所在地 | 福岡県福岡市中央区天神2丁目2−20 |
---|---|
祭 神 | 主祭神 警固大神 相殿神 建角身神・豊玉姫命・神功皇后・応神天皇 |
由 緒 | 神功皇后の三韓征伐の際、神功皇后の船団を守護して勝利に導いた警固大神を福崎(現・福岡城本丸付近)に祀ったのが始まりといいます。1601年、福岡城の築城にともない下警固村(現・中央区天神付近)に遷座。その後、1608年に福岡城主・黒田長政が現在地に遷座して現在に至ります。 |
HP | 宗教法人 警固神社 |
鳥居と神門と狛犬
●境内入口
福岡市の中心部・天神のど真ん中に鎮座しています警固神社に到着。
警固神社と書いてけご神社と読みます。
この地は、平安時代に外交施設の鴻臚館を造営した地といわれています。
鴻臚館は、後に内陸部に移転して太宰府となります。
鎌倉時代後期には元寇の再来に備えて異国警固番役が設置されたそうです。
これが警固という地名の由来なんだって。
●鳥居
●鳥居
・1866年建立
・石製 明神鳥居
・福岡藩2代藩主・黒田忠之が寄進
そんなこんなで、参拝開始。
まず最初に登場するのは太い柱の明神鳥居。
石材は糸島市の可也山から切り出されたものらしいです。
可也山の御影石は、福岡藩初代藩主・黒田長政が日光東照宮の表門前に大鳥居として寄進したものが有名です。
その後、福岡藩2代藩主・黒田忠之が、江戸城内の紅葉山東照宮(現・皇居紅葉山養蚕所)に可也山の御影石を使った鳥居を寄進しています。
しかしその鳥居は1873年に明治政府が上野東照宮に移築しちゃいました。
ということで、現在も池之端参道に不忍口鳥居として現存しています。
そんなこんなで警固神社の鳥居は、日光東照宮・上野東照宮と兄弟鳥居なんだね!
ちなみに扁額は、福岡藩12代藩主・黒田長知の筆でした。
もともと警固神社は、福岡城の本丸付近に鎮座していたそうです。
1601年、福岡城の築城にともない下警固村(現・天神付近)に遷座。
その後、1608年に黒田長政が現在地に遷座したんだって。
ということで、警固神社は福岡城の鎮守として、また2代藩主・黒田忠之が産神にするなど歴代藩主が篤く崇敬したそうですよ。
●参道
そんなこんなで、鳥居をくぐって参道へ。
境内は、都会の神社とは思えないくらいガラーンとしていました。
やたらと空が開けていて、街中にいることを忘れてしまいそうなくらいの開放感でした!
神社の隣に、これまたガラーンとした警固公園があるせいで、境内はまるで都会にポッカリと穴が空いたような異空間になっていました。
●神門
●神門
・2008年建立
・銅板葺 三間一戸 切妻造
続いて、新しめの神門に到着。
こちらの神門は、2008年の式年遷宮の際に立て替えられたものらしいです。
●狛犬
●狛犬
・1991年奉納
●狛犬の台座
・1827年奉納
もともと台座には青銅製の狛犬がいたそうですが、太平洋戦争時の金属類回収令で供出されちゃったみたいです。
ちなみに、台座に刻まれている石匠 廣田文市というお方は、福岡県で唯一の総理大臣・廣田弘毅さんの祖父なんだって。
福岡市の中心部・天神のど真ん中に鎮座しています警固神社に到着。
警固神社と書いてけご神社と読みます。
この地は、平安時代に外交施設の鴻臚館を造営した地といわれています。
鴻臚館は、後に内陸部に移転して太宰府となります。
鎌倉時代後期には元寇の再来に備えて異国警固番役が設置されたそうです。
これが警固という地名の由来なんだって。
●鳥居
●鳥居
・1866年建立
・石製 明神鳥居
・福岡藩2代藩主・黒田忠之が寄進
そんなこんなで、参拝開始。
まず最初に登場するのは太い柱の明神鳥居。
石材は糸島市の可也山から切り出されたものらしいです。
可也山の御影石は、福岡藩初代藩主・黒田長政が日光東照宮の表門前に大鳥居として寄進したものが有名です。
その後、福岡藩2代藩主・黒田忠之が、江戸城内の紅葉山東照宮(現・皇居紅葉山養蚕所)に可也山の御影石を使った鳥居を寄進しています。
しかしその鳥居は1873年に明治政府が上野東照宮に移築しちゃいました。
ということで、現在も池之端参道に不忍口鳥居として現存しています。
そんなこんなで警固神社の鳥居は、日光東照宮・上野東照宮と兄弟鳥居なんだね!
ちなみに扁額は、福岡藩12代藩主・黒田長知の筆でした。
もともと警固神社は、福岡城の本丸付近に鎮座していたそうです。
1601年、福岡城の築城にともない下警固村(現・天神付近)に遷座。
その後、1608年に黒田長政が現在地に遷座したんだって。
ということで、警固神社は福岡城の鎮守として、また2代藩主・黒田忠之が産神にするなど歴代藩主が篤く崇敬したそうですよ。
●参道
そんなこんなで、鳥居をくぐって参道へ。
境内は、都会の神社とは思えないくらいガラーンとしていました。
やたらと空が開けていて、街中にいることを忘れてしまいそうなくらいの開放感でした!
神社の隣に、これまたガラーンとした警固公園があるせいで、境内はまるで都会にポッカリと穴が空いたような異空間になっていました。
●神門
●神門
・2008年建立
・銅板葺 三間一戸 切妻造
続いて、新しめの神門に到着。
こちらの神門は、2008年の式年遷宮の際に立て替えられたものらしいです。
●狛犬
●狛犬
・1991年奉納
●狛犬の台座
・1827年奉納
もともと台座には青銅製の狛犬がいたそうですが、太平洋戦争時の金属類回収令で供出されちゃったみたいです。
ちなみに、台座に刻まれている石匠 廣田文市というお方は、福岡県で唯一の総理大臣・廣田弘毅さんの祖父なんだって。
拝殿と本殿
●拝殿
●拝殿
・建立年不明
・本瓦葺 妻入り切妻造
主祭神は警固大神。
警固大神・・・聞いたことないなぁ(^^;)
いうことで調べてみることに。
なんと警固大神とは神直毘神・大直毘神・八十禍津日神のことだったという!
この3柱は、古事記・日本書紀に登場する神様です。
ちなみに
・神直毘神 → かむなおひのかみ
・大直毘神 → おほなほひのかみ
・八十禍津日神 → やそまがつひのかみ
と読みます。
黄泉の国から逃げ帰ったイザナギは、禊を行って黄泉の穢れを祓いました。
その際に生まれたのが八十禍津日神。
八十禍津日神がもたらす禍(災厄)を直すために生まれたのが神直毘神。
その後、2番目に生まれたのが大直毘神です。
この3神を祀る神社ってなかなか珍しいですね!
ここ福岡県では、櫻井神社(糸島市)・直日神社(直方市)で祀られていますよ。
●本殿
●本殿
・江戸時代前期建立
・銅板葺 流造
・福岡藩3代藩主・黒田光之が寄進
この本殿は、1688年に福岡で起こった大火の後、3代藩主・黒田光之が再建したものらしいです。
●拝殿
・建立年不明
・本瓦葺 妻入り切妻造
主祭神は警固大神。
警固大神・・・聞いたことないなぁ(^^;)
いうことで調べてみることに。
なんと警固大神とは神直毘神・大直毘神・八十禍津日神のことだったという!
この3柱は、古事記・日本書紀に登場する神様です。
ちなみに
・神直毘神 → かむなおひのかみ
・大直毘神 → おほなほひのかみ
・八十禍津日神 → やそまがつひのかみ
と読みます。
黄泉の国から逃げ帰ったイザナギは、禊を行って黄泉の穢れを祓いました。
その際に生まれたのが八十禍津日神。
八十禍津日神がもたらす禍(災厄)を直すために生まれたのが神直毘神。
その後、2番目に生まれたのが大直毘神です。
この3神を祀る神社ってなかなか珍しいですね!
ここ福岡県では、櫻井神社(糸島市)・直日神社(直方市)で祀られていますよ。
●本殿
●本殿
・江戸時代前期建立
・銅板葺 流造
・福岡藩3代藩主・黒田光之が寄進
この本殿は、1688年に福岡で起こった大火の後、3代藩主・黒田光之が再建したものらしいです。
境内社
●今益稲荷神社
●今益稲荷神社
・建立年不明
・拝殿 → 本瓦葺 妻入り切妻造
・本殿 → 銅板葺 流造
・宇迦之御魂神を祀る
鳥居参道の途中におられる笑い狐(狛狐)が人気の境内社です。
●天照皇大神宮と菅原神社
●天照皇大神宮(写真左)
・天照大御神を祀る
●菅原神社(写真右)
・菅原道真を祀る
●今益稲荷神社
・建立年不明
・拝殿 → 本瓦葺 妻入り切妻造
・本殿 → 銅板葺 流造
・宇迦之御魂神を祀る
鳥居参道の途中におられる笑い狐(狛狐)が人気の境内社です。
●天照皇大神宮と菅原神社
●天照皇大神宮(写真左)
・天照大御神を祀る
●菅原神社(写真右)
・菅原道真を祀る
御神水と灯籠と足湯
●御神水
御神水と聞くと、神威に満ちたパワーウォーターをイメージしてしまいますが、なんとこの御神水は、良質な天然水を生み出す地層を再現したミネラルクリスターで作られた水なんだと!
ハイテクなパワーウォーターだなぁ!
●足湯
●足湯
・2012年建立
なんと境内には足湯があるという!
ということで、歩き疲れた足を癒しちゃおぉぉぉ!
と思ったのですが、お爺ちゃんとお婆ちゃんが仲良く入浴中!
デートの邪魔をしちゃいかんということで、足湯は諦めました^^
説明板によると、この足湯はぽかぽかクリスターという天然ミネラルたっぷりの温泉質なんだって。
どうやら、御神水と同じ会社の水を利用しているみたいですね。
ちなみに入浴料は無料。
タオルをお持ちでない方は、社務所でタオル(100円)を購入することができます!
●灯籠
●灯籠
・1901年建立
●境内の風景
そんなこんなで、境内をプラプラと散策。
石をよく見てみると、どさくさに紛れて引退手水鉢がリサイクルされていました!
ナイスリサイクルです!
御神水と聞くと、神威に満ちたパワーウォーターをイメージしてしまいますが、なんとこの御神水は、良質な天然水を生み出す地層を再現したミネラルクリスターで作られた水なんだと!
ハイテクなパワーウォーターだなぁ!
●足湯
●足湯
・2012年建立
なんと境内には足湯があるという!
ということで、歩き疲れた足を癒しちゃおぉぉぉ!
と思ったのですが、お爺ちゃんとお婆ちゃんが仲良く入浴中!
デートの邪魔をしちゃいかんということで、足湯は諦めました^^
説明板によると、この足湯はぽかぽかクリスターという天然ミネラルたっぷりの温泉質なんだって。
どうやら、御神水と同じ会社の水を利用しているみたいですね。
ちなみに入浴料は無料。
タオルをお持ちでない方は、社務所でタオル(100円)を購入することができます!
●灯籠
●灯籠
・1901年建立
●境内の風景
そんなこんなで、境内をプラプラと散策。
石をよく見てみると、どさくさに紛れて引退手水鉢がリサイクルされていました!
ナイスリサイクルです!
御朱印情報
●御朱印の種類
・警固神社の御朱印
●御朱印の受付場所
・社務所
●御朱印の受付時間
・9:00~16:00
●御朱印の初穂料(料金)
・500円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
●サイズ
・16cm × 11cm
●初穂料(料金)
・2000円
・2013年9月22日 参拝
・2021年2月 更新
・警固神社の御朱印
●御朱印の受付場所
・社務所
●御朱印の受付時間
・9:00~16:00
●御朱印の初穂料(料金)
・500円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
●サイズ
・16cm × 11cm
●初穂料(料金)
・2000円
・2013年9月22日 参拝
・2021年2月 更新
参拝情報とアクセス
●社務所
・9:00~18:00
(1月1~7日は9:00~21:00)
●参拝料
・無料
●定休日
・無休
●足湯
・無料
タオルをお持ちでない方は、社務所でタオル(100円)を購入することができます。
●最寄りの駅
・西鉄・福岡天神駅から徒歩1分
・地下鉄空港線・天神駅から徒歩3分
●最寄りのバス停
・西鉄バス
天神警固神社・三越前から徒歩1分
●駐車場
・有料の専用駐車場あり
・9:00~18:00
(1月1~7日は9:00~21:00)
●参拝料
・無料
●定休日
・無休
●足湯
・無料
タオルをお持ちでない方は、社務所でタオル(100円)を購入することができます。
●最寄りの駅
・西鉄・福岡天神駅から徒歩1分
・地下鉄空港線・天神駅から徒歩3分
●最寄りのバス停
・西鉄バス
天神警固神社・三越前から徒歩1分
●駐車場
・有料の専用駐車場あり