十日恵比須神社の御朱印~福岡で大人気のエビスさん~(福岡県福岡市博多区)

都道府県別
所在地福岡県福岡市博多区東公園7−1
祭 神事代主命・大国主命
由 緒香椎宮社家の武内平十郎が博多に分家し、神屋と号して商売を営んでいたそうです。1591年、武内平十郎が香椎宮・筥崎宮を参拝した際、香椎浜に流れついた恵比須像を拾ったという。それを自宅に持ち帰って祀ったところ家運が隆盛したそうです。1592年、武内平十郎が恵比須像を拾い上げた場所に社殿を建立。それがこの神社の始まりといいます。1681年、4代目・平十郎が創建90年にともない崇福寺境内に社殿を再建。1929年、福岡県の指示により崇福寺境内から東公園に遷座したそうです。
HP十日恵比須神社
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鳥居と狛犬

●東公園


JR吉塚駅から徒歩6分。


●境内入口

東公園内に鎮座する十日恵比須神社に到着。

この十日恵比須神社は、毎年1月8日~11日に行われる正月大祭が有名な神社で、商売繁昌・家内安全・開運招福を祈願する参拝者で賑わうんだって。


~画像は説明板より~

正月大祭開催中に訪れる参拝者はなんと100万人! 露店の数は300店以上! 空くじなしの縁起物が当たる福引きが人気らしく、景品にはなんとオリジナル御朱印帳もあるんだとか!

本日は雨ということもあってか、すれ違った参拝者は1名。
このように普段は落ち着いた神社なのかも知れない。

境内はこじんまりとしていて、ここに100万人もの参拝者が押し寄せると思うとちょっとゾッとします。

そんなこんなで、参拝開始。


●鳥居①

●鳥居①
・1971年建立
・明神鳥居

まず最初に登場するのは石製の明神鳥居。
どうやらこの鳥居は鎮座380年を記念して建立されたものみたいです。

鳥居建立の380年前は1591年。
ということで、この神社は秀吉さんの九州征伐後の鎮座となります。

もともとこの神社は、1591年に武内平十郎が拾った恵比須像を自宅に祀ったのが始まりといいます。

その後1592年、恵比須像を拾い上げた場所に社殿を建立。

そして1681年、崇福寺境内に社殿を再建。

1929年、現在地に遷座したんだって。


●狛犬

●狛犬
・2008年奉納

小さい頭とゴッツいボディー。

護国型の成分が入ったこの狛犬ちゃんは、筥崎宮や香椎宮や太宰府天満宮や水鏡天満宮など、福岡でよくお見かけするタイプの狛犬ちゃんです。

元伊勢・籠神社(京都)の狛犬に似ていることから、籠神社型狛犬と呼ぶ人もいるそうですよ。


~画像は説明板より~

説明板の写真には、古そうな狛犬ちゃんの姿を確認することができました。

どうやら、もともとここには構え獅子の狛犬ちゃんがいたみたいです。

現在の狛犬ちゃんは天皇陛下即位20年を記念して奉納されたものということなので、2008年までは構え獅子の狛犬ちゃんがいたんですね。


●手水舎

なんと手水はの口から出てるという!

縁起物から出てるというだけで、なんだか御利益がありげな水に見えてきました。

ちなみにこの水は、明治時代初期に良質な飲料水を確保するために掘った井戸水(松原水)を使用している模様。
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拝殿と本殿

●拝殿

●拝殿
・建立年不明(1929年?)
・銅板葺 切妻造

●祭神
・事代主命(エビス様)
・大国主命(ダイコク様)

事代主さんは、事代主系エビス神社の総本社・西宮神社から勧請。

大国主さんは、出雲系神社の総本社・出雲大社から勧請。

ちなみに事代主さんは大国主さんの子です。

ということで、ひとつ屋根の下で親子仲良く住まわれてるんですね(多分)


十日えびすといえば、大阪の十日戎が有名です。
大阪はエビスさんとダイコクさんを分けてお祀りしているけど、こちらの神社では一緒にお祀りされているのが特徴。

西日本では当たり前のように行われている十日えびすですが、実は十日えびすは関西を中心としたお祭りで関東にはないという!


もともとこの神社には事代主さんだけが祀られていましたが、1952年に出雲大社から大国主さんを合祀したんだって。

ということで、拝殿には出雲系神社のシンボルであります太い注連縄がありました。

ひとり暮らしの息子の家に親が転がり込んできたみたいな感じ?

しかも親は家を出雲仕様にしちゃった(笑)
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●本殿

●本殿
・建立年不明(1929年?)
・銅板葺 流造

この神社は、1591年に武内平十郎が拾った恵比須像を自宅に祀ったのが始まりといいます。

エビスとは、本来は異邦人や漂着物やクジラ、はたまた水死体を指す言葉だといわれています。
そういったものをエビスと呼んで丁重に扱っていたんだって。

ということで、こちらにお祀りされているのは漂着物パターンのエビスさんということになります。


●エビス神とは?

エビスさんといえば、漁業・商売繁盛・開運招福の御利益があるとされる人気の神様。

そんなエビスさんには蛭子系事代主系という二系統のエビスさんがあるということはあまり知られていません。

蛭子系・エビス神社の総本社は兵庫県の西宮神社

事代主系・エビス神社の総本社は島根県の美保神社
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●ザックリと簡単に蛭子神とは?
蛭子神とは、国産みの際、イザナギとイザナミとの間に生まれた最初の神様です。

しかし、子作りの際に女神であるイザナミから声をかけたことが原因で不具の子として生まれてしまいました。
そんなこんなで、蛭子神は葦の舟に入れられてオノゴロ島から海に流されてしまいました。。

ちなみに蛭子と書いてヒルコと読みます。
水蛭子・蛭児と表記されることもあります。
蛭子能収さんのように、蛭子と書いてエビスと読んじゃったりもします。

エビスとは、本来は異邦人や漂着物やクジラ、はたまた水死体を指す言葉だといわれています。
そういったものをエビスと呼んで丁重に扱っていたんだって。

それがいつしかインドや中国から渡ってきた七福神と結びついて福の神となりました。

江戸時代には庶民にも広く信仰されるようになり、商売繁盛・漁業の神様・えべっさんとして親しまれ、現在に至ります。

こちらに蛭子神について詳しく書いています。
蛭子神(ヒルコのカミ)
イザナギとイザナミの失敗作 エピソード イザナギとイザナミの国生みで最初に生まれた子だったが まぐわいの儀式の段取りを間違ってしまい不完全な子が生まれたよ。 3歳になっても足が立たなかったので海に流したんだ。 [2]イザ

●ザックリと簡単に事代主神とは?
事代主命とは大国主命の子で、国譲り神話で登場する神様です。

建御雷神が大国主命に国譲りを迫った際、大国主命は『私1人では決められないから、息子にも聞いてみてください』といいました。
そんなこんなで、建御雷神は美保関で釣りをしていた事代主命のところへ行き、国譲りの交渉をしました。
そして、事代主命は国譲りを承諾しました。

この神話からもわかるように、事代主命は釣り好きの神様です。
釣り竿と鯛を持ったエビス像は、この神話をモチーフにしているんですね。
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その他の見どころ

●鳥居②と灯籠

●鳥居②(写真左)
・1903年建立
・明神鳥居

境内の南口にも鳥居がありました。

●灯籠(写真右)
・製作年不明
・陶器製

その他、陶器製の灯籠もありました。


●えびす銭
写真を撮ることができなかったのであれですが、授与所にえびす銭という縁起が良さそうな小銭が、テイクフリー的な感じで置いてありました。

どうやら、この銭を借りて帰ることができるらしいです!
すごく気になるアイテムでしたが、この銭を借りたら必ず1年後に返しに来なければいけないというルールがあるという!

借りパク癖があるので返しにくる自信がない・・・( ̄▽ ̄;)

ということで、今回は見送ることに。


●えびす銭とは?
縁起の良いお金を借りて、それを元金に商売をして翌年にして返す。
お金を倍にして返したら、またお金を借りて行く。

という風習があったそうです。

そんなこんなでえびす銭は、その風習になぞらえて現代風にアレンジしたものらしいですよ。
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御朱印情報

●御朱印の種類
・十日恵比須神社の御朱印

●御朱印の受付場所
・授与所

●御朱印の受付時間
・9:00~17:00

●御朱印の初穂料(料金)
・300円

●期間限定・特別御朱印
・なし

●オリジナル御朱印帳
・福引御朱印帳
※福引きの景品で頂けるそうです。


・2013年9月7日 参拝
・2021年2月 更新
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参拝情報とアクセス

●参拝時間
・境内自由

●授与所
・9:00~17:00

●参拝料
・無料



●最寄りの駅
・JR吉塚駅から徒歩6分
・地下鉄・千代県庁口から徒歩5分

●駐車場
・なし

十日恵比須神社の地図

 

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