

という歌を詠んだそうです。

これが日本初の和歌ということで和歌発祥の地としても知られています。

ちなみに歌の内容を簡単に訳すと
たくさんの雲が湧き立つ出雲の地で
幾重にもめぐらした垣
それは妻が住むために作った垣
ああ、なんと素晴らしい垣よ

みたいな意味です。

ちなみにこの和歌に出てくる出雲八重垣というフレーズが、出雲という国名の由来になったんだって。

話しが脱線しますが、古今和歌集で紀貫之は、和歌の始祖としてスサノオシタテルヒメの名を挙げてるそうです。

スサノオは、31文字の短歌の元祖
シタテルヒメは、音数の整わない和歌であるえびす歌の祖といわれています。

ちなみにシタテルヒメは、大国主命と田心姫(宗像三女神の1柱)の子です。


●シタテルヒメを祀る売豆紀神社の参拝記はこちら
売豆紀神社の御朱印~和歌の祖神・下照比売命を祀る~ (島根県松江市雑賀町)
所在地島根県松江市雑賀町1663祭 神主祭神下照比売命配神天照大神・豊受比売命・倭媛命社 格式内社由 緒創建年は不詳。733年に編纂された出雲国風土記に記載されていることから、それ以前...


そんなこんなで、、スサノオとクシナダヒメの夫婦生活を想像してみたひと時。
それにしても何でこんな山奥を選んで暮らしたのでしょうかねぇ。
別の土地に行って『あれ?こっちの方がもっとすがすがしいじゃん』みたいなことにはならなかったのだろうか。
さらに別の土地に行って『あれれ、こっちの方は超すがすがしいぞ』みたいなことに・・・。
となれば神社名は須我神社。
くっ・・・くだらない。。


そんなことより、拝殿の両サイドにそびえ立つ2本の杉が、スサノオとクシナダヒメのように見えたひと時。
2本の杉を見上げて、ついでに深呼吸・・・あぁ~、すがすがしい~ぃ。

と、強引にスサノオさんと同じ気持ちになってみる。
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神門と拝殿と本殿

●神門

●神門
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造

神門には1対の木造・狛犬が安置されてました。
阿形の狛犬には角、吽形の狛犬の頭上には宝珠が乗ってました。


●狛犬

●狛犬
・1816年建立
・出雲丹後型

島根は来待石の産地だけあって、来待石の石造物が多いです。
来待石はもろい石なので、劣化している狛犬が多いです。


●拝殿


●拝殿
・建立年不明
・瓦葺 軒破風付き入母屋造
・出雲国神仏霊場・第16番

この地は、出雲風土記に須我社・須賀山・須我小川、風土記抄に須我村と記載されてるそうです。
そんなこんなでこの地は、太古の昔から須我と呼ばれていたみたいです。

しかし1532~1554年に、この地の地頭・中沢豊前守が諏訪大社の武御名方命を合祀して以来、この地は諏訪村と呼ばれるようになったそうです。
でも1889年に、もとの須我という地名に戻されました。

勝手に改称され、そして勝手に解消され・・・。
その時、タケミナカタさんはどんな気持ちだったんだろう・・・(笑)


●本殿

●本殿
・建立年不明
・銅板葺 大社造

主祭神は、須佐之男命・稲田比売命・清之湯山主三名狭漏彦八島野命。
清之湯山主三名狭漏彦八島野命はスサノオとクシナダヒメの子です。

ちなみに、清之湯山主三名狭漏彦八島野命と書いてスガノユヤマヌシミナサロヒコヤシマノミコトと読むそうです。

名前が長すぎて・・・読み方がわかったところで、覚える気が起こらない(笑)


ちなみに縁結び占いで大人気の八重垣神社は、もともとこの地に鎮座していたそうです。
八重垣神社には、スサノオがヤマタノオロチを退治する際、生贄となっていたクシナダヒメを助け出し、八重垣を作ってかくまったといわれる鏡の池があります。

そんなこんなで、八重垣神社の参拝記はこちら
八重垣神社の御朱印~大人気の縁結びスポット~ (島根県松江市佐草町)
所在地島根県松江市佐草町227祭 神主祭神素盞嗚尊・稲田姫命配祀神大己貴命・青幡佐久佐日古命由 緒社伝によると、素盞鳴尊が八岐大蛇を退治する際、生贄となっていた櫛稲田姫を助け出し、佐草の郷にあ...
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境内社

●境内社

●海潮神社(写真左)
・天神神社・大石神社・山神神社を合祀

●弁護荒神社(写真中)
・神木を祀る

●若宮神社(写真右)
・稲荷神社・秋田神社・火守神社・琴平神社・木山神社を合祀
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夫婦岩(奥宮)

●夫婦岩(奥宮)

須我神社から約2キロ離れた八雲山の中腹には、須我神社の奥宮とされる夫婦岩があります。

この巨石は磐座、すなわち古代の祭祀場で、もともとは須我の地の総氏神として信仰されていたそうです。
どうやらこの地では、須我神社と奥宮を参拝する二宮詣りという風習があるみたいですよ。

●夫婦岩
・左 → クシナダヒメ
・中 → スサノオ
・右 → スガノユヤマヌシミナサロヒコヤマノミコト

ということで須我神社同様、家族3人が仲良く祀られてます。

ちなみに中央の岩(スサノオ)は、地上に出ている部分だけでも6mもあるそうです。
私がイメージするスサノオと同じで、とっても力強いパワーを放射してました。
まるで両脇に妻と子を抱えて、家族を守ってるような。
私にはそう見えました。
これぞ、漢の中の漢。


●夫婦岩(奥宮)へのアクセス

●駐車場
登山口(?)のすぐ近くに無料駐車場があります。

駐車場から夫婦岩(奥宮)までは約400mです。
余計なお世話かも知れませんが、山道なので歩きやすい服装と靴がいいんじゃないかと思います。
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神紋とオリジナル絵馬

●神紋

八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を

ということからなのでしょうか。
神紋は、雲が8つで八雲でした。


●オリジナル絵馬

絵馬は、ヤマタノオロチ退治とスサノオ・クシナダヒメがデザインされてました。

御朱印情報

●御朱印情報
御朱印は種。
通常の御朱印と、出雲国神仏霊場があります。

いずれの御朱印も、社務所で頂きました。

行事・神事

●行事・神事
●2月17日・・・百手の的神事
・悪鬼退散・五穀豊穣を祈願。

●6月30日・・・茅之輪神事
・須佐之男命の蘇民将来伝説にまつわる茅の輪神事。

●8月22日・・・茣蓙替祭・八雲祭
・神前に新茣蓙を奉納する祭。

●9月27日・・・鹿食神事
・もともとは鹿の頭をお供えしていた神事。
現在は、ナスを輪切りにしたものを鹿の頭に見立ててお供えしてるそうです。
国家安泰・五穀豊穣を祈願。

●9月28日・・・例大祭
・代表的な出雲神楽である海潮神代神楽が奉納されます。

須我神社の地図

夫婦岩(奥宮)の地図

スサノオゆかりの地

スサノオゆかりの地をまとめてみました。

●スサノオの足跡を探す旅~スサノオゆかりの地~
スサノオの足跡を探す旅~スサノオゆかりの地~(14スポット)
スサノオの生誕地●江田神社宮崎県宮崎市阿波岐原町産母127スサノオが生まれたみそぎ池がある神社。スサノオが乗った船●韓竈神社島根県出雲市唐川町408古事記では高天...
●メニュー
・スサノオの生誕地
・オロチ退治に使用した酒壺を祀る
・スサノオがオロチを退治した場所
・天叢雲剣(草薙剣)発祥地
・オロチの首を埋めた地
・スサノオ夫婦の新居跡
・スサノオ終焉の地
などなど・・・

随時更新していきます。
 

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